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総合校舎エントランスホール
【部屋説明】
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外見
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参加者(1): ROM(1)
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夢見ルナ♀高等部1年
夢見ルナ♀高等部1年
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(テーブルの上には図書館から借りてきた本が塔になり、小腹を満たすためのドーナツと抹茶ラテが並んでいる。ソファから起き上がり、ペーパー越しにドーナツを摘まんで頬張れった後、抹茶ラテで水分を補う。甘い味と甘い味が連なって、口の中はめいっぱいの糖分と甘味に包まれる。マリアージュとは言い難いものの、甘い物が好きなので全く苦ではない。どうやら、世間はクリスマスというもので賑わっているらしい。聖なる夜を恋人たちと家族が祝う夜。心優しい女の子が、悲劇の果てに天に召される話を読みながら、唇を尖らせる。)聖なる夜に神様に召されてハイシアワセって、何がどう幸せなの?意味わかんないんだけど。死んだら終わりじゃん。(ストローを咥え込み抹茶ラテで苛立ちを飲み下しながらも、表情は未だに険しく、天に召され幸せそうな不幸な少女の挿絵を見下ろす。)プレゼントっていうなら、普通に不幸から救ってあげればいいのに。(分厚い本を音と風を起こしながら閉じ、ドーナツを齧りぼやいた。)
(12/13-03:45:44)
夢見ルナ♀高等部1年
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(学園の総合校舎のエントランスホール。広大なホールの片隅にあるソファに腰を下ろすどころか寝そべり、肘掛に背中を預けて仰向けに。腹の上に分厚い本を立て、黙々と文字を目で追っている少女が一人。人目など気にも留めていないのか、まるで我が家で寛ぐようにリラックスした様子で読書に耽っている。生徒たちの賑やかな喧噪をBGMに、読み耽っているのはある童話集。時折入る挿絵は古く童話にしては写実的で、本当にこんな世界があるかのようだった。もしかしたらあるのかもしれない。指が紙をなぞり、捲る。そうしておとなしくしていれば、その実とても面倒な生き物であると見えないかもしれない。大きく開いた胸元が、少女をどう表現しているかは見る人次第だけれど。)
(12/11-23:30:25)
ご案内:「総合校舎エントランスホール 」に
夢見ルナ♀高等部1年
が現れました。 (12/11-23:30:17)
ご案内:「練武場」から
四条 紫子♀大学院生
が去りました。 (11/03-20:46:42)
ご案内:「練武場」から
ティア・新城♀高等部1年
が去りました。 (11/03-19:29:36)
四条 紫子♀大学院生
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アウターエデンの未来について、貴女は考えた事があるかしら。荒海に揺蕩う笹の葉も同然の不安定な箱舟、異能戦技教導隊だの何だのと宣ってみたところで人類全体から見れば蟷螂の斧にも劣る戦力でしかない……明確な“敵”の存在は大衆を統制する政治的利用価値があるから殊更に潰さず見逃されているだけの話で、彼方がその気になればたちまち壊滅に至るのは必定。だからこそ危ういバランスを維持して綱渡りを続け、破局を少しでも先延ばしに────と云うのが主流派の方針だとしても、私は其れに甘んじる気はないの。この研究の目的も数的劣勢を補う為であり、大局的な観点から見れば神宿の住人達の幸福な生活に寄与すると言えなくもない。たとえば新城さんの特異性能力を保有する生物兵器が量産可能なら、貴女自身が危険に身を晒す順番は本来よりも遥かに後となるのは簡単な理屈でしょう?(研究への無理解には慣れているが故に気分を害する事もなく、淡々と説いて聞かせる。その内容はつまり彼女を母胎とするのみならず特異性能力をも引き継がせ徹底的に利用すると告げているに等しい。確かに知識の蒐集は私利私欲だが、己が乗る船が沈まぬ様に取り計らう為に用いるのだから結果的にアウターエデン全体の利益にも通じる……という身勝手な理屈も、また真理の一側面。拘束機能付き車椅子を押しながら、女の掌が少女の頭を撫でた。)……其の方が賢明な選択かも知れないわね。協力的な態度なら此方も手間が省けるし、総合的な待遇の改善にも繋がる。平和的に合意が得られたところで、場所を移しましょうか。(自発的な受諾宣言は当然の如く録音してあり、敢えてそれを再生して聞かせる事で完全に退路を断つ。心身両面から追い込み、車椅子を転がして向かう先は、暗黒科学の殿堂たるAXIAのラボ。そこでは単なる交配実験に留まらず、人間としての尊厳をも脅かす暗澹たる悪夢が待ち受ける。夜明けは、遠い────)
(11/03-01:49:14)
ティア・新城♀高等部1年
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(今までも身を穢されも、望まぬ快楽に苛まれる事もありはするもそれらの際にも覚えもせぬ底知れぬ恐怖を眼前の彼女には覚えもしよう。自分に対する、『彼』に対する親愛めいた思いを紡ぐ声色には嘘偽りを微塵も覚えはせぬも同時にその全てを文字通り踏み躙るかの行為を謳い、悦楽の色さえ浮かばせる姿はまだ悪意なら憎めもするも遥かに超越し未知の――否、永遠に理解し得ぬであろう思考。何より見上げるその相貌に浮かぶ笑みと注がれる眼差しには全てを見透かされるかの心地、それは刹那とはいえ脳裏によぎる自害という言葉すら見透かし否定させる力を備えもし同時に迫る獣を追い払う行為も決して救いには非ず――)そんな実験、成功したとしても喜ぶ人は……(人理に訴えかけるかの反論も不自然に途切れてしまうのは眼前の彼女がまさにその対象だという現実に気付くが故。被験者が望まずとも彼女自身が喜ぶならばその時点で実験には意味があるのだとの理解に辿り着けば不条理ではあるも理解してしまえば受け入れてしまわざるを得ぬ生真面目さ、それすら見抜いての言葉ならば手合わせの申し出はまさに悪魔との契約に等しかったのかもしれず)決闘、の重さは理解しました…したつもり、です。ですが、山岡さんを巻き込むのは…不、貞――(決闘の結果から逃げ出すならばそれこそ今後この街でこの先生きていくのは叶わぬと。されど『彼』を煽り自分の知らぬ姿を引き出そうとするかの言葉には自制を願おうとした矢先――気付かされた。獣との交尾は悍ましいもの、されど人との行為はそれこそ『彼』を裏切るもの。彼女の取り出す器具に拘束されていきながら抵抗の色も見せぬのは告げられる言葉に対する懊悩故、何れも受け入れ難き行為なれどこの手合わせを望んだ事が自分の罪だと遅まきながらに理解すれば)…さ、い。野犬との交配をさせて、下さい…!お願い、お願いします……!(悍ましき行為に穢された身でさえ『彼』は受け入れてくれる等と甘い思いは抱かず。されど別の人型の存在の子を孕む裏切りだけは許容し得ず同様に今宵だけで解放されるかも怪しき実験に身を委ねる事も許容出来ねば残された道は一つ、人理に悖る獣との交わりを一晩受け入れてしまうと涙を流し訴えればそれこそが彼女の狙う合意の証。それを理解し得る筈も無く項垂れれば待ち受けるものは――)
(10/29-18:53:05)
四条 紫子♀大学院生
