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総合校舎屋上
給水塔や天文台も備えた、総合校舎の屋上。フェンスなど無いので落下事故に注意。
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ご案内:「総合校舎屋上」から稜野 焔♂大学部1年が去りました。 (07/21-01:40:38)
ご案内:「総合校舎屋上」から紫陽花♀高等部2年が去りました。 (07/21-01:39:56)
稜野 焔♂大学部1年 > (黒い手袋は、単に両手にも顔と同じく酷い火傷痕があるのでそれを隠す意味合いが強い。別に本人はそこまで気にしないのだが、手は目立つので何かと好奇の視線を向けられたりが煩わしいのだ。ともあれ、彼女と手を繋いだまま、小さく揺らされれば特に抵抗する事も無く青年の手も揺れて)…うっせぇな、口癖みたいなもんなんだよ。(面倒臭いのは口癖でもあり本心や気分でもあり。まぁ、ともあれ。彼女の両手が塞がった状態なのであれば、渋々青年が代わりに扉を開けるとしよう。あと、優しい気持ちとかすげぇ俺には合わないな…と、思いつつ強制的に飴ちゃんを渡されたのであった。道中、結局一度も自然と笑みを浮かべる事は無かったが、それでも律義に少女と他愛ない話に興じたりと律義に夜が更けて別れるまでは付き合っただろう。そんな二回目の炎と花のお話) (07/21-01:39:04)
紫陽花♀高等部2年 > ( 黒い手袋は他者を遮断するものではなかったらしい。てっきり振り払われて当然だと思った手を攫うことができれば、ちいさく揺らして、ぼやいた青年への意趣返しとする。 ) 安全に配慮して云々っていうてたんはほむちゃんなんですがそれは…。 ( 片手に花火、片手にひとを連れて歩く夜の屋上。生憎と両手は塞がっているので扉は青年に開けて貰うとしよう。 ) …まぁまぁ、…甘いの食べたら落ち着くし、優しい気持ちになるから、ね。 ( きっと飴玉は手渡される。行方不明のロケット花火を捜しにいく道中にも、残りの花火を楽しむさなかにも。受難のいちにちを送った青年の頬が少しでも緩めば良いが、淡い緋色のいちご味にそのちからがあったかどうか――――。 ) (07/21-01:32:06)
稜野 焔♂大学部1年 > ――ハッ、器用だったらもうちょいマシな人生送ってるだろうよ。(なんて口にするが、少女の言葉は青年の性格や気質をきちんと捉えているようだ。そういう意味では彼女は人を見る目がきちんとしているのだろう。…単に青年が分かり易いだけかもしれないが。不器用な点が特に。残りの花火を取りに向かう少女の姿を目で追っていたが、不意にこちらの傍らを抜ける瞬間に立ち止まった。何だ?と思いつつ)…うるせぇ、余計なお世話だっつーの。(そうぶっきらぼうに口にするが、矢張り不器用だからこそなのだろう。と、少女の手がこちらの黒い革手袋を嵌めた右手を攫うように捉えて。振り払いはしないが、流石に戸惑ったような表情になり)――面倒臭ぇな……あと、別に飴はいらねぇよ。(小さいガキか俺は、とぼやきながらも彼女の繋ぐ手は何となくそのままにした。理由は自分でも分からない。昼間は背中を押され、今回は手を引かれる。何ともアクティブな後輩だ。…あぁ、口には出さないが”悪い気はしない”。) (07/21-01:20:21)
紫陽花♀高等部2年 > ( 言葉を飾ることもなければ、切り替えも早い。多くを語らないのは本心を隠しているのかも、出会ったばかりでは推し量ることなど出来なくて当然ではあるけれど、―――ほ、と短く気息したのを合図に、ちいさく頷いた。 ) ほむちゃんって、不器用やよね。 ( そんな感想を零しながら、置いてきた花火の元へ歩き出す。青年の傍らを抜けて追い越す瞬間に立ち止まり、 ) でも、もうちょっとだけ口角あげる時があった方が、もう少しひと好きすると思う。 ( 誰のせいで笑えない事態に陥っているかは別として、そう告げたら。伸ばす右手は、さっき己の頭上にやわらかさを降らせた黒い手に向かって。手を攫うことができたかは、さて――。 ) 先にさ、さっきの花火………探しに行こうね。 ( 飴ちゃんあげるからね、と。 ) (07/21-01:12:50)
稜野 焔♂大学部1年 > ――結果を見れば、気分転換どころか冷や冷やしたわな…。(と、そこは嘘偽りないストレートな意見を述べる。ただ、彼女に悪気は無かったし、気分転換を一緒にしようと少女なりに考えてくれたのだろう。それを無碍にするのは、流石に青年には出来ない――それが甘さだと理解はしているけれど)…が、失敗と決めつけんのは早ぇーだろうが。まだ花火は残ってるし、人に向けない、っつーのはちゃんと覚えただろ?(何か保護者になった気分になるが…そういうつもりはない。自分も少女も学園の生徒であり、一人の個人だ。彼なりにきちんと”対等に”少女を見ているつもりではある)…まぁ、こっちの世界にまだ慣れてねぇのもあるだろうからな…やらかしたのは事実だが、ぐちぐちと責めるつもりは毛頭ねぇよ。きちんと学んでくれたならそれでいい。(ふぅ、と息を零して。色々と言いたい事はあっただろうが、それを溜息一つで全て押し流す。彼なりに頑張って彼女を”理解”しようとしている…ちょっと引かれたかもしれねぇな、とは思うが) (07/21-01:00:51)
