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自由設定領域05
【部屋説明】フリー設定ルームです。最初に入室する人が部屋の設定を自由に設定できます。
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部屋説明
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ご案内:「歓楽街」から蔡思妍♀大学部1年が去りました。 (10/30-23:39:43)
蔡思妍♀大学部1年 > (そのまま暫しあれやこれやと見て回り、夜も更けてきた頃合い、ご機嫌な足取りで歓楽街を後に自分の店へと帰るのだった。) (10/30-23:39:41)
蔡思妍♀大学部1年 > (尽きぬ色と、一夜の恋、そして刺激に耽溺する歓楽街の一角――― 質も金額も高いというソープの店先から出てくる女。小柄な体躯を軍服風のチーパオで包み、堂々と見せびらかす素足にはハイヒール。その佇まいはどう考えても、この場にそぐわないほどの威風。店長と思しき男を伴って出て来れば、彼と二言三言言葉を交わす。) それではまた、ご入用の物がありましたら是非、健康堂にお申し付けくださいませぇ♥ (畳んだ扇子を持つ手を重ね、ニコニコと愛想を振りまく。当然ながら客としてきたのではなく、取引先として来たのだ。そして別に悪いことをしている訳でもないので、堂々と表で別れの挨拶をしている。 ―――とはいえ、たとえ悪いことをしていても、堂々としている性格だけれど。) 御機嫌よう♪ (そうして店長と別れれば、歓楽街を我が物顔で歩く。今回は今までの商品とは別の、違う商品も一緒にお買い上げいただけて結構な額になり、懐も心もあったかポカポカ上機嫌。自然と足取りも軽い。人目が無ければスキップしそう。) (10/30-21:33:55)
ご案内:「歓楽街」に蔡思妍♀大学部1年が現れました。 (10/30-21:19:24)
ご案内:「廃墟ビル屋上」から紫陽花♀高等部2年が去りました。 (09/11-07:49:25)
紫陽花♀高等部2年 > ( そこではたと思い出したようにキャラメル色を漁り、携帯端末を確認する。 ) ………………待って待って待って。 ( 三日も過ぎている。一気に意識は覚醒した。何事もなかったことは幸いで、三日もこんなところで眠っていたのは、初回の事故だとして―――新学期はとうに始まっている。慌てて立ち上がる動きにつんのめりながらも、端末をバッグに仕舞い直せば、人気のない灰色の景色を駆け出してゆく。 ) ……まずは、帰ってシャワー浴びて………ごはん、…ごはんは学校でええか。 ( 兎に角急げ、と。笑うような穏やかな陽の光を背に受けて。 ) (09/11-07:49:23)
紫陽花♀高等部2年 > ( 見止める景色に双眸が円を描くのが早かった。体育座りの膝の上に右手を陽の形で招き置く。立てた脚を抱くように左手は脛を巡って寄り添い、空を向く右の掌上には随分季節の早い六花が生まれては消える。幾度も。幾重にも。手の内から生まれては、掌に水滴を残し、夢ではないと告げるように消えてゆく。 ) ………、 ( 思い当たるのは、眠る前にひとつ。 ) ……拗ねた? ( 微笑うような独白の裏で思考する。この世界では解明出来るのは己しかいないのだ。右手をそのままに、フェンスに背を凭れて空を仰いだ。簡単に云えば副作用でしかない。薬錠が“異物”と見做され、躰は“遺物”を掘り起こしたと言うべきだろうか。顔も知らぬ父の嵐と、儕輩たろう氷の幾つかを。 ―――背を起こし、右手を握り締める。 嗚呼、こんなにも空は高く、抜けるような秋晴れの朝。 )  (09/11-07:43:35)
紫陽花♀高等部2年 > ( 迎える朝に夜は鎖された。昇る陽に秘された月もあと数刻を過ぎれば上弦に満ちる頃合いに、風が自由に吹き抜ける灰色の地で蠢く影ひとつ――。 柔らかく目蓋を打つ陽の光と、指先に燈る優しい痛みに意識は覚醒を辿る。朝の眩しさに眇める彩違いが初めに見た景色は、最後に記憶する景色と何ひとつ変わらない屋上の殺風景なそれだった。次いで、知覚する指先に眼差しを移せば、包帯越しの指先に纏う青白い筋。断続的に幾条もが発露しては、ちりちりとした仄かな痛みを齎すそれは、厳つ霊(いかつち)にも似た。 嗚呼、そう言えば。眠っている間の夢にも雷が出てきた、と。覚醒しきらぬ意識に思い出せば、遊ぶように確かめるように、制し方を倣うように左手を握り、開き、――開閉を繰り返して。 ) …花にも春にも、嵐はよう似合うとった。 ( 幼い雷光が終息を迎えれば、右手を抱く涼しさ――を越えた冷たさに眼差しを馳せて。 ) (09/11-07:20:57)