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(眼前の少女に対して恨みや憎しみがある訳ではない。同僚の恋人、しかも将来を誓い合った伴侶ともなれば敵対する理由もない。無用なトラブルなど回避するに越した事はなく、敢えて波風など立てるのはリスクばかり大きく、まともな思考なら行動選択の候補にも挙がるまい。しかし問題は────この女の指針に於いて、それらは極めて些細な事柄に過ぎない、という現実。知的好奇心の充足、知識の蒐集こそが全てに優先されるべき項目であり、目的の為にはあらゆる手段を厭わず、他人が定めた人倫道徳や禁忌など歯牙にもかけない。同時に、悪意が介在しないが故に不要な暴虐とも無縁。母胎には悍ましい改造を加えながらも、宿ったばかりの新たな生命にはプロテクトを施す……二律背反にも見える行いにも当人なりの理念が存在しているのだが、被検体に向ける笑みはどこまでも酷薄なもの。)えぇ、まだ出逢ったばかりだけれど新城さんの気質は概ね理解しているつもり。そもそも交わした約束は私の実験に挺身して貰う事であり、其の範囲外で貴女の大切なものを不可逆的に奪うのは道理に合わないものね。それに……一欠片でも希望を残しておいた方が“長保ち”する傾向がある事も、統計により明らかになっているの。要するに新城さんが自害でもしない限り、お腹の子は健やかに産まれる筈だから、それまで生きる事を放棄しては駄目。(誰に反対されても産むと宣言した少女の決意を再確認する言葉は愉悦を含み、瞳の奥を覗き込む視線はあたかも宝石を鑑定するかの如く。胎児を人質に取っておきながら罪悪感など欠片もなく、寧ろ温情措置だと宣って背を向けた女に届く声。後ろ髪を引く悲痛な叫びを堪能すれば、生殺与奪を握る快感に吐息が熱くなる。哀れを誘う懇願を顧みず歩みを進め、獰猛な獣の群れが疾駆する足音と唸りが聞こえ始めた刹那────銃声が響いた。女の撃ち放った弾丸は威嚇射撃だが野獣を追い払うには充分な効果があり、練武場に静寂が戻る。白衣を翻して振り返った女は、きょとんと首を傾げて怪訝そうに。)……誤解しないで頂戴、貴女達の関係に関しては祝福しているのよ?ただ新城さんの願い通り、決闘を見せてあげるだけの事。決闘と云うのはね、戦う理由が伴うものなの。それに見届ける者もまた他人事ではなく我が身の問題として陪観するのが望ましい。全ては其の為の御膳立て、安心して身を委ねなさいな。ただ、ある程度のリクエストには応じてあげるのも吝かではないわ。(特異性能力により生成した亜空間ゲートから掴み出すのは複数の金属パイプが束になったような代物。手際よく組み立てると簡易型の車椅子めいた形状に仕上がり、そこに少女を載せると手首と足首、腰と首にアラミド繊維による強靭なベルトで拘束を施す。バイタルチェックにより解毒の進行を確認すれば、能力の限界を見定めるべく更なるデータを得る為に複数の薬剤を新たに注入しておき。)そうよね、初産くらい人の子をというのも自然な感情。夜の神宿中央公園には暴力とセックスに飢えた男達が幾らでも徘徊しているし、相手には事欠かない筈。不貞の度合いとしては異種族とどちらが殿方の気に障るか甲乙付け難い所だけれど、所詮は順番の違いでしかない。愛の力は偉大なのだから大丈夫……だと良いわねぇ。(大丈夫ではなかった場合にどうなるかも、データとして興味深い。車椅子を押しながら少女に顔を寄せ、軽く頬擦りを。夜の公園で素性の知れない男に輪姦されるか、AXIAのラボで得体の知れない交配実験に使われるか、異邦人街で亜人の贄となるか、選り取り見取りよと囁いて────)
(10/28-09:52:15)
ティア・新城♀高等部1年
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(彼女の紡ぐ言葉は単語としての知識はあるも其処より更に踏み込む事例は半分も理解し得るかは怪しく、されど彼女の勝敗に対する強き思いは理解し得よう。卑怯などと言う言葉に臆するでもなく全ては勝利の為の必要な知識と公言する様は矜持、この域に到達するまでどれだけの勝利を、そして敗北を重ねて来たのかは想像も叶わぬ領域。その冷静な姿に秘める炎を薄々は理解するもそれが昏き炎とは未だに理解し得ず)堕胎、なんて…誰に反対されても絶対に産むと決めてます。山岡さんとの子供…その後の生活が楽ではないとしても、一緒に育みた――多重、妊娠?人間以外って四条、先輩――(彼女に保証される下腹部に宿す新たな命、改めて愛おしく思う中彼女の続ける言葉への理解が遅れるのはあまりに唐突、かつ今までの互いを思うかの言動とはかけ離れるその響き故。人倫、人権といった人の世を成立させるに必須な倫理観を一顧だにせぬのはそれも勝利を常に求める故の歪みはすれど向上心故にか、されどその事情を鑑みても到底受け入れられぬ他者――否、異種との交配…否、愛する『彼』を貶めるかの一助となるは到底受け入れられず)お願い、お願い…します!犬になんて、魔物に…いいえ、山岡さんを、巻き込むのだけは…どうか、どうか…ぁ!!(涙を零し動かぬ身を必死に捩りながらの呼び掛けは果たして立ち去ろうとする彼女に届くであろうか。筋弛緩剤の効果は異能の解毒により徐々に進むも早くとも30分は回復は叶わず着衣が、頬が土に汚れるのも構わず必死に芋虫も同然に彼女の方へと這う姿を晒すばかり。その先に待ち受ける物が陥穽であろうと飛び込むしかないとの思いは果たして藁を掴めようか、それが身を拘束する鎖と化そうとも――)
(10/22-22:15:07)
四条 紫子♀大学院生
>
彼を知り己を知れば百戦殆からず……彼我の状況と得手不得手を正確に把握するなら幾度戦おうとも危機に陥る事はない、とは孫子の謀攻篇に於けるポピュラーな文言ね。単純化した例を挙げるなら、じゃんけんは運否天賦に思えるかも知れないけれども、実は初手に選択される手は統計的に偏りがあり、そこに加えて相手の好みや癖を知っていれば勝率は自ずと向上する。更に踏み込んで様々な要因を支配する事で心理を誘導し、何を出すか事前に掌握出来たなら、それこそ確実な勝ちを得られるのは当然。兵法とは如何に正々堂々と戦わず、相手に実力を発揮させない状況を構築するかを追求する学問であるとも云える所以よ。(相手がグーを得意とするならパーで対処すれば済む話で、或いはグーを出せない状況に追い込んでも良い。スポーツマンシップ等とは対極にある概念を説き、特定の状況に於ける優劣が最終的な勝敗に必ずしも直結しないと論じるのは、この女の自尊心が著しい高さも示している。子宝を授かっている旨を告げられて感涙に咽ぶ少女から針管を抜けば、改めて消毒を施しつつ瞳を細めた。)具体的には人為的な掻爬────堕胎を行おうとしても難しい程に強靭なプロテクト。ただ、子宮内壁を著しく強靭に調整する副次的な作用として……少々特殊な体質を獲得した事を理解して頂戴。具体的には、まず多重妊娠が可能になっているの。人間は本来、妊娠中は重ねて妊娠しないのだけれど、それを可能にしていると云う事。もう一つは卵巣機能の改良により卵子が変質して人間以外との交配が可能になり、しかも受精着床確率が従来より大幅に増大していると云う事。簡潔に纏めると、今の新城さんは大抵の異種族の牡を誘引するのみならず、交尾すれば子を成せる万能母胎。此の新薬の治験こそが事前に約束した“勝者のお願い”……貴女の献身により医学は進歩発展し、私は知的好奇心を充足させ、そしてシュナイデメッサーの変化が向かう先も見定められて一石三鳥。明日なき殺人剣が愛を得て更なる進化を遂げるのか、或いは濁り鈍るのか、貴女も興味があるでしょう?(倫理や道徳といった概念が著しく欠如した……というより微塵も介在しない理屈を並べ、冷ややかな掌で新たな命の宿る下腹部を撫でようと。月は暗雲に隠れ、風は乾き砂塵を舞い上げる。野良犬らしき遠吠は、しかしそれに呼応して仲間を呼び寄せてはいないだろうか。)あら、さっそく新城さんに惹きつけられて野犬の群れが接近中……異邦人街の方角からは小鬼種が複数。くふふふふ、犬とゴブリンどちらの母になるのか悩まなくても大丈夫。交配すれば全て産めるから。出産に要する時間も1週間程度で、彼との子には影響がない筈よ。(バイザーに投写される情報を読み取り碌でもない状況を嬉々として伝え、それでは頑張ってねと立ち上がる。戦う余力を残さない少女が一人放置されたなら、惨憺たる未来しかあるまい。こうしている間にも闇は深まり、練武場は謝肉祭の舞台になりつつある。それとも私と一緒に行く?と含み笑いと共に添える提案は、救いではなく破滅への誘いだが────)
(10/21-09:26:23)
ティア・新城♀高等部1年
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(戦闘に対する経験、覚悟いずれも彼女に及ばぬのは百も承知。されど意識は無くも最も差を分けたのは勝利に対する渇望――自衛を求む心と制圧を果たす気概が相対する時点で既に勝敗は決するも同然、見下ろす彼女と見上げる自分という光景は裁定者は存在せぬとも勝敗を下すには十分過ぎよう)本当に強いです、ね四条先輩…山岡さんはそれ以上、です…か。今のままでは傍にいては足手纏いにしかなれそうに――ファクター、奪、う…?いえ、私は護りたいだけ…あ(ドローンの射撃の有無関係なく彼女の素早い動きは捉えるのは至難、敗北を奇襲の影響と他責する事は無く敗北を素直に受け止めるもそれを超える『彼』の刀剣を用いる術とはどのような物か。改めて添い遂げたいと思う相手の知らぬ姿を聞かされれば欠ける物は多いと理解を、されど彼女の告げる必要な意思に対しては理解は到底叶わず戸惑いながらも誰何しようとする言葉は身を起させる手の動きに、さらに囁かれる言葉に中断を――)妊、娠…3週……本当に、私が山岡さんの子を…?(瞠る目、当惑の表情は自然に変化し無意識に零れ落ちる涙。守るべき存在を宿すとの宣告は嘘偽りの余地もなく悲しみではなく喜びに筋弛緩剤の効果により拭うも叶わぬ涙を溢れさせ幼子の如き泣きじゃくる姿を彼女に晒そう)それならもう手合わせの経験を積むなんて暫く出来ませんね、四条先輩と今会えてよかった…胎児の、保護。そんな事まで――ぁ(『彼』が知れば喜んでくれるのか戸惑うのか。されど悲しませ失望させたくはないと今後の指針を自分に言い聞かせれば改めて貴重な経験と宣告を与える彼女に感謝の言葉を、その表情に疑念の色は皆無どころか感謝の笑みさえ浮かべれば彼女の取り出す注射器に本能的に身を竦ませるも無論抵抗する筈も無く。露になる白い下腹部に突き立つ細い針より流れ込む薬液を受け入れながら細指に心地よさげに目を細めよう)