紫陽花♀高等部2年 > ( 青年の言葉にはそれだけのちからがあった。 生み出したはずの間合いはゆるや埋められて、青年が手を持ち上げた瞬間、制服の一端を掴んでぎゅうと目蓋を閉じた―――覚悟を笑うように柔らかさが降る。 ) ……? ( 恐る恐る片方の視界を取り戻した翠に次いで、金の彩も夜に戻った頃合いで状況を知った身からちからが抜ける。 ) …はい。 ( 少し汗ばんだ掌を制服で拭い、確りと首肯を続けば、改めて冬色を見仰ごう。 子ども扱い染みた所作に抗議する謂れはない。 ) …花火はひとに向けない。覚えた。 ………気分転換失敗した? ( 今宵の本懐はご恩返しなのだ。経費こそ負担してもらってはいるが、果たしてこの企みも失敗だったのかと、火を見るより明らかな答えを問うのも愚かではあるけれど。 ) (07/21-00:51:26)
稜野 焔♂大学部1年 > ―――逃げんな。(たった一言。異能でも術でもない、ただの静かな一言だ。けれど、それは彼女がじりじりと後退しようとする動きを止めるのに十分な威圧と迫力があった、かもしれない。そのまま、しどろもどろに何か言い訳?まぁ、いいか。口にしている紫陽花を無視して、静かに間合いを詰めて――)……今ので分かったな?次からは気を付けろ。(と、意外に穏やかな口調で諭せば、黒い手袋をした右手を伸ばして紫陽花の頭を軽くぽんっと撫でようと。ただ、これは言い換えれば”次は無い”という意味である。今度やらかしたら逃げても追い詰めて説教コースだ。青年にだって我慢の限界、というものは人間だからちゃんと存在するのである。むしろ、この時点でぶち切れてないだけかなり自制心は強いと言えなくも無い…多分) (07/21-00:40:14)
紫陽花♀高等部2年 > ( 青年の暴言は、もはや訛のようなものだと刻まれている。無限包帯の理由にも合点がいった、――けれど、己が花火経験者だとはひとことも告げた覚えはないのだから、ほんの僅か目を離しただけで弾けるとは知らなかったのだ。そう、驚きの余り、勢い手を放してしまった己に非はない、はずである、のに。 ) …………はい。 ( 暑い夏の夜にも関わらず、何故か背に冷ややかさを感じる。思わず敬語となりながら見上げる青年の相好に、極寒を見た。 ) …いや、だって、……え? …え? ( 両手を床につき、そろりと立ち上がりながら青年に向かい合う形のまま、じりじりと後退し始めるのはもはや本能によるものでしかない。 ) 一端落ち着こう。うん、わざとじゃない。わざとじゃないんよ。それは分かるよね?ほら……気分転換になるかな、って、さ。ね?  (07/21-00:33:44)
稜野 焔♂大学部1年 > ――クソったれ。(吐き捨てるように零すが、不機嫌なだけで矢張り怒ってはいない。そういうのは何となく相手にも伝わるだろう。そして、包帯の下については…)…あ?ちげぇよ。訳ありで右目はあんまし晒したくねぇだけだ。(別に火傷痕そのものは大して気にも留めていないが、右目を晒すのは何か理由があって抵抗があるらしい。だからこそ、わざわざ背を向けて律義に包帯を巻き直したのだ。…まぁ、それは今はいい。便利だと彼女は言うが、実は細かい精密制御には課題が多い。このくらいの発火や点火なら慣れているから自在に出来るというだけで)――おい、コラ紫陽花!何でオマエ手を花火から離し――…(言い終える前に、彼女の姿勢と点火後の向きが悪かったのか、勢いよく飛び出したロケット花火が割と至近距離から青年に向けて発射された)…おいコラ…!!(殆ど条件反射に近いのか、素早くロケット花火が直撃する瞬間に右手で軌道を逸らすようにロケット花火の側面を打ち上げるように叩いて。ギリギリ掠めながらも、夜空へと飛んでいく軌道に修正した。…何で花火でいちいち冷や冷やしないといかんのだ。)―――紫陽花。(ぼそり、と少女の名前を呼んでから無言でじーっと眺める。その隻眼の目の光には全く温度が無い。まさに冬の寒空のようだ) (07/21-00:23:50)
稜野 焔♂大学部1年 > 【敢えて受けていきましょうの気持ち】 [Dice<6> 6=6] (07/21-00:15:50)
紫陽花♀高等部2年 > …ほむちゃん。 ( 何をと問われたなら答えはこうだ。 身を翻す青年の動きに揺れた夜風が、いちまつの焦げ臭さを運びもしたが、再び振り返る青年の―――主に無傷に戻った包帯に、肩を竦めて見せた。 ) 別に気にせんのに。 ( とは昼にも告げた己の感想でしかないゆえに、それ以上言葉を続けることもせず。半ば諦めたように花火に点火する指先をじつと見守った。 ) …便利なもんやねぇ。 ( 文明と呼ばざるを得ない焔をそうも容易く扱うことに感心していたものだから、―――じじじと縮む導火線に後れを取り、細い棒伝いに指に訪れるきざはしの柔らかい衝撃のまま、手を放してしまった。しゃがんだ姿勢、点火してもらったままの向き、ともなれば、 ) ……ぁ。 ( という間もなく、夜空目掛けて飛び出した軌道の先にあるのは、青年だ。 )【お遊びダイスゆえに確定回避もご自由に!】 [Dice<6> 5=5] (07/21-00:14:36)