ご案内:「廃墟ビル屋上」に紫陽花♀高等部2年が現れました。 (09/11-07:11:26)
ご案内:「廃墟ビル屋上」から紫陽花♀高等部2年が去りました。 (09/06-23:38:20)
紫陽花♀高等部2年 > ( 嗚呼、これはマズイと思いはしても、傾く首も、落ちる目蓋も止められなかった。 ) ね、む―――… ( 圧倒的なちからを前に抗えない心地というのは、きっとこういうことなのだろう。斜め上の冷静さも蝕まれ、全ては次に――“寝”が次の時に移ろうに転じて目覚める朝に考えれば好い、と。 ) ―――――……zzZZzZ ( かそけい寝息が夜に寄り添う。 ) (09/06-23:38:15)
紫陽花♀高等部2年 >  …一安心、かな。 ( フェンスから手を放し、握り締める得物を下緒で結い留めて佩すれば。自由を得た手はスカートのポケットに潜り込む。探さず済むようにそれしか入れていない――銀のピルケース。 ) ……ねむ。 ( おもむろい動作の中で床を打ったのはふたつに分かれて落ちたケースと、後を追う錠剤の散るささやかな音。気に止めることなく、五指に残った幾錠を咥内に取り込んだ後、俯く仕草に乗じてずるりと座り込んだ身はフェンスに背を預く。緊張の糸が切れたとはいえ、これでは余りにも緩み過ぎだと笑う聲が気息に混じるがしかし、試すなら今を置いて他にないという思考も叢雲かかる脳裏に朧と。眼差し馳せずとも、もう指先がかたちを覚えているキャラメル色を両手が辿って取り出す小瓶の封を切り、くちもとに運ぶ。 月の満ち欠けに左右される“食”の時が“寝”に移ろうさなか、ひといきで半分を飲み下せば、果たして。 ) …―――――、 ( どくり、と。鼓動の音がいつになく大きく聴こえる刹那があって、 ) (09/06-23:22:05)
紫陽花♀高等部2年 > ( 夜を渡り歩いた。渡り歩いて、見ていた。昏い夜の空を。そこに生まれる青白い輝きを。淡く輪郭を滲ませながら浮かぶ月。細い曲線も今は、その存在を確かなものとする程度には肥えた。 ―――かしゃん。 フェンスの網目を握り込む左手。佩かぬ得物を握り締める右手も、頼りない月明りに暴かれる。 夏を過ぎ、涼しさを夜風は孕み始める季節のただなかに立ち尽くし、緩やかに繰り返される瞬き。 ) …ようやっと。 ( 見仰ぐ空の景色に。隠れて――而して生まれて、膨らむまでを見通した夜の涯てに紡ぐ聲は地に落ちる。緊張から安堵へ弛緩する頬には、ここ数夜の名残の汗が浮かぶ。 ) (09/06-22:42:42)
ご案内:「廃墟ビル屋上」に紫陽花♀高等部2年が現れました。 (09/06-22:29:42)
ご案内:「廃墟ビル屋上」から紫陽花♀高等部2年が去りました。 (09/03-22:59:53)
紫陽花♀高等部2年 > ( 月の移ろいに多少なりと影響を受けるのは、生き物として正しいかたちだとしても。月を隠され、月に隠れ、息衝き繰り返すこの情動は、 ) 星の夜の 深きあはれや、これは―――。 ( 星にも届くまい。 ) (09/03-22:59:44)
紫陽花♀高等部2年 > ( 時空を越えた傍観者は何を見るのだろう。陽に生かされ輝き放つ月とは違い、自らに光を持つ星辰は。誰を照らすでもなく、ただほんの少しだけ、自らの周囲だけを仄かに照らすような燈りで。何を見止め、何を見逃すのだろう。 それも何処か、羨ましく感じられる。 ) 手の届く範囲だけ。 ( 多くを求めてしまうのがヒトの性であるならば、欲があることをこそ喜びと思うべきやもしれぬ、けれど。結果多くを取り零してしまうならそれは、――。 気紛れな夜風に吹かれ、得物に連なる鈴が澄んだ音でしじまを打った。 ) …――ふふ。 ( 涼やかな音色に取り戻された意識が笑みを生む。引き擦られがちな夜と理解(し)って、選んだ場所だ。ヒトを想ったヒトデナシの血が肉体の半分を形成し、更にはヒトを傷つけまいとしたヒトデナシの慚愧を薬とする身だ。ナニガイチバンイイコトか、なんて、自覚なくとも本能で理解しているのだろう。 ) ……………どうせ今は、何処へも。 ( 言葉を断ち切るフェンスの軋み声。反転する身はフェンスに背を預け凭れるものの、昏い夜は変わらず迫る。そのままずるずると座り込んでは、下緒を解いた得物を抱くように。こうして息を潜めていれば、――否、いるのだから、ケモノの領域に踏み入る方が悪い、と。傾く思考。 ) (09/03-22:33:10)
紫陽花♀高等部2年 > ( 自然を避けて足を運んだ枯れた地の頂き。そこから見仰ぐ空は今宵、深い藍の彩が主役たる。淡い薄墨を広げて棚引く雲はない。ややも熱の籠る気息に聴き耳立てる月もない。さりとて月がなければ昏いだけの夜でもない。幾千、幾億の星辰が、地上の煌めきに負けじと夜を飾る。周囲に息衝く気配のないことを改めて漸く、屋上を巡るフェンスに指を掛け――錆び付いた網目にかそけい音を生んだ。握り込んだ手に錆が侍るのを自覚しながら、幾つもの網目越しに空を見る。なんてことはない、ただの逃避行。 )  (09/03-22:07:28)