(10/16-15:32:28)
四条 紫子♀大学院生
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(咄嗟の反応にこそ人間の本質が現れる。意識と視線の間隙に滑り込む侵蝕歩法からの接触、その狙いは不意を突かれた際の反応を見定める事にあった。水獅子による衝撃力は人間を弾き飛ばすには充分で、継戦を可能たらしめているのは特殊素材による緩衝と適切な動態制御を駆使したからこそだが────戦歴に裏打ちされた女の直感は、相手の潜在的なポテンシャルがこの程度ではないとも感じ取っている。気性、性格、理念……彼女を彼女たらしめるものが暴力の行使を抑制する枷になっている、と。既に発露している力が氷山の一角に過ぎず、埋蔵された総量が未だ不明ならば、正確に測定し“活用”するのが己の行動指針。撮影用ドローンからの包囲射撃という限りなく騙し討ちに近い攻撃手段を選択したのも、その未知数を警戒した結果なのだから。)刀剣を用いた戦闘ならシュナイデメッサーの実力は神宿でも屈指、近距離で彼の相手をするのは私とて避けたいわね。ところで新城さん、貴女の決意は尊く内包する力は眩く、志は素敵なのだけれども……残念ながら戦いの場に臨むには重要なファクターが欠けている。生きるとは得る事、つまりは他者から奪う事。世界の全ては有限で、あらゆる生命体は他者を喰らい奪って命を繋ぐのが自然の理。此れは人間の営みも例外ではなく、社会的な地位や対人関係の立場を得るのは直接的か間接的かは別として他人を蹴落とした結果でしょう?貴女には其の認識が足りない。容赦なく奪う気概を持ち合わせていない。いずれ酷い目に遭うのは必定だから、この機会に私が────と、その前に。(不穏な言葉を紡ぎながら微笑む女に憎悪や敵意は欠片もない。ただ底知れぬ昏い愉悦があるだけだ。二人を取り巻くドローンが脳波制御により球体下部を展開すると、浮遊に用いるファンは唸りをあげて回転数を増し、風量と指向性を特定の目的に最適化して行く。即ち主人を守護するべく佇む忠勇なる水獅子に13匹の乾いた気流の蛇が絡み、その水分を悉く気化させ奪い尽くそうと。目的遂行の邪魔になる要素は慎重かつ無慈悲に排除し、倒れた少女の傍に歩み寄ると背を支えて上半身を起こす。その所作は乱雑さとは無縁、硝子細工を扱うかの如く丁寧に。)……やはり妊娠初期、3週から4週かしら。暫くの間、転倒のリスクがある激しい運動は避けなくてはね。(触診に伴い種得した生体データから診断して、女の唇が耳元で囁く。そして亜空間ゲートから掴み出したのは携帯型のアンプルケース。その内の一つを注射器に装填すると、プランジャーロッドに親指を添え。)念の為、胎児を保護しておきましょう。此れは子宮内壁を強化しつつ着床した受精卵に特殊な保護膜を形成し、内分泌疾患や感染症は云うに及ばず物理的な衝撃に対しても流産の可能性を著しく下げる薬。弛緩剤を用いたのは、この施術に際して身動きを封じる目的も兼ねているの。(今の転倒で万に一つも流産などしたくはないでしょう?と危機感を煽り、冷静な判断を奪おうと。ブラウスの鈕を一つ一つ外して露出させた下腹部を、脱脂綿で消毒すると────針管を慎重に挿入。子宮内壁に薬剤が浸透すれば、薬効は即座に発揮される筈。女の言葉に嘘はないが、全てを告げてはいない。重篤な副作用について告げる前に、少女の艶やかな髪を慈しむかの様に手櫛で梳いた。)
(10/16-04:57:46)
ティア・新城♀高等部1年
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(神宿の住人となって以来異能、暴漢との遭遇は経験すれど武術は文字通りの初見。容易く間合いの内に居るのを許せば咄嗟に反撃を行うもその対価は暴発にも等しい異能の発露、彼女を弾き飛ばす水の幻獣は普段ならば役を終えれば即座に形を失い身を包む糧となるも今は未だに水の振動による唸り声めいた音を鳴らし彼女を牽制するも裏を返せば制御を失う寸前とも。同時に弾き飛ばした際の衝撃はその身にも影響は皆無ではなく)は、ぁ――四条先輩の動きも、凄いです…山岡さんの所属する組織、というのも納得出来ます(教導、その内情は詳細を無理に問い質す事も無ければ『彼』の時折見せる姿より推察するしかなくも先程身を以て味わうその動きは尋常の物ではないと理解を。同時にそれだけの力量が無ければ学園の内外でのトラブルに対処など到底叶わぬと、そして危険と隣り合わせなのだと再認識すれば支え、癒してしまいたいとの思いをより強くもし)エクストラ、捕縛…嫌、です。山岡さんとは絶対に離れたくな、ひ!きゃああっ!!あ――(捕縛、との単語より連想されるは離別。想像するだけで堪え難き恐怖に襲われる心の揺らぎを見透かしたかの如く行われるドローンの斉射は武術以上に経験の無い、異能以上に生死に直結する知識とし身近な凶器であり高い悲鳴を上げながらも咄嗟に全神経を集中させ獅子を呼び寄せ身を護るかの姿勢を取らせるもそれは完全な牽制――それに気付く頃には既に首筋に覚える小さな痛みと注がれる薬液の感触、本来ならば解毒も叶うそれは皮肉にも喪われる水分を補充すべく異能が体内へと急速に吸収させ瞬く間に総身に。視界や言語野は喪われぬも四肢より力が抜けていけば糸の切れた人形の如くその場に仰向けに倒れ込み中空の満月を見上げる姿へ、見下ろす彼女の表情を見れば敗北を理解しながらも手合わせ、との言葉を未だ信じ浮かべるのはは怒りでも恐怖でもなく自分の力不足に対する苦笑。故に未だ気付かぬのは発現させたままの獅子が未だに消失せぬ暴走寸前の様――本来の主の制御が叶わねば間も無く維持する水分を蒸発させ消滅するも万が一使役の術を、水分を与えられれば主を変える事もかつて一度存在する雄獅子の姿)
(10/13-08:46:19)
四条 紫子♀大学院生
>
(武術諸流派多々あれど、己に言わせれば所詮は理論で解明可能な物ばかり。その要諦を伝承者より“抽出”して詳細に分析すれば、会得するのはさして難しくもない。今しがた見せた歩法にしても某古武術に於ける門外不出の秘伝であり、日没と共に忍び寄る影の如く防ぎようがなく標的に終焉をもたらす事から斜陽と称される奥義。先人達が長年の創意工夫を重ね積み上げた成果の結晶は、素人が初見で対応するのは至難……直接の接触を果たすところまでは、想定通り。そして────)まず第一に重要なのは、自らの得意な間合いを理解すると云う事。何をしたいのか、何が出来るのか、つまり己を知る。但し其れだけでは不充分、相手の意図も推察しなければ片手落ち。彼を知り己を知れば百戦殆からず、と孫子の謀攻編に記されている通りに……っ?!成る程、此れが新城さんの特異性能力。獅子を形成する成分はH2O、察するに水分を操作する系統かしらね。なかなかの瞬発力、後は持続力と応用力が問われるところ。今ので水分の皮膜をかなり喪失したとはいえ、地に撒いたものを操れば罠としても使えるでしょうから、迂闊に接近するのはリスクが大きい────えぇ、一山幾らの暴漢程度なら問題なく対処出来ると認めてあげる。(肌が擦れ合う程の接近戦では大半の武器は役に立たず、使える技も限定される。特に体格差がある場合、押さえ込まれてしまうと対応は困難を極める。しかし、その間合いから生成された水獅子は少女から白衣の女を引き剥がし、その身を軽々と空中に吹き飛ばし講釈を中断させた。かなりの衝撃だが、着用している特殊な衣服が備える防御機構により現段階で戦闘継続に支障はない。眼許を覆うスモークグレーのバイザーに投影される各種データを読み取り、頷き微笑む。薄く、冷たく、愉悦を込めて。)だから次は、対エクストラを想定したもの。捕獲されないよう足掻いて御覧なさい。(フェーズ移行を宣言して、女は左手を天に掲げる。中指に親指を添え、擦過により高らかに打ち鳴らすと────浮遊する13基の撮影用ドローンが少女に向けて一斉射撃を開始。撃ち出される弾丸は5.7x28mm弾で小口径ながら初速に優れ、ボディーアーマーに対する貫通力も備えている。ただし、この射撃は相手に敢えてギリギリのところで命中しないよう狙いを設定してある。突然の発砲音と銃弾の雨は注意力を奪う為の牽制であり、本命の仕掛けは己の特異性能力に依るもの。その場から一歩も動かず亜空間ゲートを介して女の右手に握られた器具が向かう先は、少女の頸動脈。小型ガスボンベの圧力により薬液を打ち込む無針無痛注射器には、対象の意識は明瞭なまま身動きを封じる即効性の強力な筋弛緩剤が装填されていた。)【切り札2枚使用 ダイス+2】 [Dice<6> 5=
