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許斐 千種
Last Update:2019/09/16(月) 21:34

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読み仮名このみ ちぐさ
性別
年齢19歳
立場大学部1年
戦績2戦1勝1敗
戦闘
エロール不可
NG事項排泄系/重グロ/長期の束縛
私書箱chigusa
PL発言緊急時のみ可
写真・画像など1567527307.jpg


 ▼Comment
【年齢】19歳
【性別】♀
【好き】愛と勇気・善行
【嫌い】勇気も愛も意志も力も無い人間・悪行
【身長/体重】170cm/??kg


【性格】
人倫に篤く、常に笑顔を崩さず敬語で応じる。
行動原理は根性論偏重。幼少から覚悟を促される家庭環境に置かれており、エクストラ、即ち半社会人としての活動期間も有り、翻って、鬱結した反社会的思想を備える。


【容姿】
腰にくっ付くくらいまで伸ばされた、僅かに色素が抜けて亜麻色がかった長髪。
睫毛は長く、目尻は細く垂れて、瞳自体が少し朧げな色を帯びる。
肌は不健康か否か微妙な程度に青白く、身長が高いぶん、少し痩せぎすな印象。


【衣服】
白のブラウスとゆったりしたデニムスカートがデフォルト。
異能を用いる場合は、袖に物を仕舞える工夫を施した狩衣を纏う。特段着なければならない理由が有るわけでも無いが、本人曰く、道着やユニフォームのようなもの。


【異能】
式鬼を使役する陰陽術師。基本的には竹簡を綴った書を用いるが、用いずとも九字を切ったりと、要は集中力次第で行使は可能。

《蠱毒身・禍積厭魅(こどくしん・かしゃくのえんみ)》
自身に巣食う病理を凶の式鬼として使役し、他者を毒する外法の呪術。
医学的な発病はせず、籠めた"病"に起因する症状のみを押し付ける。
効果時間は短ければ数秒〜長くとも半日程度で、呪詛返しを行うことで即座に解除することも可能。

┗▼天龍
幅一尺足らず、人を五巻は出来る程の巨躯を誇る大百足。黒々とした外皮は堅牢で、なまくらの大顎は禍々しく軋み鳴る。
噛み付いた対象を呪い、籠める”病”は肺。効果が浅ければ喘鳴や咳、深ければ発作的な気道の閉塞や喀血を引き起こす。
呪詛を返す方法は、百足の息の根を止めること。

┗▼揺蛾
墨の滴のような鱗粉をこぼし、緩く優雅に宙を泳ぐ毒蛾。翅も肢も黒色で、全身に毒針毛を纏う。
毒針毛を刺した対象を呪い、籠める”病”は心臓。効果が浅ければ胸を締め付ける圧迫感、深ければ心臓を握られているような強い痛みを催す。
呪詛を返す方法は、毒蛾を打ち払うこと。

┗▼真蛇
凝る呪詛を纏って、邪悪に変じた双眸。瞳孔は蛇の如く縦に裂けた魔性の金瞳へ、縁取る白目は黒く染まる。
視線を合わせ続けた対象を呪い、籠める”病”は脳。効果が浅ければ耳朶の奥へ響く鈍痛、深ければ眼窩奥を抉るような疼きが平衡感覚を乱す。
呪詛を返す方法は、視線を遮ること。自身の瞬きでも効力を失う。

《その他》
単体では戦闘に不向きな程度の軽微な五行術、風水、地相、漏刻、天文に歴等、所謂陰陽師らしい事柄はある程度修めている。


【戦闘】
特徴的な呪術の他、生命への"渇え"を触媒とする呪いで常に頑健さと膂力が強化されており、病人という特性とは裏腹な力押しを得意とする。
逆に、手の内の技術を除く小回りや、直線以外の素早い動きは苦手。

┗▼長巻「無銘 伝勢州鍛冶」
全長六尺余。刃長三尺、柄も三尺のいわゆる長柄武器の一種。柄頭には半円状の小さな石突が嵌められている。
普段は小さな鈴に変じて持ち歩く。
同様の長柄武器である槍や薙刀に比べて、刀身が長い分先端に重心が掛かって重く、振り回すのには適さない…とされるが、片手でもぶんぶんと振り回す。


【経歴】
大昔、先祖が血に課した呪いにより特異性能力を継承してきた家系だが、代償として歴代の当主は不治の病を抱える。
千種も例に漏れず免疫不全を原因とした複数の病を発症していたが、禁呪と薬品を併用する事で13歳になる頃からエクストラとして活動。
勤務態度は極めて真面目で、奉仕に幸福を、助けた人の笑顔に無上の喜びを感じる点で”ヒーロー”は天職だった。
半年前。任務中にアウトサイドを見逃し、アウターエデンへと突如出奔する。
その際、追手として邂逅したエクストラ2名を殺害。

