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自由設定04
【部屋説明】フリー設定ルームです。最初に入室する人が部屋の設定を自由に設定できます。
部屋名
部屋説明
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外見
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">"にリンク
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入室ログを表示しない
ベル
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参加者(0): ROM(1)
ご案内:「寄宿舎」から
浅桜清良♀高等部2年
が去りました。 (11/03-12:15:07)
ご案内:「寄宿舎」から
香椎詩歌♀高等部2年
が去りました。 (11/03-09:43:54)
浅桜清良♀高等部2年
>
…カラダを洗うのはやらしくないでしょっ! オンナノコなんだから隅から隅まで綺麗にしないと!(更に反論されると、例え可愛らしくて威圧感がなくともビクっとなってしまう。無自覚の下心と従者魂が共存する中でも常識は健在するので、恐らくお気に入り(?)の衣服を汚すという粗相をしてしまった事は素直に反省して謝罪した。…のだが、自分のとは異なる匂いを感じ取ってしまうと、天秤のようにバランスを保っていた感情も一気に傾いて、下心に軍配が上がるのと彼女が声を上げるのは同時の事だった。) ─── ……スン……。ふむふむ、やはりこれは先にシャワーを浴びた方が良さそうですね、お嬢様? スンスン……汗の匂いは、スン…なるべく消しておくのがスン…お嬢様の嗜みスン…でもありますし。直接嗅いで確かめながら洗いたいので、次のお仕事に入る前に浴室へ行きましょうかスンスンスン───。 (顔を上げると彼女が此方に身を向けていたので、正面から澄まし顔見据えるが、会話の合間に仄かに漂う匂いを逃さず嗅ぎ続ける。常人であれば嗅ぎ取れない微かな匂いであっても、剣士の嗅覚(物理的)が発動しっ放しなのでバッチリ嗅ぎ取ってしまい、彼女の匂いなのだと感知してしまえば気が気がじゃない。気は逸れたものの、次の仕事をしろと命じられると、頭の中はもう入浴させる事しか浮かばず。警戒心剥き出しにされているのを目の当たりして理解しながらも、両手の拳を握って堂々と下心丸出し宣言。澄ました顔も何処へいったやら、黒色の眸を輝かせては、フンフンと気合い十分だったが、下心を包み隠さないダイレクトアタックが成功したかどうかは、彼女次第であろう───。)
(11/02-10:08:05)
香椎詩歌♀高等部2年
>
そ、そこだけじゃないでしょっ!(まさか反論として返ってくるとは思わなかったので、ビクリ、と肩を跳ね上げさせ。結局は勢いのままに押し切られて、着替えさせられる有様。最も、手をあげてそうしろと促したのは娘の方だけど。)(そして今度は彼女の方が肩を跳ね上げる。わざとらしいカタコト言葉に一層目線を険しくさせて。射殺そさんが勢い、と娘の主体は思うけれど、実際は小型獣が威嚇しているくらいの効能しかなさそうなもの。それでも素直さを見せられれば、瞬きをし。)……そう。素直に認めるなら許してあげなくも……。(目力が労を成したか、思いのほか素直な彼女に唇は緩む。殊勝な姿を見せれば寛大な心意気も出すというもの、と調子に乗り出して、無い胸を張りだすのだけど。)………?(何か、ヘンナコトを呟く少女の姿。うつむいたままの表情が綻んで、呟かれた言葉は最初意味を理解できずに、きょとんとして。)