【名称】 くすのき とうが
【外見】 179cm 67s 黒髪のミディアムショート。 細身で、余分な肉を削ぎ落とした体躯。 刀法を扱う分腕の筋力がそれなりに厚く、肩幅がある。 それ以外は長距離、長期戦向けの体つき。アスリートのそれではなく、調査に必要なものを集中的に鍛えた結果の体躯。
【性格】 冷徹を装うお人よし。 仕事や荒事では冷徹に容赦なくを心がけるが、何だかんだで面倒を見てしまう、手心を加えるなど、甘い部分がある。親しくなるとその傾向は顕著。 それが未熟だと自覚はしており、わざと冷めた態度を取りたがる。 しかし、それが己の特性であるとも理解し、受け入れつつもある。アイデンティティの確立を終え、成熟を迎える過渡期。 反面、荒事になると愉しみを見出す傾向がある。本来探偵業には向かぬ性質であるが、秘密結社で活動する分には適正がある。
女癖は悪い方で、口説きはするが一夜の火遊び程度に留める。 口説くよりは世話を焼く方が勝ることも多いが。
【戦闘】 探偵業における基本的な荒事には素手を用いる。 しかし対アウトサイド、及びエクストラには剣術を持って対抗する。本来は時代錯誤であり、条理から外れた戦闘力を持つエクストラ、アウトサイドとの戦いには不向きに見られがちだが、異能を加味した剣術は尋常では測れぬ粋に到達している。 戦法は生き延びること、後々に影響の出る傷を負わぬことに特化しており、時に尋常離れした体捌きを見せる。 相手に対しても害することを厭わないが仮想空間であれ無闇に命を取ろうとはしない。
特異性能力「言霊:有言実行」 読んで字の如く。言霊の一種であり、言葉にしたものを現実と化す。 ――だが事象に干渉するような異能ではない。 効果を成すのは自分自身。「斬る」と宣言すれば、その言葉を現実にするために各種身体能力を強化する。 告げた言葉を現実にするため、自身の能力をブーストする。 宣言する言葉がシンプルであるほど強く、実現出来るという自信が強いほど効力は高い。 総じて、自信家にして、不遜であればあるほど強い。 欠点は己の技能頼みであることであり、自信が揺らげば弱まる。言葉にするだけで実行出来るとは限らないのは当然の話。 異能は飽くまでも補助。しかし裏打ちする考察力、判断力、そしてたゆまぬ努力がある時のみ、自信と呼ばれる唯一無二の力として現れる。
【得物】 「無銘」 黒塗りの鞘に納められた日本刀。柄も黒、鍔も黒。 刀身も黒なのが特徴だが、刃が無くただの鈍器でしかない。 しかし異常な程の剛性を持ち、乱暴に扱ってもひしゃげもしなければ欠けもしない。 刀というより鈍器として優れているが、言霊を「体の一部」として乗せられることにあり、『斬る』と宣言した場合のみ刃を発生させ、あらゆる物を文字通り斬り裂く。その対象は物質のみならず、相手の特異性能力にも及び、通常干渉不可能なものですら両断する可能性を秘めている。
無銘とされるが、本来の名は「神代(カミシロ)」と言い、言霊を乗せることで真価を発揮する業物である。
【背景】 両親は不明。 幼少よりアウトサイドと認定され、エクストラに殺されかけた際、素性の知れぬ男に拾われた過去を持つ。 戸籍上は「義父」となった男より剣術や探偵のイロハを習うが、現在音信不通。 ガルエデンの大学部に籍を置きつつ、潰れかけた義父の探偵事務所の所長代理に就任。 後に、所長就任。大学部との兼業に追われる。 時折事務所よりもちかけられた仕事で「偶々破壊活動をしている者の阻止」に行き付いたり、「偶々機密漏えい犯の行方探し」になっていたりする。 義父の正体がアウターエデンの秘密結社的な側面に属する事や、時折舞い込む以来も義父の差し金であることは察している。 義父が何を望むのかを知りたいという側面も持っている。その欲求の根底は、知的探求心と、性根の甘さから来るが、ある事件を通して大よそは察した。 その後は所長代理から所長に就任。 それは義父は追いつつも、義父の思惑ではなく自らの意思を持って行動するという、ある種の父親越えを済ませ、一人前として自立しきった証でもある。
【その他】 久寿軒探偵事務所 繁華街の隅、雑居ビル2階に位置する。 「理の外側の者たちによる楽園」であるアウターエデンでは、法と秩序が緩い分揉め事も多い。そのような解決手段の一つとして、所長(冬芽の義父)が開設した。 失せ物探しからアウトサイド同士のもめ事の解決、仲介まで業務は多岐に及ぶ。 依頼料はアウトサイドには高めに、巻き込まれた家族等の一般人にはほぼ無償であることが理念。 組織だったものに直接的に属さない反面、しがらみがない分自由に動けるのが特徴。 最近はペット探しや単位取得のためのレポートの闇取引など、副業の方がメインになりつつあるのが悩みの種。 現在の従業員は2名。御堂ひまりをアルバイトとして雇っている。