稜野 焔♂大学部1年 > (意外と衝撃は強かったが、包帯と前髪の一部が焦げただけで案外大した事は無い…つまり、彼女の予想通りというか、平然と仰け反っていた顔を戻した。ついでに、まだ燻って回転している地面に落ちた回転花火を靴で踏んづけて強制停止させた)…何を笑ってやがる。(と、紫陽花をジト目で見るが不機嫌ではあるが怒っている訳でもない。しかしコイツ、遠慮なく笑いやがって――口元を手で隠しても遅いっつーの。内心で舌打ちの一つでも零したい気分だ。ともあれ、怪我は無いが包帯が焦げてしまったので面倒そうにそれを外す。ただし彼女に背を向けて。で、手早く焦げた部分だけを千切って包帯を巻き直してから少女へとまた向き直り)……へいへい。(まだ不機嫌状態のまま、せがむ少女が持つ花火――よりにもよって今度はロケットか…ともあれ、親指と人差し指を擦り合わせて弾けば、あっさりとロケット花火に点火されるだろう) (07/21-00:02:33)
紫陽花♀高等部2年 > ( 昼には鉛筆転がしの紫陽花の異名を賜った(紫陽花視点)己よりも、運命の女神に愛されているのは青年なのではなかろうかという一瞬に全てが持っていかれた。それすら悔しさに通ずるのだけれど、―――この場、この状況においては悔しさよりも、おかしさが勝る。 ) …っ、ふ、は …! ( 自然と夜空に弾ける笑い声。失礼ではあるものの、ぶっきらぼうな青年が他力によって状態を狂わせる光景、というのが何より――。 ) …ぷ、ふふ。 ( くちもとを左手で隠したところで、零れるものを止めることはできず、ややもしてから漸く案じるような眼差しを馳せたのは――――青年がその程度で傷まないと、思っているからだ。 ) … ねぇ、これも ……火ィつけて。 ( ならばこそ。ここで青年と己と、果たして本当に運命の女神に愛されているのはどちらか、――――雌雄を決しても良いと思う。点火をせがむ手に握っているのはロケット花火である。 ) (07/20-23:56:34)
稜野 焔♂大学部1年 > ―――あ?(最初こそ順調だったが、回転が最高潮に達した瞬間、紐が切れて青年の顔面、丁度包帯を巻いている右の顔面に直撃した。衝撃でちょっと仰け反った) (07/20-23:46:22)
稜野 焔♂大学部1年 > ――だろうな。まぁ、オマエみたいに別の世界から来たのは他にもあちこち居るっぽいから不思議でもねぇか…。(会話が出来て意思の疎通が今みたいに出来ていればそれで御の字、というやつだ。流石に、少女の故郷である世界について根掘り葉掘り尋ねたりはしないが。あと、負けたら保証して貰うとかコイツ、地味に脅しを掛けてきやがる…と、思いつつも)…何だ、負ける気満々か?(日中の手合わせで悔しそうだったのは確認している。ならそれなりに負けず嫌いと踏んで、敢えてそう口にしておいた。負けた場合の事をあれこれ言っていたら、それこそ勝ちなんて掴み取れねぇぞ、と諭すように)――いや、俺に聞かれてもわかんねーよ。言っただろ、花火とかそういうのはした事ねーんだからよ…。(むしろ、一人で過ごすのは慣れているし、周りは敵ばかりな事も日常茶飯事だった。この辺り、育ってきた環境がどうしても影響してしまう。あと、気晴らしにゾロゾロと大勢に来られても面倒なんだけどな、と青年は言いたい。人が多いのはあまり好きでは無いのだ、――神経をすり減らすから。ともあれ、彼女が花火セットを開封しているのを突っ立って煙草を蒸かしながら眺めていたが)…そのまんまだが?(敢えてはっきり答えない。血生臭い…つまり、戦闘経験という意味だけではなく青年は人を■した経験が既に何度もあるという意味で)―――ってか、面倒な花火をよりによって選びやがって。(それでも受け取る辺りが青年だが。回転花火を眺めつつ、棒なんて持ってない…なので”自分の腕に花火を括りつけて”無造作に点火した。ある意味で彼女も吃驚かもしれない【1・2:普通に回転花火だった。青年は平然としている。 3:4:途中で回転花火の紐が切れて夜空に回転しながら飛んでった。 5:6:あろう事か、紐が切れて青年の顔面を直撃した】) [Dice<6> 6=6] (07/20-23:45:17)
紫陽花♀高等部2年 > ……はい、ほむちゃんの。 ( 棒かなにかに括り付けて回転する火花を楽しむタイプの花火だった――が、きっと彼ならなんとかするだろう。差し出したものは引っ込められない。 ) (07/20-23:35:00)
紫陽花♀高等部2年 >  …うん。こっちではそうなるみたい。 ( 隠す理由がなければ返す言葉の響きは軽い。 それよりも何故か憐れみを向けられたことに眉宇を歪め、 ) …私が負けたらまた保証して貰うけど??? ( 売り言葉に買い言葉とは恐らくこういうやり取りを言うのだろう。青年の心中など露ほども知らず、悪気がなければ知ろうともせず、―――最終的に火消しも請け負う青年に、不服めいていた相好がやわく転じる。 ) ひとりでやっても楽しくないんやないの? 騒がしくしてたら、ほら…うちみたいにまだ校内で課題にうちひしがれてる誰かも気晴らしにくるかもしれん、し? ( さすがにこの時間まで残ってでも初日に課題を終わらせるという生徒が、課題を頂く羽目になるのかはしれないけれど。 ――しゃがみ込んで花火セットを開封しながら、言葉は続く。 ) そういえばさ、血なまぐさいことって…どういうこと? ( かさこそ。取り出した一本を青年へと差し出しながらの聲。 )【差し出した花火はどれ?ダイス 1、2:普通の手持ち花火 3:ねずみ花火 4:線香花火 5:糸で吊り下げる回転花火 6:ロケット花火】 [Dice<6> 5=5] (07/20-23:33:31)