―――~~~~~ンな……――!(けれど数瞬遅れて意味に気付けば、思い切り眼を見開いて、ちょっと、と言わんばかりに肩でも掴んで揺さぶろうと身を向けるのだけど。…匂い、とか言われて意識させられてしまえば。先程の汗ばんでしまった感触という情動の痕に意識させられる。)(別段、汗ばみ過ぎたわけではないけれど。彼女とは異なる匂いとは、つまり、自分の―ーと思わされれば、揺さぶろうと伸ばした手はぴたりと止まりつつ。僅かに引き、身を守るように両手をクロスさせて身体を小さくしつつ。)――あぁ、もう!次よ次!ばしばし働きなさい!!(その姿勢のままで、匂いに意識が向いているっぽい彼女にそう声をかけた。別の事に意識させてしまえば、少しは気を紛れさせられる筈、という結局は勢いに押す一辺倒。果たして彼女がそれで気が逸れてくれるかは分からないけれど、娘の方は汗ばんだ自分の匂いやら、同じく身じろぐことで微かに香る匂いの意味合いに顔を赤くしつつ首を左右に振るから、実際勢いに任せて誤魔化そうとしているのは娘自身なのは明白だっただろうか―ー。)
(11/01-21:20:18)
浅桜清良♀高等部2年
>
(見え隠れする下心。隠せていないのは自覚していたし、抗議されるのも想定内だったのだが、本人は添い寝にだけ意識していたので。) …なんで!? 添い寝のどこがやらしいの!? (抗議されて逆に抗議の声を上げた。洗う方は、例え汗ばんだ体であっても綺麗に洗うという従者として当然の義務を果たす心構えだったので、やらしいとは微塵も思っていなかった。着替えさせている最中は大人しかったのがせめてもの救いか。不服気なのが背中越しに伝わってくるけど、可能な限り自然な笑顔を張り付けてせっせと服を着せる。そして、うっかりしていた失態をこのまま穏便に流そうとしていたのだが、メイド服を着て襟元を摘まんでくんくんと匂いを嗅ごうとした時、怒りの矛先を向けられると「ぎくっ」と声で出そうなぐらい肩を跳ねさせて。) ………ナ、ナンノコトヤラ。 (ギ、ギ、ギ……とぎこちない動きで背けていた顔を彼女の方へと戻し、冷や汗たらたら流しながら努めて営業スマイルを向けて見せる。が、お気に入りのブラウスとかだったら怒るのも無理はないと観念すると、しゅんと肩を竦めて。) ……ごめんなさい。 (明らかに自分に非があるのだから、素直に謝る。気持ち縮こまるとメイド服と肌の間に隙間が出来て、そこから彼女の匂いがした気がすると──。) ……─── わたしのとは異なる匂い……温もり……。 (大分彼女が着ていたので、衣服に残る温もりや匂いを当然のように感じ取ると、俯き加減の表情も緩まって。)
(10/27-22:37:59)
香椎詩歌♀高等部2年
>
(満面の笑みでにじり寄ってくるその姿に、不服気に眉をひそめた。さも、よくわかっているといわんばかりの笑み。何だか色々透けて見られているような気がするのは何故なのだろう。そして、覚悟しろといった後に、言い過ぎたような…という焦燥に駆られるのは。…後者の方は彼女の続いた発言にすぐ、意味を知るのだけど。)…なんか、言い方がやらしい!!(汗ばんだとか、隅から隅とか。透けて見える感情に、寝室に押し入れられながら抗議の声を上げた。それもあっという間に下着になっている彼女と、日ごろの習性と命じるという意味合いで、自然と手を挙げた自分の迂闊さに、これもまた追いやられていくのだけれど。)………―――。(衣服を脱がされる間は余計なことをされず、怒る理由がない。その分だけ、不服気に釣り上げた唇とジト目だけは解除しないまま。それでも問題なく衣服を元に戻されれば、普段通りの感触にようやく一心地が吐ける、筈だったのに。)……何だか濡れてるんだけど。(衣服を着せられていた分だけ、丁度彼女がメイド服に戻る頃。裾の湿り気にはさすがに気づき、抗議を深めて見せた。紫水晶の瞳を逆三角形の形にしつつ、やや肩をあげて、いかにも「わたし怒ってるんですけど」という姿勢を全身で表す。――とは言え、袖を通した衣服は彼女の体温や匂いの「名残」が残っているみたいで、落ち着かげなく肩も揺らしていた。……そのあたりのことを最初に言い出した彼女が悪い、だから変に意識する、と瞳を釣り上げつつも、迫力はやはり無く。)