ご案内:「廃墟ビル屋上」に紫陽花♀高等部2年が現れました。 (09/03-21:56:50)
ご案内:「藤袴骨董品店」から紫陽花♀高等部2年が去りました。 (08/10-01:19:36)
ご案内:「藤袴骨董品店」から藤袴ルイ♂大学部2年が去りました。 (08/10-01:19:18)
紫陽花♀高等部2年 > ( 言葉を聴き受けたのが背中で好かった。移ろう口調は確かに己の知るそれに似ている。――けれど、似ているだけで、その存在ではない。或いはそれすら、今宵嗅いだ茘枝の蜜香が聴かせたまやかしか。語る言葉を持たずに進んだ先、夜の静寂を乱さぬようにガラス戸を開く。四角い枠組みに切り取られたそこは昏い夜。一歩を踏み出せば、幸いなことに周囲にヒトの気配は薄い廃墟の群。真夏の夜更けともなれば、何処ぞ肝試しに興じる者は在るかもしれないが、夜空から身を隠し潜めるには格好の場所だ。振り返ることもなく後ろ手に、彼我の間を明確に別つ今宵最後の無礼に風鈴が鳴る。 )  『       』  ( 空白を握り込むように、キャラメル色を握り籠め、―――而して足音は遠ざかる。 ) (08/10-01:17:01)
藤袴ルイ♂大学部2年 > ずっと働き詰めだったんでしょ? ゆっくり休むといいよ、今日だけは。 (特に妨害らしいものもなく望みを果たし終えた両手は下がり、手早く衣服の乱れを整える。 …… 必死な姿が何かを突く。胸中で転がした言葉を何度も飲み込んでは、別の会話を続けてゆく) 特に急いではいないし、ゆっくりと待ってまーす。 (翻る背中を見送る色眼鏡の奥の瞳は、柔い) お買い上げ有難う御座いました。まあまた暇な時に整理整頓に来てくれると、ルイさんはとても助かりますので、是非ともご検討を。そうしてくれたら、店主の気紛れで続きを齎すかもしれないヨ。 (ひらりと手を振り見送る言を捧ぐ。 …… 果たして最後に贈る言葉は、どこまで伝わったろう。口調を真似たそれは、どこまでが真実で偽りであるか、今は語る口を持たなかった) その時が来るのを待つだけなのさ、俺はネ。 (声音すらも同じくしたそれは、静かに笑う) (08/10-00:58:59)
紫陽花♀高等部2年 > ( 無意識に伸ばし、掴んだ手は意思をもって動く手に易く払われよう。相手のことなどまるで考えていない、自分本位に並べ立てた幾つもの質問に、困惑しながらも応じてくれる聲を傾聴し、―――その姿が、視界に映る像の面積を増やして漸く、身勝手さに気づく有様だった。 ) …そっか。そうやよね。……ちょっと労働しすぎて、疲れてるせいかも。ごめんね。 ( 今目の前にいるのは、何の関係ないヒトだ。偶然、己の薬を調達出来る環境に居ただけのヒトだ。 ―――自嘲がくちびるに淡く月を浮かばせて、此方からも、埋めた分だけの距離を戻そう。 ) ………、 ( 言葉にして欲しかった。己ではない他の誰かに。第三者に名を紡いで貰えたら、存在は確かな証明とされたのに。飲み込む言葉の代わり、 ) ……残りの代金も、近いうちにちゃんと支払うよ。 ( そう告げれば、ショルダーバッグの紐を両手に握り、今日の礼を告げて踵を返そう。 ) 大事なオクスリ、ありがと。 (08/10-00:47:42)
藤袴ルイ♂大学部2年 > (落ち着いてと言うは容易い。仮に口にしたところで効果がないか、神経を逆撫でるかのどちらかの未来が近いだろうという推測もまた簡単にできる。そう思わせるだけの気迫があり)(襟元を掴む相手の手をちらとだけ見て視線は戻る)(有無を言わせぬ思いが込められている。余程大事な存在なのだろう。……だが、こちらには関係のないことだ。先ずはこちらの衣服を掴む手を柔く解こうと左手を重ねようと動かし) どんなって、意思の疎通も書き物が出来る形? 色……って言われましても、どう答えたらいいんでしょうかね、あーちゃんや。 多少は疲れてそうな印象は受けたけど、泣いた形跡はなかったような……。ルイさんもそこまで相手の顔を見てないなあ。 (狭まる距離を厭い、こちらから離れた。一歩、二歩、後ろに下がる) (08/10-00:29:28)
紫陽花♀高等部2年 > ( 理解っていた。それでも生まれた感情は何と呼べばいいのか。 ) …そうやけど、…直接逢うとは、 ( 否、そんなことはこの際どうでも好い。己の想像力の欠如を非難するより、ごく当たり前のように言葉を続ける彼の質問に答えるより、先に動いたのは右手だった。今、己の中で最も軋む場所に揃いの場所へ向け、近くなった距離の中で伸ばし、布地を掴まんとした手の行方はさて――。 ) …どんなかたちしてた? どんないろで、…泣いてなかった? ねぇ、そのヒトカタの名前は? ( 近くなる分見上げる角度を増した眼差しが、色眼鏡の奥へ揺らぐことなく。 ) (08/10-00:18:58)