稜野 焔♂大学部1年 > ――面倒だからハッキリ聞くけど、オマエ異世界から来たんだろ?…そうじゃなかったら、流石にバイトの単語も知らないのはありえねぇわ…。(バイトを知らない時点で、何か察したと同時に、うんざりしたのか確認するように真顔で尋ねた。とはいえ、怒っている訳ではなく…むしろ、異世界からの稀人という確証が持てた、と言えなくも無い。…別に異世界人だからどうのとかうるさく言う趣味も無いし差別意識も欠片も無い。ただ、バイトを知らないとなると…マジで金欠かコイツ、という哀れみの表情を少し浮かべた。わざとである)――紫陽花、オマエ喧嘩売ってんのか?(残念な目で見たいのはむしろこっちなんだが?と。取り敢えず、近いうちにコイツにバイトの説明して働かせるか…と、青年は思う。さすがに毎回会うたびに奢るなんてのは勘弁して貰いたいので)――いや、いい俺が消せばいいんだろ面倒臭ぇ…つーか、やりたいならオマエ一人でやりゃあいいものを。(愚痴交じりにそう零すが、火消し役も引き受ける辺りは、彼女の推察通り性根が透けて見えている) (07/20-23:19:26)
紫陽花♀高等部2年 >  …バイトってなに? ( 全てを答えるに十全な言葉が夜風に乗る。必要最低限の保証並びに生きてく上で困窮しないレベルの支給は施されるのがガルエデンの方針のひとつでもあるがゆえに、傾いだ首の角度は深くなるのだけれど。なんだかんだと煩わしそうにしながらも否を唱えぬ青年は、やはり性根が好いのだろうと思う。 ) ………ぇ。 消すことはできやんの? ( 一方的に点けるだけの能力なの?お手合わせした時には、出すも引っ込めるも自在に見えたから、火種を潰すことも可能だと思っていた、という相好―――は、失礼ながらも恐らく、ざんねんないきものをみるに近しかった。 ) じゃ、じゃあ……花火、やめる? ( 自分で用意するという選択肢はなかった。だって、ほら、 ) …月見でも良いよ? ( 明日には満ちる月が浮かぶ夜だから。 ) (07/20-23:09:44)
稜野 焔♂大学部1年 > (一つだけ訂正させて貰おう。青年は日中の初対面で少女を”面白くて話しやすい奴”と評したが、正確には”面白くて話しやすいが癖が強い”娘だった。ちなみに、悲しい事に真っ当な学生生活を送った経験が今まで無かった青年には、長期休暇の解放感とやらが実は分からなかったりする)…いや、オマエが金がねぇみたいな事を言ってたからだろ…つーか、オマエせめてバイトとかして小遣いくらいは稼げよ…。(たぶん正論。実際青年は肉体労働を中心にバイトで生活費を稼いでいたりする。そして、紫陽花の念を押すようなあざとい仕草も青年には通じないのだった。異性との交流経験があまり無い癖に、こういう所は強いのである…結果的に奢った後なので格好はつかないが)…あぁ、クソ。言うだろうとは思ってたよ…。(煙草の煙を蒸かしながら夜空を仰いで溜息。ちなみに、煙草の煙が彼女に流れないようにさりげなく配慮は最低限していた。顔を戻せば肩を竦めて)…そもそも、花火は知ってるが実際やった事はねーよ。この神宿に来るまでは血生臭い仕事ばかりやらされてたからな。(そこは淡々とドライに答えつつも花火セットを指さして)…あと、せめて水入りのバケツとかも用意しないとアレだろ。安全面とかそういうの。 (07/20-22:56:51)
紫陽花♀高等部2年 > ( 都合の悪い言葉は全て夜風が押し流してくれる。長期休暇の初日を迎える学生ならきっと、誰しもが経験のあるはずで。 ) しょうがないやん? ほむちゃんが年下に奢られるのは真っ平御免だ!みたいな空気出してるから。 ( ゆえに乗っかっただけだとでも言いたげに返して、次には首を傾げる仕草まで添えて念を押す。身長差からなる態勢のせいで、親鳥を見仰ぐ雛鳥めいた様相となったかは知れないけれど。 ) それにほら、…ほむちゃんとやったらライター……いらん、よね? お財布に優しい。それとも、花火……嫌い? ( 嫌いなひとなんているんですか?とでも言いたげな眼差しは否めない。 ) (07/20-22:47:50)
稜野 焔♂大学部1年 > ……オマエな…課題も手伝ったし、夕飯も奢っただろうが…。(また何かタカるか頼み事でもする気じゃねぇだろうな?と、些かウンザリした表情を浮かべて後ろへと振り返る。案の定、ある意味で財布のダメージや疲労感の元凶とも言える少女の姿。何やら両手に抱えているようだが…)――聞こえてんぞ紫陽花。サラっと物騒な事を呟いてんじゃねぇ。(隻眼を細めて、いわゆるジト目で少女の独白にツッコミを入れていたのだが、近付いてきた少女が抱えていた物を掲げれば…)……さっきついでに買わされた花火セットじゃねぇか…。(お前、それの代金も俺に支払わせやがって…と、言いたいのを堪える。わざわざ青年の後を追って、花火セットを持参してきたのだ…察しが悪い男でも何となく分かる。と、いうか恩返しはいいがそれ俺の金から出てるんだけどな?と、言いたいのをこれまたグっと堪える。チンピラっぽい言動や見た目に反して中々に我慢強かった) (07/20-22:39:35)
紫陽花♀高等部2年 > ( 暫時の後、扉の向こうから聲は続く。 ) …ま、待ってよ…! ( 体で扉を押すよにして屋上へ現れる姿は、先客を知るかのように眼差しを巡らせ、両手に荷物を抱えながらに近づいてゆく。お陰様で夏休みの自由を奪還し、あまつさえ晩御飯までご馳走になったのだ、ここでひとつご恩返しもしておかねばなるまいという気概くらいは持ち合わせている。 ) 足をちょっと切ったら歩幅もおんなじくらいになるかな…? ( 物騒なことを独白しながらも紫煙を目指し歩む姿は、誘蛾灯に誘われる夏虫めいたやもしれず。傍らに至れば、抱えたそれを見せるように掲げよう。 ) お月さんは…まんまる、ではないけど、晴れたし。夏といえばこれ…! ( 途中、購買部に寄って購入したのは花火セット。―――もちろん、先輩の財布にダメージを受けて頂いたものである。 ) (07/20-22:33:11)