(10/25-19:51:04)
浅桜清良♀高等部2年
>
(抱き合っていないし触れてもいないから、鼓動の早さが伝わってはこないが、彼女の全身に巡る“氣”の流れを見れば、どんな心境なのかとか一目瞭然。未だ強がっているようにも見える言葉に、黒眸をやや細めて微笑み返す程度には調子は戻り。まぁまぁとにっこり笑顔を向けながら、強めに抵抗される前に寝室へと連れていこうと背中を押して突き進む。寝室の扉を後ろ手で閉めるのと、振り返った彼女が宣言するのはほぼ同時。扉を閉めた手ともう片方の手を合わせ、従者らしく微笑み。) 仰せのままにっ。 ─── てゆか、そもそも身の回りのお世話は全てやるつもりだったしねぇ。汗ばんだ体を隅から隅まで洗うのは勿論、入浴中の奉仕やマッサージ、添い寝まで何でもしてあげますよぉ! (黒眸を一際輝かせて、言い切る前に涎が垂れそうになったので袖で拭う。引き出されたのは羞恥ではなく下心だった。既にマイナス面は忘却の彼方の模様。リボンを解いてブラウスとスカートを脱ぎ、下着姿となればメイド服を着ようとしたが、ふと顔を上げたところで彼女の要求に気づくと服を着ないままブラウスを手に取り、彼女の腕に袖を通させて。) ふふ、わたしが居る時はそうやって素直になっていいんですよー。従者でなくとも、このぐらいなら全然OKだし、スキンシップと考えると新鮮だしねぇ。 (常の少女ならメイド服を脱いだ彼女に背後から抱き着いたりしているところだが、揶揄わずに眼を閉じて鼻唄混じりにテキパキと着せていく。近所の子を着替えさせる事はあれど、同級生を着替えさせる経験は無いので、命令されている身でも楽しく思えてくるから。スカートも履かせて鏡の前まで連れていき、襟や袖もきっちり整える。) うん、完璧。 (一歩後退して離れて微笑み、我ながら良い仕上がりだと頷く。 ─── 袖の一部に涎の染みが出来ている事には、すすすと視線を逸らして気づかない振りをしておく事にした。)
(10/21-23:25:35)
香椎詩歌♀高等部2年
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(弧を描く唇が紡ぎ出した声色と、視線が行き付く先。否が応にも、紫水晶の瞳は見開いて。赤い顔が熱を帯びて、火を拭きそう。)(だから、勢いに任せて、待てと命じるしかなくなる。それ以上は、となるのは娘もまた同様だから。……早鐘のように鼓動が高まる。その鼓動すら彼女に伝わりそうで、体中が熱いし、汗ばむ。それでも立ち上がった少女の姿に、ひと息を吐く、間も無くて。)……えぇ、そうよ。安心なさい、次もわたしが勝って、もっと可愛らしい恰好させたり、恥ずかしがらせてやるんだから。(調子を取り戻した彼女に合わすように、段々と娘の調子も戻ってくる。ふん、と鼻を鳴らしつつも、挑発めいて唇を釣り上げてみせた。負けるなんて微塵も考えてもいないし、どんどん自分の足場が崩れいそうな事だって気に留めない。釣り上げた口元はともかくとして、頬の朱と目元に浮かぶ溜まった涙の雫はそのままだったけれど。)え、ちょ……(着替える、というのは別段問題はない。元々この衣装は彼女のものだし、恥ずかしがらせる、という意味合いではこの衣装は彼女に着て貰うことが正しい。だけれど、同じ場で着替える必要性はあるのだろうか、と抗議を上げる前に背中を押されて、後ろを振り向きつつも、勢いのままに押されて寝室へと。