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暮院 久韻
Last Update:2023/03/07(火) 23:08

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読み仮名くれいん くいん
性別
年齢14
立場中等部2年
戦闘
エロール
NG事項少年誌で謎の霧やフレームアウトが発生する程度の表現。 (お相手がする分には干渉致しませんがスルーはします)
私書箱bowgun
所属組織(自称)探偵部
PL発言常時可
写真・画像など1575641274.png


 ▼Comment
【外見】
Picrewの「??/きっしぃ/kishi 0.3ver」様。

【性格】
活発というか無鉄砲、何にでも首を突っ込む
探偵部の部長であり、兼唯一のメンバー。
……だったが、正式部員と仮入部員が一人ずつ
出来てしまった。本人が一番びっくりした。

結局集団行動は苦手という理由から、部員には
事情を汲んで貰いまた一人きりの部活に戻った。

探偵というものについて、度々以下の様に言及している。
×難事件を解決する者
×依頼内容を調査する者
◎人の事情に首を突っ込む者
「どんなに簡単な事件でも、首を突っ込まなければ解決は出来ない。」
との持論があり、事件解決や依頼遂行に必要な技術が揃っていようと
選り好みや見て見ぬ振りをするなら役に立たないのは一緒。と考え、
意図的に後先を見ずに行動する。
一般的に「探偵」といって想像されるイメージとの乖離については、
「侍」も一般的な認知と実像と創作でてんでバラバラなのだから
「自分の理想ではこう」と主張するのは自由と、開き直る。
実力や準備の不足した状況での介入は迷惑だという指摘についても、
そもそも統計的に、神宿でトラブルや悩みに直面する人というのは、
解決出来ない状況から助けてくれる誰かを待っているのではなく、
トラブルを機に理想の誰かと遭遇する機会を待っている場合が多く、
「そんな美味しい話は無い」と判れば結局一人で解決してしまいがち
なので、「それを告げに行く役目が果たせれば十分」……らしい。

趣味はUMA探し。超常現象が当り前の神宿では実在しても不思議ではない
……と、本人は主張している。

【能力】ゴールデン/ジョーカー
超不幸にして超幸運体質。
命を狙われるような現場に何の縁もなく居合わせる事は日常茶飯事。
けれど致命的な弾丸は何故か逸れ、急所に斬りかかる刀は折れたりする。
平穏無事とは無縁。

【概要】
双子が母胎内で融合した状態で生まれたキメラ。
異常なまでの幸運体質だった妹は、
全てが思い通りになる死ぬ程退屈な生に刺激を齎す存在がすぐ傍にあった。
異常なまでの不幸体質だった姉は、
母体内で終える筈だった不運塗れの生を長く続けなくてはならなくなった。
こうして一つの体に二つの相反する特異性を宿し、
少女はこの世に生を受けた。

脳は完全に同化しており個々の独立した人格の様なものはなく、
自身がキメラだという自覚も無い。
(知識としてキメラかハーフサイダーの類だとは理解している)