5
]
(10/13-02:25:24)
四条 紫子♀大学院生
>
[Dice<6> 2=
2
]
(10/12-04:46:58)
ティア・新城♀高等部1年
>
(人の悪意に晒されるのは皆無ではなく、されど人を信じる思いは喪いたくないのは生来の善性以上にその経験があってこそ『彼』と巡り合えたとの思い故。ましてや様々な経験も知識も上回る彼女の心を見抜く等叶う筈も無く只浮かべる微笑と『彼』の知り合い、との立場が信用に値するとの思いに天秤を傾かせよう)そう、ですね。私もこの異能が無ければこうして外を出歩くのも厳しいですし今更手放せ、管理と言われても厳しいです。ですのでこの街…神宿で生きていこうと思うなら争いは嫌いでも対処は――挙式、えっと、その……(彼女が目を凝らすならこの身を包む僅かな揺らぎを捉えるかもしれず、生命の息吹たる水を纏う事により虚弱な身を補う様は争いに対し得手には程遠くもあるも他者を癒す力は得難い物とも。一人ではなく誰かと共にあり続けるなら喪う事は到底受け入れ難く…唐突、と呼べるほどに紡がれる挙式、の二文字に露骨に頬を赤らめ下腹部の前で所在なく重ねる指。恥じらい以上に胎内に宿す新たな命――異能と、愛情に伴う本能的な確信を確かに)学習、履修…あの、その余り難しい事をいきなり言われても…ご褒美、ですか(まるで授業、否学期末のテストに挑まんとするかの言葉に戸惑いを見せるも彼女の提示する内容に小さくではあるも見開く瞳。身も心も重ね通じ合ったのだと断言し得る『彼』ではあるも全てを知るには程遠いのも同時に理解を、彼女の示唆する逸話は『彼』の全てを知り、受け入れ愛したいとの思いを見透かしたかの如く。故に拒否するなどあり得ず首肯してしまおう。その際まるで宙を舞うが如く距離を開ける彼女の姿には白鳥の如き印象を思え見惚れもしようか)あ、は、はい!私の方こそよろしくお願いします。暴漢、で――(高らかに謳う開始宣言に対し慌て一礼すればカーディガン越しにも揺れる膨らみ、改めて手合わせの流れなど知る由もなく戸惑う中彼女の口にする仮想敵を演じるかの言葉にはその姿と重ならず当惑を見せるもその一瞬の隙に彼女の姿は間近に。細腕に容易く絡み取られる身は彼女の呼気も、体温さえ感じとれるのではと思える程。同性であれば然程忌避するものではなくも何故か脳裏に鳴り響く本能からの警告――気付けば全身を覆う水膜の大半を消費するリスクも覚悟の上で生み出される水の獅子が体当たりも同然に彼女を押しのけ身を開けようとするが)【切り札2枚使用、ダイス目+2】 [Dice<6> 4=
4
]
(10/11-20:13:04)
ティア・新城♀高等部1年
>
[Dice<6> 3=
3
]
(10/11-19:42:53)
四条 紫子♀大学院生
>
(多くの場合、人は無意識に共感と理解を求める。故に警戒を解く理由を幾重にも与えて寄り添う姿勢を示すなら、心理的な間合いを詰める事は難しくない。しかし無論それにも個人差があり、今回は拍子抜けする程に容易い。つまり、この少女の精神性は驚異的な程に純真無垢……言い換えるならお花畑だと把握して、女は心の内で策謀を適切に調整する。目的を果たす為には侮りも畏れも禁物、状況を正確に観測しつつ変数たり得る要素に対応しなければならない。己が敵味方を問わず忌避される理由の一つに、相手の願いを表向きは実現しながら碌でもない状況へと追い込み、自らの欲望を達成するという所業が挙げられるのだが────当然、それを教える筈もなく。)神宿は極めて繊細で危うい内外のバランスにより成立している海の泡も同然の儚い揺籠……新城さんの懸念は的を射ているし、備える事はとても大切。其れにしても既に将来を誓い合う仲とは、挙式の際は是非、私も招待して貰えると嬉しいわね。(冗談めかして結婚式など話題に乗せながら、視線が少女の下腹部へと流れるのは“診断”の為。思い描く将来に具体性が伴い、実現する為の努力を惜しまない様子から、推測可能な事柄がある。自衛とは護りたいものがあればこその概念で、それを今から学び会得したいという生き方の転機は何に起因するのか。外見から妊娠の兆候は未だ見られないが、初期ならばそれも当然。この仮定が正しいなら実に好都合、母性は実験に際し理想的な補強材としての効果を発揮する筈……等と倫理から逸脱した思考は微塵も表に出さず、戯けた笑顔を見せた。)では早速と云いたい所だけれど、その前に。あらゆる学習は意欲が伴ってこそ効率的に履修が可能なもので、つまり今回の手合わせにも御褒美を用意しましょう。そうね、勝者の願いを一つ叶える……で如何?シュナイデメッサーをスカウトした際の逸話を聞かせてあげたり、或いは貴女に合わせた護身用の装備を開発する事も。ちなみに私は致死性の攻撃手段を用いたりはしないから安心なさい。(愛する者の過去には関心があろうし、技量を補う装備もまた有益。漫然と臨むより目的意識が明確な方が良質な学びが得られると説くのだが、ここにも罠が潜んでいる。返答を待ち、頷くと────女は5メートル程の距離を取り、軽く一礼を。)……双方の合意事項に則り、此れより試武を行う。練磨研鑽が目的なれば両者互いに持てる力を尽くし、勝敗に遺恨を残さず己の糧とするべし────なんて宣言は本来なら立会人がやる事。さて新城さんから攻撃してみなさいと云うのも不慣れだと難しいでしょうから、まずは暴漢にでもなったつもりで私が。(遠慮は無用、仕留め果たすつもりで対応してねと告げて歩き出す女には、重心の乱れが皆無。あたかも地を滑るような歩法で静かに距離を詰め、薄い笑みを浮かべたまま右手を差し伸ばす。しなやかに白蛇の如く迫る腕の狙いは少女の腰。不埒な酔漢に絡まれる局面を想定しているので、抵抗に失敗すればそのまま抱き寄せ、それこそ吐息の熱が保たれる程に密着するべく。) [Dice<6> 4=
4
]
(10/10-22:10:31)
ティア・新城♀高等部1年
>
シュナイデ――それが、山岡さんの私の知らない名前なんですね(自分の知らぬ彼、それをこうして聞けただけでもこの場を訪れ邂逅を果たした甲斐はあろう。差し出される手を疑いもせず握り返せば彼女に伝わるのは他者を一切疑いもせぬ善良さ、そして白く細い手の箸以上に重い物を持った事も無いとの形容も相応しき柔らかさと華奢さ。決闘という単語に相応しからぬそれは肉弾ではなく能力を用いる戦闘術とさえ明かされよう)あ、っ――尊いなんて、私は山岡さんの…この街で幸せな家庭を築きたい、だけですから。卒業し共に働き日々の糧を…なら最低限の自衛はきっと、必要でしょうし(アウターエデンの自由の側面たる無法、そしていつ訪れるかもしれぬエクストラの潜入。常に共にあるのは叶わぬならば相手を打ち倒せぬともせめて、身を護り彼の元に戻れる力を望みたいと。身を抱く彼女の賞賛に、自信を気遣うかの言葉に疑念など抱こう筈も無く)経験、ですか…ですね、私では幾ら見ても理解出来ないかもしれませんから。それでも見知らぬ方とは怖いですが四条先輩なら――私の方こそよろしく、お願いします(手合わせ、との言葉に僅かに身を竦ませるのは学園で如何なる経験が存在するのか彼女に推察させたかもしれず。されど彼女の申し出は理に適い何より教導隊…『彼』の所属する組織の職務と告げられれば断る理由は存在せず、手を放し深々と頭を下げればカーディガンの下で揺れ弾む膨らみの存在を彼女に伝える様)
(10/07-19:51:12)
四条 紫子♀大学院生
>
あぁ……貴女がシュナイデメッサーの。彼を教導隊にスカウトしたのは他ならぬ私なのだけれど、以前と比較して最近少なからず変化が観測されているものだから、その要因について本人から話を聞いたりも……ね。見知り置きを願えたら嬉しいわ、新城さん。(伝聞とはいえ聞き及んでいる、と……同僚のコードネームを挙げて述べる内容に嘘はない。但し────事情を聞き観測を続けているのは極めて利己的な理由に依る。事実と真実は必ずしもイコールとは限らず、真実は伏せたまま、宜しくねと眼前の少女に右手を差し伸ばした。握手という所作一つからも、得られる情報は多岐に渡る。応じるのか拒むのか、そこに至る心の動きが表に現れるか否か。接触すれば掌を普段どのように用いているか、つまり日常生活の傾向さえも多少は推測が可能。善意の仮面で真意を覆い、一方的に相手の情報を得るのも兵法の内。語られる胸の内、その健気な想いに胸を打たれたかの様に頷くと、少女の肩に手を添え軽く抱こうと。)……なんて素晴らしい心意気。まさに天に在りては比翼の鳥、地に在りては連理の枝と謳われた古の皇帝と寵姫にも通じる尊い願い……任せておきなさい、この私が叶えてあげる。但し決闘と云うのは漠然と眺めたところで得るものは限られているから、貴女にも準備が必要。此れは特に難しい話ではなくて────例えるなら囲碁や将棋の対局を観覧する際に、ルールや定石を理解していなければ棋士の意図を推し量れず、学びに繋がり難いのと同じ。つまり準備と云うのは、本物の決闘を見学する前に……予習として私と軽く手合わせをしてみない?百聞は一見に如かず、百見は一触に如かず、何事も経験してみる事が肝要。其れに読んで字の如く、異能戦技教導隊の職務の内に含まれる事柄でもあるのだから。(何も心配する必要はないのよ、と囁いて────女の指先が虚空に円を描く。奇妙な光芒を放つ円、離れた空間を接合するゲートを介し、音もなく飛ぶのはピンポン玉サイズの浮遊ドローンが13基。きちんと記録もしておけば復習にも役立つと尤もらしく告げるのだけれど、撮影の理由はそれに留まらない。即ち、全ては合意の上であるという証拠の確保。無垢な兎が迷い込んだ袋の口が閉じるまで、あと僅か。)