一緒に着替える、というのは本来は別段気にしないような事なのに、先程までのやりとりがある分だけ、何だかとても恥ずかしいし、何より――肌が汗ばむ程に狼狽させられたから、匂い、とか言われていたことが明瞭にリフレインしてしまう。……けれど、ここでまた戸惑ってしまえば元の木阿弥だから。)……あぁ、もう、分かったわよ!ていうか、貴女にはこれから昼食とか掃除とかベッドメイクとか入浴の準備とか、全部諸々させてやるんだから。覚悟しておきなさいよね!(彼女がメイドになるならば、従者としてさせていた事は全てさせてやると。寝室へと移動して、背中を押す手から離れて振り返れば、べ、と赤い舌を出して宣言してみせ。衣装を戻せば、また可愛らしい恰好を着させられて命じられる従者に逆戻り、と示すことで自分への羞恥は押とどめて彼女の羞恥を引きだそうとする算段、だけれど。ふい、とそっぽ向くようにしながらも、両手を左右に延ばして見せ、「着せて」とする、人に着せてもらうのが当たり前、然とする姿には、そんな効果は微塵も現れなかっただろうけれど―)
(10/20-22:30:13)
浅桜清良♀高等部2年
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(如何わしさが無いとは言い切れないが、少女の中では年頃の娘同士のほんの戯れのように揶揄っていただけだったが、初心なのか過敏になっている様を前にすると、意識せずとも変な気分になってきてしまう訳で。至近距離でほんの僅かな声量でも上ずった声を聞くと、頬を火照らせたまま見上げて唇が弧を描く。) ……みなまで言わせないの、えっち。 (なにと聞かれてもナニしかないみたいな言い草。言葉では答えずとも、何度か目線を彼女の胸元に向ける事で答えとする。けれど、手を出そうとしないのは一応今日は従者だから。所詮はお嬢様の皮を被ったメイドに過ぎない。彼女の膝に両手を置いて忙しなく目線を動かしてお預けをくらいつつ、互いに動揺を隠せないという状況を考えると可笑しくて笑い声を漏らし。) ─── 「お預け」と命じられちゃぁココまでだね。敗者である以上覆せない……うん、その通りだ。 (変化は笑った後に起きる。発情寸前だった状態が嘘のように引っ込んで、スンと澄ました顔で頷き。一方的に向けていたベクトルがあっさりと少女の方に向き直る。虚勢を張る彼女の勢いに押されたというより、正論に納得したといったところ。傅いていた体勢を起こして立ち上げると、今一度彼女の手を取り、椅子に腰掛けている彼女を見下ろして小首を傾げて。) それじゃあお嬢様、そろそろ元の姿に戻りましょうか。今度は一緒に着替えて貰いますけど、寝室の方が良いですか? わたしは此処で着替えても構いませんが……てゆかさっき此処で着替えましたからね。 (十分楽しんだだろうし、ティータイムで出していたお菓子も無くなったので頃合いだろうと、着替える事を提案する。このままリビングで着替えても良いのだが、先程律儀に寝室に戻っていたので、一度寝室に戻るのであれば手を引いて立ち上がらせて、にっこりスマイルを浮かべながら回れ右をさせて両肩に手を置き、「ごーごー」と背中を押していこうと。)
(10/17-22:45:43)
香椎詩歌♀高等部2年