ご案内:「総合校舎屋上」に紫陽花♀高等部2年が現れました。 (07/20-22:25:27)
稜野 焔♂大学部1年 > (深夜、と呼ぶにはまだまだ早いが夜の帳はすっかり落ちた時間帯。大気が不安定なのか、一雨来たり止んだり、とどうにも忙しない天候だが…今は雨は止んでいるようだ。軋んだ音を響かせて屋上の扉を無造作に開けば、些か疲れた面立ちの赤毛の青年が屋上へと出て来る)…クソが、思ったより全然量が多かったじゃねぇか…。(ひょんな事から手伝う羽目になった後輩の課題や夕飯を奢るミッションは何とか終了した。早速、懐からタバコの箱を取り出せば…慣れた手付きで1本抜き出し、口の端に咥えて異能で先端に火を灯す。ライター要らずとはこの事だ。熱や火に関する事ならば、割とこの青年の得意分野でもある)…フ~~……やっと落ち着いた感じだな…ったく。(久々にめっちゃ頭を使わされたから疲労感が地味に凄い。紫煙を燻らせながら、灰銀彩の冬空のような隻眼で屋上からの景色をぼんやりと眺める) (07/20-22:17:26)
ご案内:「総合校舎屋上」に稜野 焔♂大学部1年が現れました。 (07/20-22:05:54)
ご案内:「総合校舎屋上」から紫燈綯♀高等部1年が去りました。 (07/15-18:28:15)
ご案内:「総合校舎屋上」から紫陽花♀高等部2年が去りました。 (07/15-18:27:36)
紫陽花♀高等部2年 > ( 言葉よりも雄弁に饒舌に彼女を語るその相好が、まるで魂を抜かれたみたいに時を止めたから、――意図せぬひそやかさに紡がれた歓声は耳朶に触れた。続く言葉と眼差しに誘われるまま、ふりさけ仰いだ空のいろあいに、 ) …―――、 ( 浮かべた相好は、さっきの彼女にきっと似ていた。 ) …すごいね、ほんまに見えた。 ( これこそWin-Winだ、なんて。後に続く笑い聲。思わず彼女の手を包む両手にも力が籠ってしまったけれど、そっと繋ぎ直して、揺らしながら帰路にゆこう。 ) …ねぇねぇ、ないちゃん。コインランドリーって、なに? ( 茜いろ染まる空の下、七色に見守られながらの道すがらには、そんな聲もあった―――。 ) (07/15-18:27:03)
紫燈綯♀高等部1年 > ん……(相槌以上、疑問未満な声が漏れた。差し出された手の意図をなんとなく察したのは、彼女の声音のおかげ。泥塗れの手を厭わなかったのはお互い様ということもあるし、ド田舎育ちでそれくらい気にしない性格だったこともあり)……でもその前に、コインランドリーに案内した方が、良いかもね。ただ濡れただけなら乾かせるけど……(先ほどの要領で。だがしかし、砂の粒子が繊維の奥に残ると厄介、と。そんな冗談か、それとも彼女の声につられてか、ミステリアスな雰囲気を作ろうとしがちな表情が目元を緩めた。良かったら一緒に、とこの場を去る提案をしかけた声が途切れ、呆けたようにぽかんと見上げた口からささやかな歓声が零れ)……虹。(負けたけど見れちゃったな、とクスクス肩を揺らして、彼女にも視線で促し) (07/15-18:15:27)
紫陽花♀高等部2年 > ( 出逢いを寿ぐように、七色の橋が渡る。 ) (07/15-18:02:50)
紫陽花♀高等部2年 > …どういたしまして。( 本能的ななにかの告げるまま、突っ込みは聴こえなかったことにして食い下がることを止めたのが英断だったかは、後に知る話であり、――彼女が立ち上がる助力を為したら、僅かなりともと制服の泥を払い。 ) …ほんとう? それじゃぁ、地図…書いてもらっても良い? ( 何せ恰好が恰好であるので。 ) ほらうち、…まだ日が浅いから、あちこち歩けてないから助かります。 ( 彼女の返答に明らかな喜びを眸に浮かべて告げる。而して叶うなら、もう一度彼女に手を伸ばすのだ。今度はキャンディを渡す為ではなく、濡れて汚れた彼女の両手を、同じように汚れた両手で挟むように包む為。 ) …今日、ないちゃんに逢えて、ほんまに良かった。 ありがとうね。 ( 果たして叶わずとも、喜色を隠しもせず胸の前で両手を合わせるだけだったが、さて。 ――――花やぐ聲の遥か頭上、全てを見通していた空には、 )【お遊びダイス! 偶数なら虹が掛かる】 [Dice<6> 2=2] (07/15-18:02:04)
紫燈綯♀高等部1年 > いやそっちじゃないから(努めて低く小さく取り繕った声のまま、矢継ぎ早に飴ちゃんを否定する。別に要らなかったわけではない、とは息を整えたところで、コロンと空色の方を頬張る仕草で伝わろうか。腰はあとで保健室に行こう、と思えば何とか痛みも堪えられ、差し出された手に掴らせてもらい、体を起こし)……おおきに。(なんかそんなお礼がTPOな気がした。ああ、と思い出したように相槌を打ち)……それなら、少し郊外になるけど……灯りが少なくて星が良く見える場所、知ってるよ(ウシガエルがやばいほど合唱している田園か、もしくはこの屋上と同じぐらいの高さの廃墟か。どちらもそれぞれに、趣を台無しにする要素があるのはご愛嬌。案内が必要かどうか、を尋ねるように首を傾げてから、視線は足元に向いた。先ほど囮として投げた上着を回収しようと) (07/15-17:47:48)