藤袴ルイ♂大学部2年 > 会ったよー。 (あっさりと口にする。事実を曲げる理由も意味もない。それはもう後生大事に小瓶と手紙を抱え込む姿を静かに見つめながら) 商品の仕入れに行くってことはバイヤーに会うってことですし。知らない仲でもないから世間話をしつつってところ。 (小首を傾げ問う声音は、心底の不思議さを把持している。そんなにも重要で重大なことなのか。……視線を斜め上に持ち上げ、思案し、閃く) 欲張りあーちゃんのご登場? (08/10-00:08:08)
紫陽花♀高等部2年 > ( 果たしてこの日の意地悪すら覚えていられるかどうか。今は、手を伸ばしても届かない封筒が、その向こうに影する存在だけが世界の全てだった――から、野花が風に吹かれ揺れるように揺れる封筒を掴むまで、眼差しは黄色い花から離れることはなかった。――軈て地に足がつき、無事に花は手中に納まった。手放さぬよう、失くさぬよう、ショルダーバッグへと仕舞い込む。右手の瓶と共に。 ) ……どんな悪戯ペンを貸し、―――― ( はたと、そこに至って漸く気づいたことがある。切欠を作ったと、先にはそう告げていた彼と己との間に存在する距離を埋める一歩を反射とすれば、二歩目、刻むは自然なことで。 ) …………るいちゃん、逢ったの? ( 理解しても問わずにはいられなかった。 ) (08/09-23:58:12)
藤袴ルイ♂大学部2年 > (その場でジャンプをする姿を可愛いと感じた言葉こそ飲み込んだが、如何したって笑い声が漏れてしまう) 意外なルイさんの姿を見れて良かったね、あーちゃん。……ふふ、ごめんごめん。そんなにも必死になるなんて思っていなかったんですよー。 (やがて背を曲げ笑う格好になれば、手紙を高く掲げていた腕もまた下がりゆく。跳ねずとも届く位置にまで落ちた白封筒は声の主の笑う仕草に揺れているものの、強く摘まんでいないから、容易くその手に収めることが出来よう) 全部読めるといいね、中身。持っていたペンを貸したから、悪さをしていなければいいのだけど。流石にね、読むわけにはいかないし。 (貸したペンは確か、覚えておきたい文字を隠す物だったか。受験シーズンに暗号を認めたい客らにそれなりに需要があるのだが、さて書き主は、読み手は、お互いをどこまで知っているのやら。……それこそ与り知らぬことだと、ちょっとした悪戯を仕込む事になった白封筒の行方を見守ろう) (08/09-23:44:16)
紫陽花♀高等部2年 >  ………意地悪。 ( 素直な感想がまろぶ。手を伸ばしても届かない封筒に眉宇を歪ませて。 ) …るいちゃんがそんな意地悪なこというとは思わひんかった。 ( それも自分勝手な言い分、感想でしかないけれど。諦めることを知らないそれは爪先立って距離を埋めようとするも、精々が時折指先掠めるだけで左手は封筒を掴めない。―――まるで、今更伸ばしても届かないと言われているようで、体の奥のやわい部分が軋む。 ) るいちゃんの言葉がきっかけで、るいちゃんに無関係とは…言えんくても、そこに綴られた文字は、……うちに宛てられた言葉やから。知りたい。切欠を作ったるいちゃんには、届ける義務があるんやない? ( ついぞ床を蹴り、ぴょこぴょこと跳ねながらも果敢な手は。 ) (08/09-23:34:43)
藤袴ルイ♂大学部2年 > なーる。確かに。あーちゃんが幸せそうな顔をしているから、つい意地悪をしたくなったルイさんの失敗だな、これは。 (ひょいと高く持ち上げる封筒は、暫しそこに留まる。背伸びをして届くかどうかの微妙な距離感を保ち、両者を見下ろしている) 手紙の一つでも書いてやったらと提案したのはルイさんでーす。つまりは俺の切っ掛けが無ければ、こいつは存在すらしなかった。それだけでルイさんにも関係がある品物になると思わない? (片手を掲げた状態で、身長差故に見下ろす格好となる両目がゆるりと瞬く。穏やかな物言いが、柔らかな唇のちからを借りて音となる。返してとの言い分も、こちらにとっては不思議なものでしかない)  (08/09-23:24:28)
紫陽花♀高等部2年 > ( 目の前にちらつく封筒に、―――描かれた花の様相にゆらゆら泳ぎがちな眼差しはけれど、生まれる言葉に真っ直ぐに彼へと戻った。 ) …気に病むことやないなら、「いつ注文されても大丈夫だよ」って、るいちゃんは言うべきやった。 ( 右手の瓶を強く、指先が白むほどに握り締めながら、彼に伸びる左手は眼差しと揃いの真っ直ぐ。 ) ……なんてね。 ( いつもの冗談だと笑う。 ) るいちゃんの領分に踏み入るつもりはないから、それ―――返して。 ( 掌を上にした左手、白い指先をひらり揺らす動きが連れ添った。 ) それは、るいちゃんが踏み込んだらあかん、うちと茘枝の領域やろ?  (08/09-23:17:04)