(10/07-04:46:11)
ティア・新城♀高等部1年
>
(開ける視界、客席に繋がると思えた道が舞台に繋がると理解すれば漸く過ちを理解するも踵を返すに至らぬは其処に佇む月明りを受ける彼女――自分以上に練武、との単語に相応しからぬ姿に目を奪われたが故。此方を見遣り浮かべる笑みも、その研究者めいた装いも戦いからは余りにかけ離れておりだからこそその口より紡がれる名乗りに耳を傾ける余裕も存在したの、だが――)四条、さん…教導隊と言うと、山岡さんの知り合い…ですか?(彼女の此方に向ける眼差しに僅かながらも脳裏に鳴り響く警鐘は続く所属の単語に掻き消されよう。奇しくも自分にとって一番大切な人物と同組織と思えば自然に薄れゆく警戒心、無防備を装うかの所作以上に自分の知らぬ『彼』について知りたいとの思いが足を彼女の方へと進めてしまうのだから)月、ですか…中秋の名月までもう少し、ですね。ですが今日は月じゃなくその…決闘、というものをもし、見られればと。私は今まで自分を護る以外誰かを傷付けたくも傷つけられたくないとも思っていたんですが、その…大切な人が出来て、初めて護られるだけでなく護ってあげたいと思えるようになったん、です。ですので真剣勝負というものがどういう物なのかまずは見て、学べればと――あ(まるで自分の心を見透かしたかの誰何に素直に思いを吐露してしまうのはきっと、『彼』に直接伝えれば余計に気を使わせてしまうとの思いの反動故。傍らに寄り添い続けるの方が容易かろうともそれは依存も同然、共に支え合い、分かち合い幸せを――その様な思いからの決意を紡ぐ中無より生じたとさえ思える缶に目を軽く見開き驚きを。差し出されるまま受け取り口に運べば水に起因する能力も充電されていこう)
(10/06-08:39:33)
四条 紫子♀大学院生
>
(練武場は使用目的が明確な施設であり、来訪者の目的も必然的に限定される。研鑽や練磨など表現は様々だが要するに戦う為、或いはその準備の為────だからこそ女は微かに怪訝な表情で首を傾け、電子書籍端末を白衣のポケットに収めた。通路を歩む足音には決意と逡巡が共に含まれているように聞こえたから。あまりに初々しく瑞々しい気配は、稀に見る稀少な獲物の証。胸の内に満ちる期待を穏やかな笑みに換え、入口へと身を向けて。)……ごきげんよう、可愛らしいお嬢さん。私は大学院で特異性能力に関する研究などをしている、四条紫子と云うのだけれど────異能戦技教導隊のハイペリオンと名乗った方が、或いは通りが良いかも知れないわね。(名乗りと共にアメジストの視線が少女の肢体を撫でる。着衣の奥、柔肌よりも更に内側まで値踏みするかの様に。両腕を軽く開き、危害を加えるつもりはないと示して見せるのは……此処で踵を返されては獲物を取り逃してしまうから。あくまでも表面上は友好的な態度を崩さず、アウターエデンに於ける公的機関の肩書きも添えて、此方へと招き。)お月見に、と云う訳でもないのでしょう?何やら思い詰めた様子にも見えるし、誰かに話してみる事で思考が言語化され適切な打開策を得る場合もある……貴女について、良ければ聞かせて頂戴。(敵意や殺気など微塵もなく、瞼を半ば伏せ、唇は三日月めいた形に。慌てて仕掛けたりせず、入念に下準備から整える算段。まるで手品の様に虚空から未開封の缶飲料を二つ取り出すと、一つは自らタブを起こして口元に運び、もう一つは少女に手渡そうとする。無糖のミルクティーは自販機から排出された直後のように温かい。)
(10/06-03:12:03)
ティア・新城♀高等部1年
>
(既に月も煌々と輝く夜半に学園を訪れたのは先日の極楽島を訪れた際のトラブル、行方不明の着衣が見つかったとの一報を受ければ日が昇るのを待ち切れず受け取りに訪れたが故。彼の言葉通り校内にその手の生業を行うグループが存在するのだという説明を受け顔を赤らめながらも無事丁寧にクリーニングまでされる衣服を受け取り帰路に――その際目に止まる校舎に勝るとも劣らぬ威容を誇る練武場。自分には無縁と思える其処を改めて見上げれば脳裏によぎるこれまでの記憶、自分を護る、愛してくれる――そう語ってくれる彼の姿は同時に、ただ護られるだけではいけないとの使命感さえ気が付けば抱いてしまったのだと。互いに支え合い、育み歩み続けたい。決して彼の負担にはなりたくない…能力が無ければ日中外を歩くのも厳しい身体ながらここ暫くは屋内とはいえ傍から見れば軽い運動にしか見えぬもトレーニングらしきものも始める日々、決闘も日夜行われているとの建物を見遣れば自分から争いを求めはせぬも身を護る術は学ぶ必要もあろうと思いもし、今も決闘が行われているのならば見聞も必要との思いから足を向けるも前回のトラブルを齎した生来の迂闊さと無知が及ぼす結果は本来の観客席にあらぬ参加者側の入り口からの入場。暗めの通路は途中気付かせもしないままただ月明りに、先客の待ち受ける舞台に向け足を進めさせるよう――)
(10/04-07:14:11)
ご案内:「練武場」に
ティア・新城♀高等部1年
が現れました。 (10/04-06:59:10)
四条 紫子♀大学院生
>
(秋の気配を明瞭に含む夜の風が薄雲を拭き払い、真円を描く月の穏やかな輝きを練武場へと届ける。世界に仇為す不逞の輩と区分されたアウトサイド達の街────神宿に於いても一際異彩を放つ、古代ローマのコロッセオを模した施設に独り佇む女の白衣が翻り、あたかも悪魔の翼めいた禍々しい影を大地に落とした。蛇蝎の如く、という言葉が比喩ではなく寧ろマイルドな表現とされる程度には各方面から忌避されている女は、それ故に今宵も貪欲に獲物を求めて徘徊した挙句、此処に辿り着いた訳だが。)……蜘蛛の子でも触れなければ散らないと云うのに、曲がりなりにも無頼を気取る輩が情けない話よねぇ。(嘆息と共に吐き出される冷淡な嘲りは、神宿中央公園で繰り広げられる賭け試合の参加者に向けたもの。さりとてリスクとリターンが釣り合わなければ賭博は成立せず、敢えて火中の栗を拾う酔狂な輩が存在しないのも至極当然の帰結。それを自覚しているからこそ逃げた者を深追いはせず、相応しい場所にて網を張る事にした。此処ならばアンダーグラウンドファイトとは“客層”が異なる。練武に励む真摯さは時として判断を誤らせる要因にもなるだろう。純粋実直な善性を蹂躙する愉悦は格別の醍醐味……等と公言して憚らない女は、携帯端末にて電子書籍を閲覧しながら来訪者を待つ。蒼月に誘われるのは儚き胡蝶か、或いは────)
(10/03-20:13:21)
ご案内:「練武場」に
四条 紫子♀大学院生
が現れました。 (10/03-20:12:56)
ご案内:「極楽島ビーチ・夜」から
陸一星♂高等部1年
が去りました。 (08/23-18:29:05)
陸一星♂高等部1年
>
(そうして暫くの間体を動かしていたが、湯の沸く音が耳に届けば鍛錬を切り上げ、また元のように流木を椅子代わりにして。沸かしたての湯で茶を淹れて、島での夜を一人楽しむのだった。)
(08/23-18:29:01)
陸一星♂高等部1年
>
よし。(炎の様子が安定したところで竈に水の入ったケトルを設置し、徐ろに視線を持ち上げる。人工の明かりなど殆ど無い島の夜空は、神宿のそれとは比べものにならないぐらいに星がよく見えて、遥か彼方までそれが続いていた。)こういう時でもないと、見られないもんな。(しみじみと呟く少年の脳裏に、遠く離れた故郷の村の事が思い起こされる。中国内陸部の山間にある小さな村、こんな南の島とは共通点など殆ど無いが、こうして眺める星空だけは記憶の中にあるそれとよく似ていた。8年も前に失われたものを今更想って涙を流す程繊細な質ではないが、少しばかり湿っぽい気持ちになっているのに気づき、それを振り払うように立ち上がると、湯が湧くまでの少しの間を鍛錬の時間にあてる事にした。)ふっ!はっ!ふんっ!!(しかし、僅かな明かりに照らされて砂浜で拳法の鍛錬に打ち込む姿、それは遠目からは怪異か、はたまた怪しげな儀式に没頭する人のように見えてしまうかもしれないが。)