紫陽花♀高等部2年 > ( 八割聴こえた言葉に眸を眇めることもあったが、斯くて彼女の命は守られた――。 ) …守る為に抜きたいものやから、ね。 ( これは、とやはり眉根を下げながら告げるも、彼女の言う通りずぶ濡れの彼我。水蒸気だけならまだしも、汚れた床に背中を預けたものだから互いに、年頃の少女というには聊か泥臭い姿である。 ) …本当に、 ( 言いかけたところで好奇の彩を浮かべる眼差しに気づき、 ) …そ、そんな見たかてもう飴ちゃんはあげひんよ。 ( 所在なさそうに揺れる声音と共にまろぶ故郷の訛、に、―――ひとつ、咳払いをして。今度こそ、手を差し伸べよう。 ) しゃんと立ちィ。 …それから、約束の…月と、星が近く見えるとこ、教えてくれる?  (07/15-17:33:15)
紫燈綯♀高等部1年 > ……お、オオサカのおば……!……いや、別嬪さん(ダウングレードは阻止された。差し出される七色越しに急な褒め言葉を放ってから、震える手がやっぱり飴玉を受け取る。なぜ今アメ、これが飴と鞭か、とブツブツというには大き過ぎる呟き)……さ、すが……先輩、だね……。(丸めて痛し、反って痛し、いかんともしがたい腰を押さえて震える声が、精一杯という風情で紡ぐ。なんとか痛みは回復してきたらしい)……せめて一太刀、抜かせたかったけど……いや、先輩を濡らしただけで、上々かな(どこか得意げな笑みが漏れた。あれだけ濃密な雲を発生させるまで水分を蒸発させた足元が、どこまで湿っていたかは定かではないし、どちらかといえば最後に悲鳴を上げさせた方が大きかったかも知れない。ふと、雲の中で見た色合いが、彼女の特徴的なそれと異なっていたような印象を思い出し、緋色の瞳がじっと色違いの双眸を覗き込み) (07/15-17:21:52)
紫陽花♀高等部2年 > ( 確かに投げ遂せたと乱れた気息に胸を上下させながら、千切れるワタアメのような雲を見て、―――ただ眸に映して、息を整えんとしたが、 ) …ッひ、ぁ ッ―――! ( 天を劈くよな大きな聲に思わず呼応するような聲を発した。それが彼女の断末魔に似た聲であると知覚する頃には、すっかりと眸は彩違いに戻り、肩で大きく気息をいなしながら立ち上がる―――晴れた空の下。 ) ………、 … ( 形容しがたい様相で腕を震わせる姿に、一先ずは得物を佩き直してから差し出すのだ。 ) …… ほら、これもあげるから …ね。 ( 今度は七色のキャンディ。 ) (07/15-17:11:08)
紫燈綯♀高等部1年 > ふぁっ……ず…っ!?(鍛錬の差か、体幹の差か、相手のバランスを崩した筈が引きずられるように崩されたのは此方の方だった。滑るような移動も、無音の踏み込みも、全ては振動を操る能力によるもの。過酷な鍛錬を積まずして、能力による飛び級で成し得るその動きは、使い手に未熟さを残していたのだった。雲の底から引きずり出されて変な声が裏返ったのは、もしかしたら天地がひっくり返った所為かも知れなかった。ふわっというオノマトペがぴったりなワタアメ色の雲を散らして舞い上がる身体が再び、ふわっと雲中へ消えた直後。どすん、としたたかに腰を打った振動が伝わった。音は、)ぎにゃあ……っ!!(めちゃくちゃ大きな濁声でかき消された。薄っすらと雲が晴れる頃に、足元には何かを掴もうと持ち上げたまま痙攣する腕が見え、言葉にならない痛みに顔を顰め、口をハクハクさせる少女が居た。技アリ一本、そんなことを声にならない口の動きだけで言っていたかも知れない) (07/15-17:00:31)
紫燈綯♀高等部1年 > [Dice<6> 3=3] (07/15-16:44:18)
紫陽花♀高等部2年 > ( 熱量に比例して爆ぜる音と共に視界を塞ぐ白。まるで空が落ちたか、空に登ったか、今更軌道を変えられない得物はかろやかに雲を断つ。その一瞬の僅かな隙間に彼女の上着の一端を見た気がした。 ) ―――ッ、ど ( こだ、と生まれる声より早く傍らに這う雲の軌跡。一瞥呉れる刹那は隙となり、―――得物を握る腕に確かな感触を得る。 成程、厄介な、けれど、 ) …ふ、 ッ、 ( 互いの腕は互いを繫ぐ枷となる。濡れた床を強く踏み締めれば、時間経過を逆行するように滑りのよくなったそこに均衡を崩しそうになりながらも、左手が右手に絡まる彼女の腕を這い、手繰り、上着の襟元を掴んで軸とすれば、整えながら背を地面に預けるさなかには刹那なりとも眼差しがかち合おうか。―――緋色見上げる、金の一対。 ) … は、ァッ ―――… ッ! ( 反転する世界。彼女を掴んだまま、背を地面に預く身が為すは片手巴投げ。)【切り札2枚使用、ダイス目+2】 [Dice<6> 4=4] (07/15-16:42:58)
紫陽花♀高等部2年 > [Dice<6> 5=5] (07/15-16:22:09)
紫燈綯♀高等部1年 > (足元が唐突に、ジュッと焼け石のような音を立てる。コンクリートを濡らす水の膜に大量の気泡が生じ、それが爆ぜた音だ。水分子を振動させる、といえば電子レンジ。水を振動させて揮発させるのは加湿器、どちらにも共通するものを操る能力が、足元の水分を急激に蒸発させた)……そこ……っ!(そして無理やり蒸発させた水分は、すぐに小さな水の粒に戻る。つまり湯気であり、雲。目晦まし、兼、動揺を狙った不意打ち。腰の高さを覆い隠す真っ白な煙幕へと、上身を丸めて腰を低くして潜り込む。間一髪、雲を切り裂いて持ち上がった一撃を潜り抜けた。いや、不意打ちが失敗していれば何か掠った手応えはあったかも知れない。雲の中から足音は立たない。だが何かが動けば空気が動き、雲を揺らす。滑るような勢いの何かが相手の脇を掠め、背後へ回り込むように足元を這う軌跡が、雲の乱れを生む。それとほぼ同時に)……だ……ぁっ!(足音もなく一歩分距離を詰めた位置から、上着を脱いだ本物が立ち上がる。得物を払った直後の腕を絡め取り、脚を掛けて払う。そんな初歩的な投げを補助するのは、足元に発生させる振動。彼女の足元の摩擦を低減させ、容易くバランスを崩させようと) [Dice<6> 2=2] (07/15-16:21:51)