藤袴ルイ♂大学部2年 > じゃあこれの出番は当分無さそう……いや、あーちゃんが頑張って働けるように餌にするのもありかなあ。 (無事必要とされる人の元へ品が届いたのを見送る最中、ふと思い出すのは薬の主がしたためた手紙である。感慨に耽る相手の視界を煩わし気に左右に揺れるのは小奇麗な白封筒。その隅に多数の黄色の小花がイラストされたそれを、如何しようと尤もらしく悩み頷き、にまりと笑った) そうだね。貯金はあると心にゆとりが生まれるから、出来る範囲でしておくことをオススメしまーす。無理は禁物だけど、無理を通すかはあーちゃん次第ですし。ルイさんから言えるのはそれくらいかな。 (笑みを湛えた口元は崩れぬまま) そこはルイさんの領分だから、あーちゃんが気に病む事では無いよ。代金も頂いたからね。 (08/09-23:04:56)
紫陽花♀高等部2年 >  うん。……本当に。 ( これが在るということは、つまり、存在するということなのだ。それがどんな形であれ、記録として今も記憶は生きている、なによりの証左だ。垂れたつむりに流れる髪は短くなったけれど、瓶を持つ手を頬に近づけるように持ち上げれば、面差しを上げる動きの中で拭った所作も秘されよう。 ) …在ることが分かったから、大丈夫。この世界で生きてる以上、頼りっきりにならんようにしやんと。 どうしても恋しくなった時には、お願いする、けど………その時は、ちゃんと支払えるように、宵越しの銭は持たないその日暮らしスタイルは改めます。 ( 大丈夫。そう言い聞かせたいのは誰にだったか。 ) ―――、 ( 堪えるように目蓋を下ろした時間はそう長くはないけれど、価値があると告げてあれば不思議なく映ろう。再び色眼鏡の奥に向かう時には、柔らかい縁取りを描いているはずだ。 ) ……難しい仕入れではなかった?  (08/09-22:56:32)
藤袴ルイ♂大学部2年 > (一連の、相手の長いようで短い、しかし万感の思いを込めた指先の動き一つ一つが隠し切れない感情の切れ端が全てを物語っているようで、実際そうだったのだ、と思う。当人が口にしたように、それこそ命に代えても得たい価値が小さな白い手に包まれている姿を見れば、疑いようが無かった) そっか。良かったですよー。 (……こちらの、仕入れ先への悪態はそっと胃の底に押し込めてしまえばいい。この場には不似合いだから) 如何致しまして。こちらもいい商いが出来ましたし、あーちゃんの嬉しそうな……安堵……、かなあ。そんな表情を見ることが出来たので、ルイさんは大変満足しました。 (微笑む口元は嘘偽りの無し。足りない分の支払いは後日落ち着いた時にでもすれば良かろう) 因みに量は足りそう? 仕入れルートは確保したから、足りなくなったらまた声を掛けてよ。 (08/09-22:42:53)
紫陽花♀高等部2年 > ( 洗いたいのは床に触れて汚れた四肢ではなく、預けてくれた信用に塗って仕舞った泥だ。ゆえに、刻まれる階段の音を待つ時間は、ただ静かに息を整えるだけに費やした。 ) 伸ばせば好いものだよ。 ( 戻り来た姿にそう応えれば、渡した封筒と入れ替わりに差し出される小瓶。見止める眼差しの震えが、受け取る指先に伝播したのを隠すように、満たされた瓶をぎゅっと強く握り締めた。 ) ……、 ( 嗚呼、これが。本当に、これが。 ―――巡る胸中を見透かしでもしたよに、確認を促す声に従い白い指先が栓を抜く。たったそれだけで、歪みそうになる面差しに、平常を繕うだけで精一杯だった。 ) ……はい、 ( 小さく頷く動きが聲に続く。間違えようのない馨に、味覚もが鮮やかにその味を。記憶は新しい扉を開く。 ) …うん。 ( これ以上をこの場で続けるわけにはゆくまいと、熱くなる彩違いにいちど、酷くゆっくりと瞬きをして栓を戻し、彼へと眼差しを戻す。 ) これで大丈夫。ありがと、るいちゃん。まさか、此処でもっかい出会えるとは思ってひんか、った、から……うん、 ( 詰まりかける言葉を隠すよう、再びつむりを垂れて。 ) (08/09-22:35:40)
藤袴ルイ♂大学部2年 > (そうして封筒の代わりに取り出したのは、小ぶりな瓶。赤い液体がとっぷりと溜まるそれを、どうぞと差し出した) これがご希望の品でーす。お間違えないかな。 (瓶自体は洒落たものであるだけで、意味は無い。栓を抜けば、相手にとって馴染み深い匂いが香るのか。目的の品で間違いはないのかと、商売人の目がサングラスの奥で傾く) (08/09-22:21:43)