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(手の甲に這う指の感触や、指先を伝う舌の感触。普段ふざけている彼女の姿が朱に染まって、艶めいて映るその光景が、何だかとても、倒錯的に映った。先程まで何をしていたのかすら思考から消えていく混乱の最中に、ただ彼女から送り込まれる感触と音だけが響き行く。ようやくに引き抜いた指先に、吐息を零していたら零された言葉が、ひどく、とても、意味ありげに響くから。)―――ッな………~~~~なッ……!?(唇がぱくぱくと何事か口にしようするけれど、言葉にならない。そんなつもりもなかった、けれど今までしていた行為が、彼女の言葉でひどく「そういうこと」に思えて来て。心臓を鷲掴みにされたように、脈打つ血流が見る間に娘の肌を赤く染めもするも、声ならぬまま眼を白黒させたまま。)(それが変わったのは、再度の口づけの所為。意識させられていた折の感触は、意識する分だけ過敏ともなる。ただ口付けされただけなのに、大きく肩を跳ねさせて)――…ひ、ぅ…ッ!(ほんの僅かだけ、上ずった声が響いた。咄嗟に唇に手を当てて、開いた口を片手で抑えて。技とか、また如何わしい言葉を重ねる彼女に、ほんの少し潤んだ瞳で見下ろす。その潤みが、涙なのか。あるいは別のナニカなのかは、娘には分からないまま。)……他の、っなに!?終わりって言ったでしょっ。(結局は頭を振る彼女に対して、犬歯剥き出しに吠えてみせた。勢いのままに、指先も彼女から離してもみせるけれど。何だか何かを堪えて「待て」をさせてる仔犬のような彼女をみていたら、は、と息が零れ。)調子に、乗り過ぎ。……何だか。(わたしまで変な気分になるじゃない)(――なんて言葉はごく小さな吐息に隠すように、小さく。彼女より目線を反らして瞳の先は、彼女に舐めとられた指先へと向いて。透明な雫を塗りたくられて濡れ光る指先が、何だかとても、艶やかに映り。落ち着かずに身体が僅かに身じろいだ。内側にこみ上げる羞恥に、戸惑ってしまえばきっと彼女に呑まれてしまう。だから、ぎゅ、と強く眼を瞑った後に。)……「お預け」よ。言ったでしょう?今の貴女はわたしに負けて、命じられる方なんだから。今は、決して覆せないの。(羞恥に染まり、眼に涙が浮かびかけつつも、言葉だけは愉悦を込めて、吊り上がった口元を彼女へと見せて。自分は勝者で命じる方、という前提で彼女を煽る方に、持て余す熱の行先を求めて、発して見せる。自分に向いているベクトルを彼女へと向け直すには効果はあるだろうと。虚勢も虚勢、自分は勝者だ、という前提が自分の言葉通り「今しかない」かも知れない事までは、娘の脳裏にはないけれど。)
(10/14-14:01:05)
浅桜清良♀高等部2年
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(何らかの不思議な力の影響を受けたのか、少女にしては珍しく完全に飲まれてしまい、彼女の前に傅いてのぺろぺろ───基、指への奉仕を行っていたが、胸の内側が熱いナニカが込み上げてくると、ほんのりと意識が戻りつつあった。しかし、そんな不安定な状況では芽生えた下心を抑える事が出来ず、指全体を咥え込んだり、手のひらの肌を必要以上に触れたりして悦に浸りながら奉仕を続けた。指に吸い付きながら見上げる瞳に映る彼女の姿を前にし、恍惚の表情で見上げてからゆるりと口を開いて彼女の指を解放すると、うっとりとした表情のまま下から顔を覗き込み。) ──── …あはっ、もしかして、軽くイっちゃった? 敏感なんだね…っ。 (両眼を細めてにんまりと笑みを浮かべ、彼女の状態を指摘する。指先は敏感な箇所だというのは当然彼女もわかっている筈。完全に飲まれるという不覚に対しての仕返しで揶揄っているだけで。) ……ふふ、わたしの舌技も捨てたもんじゃないって事かなっ。 (人差し指を立てて、視線を彼女に向けたまま見せつけるように先端を舌で舐め上げる。入りは無意識だったが、結果的に彼女の調子を乱せたので五分五分といったところか。腰を上げて前のめりになり、引き抜かれた指にもう一度唇を寄せると、指先に口づけしてから両手で彼女の手を取り。) ─── …こんな事するのは、お嬢様だけですからね? お嬢様の綺麗な指だから、ぺろぺろ出来るの。