出奔した理由は、「安心に膿む社会への抑止」を行う力を得るため。
理不尽な不幸が溢れなければ、人は不幸に抗うことを忘れてしまうから、と。
誠心誠意、人類の事を考えて反社会的な鬼畜を志向し、アウトサイドへと転向した。


【備考】
経歴にある通り、不治の病とそれに起因する複数の合併症を併発しているが、ある禁呪を用いる事で進行はほぼ抑え込まれている。
加えて、副次的な不調に関しても幾つかの薬品で常に対処しているため、学業でも運動でも健常な異能者と遜色無い生活が可能。
出奔してから夏期休暇までは諸々の検査入院で費やしており、実質的な通学は9月から。
現在、悪役らしい振る舞いとはなにか、を試行錯誤中。

既知設定向け・エクストラとしての詳細
▼許斐家
家系図が残っているくらいには古い家柄だが一般的な知名度は皆無、エクストラ関係者でも管理する側ならば把握していることも有り得る、という程度。
歴代の当主は血文字で竹簡に記された陰陽道の指南書”血書幾許陰陽禁厭経註”を受け継ぐ特異性能力者で、エクストラが法的に認定され始めた初期からその管理化に収まっている。
そしてもう一つ当主が受け継ぐものが、原因不明の死病。
過去には死病の克服を試みた当主も多く、培われた術法に加えて医学の進歩も重なり、ここ数代遡った平均寿命は35〜40歳程。
先代は千種の母。父・弟もエクストラであり、共に肉体の一部を獣化させる異能を持つ。
┗《東嶽冥道之儀》
詳細不明。種々の宗教様式を取り入れた著名な祭祀の模倣で、無病息災・延命長寿を祈祷する。
当主ごとに効果は差が有り、今代当主は病魔の抑制に成功している一方で落ちた免疫力を回復させる程ではなく、病魔を身中に抱え続ける様はさながら生きた蠱毒。

▼エクストラとしての活動
12歳の頃、母の死に際して当主となり特異性能力を得る。
1年程の研修を終えた後は父のサイドキックとして活動しており、用いる異能も現在とは異なるものだった。
7年に及ぶエクストラとしての活動中も事件の大小を問わず力を尽くし、エクストラの管理機関からの評価も目立った功績こそ無いものの扱い易いと上々。件の事件まで、勤務態度は良好そのものだった。
┗《礼徳龍・闘諍修羅》
黄龍の別称を持つ十二天将・勾陳の力の一部を使役する。”一部”であるため実体は持たず、千種の背後に金鱗の龍の偉容のみが浮かび上がる。
守護に長けた地行の龍で、塹壕や土塁・石壁を即座に作ることで自身や味方、或いは一般人を守る。また、戦闘訴諍を司る性質から本人の身体能力強化にも長けるが、地に足を付けていなければ効果は十全に発揮されない。

▼アウトサイドへの脱走
エクストラの支援者を警護する任務中、襲撃者であるアウトサイドを他のエクストラと共に一度は捕らえるものの独断で解放する。支援者の命こそエクストラの尽力で守られたものの、アウトサイドと許斐千種は逃亡。
追跡に向かった8人のエクストラの内、6名はアウトサイドの反撃に遭い撤退。残る2名は許斐千種の父と弟で、撤退したエクストラの証言によると2名共が千種自身の手で殺害されている。
その後、消息不明。
スパイによると、現在はアウターエデンに身を寄せているとのこと。



【邂逅録】
・嶽丸さん@練武場「巌の様な鬼の方。好ましい心根を持つものの、情け深いきらいがあるでしょうか。」1敗
・???(玉響 命)@中庭「恐らくはエクストラ側の人間らしい。友誼を得たいと思えるほど、心地好い敵意。」1勝

【PL補足】
・エクストラ時代の既知設定歓迎。私書箱にてご相談頂ければ幸いです。
・ロルは中〜長文、返信は10〜30分程でムラ有。三点リーダ、ダッシュ、擬音、及びロル内独白有。
・主な活動時間帯は20:00〜27:00の間。
・キャラクターの核の部分を除いて、加筆・修正の可能性が高いです。
・画像は、Picrew 「私がかきそうなおんなのこがつくれる」様からお借りしました。


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Pass:
Miniりすと v4.01