以下は蛇足。

読みづらい生い立ち/----------------------------------
初等部に上がる以前、ひょんな事から物騒なオニイサンを怒らせてしまい路地裏中を逃走する羽目になったけれど、子供の足では逃げ切れる筈もなく追い詰められた。
そこへ颯爽と現れたのは文武両道な天才学生でも眉目秀麗な剣士でも、ましてやグラマラスな女エージェントでも無く、どちらかといえばへっぽこな自称名探偵のもっさいオジサンだった。当然ながら多勢に無勢どころか一対一でも勝ち目の無いオジサンは戦わず、小娘を担いでひたすら逃げるのが精一杯という、実に格好悪い助けられ方を経験する。
けれど、路地の隙間から見える表通りを歩くどんな魅力的な人達でさえも「関わり合いは御免」と無視する空気の中に唯一飛び込んで来てくれたこの人物こそ、生意気な小娘にとっては救世主であり、生涯の目標とこの時定めてしまうのだった。
以降、探偵になる事を将来の夢に、推理物の文庫を読み漁り、気になる知識を貪欲に吸収した結果、初等部高学年では自身の知識量を鼻に掛け人間関係を拗らせる事も多々有ったけれど、中等部へ上がる頃にはクラスメートとの距離感も身に付いた(ただボッチデビューしただけともいう)。
この頃より、出会い頭に大声で美少女探偵という名乗りや、無駄に高い場所から飛び降りてくる、茂みから転がり出て来る等エキセントリックな言動が顕著になったが、此れは本人なりに「鼻に付く言動にならないよう敢えて道化に徹する」という理由の他、「自信満々で只者ではないと初対面で思わせる」為の心理的な駆け引きの一環との考えもあり、「唯の奇行が目立つ変人」と受け取られる事も相手の人柄を見極める材料であり、想定の内でもある。
内心ではどちらかといえば人見知りで、他人にいきなり声を掛けられる積極的な自分を演じる、自己暗示という側面も……。
ちなみに生涯の目標とは言いながらも、かの人物の事は「正直へっぽこ」「人間としてはともかく探偵としては見習いたくない」「やってはいけない事を大体踏み抜く」「首を突っ込むより代わりに助けを呼んでくれる方が役に立つ」等と結構酷評する。
以上の生い立ちから変な知識に妙に通じる面もあり(偶然覚えた事が「幸運にも」役に立つという場合が多い)、自身の特異性能力を未自覚である事も合わさり「知識・知能系特異性能力者」を自称する。そして試しに受けた選択式の知能テストの結果もずば抜けた成績となった為、ガルエデン入学審査でもそう判別されざるを得ず、現在に至るまで自身の能力を把握していない。
能力の影響で表を歩けばアクシデントに遭遇する事は日常茶飯事で、特異性指定暴力団の強面のオニイサンに絡まれ、追い駆けられる事も頻繁にあり、結果オニイサン達まで不幸体質(偶々落下した鉢植えが頭に直撃する等)の巻き添えになり、怒りをエスカレートさせ組を挙げ追い駆け回されるが全員不幸の巻き添えにし、気付けば組が壊滅した後……と、いったトラブルも「まぁこのくらいの事は神宿ならよくある事じゃない?」というノリで話す。此処だけは計算無しの天然ボケ(某先輩からも「(所属部署によっては)確かによくある」と証言を得たので益々無自覚になった)。
多少の変化/------------------------------------------
『化け猫様』の事件に関わった際、「自身の持つ願い」を自覚し向き合う切欠となる。「自身の理想像を演じる為に、困っている人間を見付ける事を内心喜び、他人を利用している」事に思い至り、此れを恥じ反省した事で、真に他者の為に行動できる人間を目指そうと決意を新たにする。その為かエキセントリックな言動が僅かに鳴りを潜めた(探偵と呼ばれれば喜んだりするところは変わらない)。この際『化け猫様』を捕獲する為に長時間眼を合わせる事となり、『目を三秒間見つめて、お願いを』するという条件を半ばまで満たしてしまった為、『化け猫様』関連の事件には首を突っ込めなくなっている(意図せず口を滑らせただけで受理される可能性がある為)。加えて自身が解決した一件とは出現する生物の種類や性格が違う等の『化け猫様』の亜種も多く、経験が活かせないどころか的外れになる可能性が高いと判断している事も要因。それでも、「手を貸して欲しい」と依頼されれば可能な範囲で助力は惜しまない、つもり。
目下、クラスメイトの迷子ペット探し等を引き受けるという活動が主。
その過程で路地裏に住み着く野良生物の事もよく知るようになり、不衛生且つ夏場は高温で冬場は極寒という劣悪な環境に暮らす生物達に心を痛め、保護活動等も自主的に行う。その所為か野良猫に悪戯する人間に容赦ない怒りを露にする(なんだったら暴力も辞さないと宣言する)等、やっぱりただ普通に危ない人間なのではという言動も見え隠れする。
ちなみに依頼の過程や結果で失敗する事があれば、落ち込んだり反省はしっかりとするけれど、主義を変えたり挫折したりするつもりはない様子。
初等部時代、クラスメートとの話題や価値観の不和から村八分がエスカレートし、持ち物を隠される等の嫌がらせを度々受ける。此の時、大好きな祖母からプレゼントされた筆箱を隠され泣きながら探し回った経験が原因で、人から贈られる物や思い出のエピソード等が有る物に少し病的な執着を持ちやすい。
隠された事自体よりも、「此れを贈ってくれた祖母が、それが原因で自分が泣いていると知ったらきっと悲しませてしまう。」という強迫観念の方が原因のよう。
縫ぐるみや古着が捨てられないのは序の口で、生地の再利用等で裁断される事にも難色を示す、可愛いアニマルお菓子が食べられない、親しい人物から送られたプレゼントの包装用紙、一緒に出掛けた店で出されたキャラクタープリントが入った紙コップ、その時のレシートが捨てられないetc……と、執着を持つ対象がかなり広く、基本的に人から物を贈られる事に難色を示すか、事前にかなり覚悟をする等、実生活にも支障が出る(友人関係を深く狭く維持しようとする事にも繋がる。)。ただし、そんなに親しくしていない相手から送られた物には余り頓着せず、軽く手を合わせるだけで処分するなり、大切にしてくれそうな人物に譲渡するなり、対応にはかなり斑がある。

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Pass:
Miniりすと v4.01