藤袴ルイ♂大学部2年 > (そこまでの品であるのか。薄暗い思いが胸中を支配するよりも前に言葉が続いた。相手の声を背中に聞きながら調達した品を取りに二階に移動する姿から遅れて) そう言って頂けると、仕入れたこちらも冥利に尽きるってものですよ。 嗚呼、膝とか手とか汚れてない?気になるようなら洗っておいで。 (ちょいちょいと指さす先は店の奥の方。客用にと用意してある化粧室。ぱたぱた……登り、降りてくるのは数十秒後の出来事で済ませてしまえ。そうしてから白封筒を同じく両手で、恭しく受け取る姿があるのだ) そこで安易に風俗に行かなかった点はルイさんポイント加算の対象です。……伸ばせば良いものでも無いだろうに、頑張ったね、あーちゃん。 (労わりの声音はゆるりとしたトーンを孕み謡われよう。封筒の中身は確認しないまま懐に仕舞う) 正直半分も集まらないと思っていたから、分割払いについては承諾しましょう。あーちゃんも生活があるし、無理のない範囲にしましょうかね。 (08/09-22:17:28)
紫陽花♀高等部2年 > ( ふぅ、と一拍気息を挟んで、笑顔に向かう。 ) 私にはそれだけの、…お金に例えられないほどの価値があるから。 ( 無理難題と思うことなどなかったと、緩く首を振り、ショルダーバッグに眼差しを落と――そうとしたところで、続いた声に困ったように右の眉根が下がる。 ) ぴちぴちの女子高生なので、体で稼ごうと思ったんやけど限界があったから。 …今は、そう思ったほど高くは売れないもんだね。 ( 告げて、ショルダーバッグから取り出した白い封筒を両手で差し出そう。 ) …夜も昼も頑張ってみたけど、それでもあと参、届かなかった。やから、分割にして欲しいなっていう。 (08/09-22:08:30)
藤袴ルイ♂大学部2年 > 無理難題な値段を吹っ掛けたのはこっちだからね。 (一週間にも満たない期間で大金を用意しろと告げたのはこちらだ。というのに地に伏せんばかりに頭を下げてくれた相手の視線が持ち上がってくれたのなら、にこりと笑う顔が見られよう。片手に持ち続けている竹箒はそこらに立て掛け、自身もまた背を伸ばす) 値引きは交渉次第とも書いた記憶がするルイさんです。もしかして髪を売ってまで資金を工面しようとしてたのかな。 (08/09-21:59:01)
紫陽花♀高等部2年 > ( 返る言葉は酷く温かい。そう感じるのが罪悪感からであっても、垂れたつむりに近づく気配は確かなものだった。揃えた両手に添えるようだったつむりを擡げ、僅かな隙間から覗き見るそこに見止めたのは差し出された右手。 ) ……あれだけ威勢よく啖呵を切ったのに。 ( 情けないと、再び沈もうとする額をけれど、そうしなかったのもまた――。床についた両手を軸に、もそりとした動作で立ち上がる。而してちらりと覗い見る面差しがいつもと変わらぬ様相であることに、身勝手ながらも気息が安堵を滲ませるのだ。 ) (08/09-21:52:35)
藤袴ルイ♂大学部2年 > (元気良く開く扉に歌は止み、箒の動作も止まった。続いて視線が翻る) いらっしゃい、あーちゃん。 (突然の音に驚いた眼は、少しずつ元の形に戻りゆく。併せて来客を招く声を、ゆったりとした声音で綴られた。やおら視線を低くする仕草に再び目を丸くするのだが、相手に近付くと顎先を摩りながらこちらもまた腰を屈めた) 掃除しておいて良かったとルイさんは思いましたよー。……とは言えね、あーちゃん。服が汚れてしまうから立ってくださいな。 (はい、と差し出す右手に添えた顔は穏やかなもの) (08/09-21:45:52)
紫陽花♀高等部2年 > ( 約束の時間に間に合っただろうか。――やや乱雑にガラス戸の軋む音が夜を打つ。 ) こんばんはっ、あーちゃんです! ( 後ろ手に閉める時ばかりは丁寧に、誰をも驚かせることのないように。――而して、竹箒の小気味よい音に紛れる鼻歌の方へと、騒がしくない程度の速度で駆け寄れば、 ) ……ごめんなさい! ( 眼差しを合わせる間もなく、床に膝をつくのだった。 ) 全額きっちりとは揃えられませんでした。全ては私の不徳と普段の不摂生?――雑な生活スタイルの致すところで、言い訳のしようもありません。 ( 深々。両手も並べ揃えてつむりを垂れるそれは、お手本通りの土下座である。 ) (08/09-21:40:04)
藤袴ルイ♂大学部2年 > (外に「春夏冬中」の札を提げた扉の向こう側で、雇われ店主は箒を片手に掃除中。上から下への基本に則ったそれは、後は足元に落ちた埃などを纏めて捨てれば業務完了となる。竹箒の荒い音だが、それが却って綺麗にしてくれているような気分になるから悪くない。鼻歌も自然と零れると云うものだった) 掃除が終わったら帳簿でも付けますかね。 (視線は緩くカウンターの向こう側に。広げっ放しのそれを目で見て、ふと柱に鎮座している時計を見遣った。客が来る時間は間も無くだったか) (08/09-21:31:28)
ご案内:「藤袴骨董品店」に紫陽花♀高等部2年が現れました。 (08/09-21:30:37)