(08/17-17:48:46)
陸一星♂高等部1年
>
(昼間は海のレジャーに興じる若者たちで賑わうビーチも、日が沈んだ今は静かなもので、極たまに夜の散歩に興じる者の姿があるばかり。聞こえてくるのは波の音と虫の声がせいぜいで、無人島である本来の姿をようやく取り戻したというところだった。そんな砂浜にぽつりと灯った灯りが一つ。篝火というにはあまりにもか細いそれは、波打ち際を避けて砂浜と内陸の境い目に設けられた、石を積んだだけの粗雑な作りの竈の火である。少年は一人、程よいサイズの流木を椅子代わりにして、その炎をじっと見つめていた。)
(08/15-01:44:15)
ご案内:「極楽島ビーチ・夜」に
陸一星♂高等部1年
が現れました。 (08/15-01:43:36)
ご案内:「自由設定02」から
双葉瑠衣♀中等部3年
が去りました。 (06/23-20:08:58)
ご案内:「自由設定02」から
水渓雫♀中等部2年
が去りました。 (06/23-06:38:08)
水渓雫♀中等部2年
>
(――二人が救出されたのは、それからしばらく時間が経過してからのこと。身に着けていたはずのものはすべて剥ぎ取られ、臭気に塗れた下腹部は異様に大きく膨らんでいて。いったいその場で何が起きたのか、救出されるまでの記憶が失われていた少女たち二人の口から語られることはなかったものの、その体に深々と刻み込まれた痕跡は決して失われることはなく。苗床となった二人の少女と共に、廃ホールに棲む化け物の噂は様々に尾ひれが付け加わりながらもガルエデンに広まることとなった。)
(06/23-06:37:57)
双葉瑠衣♀中等部3年
>
(突き出された生殖器から噴き出す過剰な先走り、より濃くなる臭気の原因であり、強力な催淫と排卵効果のあるそれは確実に理性を削る。見せつけてくるおぞましい光景に嫌悪感に肌が震えると同時に肉欲が足を止め、出口の扉に手をかけて開けたところで悪魔が囁いてくる。あと一歩、あと一歩踏み出すことが出来れば逃れられる、なのにその一歩が踏み出せない。そして先に陥落したのは殿の彼女、少女の手を引きながら蛙男へ身を捧げようとする表情は正気を失っており、共に背徳の虜へ墜ちようという誘いは握られた手が緩められるという形で応えられる)…ダメ、ダメだよ、雫ちゃん、そんな、そんなこと…ボク、ボク、は、ダメ(彼女を残して扉をくぐれば観音開きの重い扉は締まり、彼女を残してきた罪悪感と後悔に扉を背にして座り込んでしまえば、背後の扉越しに聞こえてくるのは彼女の悲鳴とも嬌声とも聞こえ瑠偉甲高い声が響いてくる。扉越しに何度も謝りながらも快楽に満ちた声に自然と両手は胸を露わにして乱暴に揉みしだき、愛液でぐっしょりと濡れた秘所へと深々と指を沈めて狂ったように自らを慰める。恥じらいもなく獣のように喘ぐ声は彼女に負けず、何度絶頂を味わったか気づいた時には扉越しの声も聞こえなくなっている。そしてゆっくりと開く扉、その隙間から覗くのは白く濁った瞳。あぁ、これは罰だ、彼女と共に運命を共にせず逃げ出した自分への罰だ。ここで諦めれば赦される、そう考えた少女は絶望の中歪んだ笑みを浮かべ、扉の中へと引きずり込まれて重い扉は閉じられる)
(06/22-22:02:26)
水渓雫♀中等部2年
>
(傍から見ていても、彼女が己の肥大化した欲求に飲み込まれかけているのはあきらかで、言いしれない不安感を覚えてしまう。あるいはもう既に少女自身もまた同じく、この場の空気に取り込まれかけているのかもしれず)う、うん……早く離れないと、二人ともおかしくなっちゃう……(理性が崩れかけている彼女の背を押すようにして、この場を離れようと背を向ける二人に対して、蛙男は追い縋ろうとはしてこない。けれども彼女が立ち止まって振り向けば、己の逸物を誇示するように下腹部を突き出し、ぶびゅると淫液を迸らせ臭気を撒き散らし)う、ぁ……、や……っ、なに、あれ……見せつけてる、の……?(背筋を粟立たせるほどの行為に悲鳴を漏らしながらも、視線はそこに釘付けとなったまま、お腹の奥に感じていた疼きは強まるばかり。肉槍を誇示する蛙男の視線が、二人に対して命じてくる。牝としての本懐を果たせ、己の内にある欲望を受け入れて捧げろ、と。もし今、この場を離れたら、あれはもう二度と二人に与えられることはないのだろう。浮かび上がったその選択肢が明らかに間違っているのだと、わかっていながらも向けられる呪詛には抗うことが難しくて。)ね、ぇ……るい、ちゃん……ぼく、やっぱり……(喉はからからになり、胸の鼓動はうるさいほどに鳴り響いている。踵を返し出口に向かおうとしていた足が、再び蛙男に向けられた。きっとこれは、悪い夢。そう思い込もうとしながら彼女の腕を掴み)……るいちゃんも、一緒に……いて、くれる……よね?
(06/22-12:50:20)
双葉瑠衣♀中等部3年
>
(唾液に濡れた肌が焼けるように熱く、吸い込まないようにしていた臭気の中で普通に呼吸を繰り返したことで喉に感じる異様な渇き。敵として向けていた視線の先は自然と蛙男のそそり立った下半身へと向けられてしまい、ゴクリと喉を鳴らしながら醜悪な生殖器で犯し尽くされて苗床にされる自らの姿を想像しまい、ふらりと欲求に突き動かされて男に近づこうとするも唾液を拭う彼女の手に現実に引き戻される)ふぅーッ!ふぅーッ、あ、ぅあ、あ…ッ、んあッ!ハッ、雫、ちゃん…ボクは、なにを…そのほうがいい、そのままじゃボク何するかわからない…嫌なのに、嫌なはずなのに…ダメ、早く、ここから離れよう(戦略的撤退の提案に同意するのはもはや少女は戦える状態になく、催淫効果で発情期と変わらない雌の本能に支配され始めれば自分が自分でなくなる感覚に襲われ、このままここに留まれば彼女を巻き込んででも自ら身体を差し出してしまいそうで。撤退を決めれば殿を彼女に任せるのは少女では欲求に負け、彼女を先に行かせてこの場に足を止めかねない恐れがある。踵を返す中振り向けば、向けられる濁った視線は語る戻ってくれば破滅と共に至上の快楽を与えると呪詛を込めて)
(06/22-08:46:24)
水渓雫♀中等部2年
>
だ、大丈夫……!?(舌の拘束が緩み逃れることが出来た彼女の様子を背後から伺い声をかける。彼女の体にぐっしょりと纏わりついた蛙男の涎は、おそらく漂う臭気以上に強烈な催淫効果を持っているのだろう。ほんの少し身動ぎするだけでも、全身を駆け巡る快楽が理性を突き崩し続けているのは間違いなく、彼女の牝としての本能にも作用し、目の前の牡に屈服し身も心もすべて捧げるようにと、内側から訴えかけているに違いない。そんな彼女の肩に手を置き、ぬるりと纏わりつく涎を確かめようとする少女の指先。肩から二の腕にかけてを撫でつけ掬い取っていきながら)うわ、べっとべとに汚されちゃってる……ね、ねえ、これぼく達だけじゃどうにもならないんじゃないかな……? 今はいったん引いておいたほうが……(目の前の蛙男は少女二人からの思わぬ反撃に驚いたのか、こちらの動きを警戒するかのように睨みつけながらも、それ以上に近寄ってこようとはしておらず、ステージ上にいたはずの二人の少女達もうまく逃げきれたのか姿は見えない。もし逃げるのならば今がチャンスといったところだろうか。半ば強制的に発情させられた彼女に撤退を提案しながらも、周囲に漂う臭気は確実に体の中に浸透し、灯った疼きは無視できなくなりつつもあり。)
(06/22-04:54:20)
双葉瑠衣♀中等部3年
>
(拘束した体を盾にするようにその影に隠れながらも我慢できないのか、伸ばした手で欲望のままに太腿を撫で回し、両胸を揉みしだきながら絡みついた舌を蠢かして少女の肌の味を見てゆく。)ひぅッ、や、あぁッ!離せ、離せったら、ひぃん!あっ、あぁ、やめッ、ヤダ、ヤダヤダッ!ぅあ、あぁッ!(股下をズニュズニュと舌が前後しながらザラついた舌先の唾液がたっぷりと下着に染み込み、耐えがたい程の催淫効果に悍ましい行為にさえ体は快楽として敏感に反応してしまい、望まない相手だというのに発情した雌の獣特有のフェロモンを振り撒いてしまえば、蛙の僅かな理性で抑えきれず少女の繁殖に興じようとした瞬間彼女の水の刃が穿つ。怯んだ瞬間を逃さずに後ろ足で蛙男の体を足場にして体を跳ねさせ、拘束を解いて距離をおけば爪を構えて助けてくれた彼女の前に立つか))こ、のぉおぉッ!…はぁ、は、ふぅ、あり、がと、助かった、よ(唾液塗れのまま彼女に礼を述べるも肌は上気し、乱れた呼吸でふらつく様子からは余裕は見てとれず、これ以上淫毒に犯されようものなら自ら苗床の運命を受け入れてしまいそうな本能に抗うか)
(06/21-09:32:23)
双葉瑠衣♀中等部3年
>
[Dice<6> 2=
2
]
(06/21-09:05:11)
水渓雫♀中等部2年
>
これで、どう……っ!(深々と打ち込んだ水の刃は蛙男の舌の付け根へとクリーンヒットしたらしい。鳴き声と共に舌による拘束が僅かに緩み、濁った視線は拘束した彼女から水の刃を操る少女へと向けられる。あるいはそれが、彼女にとって脱出の機会を得る切っ掛けとなるだろうか。)