久寿軒清十郎 ちょび髭のうさんくさいオッサン。 久寿軒探偵事務所所長にして、冬芽の義父。 上記の信念の元探偵事務所を設立。 しかし実際はアウターエデンの強行偵察部としての顔も持つ。 強行偵察部は単独での神宿外での偵察を名目としているが、実質は要人・エクストラの暗殺を担うと言われる。(強行偵察部も通称であり、正式名称ではない) 今日に至るまで様々な疑惑はありつつも明確な証拠は残していないが、ある容疑で指名手配中。 罪状は「脱税」。納税されているか甚だ疑問の神宿での脱税の罪状そのものがすでにうさんくさい。現在失踪中。
「別世界の扉」の異能を持つ張本人でもある。
神代 かみしろ。冬芽本来の姓。代々言霊の特異性能力を有する一族。 呼んで字のごとく言葉を発することで超常を引き起こす力。 日本古来より神の御業として称えられている。 冬芽の生家は代々の言霊遣いであるが、冬芽のは言霊遣いとしては落第レベル。(我流としての戦闘力では一族随一) 発するだけで事象を引き起こし、人の心への洗脳にすら使える異能は、味方ならば良いが敵ならば脅威以外何物でもない。 一族がどうなったかは幼少の冬芽が知る由も無く。 ただ、自分の両親が死んだ原因は言霊であろうということだけはうっすらと理解している。 また、家宝として言霊を乗せる事で真価を発揮する宝刀を代々受け継いでいる。 神代の家が潰れた際に、消息不明となっている。
【PL】 中〜長文。レス時間は10〜20分程度を目安。状況に応じて相応に伸びることも。 心理、情景描写併用。 「…」「―」「 」使用。 NGは過度の確定(R時は可) 凌辱。 既知は問題無く。未邂逅での既知も特に問題ありません。 (義父についての既知は探偵事務所関連のみで、それ以上の突っ込んだものはご相談ください) NG以外でのジャンルは不問。
イラストはpicrewの「Kzms式美形っぽいメーカー」さまより。
【出逢】 独楽姫七緒。猫のような少年。ラーメンを奢る程度の仲。 城ケ崎沙羅。血液の突剣。ようやく戦えたな。 絢沢 早綾。サイボーグ…つぅやつか?その辺りは聞いてもみたいな。 宵星ノエル。屋上で決闘なんざ、それこそ漫画みてぇだな。無事ならいいが。 森羅ゆらぎ。美味い酒を飲み合う間柄。化けの皮を剥がすのも、剥がさねぇのも。 四条 紫子。対策しても尚上を行く女。――余所見か。其れがなければ届くかな。 神崎芳乃。植物を操る下級生。末恐ろしい少女。 夏目 白。尋常ならざる速度の下級生。次は追いすがる。 ヴィーシニャ。猫耳と尻尾。紅白戦にて出会う。 不破メーウェ。戦士の娘。野生の身体能力と眷属たち。紅白戦にて。 白狼 宗助。狼との連携。見事なものだ。 玉響 命。紅白戦にて。アウトサイドをお縄にする者、か。 柊木紫紺。B2Pにて再戦も敗北。間合いが相容れない者同士というのも、面白いもんだ。 水渓雫。水を扱う少女。水まきは凶器。 霧崎すずめ。名前の通り掴めない女。人肌というものは、いいものだな。 御堂ひまり。1勝1敗1分の所員。狼赤頭巾。アフターケア、とでもいうべきか。 六宮ヨミ。温泉では世話になった。捕虜は丁重に扱うものだ。 紅林さえの。部長にして安部員にして女子高生。保安部に冷たいんじゃない。後輩に、甘いのさ。 陸一星。中国拳法と斥力…か?味わうのはカンベンだな。 暮院 久韻。美少女探偵の素顔は年相応。俺とは別視点、というのも頼れるものだ。 天城紫樹。中性的な少年。お互い、依頼が達成できればいいな。 黒蛇姫。教祖様。大多数相手の基本は逃げるか大将首だが、さてどうするかな。 ユウナギ。屋上にて。異星の忍。まるでSFの世界に来たようで面白い。 宗痲 洸。鍋パーティにて。あれを海鮮鍋に仕立て直したらしい。マジか。 デストルクシオン。割と面白い奴。――完敗だ。 櫻井あや。見えざる刃。姫抱きは初めてだったか?今度は酒盛りも良いな。 波川・J・航平。風貌と口調のギャップ。気の良さげな男。情報提供感謝する。 浮橋 大河。金の目をした高校生。あの眼光、少し気になるな。 永墓 萌。誰かのために動こうとするやつは、良いやつさ。ワイン感謝する。祝い酒として頂くさ。 剣崎氷雨。温泉の功労者。あの得物はやっぱり興味深いな。 四万剣太郎。男2人で石板運び。言葉を交わすからこそ知れるものもあるな。 彩羽 寧。触れられれば恐ろしいことになりそうだったな。…マダ神、ね。 間島・コナー。仮想演算室で。粒子による推力と不可視の障壁。まだありそうだな。次が楽しみだ。 ノワール。練武場で。軍刀と袈裟斬りと。居合対策楽しみにしている。 長谷堂 京香 危なっかしくもつかみどころの無い下級生。依頼がヘルメット探しとは、面白いやつだ。 ハルカ。誰かの見せた夢の中での邂逅。次は現実世界で会おうか。 新堀 玲奈。旧校舎にいたパソコン部員。「PCに精通した者」を紹介してもらう。さて、正体は誰だろうな。 出雲夜鷹 完敗を喫した剣客。可愛い顔して、とはよくいったものだ。 |
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