ご案内:「藤袴骨董品店」に藤袴ルイ♂大学部2年が現れました。 (08/09-21:25:45)
ご案内:「日本庭園」から紫陽花♀高等部2年が去りました。 (07/28-18:18:02)
ご案内:「日本庭園」から藤袴ルイ♂大学部2年が去りました。 (07/28-18:17:46)
藤袴ルイ♂大学部2年 > 更にその前の、ずぅっと先の別世界だったかもしれないね。 (からりと笑う声色は邪気の無い他人事のような物言いだった。幾らか警戒を解いてくれた懐の広い相手に捧げる笑顔もまた、他意は無く) 道案内はお任せしましょ、あーちゃんに。……うん? (食事をしていた名残を片付け行く先の途中で話しかけられたら傾聴し、……た合間に不意に止まる声音に不思議を覚えるも、言葉にすることはなく。落ち着く様を見届けてから、成程と安物のサングラスを外した) それもまた楽しみと驚きの発見の旅だ。あーちゃん、実は旅慣れてたりしない? (自然な歩みで隣を歩み往けたかは、彼女のみぞ知る。雑談と歓談交じりの二つの人影を伴いながら) (07/28-18:17:23)
紫陽花♀高等部2年 > ( 全面的な同意も得て、今や彼の印象は出会った当初とはかなり変化した。 ) ……前の前の、… ( 反芻する言葉の中、それと示されれば眼差しは一度手の内の端末を通って彼に戻り、首肯と共に喜色を浮かべて。 ) やったぁ。それなら、商店街にお店あったはずやから案内出来る。 じゃぁ、先ずは有料区域の窓口行って、商店街ね。 ( 告げるや、広げたままの保存容器やお茶を保冷バッグに仕舞い、帰り支度とする――その中で、 ) …そしたらさ、陽も落ちて来たし折角有料の方行くんやから、景色楽しんでみたら? そのいろm ( 不意に金から零れるものがあり。確かめるよに、はしはしと瞬きを繰り返した後、拭った右の指先に保冷バッグを持ち、立ち上がる。 ) 色眼鏡越しじゃない、この世界の、素直ないろ。 ( ね?と続けながら、ゆるり歩いていこう。機械音痴に唸るのが彼だったか、果たして店員であったかは、―――また後の話。 ) (07/28-18:09:56)
藤袴ルイ♂大学部2年 > 分かる気がする。コーヒーとは違うじんわり感?つい息が漏れるのは熱い茶を飲んだ時だけかも。 (全面的な同意を示しながら、うんうんと頷くのは数回。相手の動作に視線を奪われ、不躾にならぬよう眺める。取り出された手に収まる精密機械は、幾つか前で見たものに類似していた) 俺が持ってる知識とイコールで繋がるなら教えられる、と思う。 (揺れる動きに合わせて髪と身体も楽しげに遊び) 前の前の……前…ぐらいの所と似ているから、何とかかんとか、みたいな。あーちゃんが持ってるそれ (端末めいたそれ) …は、まだ未所持だから、それも早いところ欲しかったんよね。 そうだ。 (ぽむ、と叩く両手) 売ってる店、あるんだろう。たぶん。そこに案内してもらえないかな。道中で使い方をレクチャーしよう。駄目ならそのまま店員に聞けばいいし。案内料としてお駄賃は幾らか出すけど、いかがかな。 (これならどちらに転んでも、最終的に泣きつける場所、すなわち専門家の元に辿り着ける。姿勢を正し、柔く形作る三日月が朗らかに問うた) (07/28-17:54:27)
紫陽花♀高等部2年 >  ほっこりするでしょ? 熱が体の中を通っていく感覚も好き。 ( 空を見上げる眼差しが戻るのを待って、贈られたウィンクに笑みがその彩を双眸にも広げた、――のも束の間。 ) …………………えぇとね。 ( いそいそとショルダーバッグを漁り、学園から支給された通信機器を見せるも、その画面は暗い。 ) …使い方教えてくれるなら、交換しても好ぇよ? ( 先の彼の提示の意趣返し、というだけが理由ではないけれど。右手ごとゆらゆら揺らして見せながら告げて。 ) るいちゃんもさ、違う世界から来たんやろ?…その影響とか何かないん? ( 己を第一村人だと云った彼の会話からそう判じての問いは、同じような境遇の者と話すことが少なかったがゆえの、まるで世間話でもするようなかろい響きを帯びる。 ) (07/28-17:44:30)
藤袴ルイ♂大学部2年 > あーちゃんは茶が好きなんだ。いいよー、と安請け合いはできるけど、いつ見つけられるか分からないな、これが。 (それでも良ければと了承を返す弾む声。しかしこれだけの庭園を抱く街ならば、見つけ出す難易度は高くなかろうと予想を立てる。思案のために短い間、空に向けた視線は、他幾つかの企み事を抱えて飲み込み、瞬きの奥に閉じ込めた) いいね。その取引、乗った。 (サングラスの奥でぱちりとウィンク) じゃあさ、連絡先交換しない? (07/28-17:30:27)