(06/21-03:27:01)
水渓雫♀中等部2年
>
【蛙男ダイス 残HP=2】 [Dice<6> 1=
1
]
(06/21-03:23:22)
水渓雫♀中等部2年
>
(水の刃に一瞬怯んだ動きを見せるものの、強靭な膂力と柔軟性を合わせもった舌を伸ばした蛙の化け物は、接近してきた彼女の体を拘束してしまえば軽々と持ち上げ、涎に塗れさせながら締め上げていく。粘ついた蛙の涎が少女の服から浸透し柔肌へと纏わりついていけば、触れた部分は性感を剥き出しにさせられていくような感覚が襲い掛かる。感度を上げさせられた体を締め付け這いずる舌の感覚を快楽として受け止めてしまうか、不快と感じるかは彼女がどれほど蛙の放つ臭気に染まっているかにもよるだろうか。その体躯を蠢く舌で舐めしゃぶり、水を操り攻撃の機会を伺う少女からの盾として用いながらも蛙の鳴き声とも下卑た笑い声とも聞こえる音を口から響かせていて)瑠衣……っ!? い、今助けるからちょっとだけ耐えてて!(少女を嬲り辱め、上げる悲鳴に喜悦する蛙男を睨みつければ、狙いを舌の付け根へと定めて水の刃を振りかざす。ペットボトルに残る水の量は心許なく、こんな状況になるのだとわかっていたならばもっと持ち込んでおけばよかったと後悔するも仕方なく。せめてこの一撃が拘束された彼女にとって脱出の機会を与えられればと、先端を鋭く尖らせた水を付け根へと向けて打ち込んで――) [Dice<6> 5=
5
]
(06/21-03:22:49)
双葉瑠衣♀中等部3年
>
…んッ、そう、みたいだね。頭がクラクラする、早くどうにかしないと、こっちが先にまいっちゃうよ(このホールを住処にしているとは考えにくく、恐らくこのホールは獲物を誘い込んで愉しむ狩場なのだろう。正面突破で侵入してきた少女達のほうがイレギュラーであり、裏口から誘い込まれた先遣隊の2人が元々の獲物だったのであろうが今は違う。蛙の動きをそのままにしたように座席から座席へと足場としながら飛び、距離を詰めてくる相手に先に動いたのは彼女。取り出したボトルからの伸びた水が蛙を切りつけようと迫るなら遅れながらも少女も駆けだす。臭気のせいで精神統一が阻害されているため防壁を張ることが出来ず、合わせ技ができない以上個別の術で対応するしかなく、両手に闇に灯る様に獣の爪を纏えば彼女の水の刃が蛙男を怯ませた瞬間を狙って切り裂こうと宙を舞う。水の刃が滑った体表に無数の切り傷を作れば予想通り足は止まり、両手で顔を守る様に守りを固めた瞬間を逃さず一気に爪を振りかざすも腕の間から覗く蛙独特の眼球と視線が合う。こちらを確認していると気づいた時には遅く、腕の間から延ばされた太い舌が鞭のようにしなり少女を打ち据え、そのまま絡め取れば引き寄せるようにすれば舌が太腿からスカートの裾、胸の谷間から首へと絡みつくようにして肉の盾にされてしまうか。肌を唾液で濡らされ、さらに濃い臭気に振り払おうとする力さえも奪われてゆき、彼女が水で更に切り裂こうものなら少女を巻き添えにするのを見越しての人質。脱出の機会を彼女がこの状態を打開するその時に賭け、今は蛙の舌による辱めに少女は耐えて)や、あぐッ!嫌、いや、あッ!いいから、やって、えぇッ!
(06/21-01:52:59)
双葉瑠衣♀中等部3年
>
[Dice<6> 3=
3
]
(06/21-00:54:16)
水渓雫♀中等部2年
>
そう、かも……ていうかこの匂いも、あれが出してるってことで間違いはないんだよね……(ホールを埋め尽くすほど濃密に漂う臭気は、不快感を伴いながら体の芯に直接作用する効果があるらしく、立っているだけでもおなかの奥深くがじんわりと熱を帯びてくるのを感じてしまう。それはおそらく、隣に立つ彼女も同じなのだろうか。長くこの場に留まれば、いずれ理性も狂わされ、待ち受けるのは化け物の苗床か、性玩具といったところだろうか。下卑た笑みの形に口元を歪ませながら、異様に発達した脚部で距離を詰め迫ってくる化け物相手に身構えながら、袖口からペットボトルを取り出しキャップを捻る)来るよっ、そう簡単に思い通りになんてならないって、教えてあげなくっちゃね!(迫る化け物を睨みつけながらペットボトルを一振りすれば、飛び出した液体は生き物のように自身の周囲を取り巻き、その先端が刃のような鋭さを持って化け物へと向かっていく)【化け物のHPは3。2個目のダイスが化け物。以下通常ルールにて処理していきます】 [Dice<6> 6+5=
11
]
(06/20-20:45:54)
双葉瑠衣♀中等部3年
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(扉を開ければステージに転がる無数のケミカルライト、恐らく追われる彼女達の持ち物であろうその光に照らされたのは異形の怪物としか言いようのない醜悪な男。どうやら同じ調査依頼を受けたであろう追われる二人はどう見ても戦闘ができるようには見えず、こちらの五感重視の組み合わせとは真逆の索敵能力重視のようだ。逃げる片方は音波の反響で索敵をしているようで、声を上げる度に頭に響くような不快音に晒されて眉間にしわを寄せてしまう。そしてホールに充満する匂いは獣人には酷なほどに雌の本能を揺さぶるもので、とっさに口での呼吸に切り替えようとするも少し吸っただけで体の奥が疼いてしまうか。)…酷い匂い、なに、あれ?…ボクも…もしかしなくても、だよね。(目の前の少女達を負うのをやめ、新たに姿を現した2人へと舐め回すような不快な視線を向け、方向を変えれば弄ぶようにしていた先ほどとは見違えるほどに俊敏にこちらへと迫ってくる。人間よりも長持ちしそうな牝、追っていた少女達よりも若く幼く、より良い声で鳴いて繁殖が滞りそうだと言わんばかりの邪悪な視線に全身が逆立つのを覚えるか)
(06/20-13:32:55)
水渓雫♀中等部2年
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え、っと……あれって……(ステージ上にいたそれは、おそらくは生者に分類されるのだろうか。端的に言えば化け物。あるいは異形。ぬらりと濡れ光る皮膚と、ぎょろりと動く濁った目。中年男と蛙を足して二で割ったような顔立ちをしたそれは、下卑た笑い声を響かせながら鈍重な足取りでステージ上を這うように蠢きながら、あられもない恰好で逃げる若い娘を追い詰めようとしていた。おそらく二人の耳に聞こえてきたのは、もしかしたらその音だったかもしれない。広々とした空間内には濃密な臭気が立ち込めていて、開け放たれた扉から流れ込んできた臭気は軽く浴びるだけでも頭の芯を強烈に刺激してしまう。慌てて鼻を抑え顔をしかめながらも、ステージ上を覗き込めば)……っ、な、なにこのにおい……っ、ていうかあいつがそうなんじゃない!? (扉を開け放つ音か、あるいは思わず上げた大きな声に反応してか、若い娘を追い詰めようとしていた蛙の化け物がその動きをぴたりと止めれば、乱入してきた新たな二人組へと視線を向けてくる)な、なんか見られてる……ね。ぼく、あいつが何考えてるのか、なんとなくわかっちゃったんだけど……(感情を写さない両生類のような目、でありながら繁華街や夜の中央公園で向けられた覚えのある、牝として値踏みされる時のなんともいえない感覚が肌をざわつかせ)
(06/19-19:35:26)
双葉瑠衣♀中等部3年
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ステージの上にいる者 奇数:生者 偶数:死者 [Dice<6> 1=
1
]
(06/19-13:27:45)
双葉瑠衣♀中等部3年
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(身一つでとはよく言ったもので、体のライン上しか守れないので使う度に裾は短くなりようやく破損がないところまで切り詰めたものの、正直やり過ぎだとは少女自身も感じていて。彼女の意見に同意してしまうのは、自身でも死者か生者か判断ができない。生物特有の匂いらしいものも感じるが野生動物の可能性もあり、ただ奥から聞こえる耳障りな音は進むにつれて強くなってくるのはわかる。反響して響くような耳鳴りが耳の奥にへばり付いてくる感覚に彼女は大丈夫なのかと見やる。聞こえてくる音が高周波の犬笛のような音ならば影響があるのはそれが聞こえるものだけ、狐耳の彼女は聞こえておらず平然としているか、それとも同じように影響を受けてしまっているか。)…それにしても嫌な音、頭痛がしてきそう。後はここだけ…なにがいるか、確かめてみようか、いくよッ(暗闇の中を探索していけば次はこの建物のメインとなる観客席から続くメインホール。その重い扉を押し開けば、観客のいない無数の席、そして広がるホールのステージ)