紫燈綯♀高等部1年 > [Dice<6> 4=4] (07/15-16:05:17)
紫陽花♀高等部2年 >  …付き合うのは吝かではない、けど―――… 先輩、の響きが似合う結果を、出したくもある、かなぁ。 ( 悩ましさに片方の眉根を下げながら、彼女の所作を観る。明らかな緋色の変容に、く、と口角が持ち上がり、 ) …―――来たばっかりやけど、好き、なんだよね、 ( 此処、と告げる声に続いて左手が太刀の下緒を解き、右足が床を踏み締める。 ) “全てはアウトサイドの未来の為に”  …って、つまりは、 ( 右手が鞘ごとの太刀を掴み、上肢を低く、 ) いのちは全部、平等―――…ッて、 ( 伸び上がるように得物の間合いの内に踏み込み、肉迫、 ) 聴こえ、てッーーー! ( 下段から切り上げるように彼女の胴を、鞘ごとの太刀に自重を乗せて打ち払わん―――! ) [Dice<6> 2=2] (07/15-16:02:45)
紫燈綯♀高等部1年 > くんれん……(鈍い頭がようやく、意図を察したらしい)……打撃系、ってことかな……(やっぱりしてないかも知れない。真っ先に目の前に飛ぶ星のことを連想したのは、訓練という単語の意図を察してのこと。飴玉はお預けにしておこう、とポケットにしまえば一歩足を引く。後ずさりではなく、投射面積を減らす、という構えの基本的な動作)……じゃあ、私が勝った時は付き合って貰おうかな(虹の鑑賞にね。言葉少なく話したい年頃の素っ気ない受け答えの中にも、スマートに誘われたことに少し浮かれている色が滲む。踏みしめたブーツが、ぎゅっと濡れたコンクリートを鳴らす……そこに、力を篭めたという合図)……いつでもどうぞ(緋色の瞳が鋭さを増す。格好付けで細めていたのとは異なる、目の前に集中するそれ。得物を相手に無手で切り込むのは不利、緩やかに持ち上げる手は招くようでもあり、不用意に差し出して切っ先を誘うようでもあり) (07/15-15:51:33)
紫陽花♀高等部2年 > ( 聲にしても、相好にしても、言葉よりも雄弁に彼女の心理を語るようで、―――見ていて飽きないというのは、きっと喜ばしいことなのだと思う。 ) …此処に来て、つけてもらった名前なの。 ( 彼女の鼻息の調子に合わせて、かろく肩を揺らしながら居住まいを正し、返される礼を見守った。 ) しとう ない、さん。 ( 転がすように名を反芻した後、次に眸をまるくするのは己の番だった。 ) …虹? …虹、 ―――…そっか。虹も、うん。 ( 虹も空のいきものだ。いろだ。いのちだ。 ――思考を明かさぬまま、ちいさく笑い零しては、改めて、 ) …ねぇ、ないちゃん。 訓練をしない…? ないちゃんが勝ったら、きっと虹は現れるよ。 私が勝ったら、―――…ん、と。星と、月とが近く見える場所を、教えて欲しい。 ( 誘うのだ。なんの根拠もなく。 ) (07/15-15:38:10)
紫燈綯♀高等部1年 > (きっと、なんでも…、と消え入るように答えただろう。口を滑らせた気まずさからではない筈。受け取った飴玉を一度摘んで持ち上げ、雨上がりの今の空よりも空色という言葉が似合う色合いを見上げ、ソーダ味かな、と他愛ない推理を馳せた)……紫陽花。……良い名前、だね。(苗字だろうか、名前だろうか。それともコードネームってヤツだろうか!と、内心勝手に盛り上がり、ふんすっと少し鼻息が荒む。心なしか機嫌よさそうに口の端が緩むのは、だらしなくニヤけるのを堪えているためだ)……高等部一年、しとう ない、だよ。だから後輩ってことになるかな。よろしく、紫陽花先輩(ポケットに突っ込んでいた手はどちらも出して、浅く頭を垂れた。気取りたいお年頃でも、初対面の挨拶は大事、と染み付いていた)……せっかく雨上がりだし、虹とか見えるかと思って、ね。 (07/15-15:26:07)
紫陽花♀高等部2年 >  ――――――……なぁに? ( 決して己は、彼女の発した”オオサカのおばちゃん”という存在を知りはしない。けれど何か感ずるとことがあったのは、恐らくひとの身ならぬ血のゆえだろう。如何にも歩き難そうな様相で近づく彼女の手が差し出されたなら、空色を乗せた右手を握り込み、ほんの少しだけ見仰ぐ位置となる朱色に淡く笑みを湛えて告げる。 ) …あじさい。 …――高等部二年の紫陽花と申します。 ( 丁寧になる言葉は初対面がゆえだ。断じてそこに他の意図はない。断じて。 ) ここにいるということは、貴女の所属も――…? ( あとは分かるな?とでも告げるように、得物から鈴めいた音が鳴る。 ) (07/15-15:13:53)