紫陽花♀高等部2年 > ( 無自覚に乱れた言葉を自覚して、ほんの少し背にちからが入ったけれど、直にその気配は霧散した。 ) ……、 ( 彼の提案を理解せんとする間をおいて、 ) ……じゃあ、るいちゃんが美味しいお茶屋さんとお茶菓子屋さんを見つけたら、それをうちに教えて? ( 繕わぬ物言いは、花を冠する名に一方的な慕わしさを感じたゆえに。 ) そしたらそれをお代に頂くってことで、るいちゃんの懐も痛まひんし、うちも知りたいことを知れる。 これも立派な等価交換やと思わひん? ( どこか得意気に笑みながら告げては、どう?と傾ぐ首。 )  (07/28-17:23:17)
藤袴ルイ♂大学部2年 > そうなんよ。 (真似る口調) 意思の疎通ができて会話も可能な人に会えるなんて幸運の極みって感じがしない?俺だけか。 (憐憫めいた視線をやんわりと緩和する役割を果たす色眼鏡に、胸中でひそりと感謝を抱いた。一人で納得してから、嗚呼、と続ける) ルイさんの前は藤袴を付けてくれると、名前としていい感じに収まる気がするので、気が向いたらそちらもご利用くださいな。 (視線は自然と促されたテーブルと、そこに乗る食料に移る。ふる、と首を柔く左右に振るのはその後だ) 値段は如何程に?タダで貰うのはちょっとね。買い取った金額でルイさんを案内する手間賃にする、という選択肢を提示してみよう。 (言葉から力が抜けているような。大丈夫かと心配げに向ける眼差しはのんびりだ) (07/28-17:12:52)
紫陽花♀高等部2年 > ( 出会って僅かな、ほんのささやかなやり取りだけで十分だった。 このひとすごくまいぺーす! と、脳裏に電撃が走る感覚というものを体験した。 ) そっか。…………るいちゃんも来たばっかりやもんね。 ( 些細な対抗心から呼び名を決定づけ、あまつさえ己と同じように懐に余裕がないのだろうと思えばこそ、見守る眼差しに憐れみが滲む。 ) …大丈夫?お腹空いてない?好かったらくちつけてないお握りあるけど食べる? ( 空腹は思考をも貧困にすることを自覚しているゆえの提案に、テーブルの上に保冷バッグを滑らせるように押し出す。 ) …えっとね、…………行きたいんやったら、…連れて行ってあげるよ。 ( 己で助力出来ることから目を逸らすこともできず、財布の中身を思い出しながら。正に今、断腸の思いというものも経験している。  (07/28-17:03:04)
藤袴ルイ♂大学部2年 > (瞬く。それが何を示すのか理解に及んだのは数秒後だった) あーちゃん。 (こちらの声を無視するでもなく応えてくれた者に対して、にこやかに笑むのは身勝手な呼び名だ。どうかな、と小首を傾け) そうなんだ。気にしないで。ルイさんも来たばかりだし。 (果たして意味のある言葉であるだろうか。慰めやら、気遣いやらに) なーる。専用の職員?に聞く方が確実なのは理解したけど、有料……有料……。 (引っ掛かるのはその一点。顎に手を添え渋く唸る声は、幾らかの逡巡を混ぜながら音として唇から滑り落ちた) うーん……。 (終いには腕を組み、眉間が寄る。も、直ぐにそれは消えた) あっ、ごめんごめん。何かしてる最中だったら、中断させてしまったね。どうぞ続けて。 (07/28-16:50:54)
紫陽花♀高等部2年 > ( 近づく足音もただ過ぎる音だろうと気に留めていなかったけれど、近く留まれば話も変わってくる。不意に投げられた聲にふと眼差しを馳せれば、真昼と真逆の彩を見止めて瞬いた。 ) 紫陽花。 ( 問う声に反射で返す第一声は恐らく期待に添えぬもので。 ) …ぁ、ごめんなさい。私は最近新宿に来たばっかりだから、お役に立てないです………。 ( 落ちる肩が申し訳なさを語る。 ) …あ! でも、もうちょっと行ったところに、有料区域の窓口があるから、そこの人に聞いたら分かる、かも?  (07/28-16:41:40)
藤袴ルイ♂大学部2年 > (地均しを終え、一先ずの寝泊まり地を確保してから。地理と地形と地名を覚えるべく足の向くまま気の向くままに闊歩し、訪れたるは鮮やかな園内だった) ……へえ。 (第一印象は思った以上に手入れが行き届いている、であった。たまに擦れ違う人々の様子も朗らかなもので、憩いの場と謳われるのも頷ける。そうしてから一通り周囲を見遣った後は、何となく……と定めた方へ足を向け、ゆうるりと歩き始めた。やがて遠くに人影を見、それがベンチに座る背なのだと知れば、どれどれと近付く足音がそちらに向かおう) お姉さん。 (髪が長いから女だろうと適当な判断の元) この辺ってさあ、もっと早い時間だと人通りは多いのかな。知ってる? (07/28-16:32:14)
ご案内:「日本庭園」に藤袴ルイ♂大学部2年が現れました。 (07/28-16:25:08)
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