(06/19-13:26:55)
水渓雫♀中等部2年
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そっか……それで、そういう恰好しちゃってたってことなんだね。イメージ、なんだ……(動けば簡単に内側が覗き見れてしまうほど、やたらと露出度が高く際どい衣装の理由について、彼女からの説明で納得が行った風に頷いてみせながらも、意識と視線はペンライトの淡い光に照らされた室内へと向けられていて、彼女の肩越しにおそるおそる暗がりを覗き込む。問われれば狐の耳を小さくぴくりと揺らして)ぅ、んー……どっちなんだろ。生きてるなら、それっぽい音がすると思うし……そういう物音? みたいなものがすると思うけどさ……(もし生きているのであれば、何らかの息遣いや匂いといったもの、あるいは足音らしきものが聞こえてくるはずで、鼻をひくつかせ、耳を欹てながら気配の正体を探ろうと。本来なら生者も死者もいないはずの、ただの廃墟の音楽ホール。ただの気のせいであってほしい、そんな願望を持ちながらも耳は重く湿った何かが這いずる物音を捉え、室内の奥で半開きになっている扉の向こうから微かに漂う臭気が鼻先を擽ってきていて)……ぇーっと、生きてるのか死んでるのかはわかんないけど、何かはいる……と、思う……(トーンを落としたひそひそ声で進んでいこうとする彼女の背中に警戒を促しながらも、そんな彼女の後を追っていき)
(06/18-19:39:55)
双葉瑠衣♀中等部3年
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代償というよりは修行不足かな?体の表面を薄い膜みたいに覆って、少しの間だけ凄い力出せるんだけど…イメージ不足なのか、服まで覆いきれなくてね(自身の体の体の形に力を纏うことはできても衣服まではまだ難しく、結果使えば使う程覆いきれない衣服だけが破損していくことになり、その回答として涙ぐましい努力の末に短いスカート分だけ体のライン以上に覆うことに成功して今に至る。)…そこまでにはならないけど、普段からこんな格好してないと服がいくらあってもたらないよ。(恥じらいもない少女は粗雑に扉を押し開くも調査中ずっと生体障壁は維持でずに時間切れ、あとは必要に応じて再度纏うしかない。荷物からペンライトを出せば我先に暗いエントランスの調査を始めるが、古い備品や書類があるばかりで変わったことはなく、奥から感じる何かに気付いいる彼女を守る様に先頭を狩ってでて)大丈夫だよ、ボクが先にいくから…でも、どう思う、この感じ?生きてるものかな、それとも…(闇の奥に待ち受けるものが生者か死者か彼女の所感を問いながら、闇の奥へと進んでいこうと)
(06/18-10:05:47)
水渓雫♀中等部2年
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うん、一緒に調査しにいってほしい、なんて言われてたけど……そっか、よかったぁ。全然知らない人と二人きりでこんなとこ探検させられるとか、どうしようかなって思っちゃってたから(さっきまでの憂鬱な気分はどこへやら、へにゃりと表情を緩ませれば気やすい足取りで彼女に近づいていく。そうしてあらためて彼女の姿を近くでまじまじと確かめていけば、やはり露出度合いはあきらかに高くなり、色気も増しているように感じられ)へー……それって、能力の代償ってやつなのかな。使いすぎると裸になっちゃったりするの? ……うん、その必殺技は出来ればなるべく使いどころ考えた方がいいんじゃないかなって思った。(新必殺技という彼女の説明を聞けば、その瞬間を見てみたいような、けれどもこんな廃墟でそんな姿になったら、巻き添えを食らうのは確実だろうか。うっすらと何かのフラグが立ったような感じがしてしまいながらも、力任せに扉を開こうとする様子を見届けながらも、視線は自然と捲り上がるスカートの内側へと引き寄せられるも)……えっと中、入っちゃっても大丈夫そう……?(それよりも異様な存在感を放つ廃墟の奥に意識はすぐに傾いて。彼女にぴたりと寄り添いながら暗がりの向こう側を覗き込もうと目を凝らす。中の様子はわからないものの、あきらかに何らかの気配らしきものは狐の耳で感じとれてしまい、思わずそのまま回れ右して帰りたい衝動に駆られつつ)……どうする? 中、入ってみる?
(06/17-19:33:54)
双葉瑠衣♀中等部3年
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(何が騒音の原因かは外からでは判断できず、問題の音も聞こえてくる様子はない。エントランスへの入口に違和感を覚えて調べてみると侵入者対策で鎖が巻かれており、管理はされているとは聞いていたが鎖を止められた大きな南京錠の鍵など渡されていない。どうしたものかと考えていると背後の足音に気付き、振り向けば見覚えのある少女の姿。)…鍵が必要なんて聞いてないよ。どうするか…んッ、あれ?。雫ちゃん?もしかして相方って。(奇しくも五感重視の半獣2人という編成に驚きを隠せず、こちらをジッと見つめる少女に何か気づいたのか、以前と比べても遥かに露出の高い服装に言い訳のように説明するか)ん、どうしたの?あ、これ?これは、新しい必殺技考えたんだけど…使う度に肌から遠い部分の服が弾けちゃうからこんなことに(体のラインを惜しげもなく曝け出しているのに困ったようにすればメンバーも揃ったと施錠された扉の前に立てば集中、体内のエネルギーを練って体の形に纏えば片方の扉に片足をかけ、もう片方の扉を両手で掴めば短いスカートが捲れてはしたない姿を晒すも気にせずに一気に背をそる様に引きはがす。鎖を引き散って扉を開けば暗いエントランスは湿り気を帯びた空気に満たされ、どこか少女達を拒むような邪な雰囲気を覚えてしまうか。そして奥から耳障りな耳鳴りのような音がかすかに聞こえてくるか)
(06/17-13:32:06)
水渓雫♀中等部2年
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(今は廃墟となっている音楽ホールにオバケが出るらしい、クラスでそんなウワサ話を耳にしたのがたしか午前中のことだったか。その時には完全に対岸の火事のつもりで聞き流していたはずだったのに、巫女であり嗅覚と聴覚に関する感覚が高いから、水を操る能力で索敵もできるだろうなんて理由で、ふと気が付けばその仕事は自分のもとへと回されていた)いや、ちょっと、聞いてないんだけど!?(などという抗議は何故か受け入れてもらえずに、メモ用紙一枚に収まる程度の簡素な情報と共に時間と場所を指定されれば、半ば不貞腐れつつも少し早めの肝試し気分で廃ホール入口へと訪れる。)……って、あれ。ひさしぶり、だよね……?(さて、今夜の相方は……なんて姿を探してみれば、そこに佇んでいるのは、見覚えのある少女。以前見かけた時と比べると、また少し印象が変わったようにも感じつつ声をかけ)
(06/16-21:12:14)
ご案内:「自由設定02」に
水渓雫♀中等部2年
が現れました。 (06/16-21:12:11)
双葉瑠衣♀中等部3年
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(街の校外にある亜人種が多く住む区画との境にある廃ホール、元々は演劇やオペラで使われていたようだが、老朽化と膨大な維持費によって今は見る影もなく廃墟と化している。学園斡旋の仕事で亜人種から騒音の苦情が出ているため、その原因と思われる建物の調査という仕事。受注条件が五感の能力が高いか何かしらの索敵の異能だったため、少女は前者として仕事を受けてから気づいたのは2人1組での調査という事。組む相手も知らされないまま現地集合ということもあり、指定時間を前にして廃ホールの入口の前でもう1人が現れるのを待っていて)
(06/16-01:05:41)
ご案内:「自由設定02」に
双葉瑠衣♀中等部3年
が現れました。 (06/16-01:05:36)
ご案内:「PCゲームショップ」から
七夜桜♀高等部1年
が去りました。 (04/18-21:08:05)
七夜桜♀高等部1年
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これは全年齢向けに調整された名作泣きゲー「sky」ね…… 何とも間の悪い父親が出てきたゲームね…… もう夜も遅いから、家に帰ってもいいよね……? 結局何も買えなかったから、ゴールじゃないけど。
(04/18-20:52:21)
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PbsChat v2.7
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