紫燈綯♀高等部1年 > (振り返る双眸と視線を交えてまた数秒)……おぅ、別嬪さん……(グレードアップした呼び名が先客へ向けられる。興味なさげに瞼がかかっていた緋色の瞳は再び、興味津々を絵に描いたように丸くなる。おかげで沈黙が流れるお見合いの最中、全く退屈していなかったが)……お、オオサカのおばちゃん……(差し出された飴玉に、失礼ながら若干ダウングレードの印象は拭えない評価が漏れた。音量の基本設定がガバいだけに、相手にもはっきり届くだろう。そんな声を誤魔化すように一つ咳払いを挟み)……頂こうかな。せっかくのご厚意だから。(無駄に倒置法を駆使する声は、たびたび不意に漏れるそれよりも若干低く小さく、どうやらわざと作っているっぽかった。夏も盛りが近付く季節に、わざわざ上着のポケットに両手を突っ込む基本位置も何か意識してのことらしかった。中学二年生で罹りがちなあの病気。足元の水溜りを跳ねさせないよう、静々と傍まで進めば白い手を差し出そうか) (07/15-15:06:48)
紫陽花♀高等部2年 > ( 地獄耳――というわけではなかったらしい。確かに聲のした方へ体ごと向き直っては、 ) …こんにちは。 ( 彩違いの眸が、明るい眸をじつと見やる。 ) …………。 ( 見つめ合うとお喋りできなくなるわけではない、が。ひととの邂逅というものに慣れていない身は、挨拶と共に上げられた腕に幾拍遅れて軽くつむりを垂れ、斜めに下げるショルダーバッグを漁った手を彼女へと差し伸べるのだ。 ) …あの、良かったら、食べる? ( なんてことはない、どこにでもある空色のキャンディではあるが、幾分不審者めいている気がしなくもない。 ) (07/15-14:53:39)
紫燈綯♀高等部1年 > ……おや、先客さんだ(呟き、にしては異様に大きな声が屋上に木霊する。いや流石にそこまで響き渡るほどでもないが、普通に話しかけるぐらいの声。きっと遮る物のない強風が、たまたま止んだタイミングだった。声の発生源はちょうど、外階段から上がってきて顔を出したばかり、先客の背中を見る位置に立っており)……やぁ、こんにちは(緋色の瞳を丸くしていたが、数秒、間を空けてから先ほどより音量のデカい挨拶が飛んだ。やっぱり最初のは独白というか呟きだったらしい。野暮ったいジャケットをわざと肌蹴させている肩が動き、わざとらしく袖を余らせている腕が軽く持ち上がった) (07/15-14:45:46)
ご案内:「総合校舎屋上」に紫燈綯♀高等部1年が現れました。 (07/15-14:35:40)
紫陽花♀高等部2年 >  …―――星と、 ( 進む足取りは緩慢に。 ) 月。 ( 独白しては、貌を伏せるよに上下の睫毛を触れ合わせ――た瞬間。 ちゃぷ、ん。 爪先が水溜まりを踏んで持ち上げる目蓋。 ) ―――……。 ( ややと肩を落としながら、ゆるりと吐息を挟み、立ち止まったその場で後ろを振り返る。 雨は止んだ、とはいえその名残は未だ多い。屋上の床の上、大小さまざまな水溜まりを見止め、眸の縁取りはやわく崩れる。 雨の跡が拭われるにはまだ時間を要するだろう――そんな目の前の当たり前に何事か重ねるように。 ) …星と月は、出会うかな。出会えるかな。 ( 今宵――と続いた声が風に攫われたのを秘すように、得物に連なる細工が涼やかな音を生むから、白い指先が柄を撫ぜた。 )  (07/15-14:32:24)
紫陽花♀高等部2年 > ( 広い屋上へ眼差しを落とし、手に持つそれを食べ進みながら眺めやる。立ち入り自由の証左のように設置されたベンチも今ばかりは寂しそうに在る。きっと、晴れた日には多くの聲が飛び交うのだろう。――くん、と。喉が上下するに併せて眼差しは再び空へ上り、少し遠く見える天文台へと渡る。 ) …夜やったら、星見えるかな。 ( 今日の天気予報はどうだったか、――空の模様を見ただけでは読めないゆえの独白に首を傾ぎ、思い立ったよに両手を座す場に宛がいちからを込め、一度上肢を丸めて、一気に飛び降りる。 ) ……っ、と。 ( 一歩、二歩、たたらを踏んだが誰の気配もない場所。軽く眼差しを左右に遊ばせ、何事もなかったように歩み出すのだ。天文台に向かって。 ) (07/15-14:10:03)
紫陽花♀高等部2年 > ( 髪を遊ぶ風に雨の名残が馨る昼下がり。狭い給水塔に座す影一つ。 ―――ちり、と。 風の吹き抜けるたび音を生むのは、佩した獲物に繋がれた金細工の。 ) もう降らないかな。 ( 未だ鈍色の蔓延る空を見仰いで独白した唇は、次に白を食む。両手に握る昼食は、蒸せる暑気を払うようでもあり、 ) ……すっぱ。 ( 唇を窄めさせるに十分な酸味を咥内に齎すお握り。 ) (07/15-13:50:39)
ご案内:「総合校舎屋上」に紫陽花♀高等部2年が現れました。 (07/15-13:42:25)
ご案内:「総合校舎屋上」から柊 誠人♂中等部1年が去りました。 (05/09-14:03:59)
柊 誠人♂中等部1年 > (普段は中庭にいくのだが、時折に屋上に向かうこともある。特に暖かくなれば高い所に上りたくなり。屋上に登れば周囲を見回し、そして手近なベンチに向かって腰を下ろして)いただきまーす(そう口にしては持ってきたお弁当を食べ始める。コンビニで買ったものではあるが、おかずも多く味もいいので食べるスピードは速いものであり。食べ終えればお茶を飲んで大きな息を吐き)ん~、幸せ。(中庭なら後はいたずらタイムであるが屋上ではそれもできず。昼寝をするか、どこかにいくか。少し悩むようにしながら空を見上げる) (05/09-13:10:07)
ご案内:「総合校舎屋上」に柊 誠人♂中等部1年が現れました。 (05/09-13:07:08)
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