ちなみに何故か悶々としてるから、他の先っぽもぺろぺろしたくなってきてるんだケド。 (ちゃんと人は選んでいると、頬を膨らませている彼女を上目遣いで見上げて微笑むまでは良かったが、後半は殆ど煩悩塗れだった。彼女の指を咥え込んで、火照った様子の彼女を見ていると、何故か下腹部が熱く疼いて仕方なかったが、意識し出したら止まらなそうなのでグっと堪える似非お嬢様。触れ合う指先が震えたり、視線を彼女の体に向けそうになると頭を振って気を逸らせたり、その様子はお預けをくらっている仔犬のように映るかもしれない。)
(10/12-15:11:17)
香椎詩歌♀高等部2年
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(満面の笑みを浮かべていた顔が、次第に変わって行く姿。それが変わって行くのは、魔法が解けたように。或いは、魔法にかかるように。傅く姿を、細められた紫水晶の瞳が見入る。唇の端は吊り上がって、先程まで散々と人を揶揄っていた笑顔の似合う少女の豹変した姿を見て、胸の裡にこみ上げて、染め上げる感情は何だろう。娘自身は認識できないままも、唇は三日月のように歪んで、眼と口元に嗜虐的な色彩が混じらせ、、指先を近づいてきた彼女の眼前へと差し出した。)……ん……。(最初に触れたのは彼女の手。手のひらの肌に触れられる感触は人や状況によれば不快だけど、両手を使い丁重に触れられたなら、身を任す。その後に感じたのは、淡い熱。微温湯のよう、と感じたのは人肌に近い熱だからだろう。指とは異なる熱を持ち、唾液に濡れた赤い舌。その先が指先に僅か這う度に、胸の裡を満たす熱はさらに広がり。)……ん……そう、上手ね……。(息を乱しながら、舌を這わせつつ見上げる少女を、見下ろす娘の頬にも朱が混じる。指先から伝い、胸にまで満ちる熱に染まる肌に、鋭敏な神経を持つ舌先を這わす彼女ならば、チョコの奥にある娘の指先もひくり、と僅かに跳ねた感触も伝わる筈。舌先同様、指先もまた神経の集中した、過敏な箇所。舌と指が擦れ合う刺激に、ほんの僅か、乱れかけた吐息が零れる。チョコを舐めとらす度に指先が唾液に塗れ、濡れていく感触に身じろぎすらしかけながらも、喜悦もまた極まって行く。あの彼女が、あれだけ散々娘の調子を乱してきた彼女を傅かせ、僕として侍らされている。)(――だけど何だか、これ以上は危険かも、等という平素の娘の思考がどこからか警鐘を鳴らし。そろそろ仕舞いだと告げようとする、極僅か、前に。)……ぇ、ちょ……っ(引こうとする前に、温かく滑つく感触に指が呑み込まれる。咥え込まれたのだと理解するよりも先に、先程よりも強く密着して擦り付けられる舌の感触に、今度こそ隠しようもなく身を捩らせた。肩すら跳ねるのは、指先から感じ取れてしまう艶めかしさから。指先は、神経が集中している分だけ過敏。吸い付かれて密度を増す刺激も、擽られる舌先の感触も、余す事無く受け止めてしまい。丹念に舐めて見上げる少女の眼差しは、とても魅惑的に、嗜虐心を一層燃え上がらせる魅力に満ちていた、のだろうけれど。)―――ッ……ぁ…ッ、ちょ、んん~~~~ッ――~~~ッ(彼女の眼に映るのは、口元を逆の手で押さえて、眼を反らして、瞳を強く瞑り。こみ上げてくる鋭敏過ぎる感触に、必死に堪えようとする娘の姿。時折身じろぎするのは肩だけではなく、咥え込まれた指先も。逃れるように身じろぐ指先に力は無く、跳ねのけられない弱さは、逃れるどころか舌に擦り付けるような動作にもなり。あげくには、唇を窄ませる手から逃れようと、指先を引き抜き掛けて、より強く擦り合わせてしまい。ようやく、なんとか眼を開いたのは彼女の口から僅かに開放された感触がした頃に。泣きそうになっている紫水晶の瞳が捉えたのは、唇から開いて舌の動きを見せつけるような彼女の仕草。)~~…もう、おしまい…っ。(は、と何故だか荒い息と、熱い顔、躰。それらを意識すまいと、指を引きぬいてみせ。濡れている分、外気に触れたらより強くその感触を意識してしまいそうで。本当は恥かしがっているのを沢山愛でつけてやろうと思ったのに、とか不服気に頬を膨らませる姿には、先程の威厳とか主人の威光などは、命じたくせにすっかり、皆無。)
(10/05-09:56:12)
浅桜清良♀高等部2年
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……あ、あれ……? (初めて見るような可愛らしい笑顔の筈なので、見ていると妙に鳥肌が立って目を白黒させる。つい今しがたまで羞恥で顔を茹蛸のような赤らめていたメイドは何処にいったのか。一歩距離を詰められると、思わず一歩下がってしまい、真正面から対峙して目を合わせる姿勢に。続きをするという言葉に始めは笑顔になる表情も、続く言葉には笑顔も消えて疑問符が浮かぶ。) ─── ……なに、言ってるの。わたしは香椎家次女様よ? ……メイドは貴女、…あれ? メイドは、わたし? 負け、た……? (完全に自分はお嬢様だと思い込んでいた少女は、突き付けられる事実を受け入れられず、首を傾げて疑問符を浮かべるのみだったが、染み込んでいたメイド魂はそう簡単に消えておらず、心底より込み上げてくると、ぷつ、と糸が切れたような人形のように膝をつき、自然と椅子に腰掛けた彼女の前に跪き。) ……ぁ……ぁ……。 (差し出されたチョコ塗れの指先に縋るように近寄り。) ─── …仰せのままに、お嬢様。 (自分はただの影武者で、真のお嬢様はメイドに扮した彼女。メイド魂の影響なのか、彼女の人を誑かす魔性の才の影響なのか。震える両手を伸ばして彼女の手を取ると、指先に顔を寄せて赤い舌を出して。) ………ん。 (チロ、と舌先でチョコを舐め、何度も突いて少しずつ舐め取る。) ……は、……は…ぁ……ぉ…じょ…う…さまぁ……。 (チョコの甘味に混じる彼女の肌の味。命令に従っての行動の中に、少女の下心が入り混じり始めて、舐め取るたびに呼吸が乱れ、頬が朱く染まる。) ……ん、…あー…むっ……んん……。 (舐め取るだけでは綺麗に出来ないと悟ると口を開き、彼女の指を丸ごと咥えてしまい、唾液で濡れそぼった口内を狭めて吸い付く。口内で舌をれろれろと動かしてチョコを舐め取り、啜る音を鳴らしながら唾液とチョコを飲み込み、お嬢様が満足しているか確認すべく、指先を咥えたまま上目遣いで見上げて。黒瞳を潤ませた恍惚の表情で口を開けて見せると、溶けたチョコに塗れた舌を指先に這わして、ぐるりと一周させて舐め取る光景を見せつけたり。別の意味で〆になりそうなぺろぺろっぷりだった。)
(09/29-22:23:22)
香椎詩歌♀高等部2年
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んグ……ッ(口元を包み隠す姿に言葉尻は跳ねて、たじろぐ。見えずとも、確実にその唇が吊り上がっているだろうことは想像できる口ぶりに、交差している目線を反らしかける。踏み込まれた分だけ、後ろに引きかける。紫水晶の瞳を思わず閉じかけたけれど、そんな状態で跳びこんで来たのが、扇子の柄だった、というオハナシ。)かわ……ッ!?(ひらり、と揺れる手と明るい調子の彼女の言葉。畏まった感じでもなければ、先程のトーンでも無い分だけ、フォローされているのだろうという事は理解したけれど。そんな彼女の有様に、にっこりと、花が咲くような満面の笑みを浮かべる。こくり、と優雅に頷いて見せる姿も、納得したかのようにも見えるかも知れない。……笑顔の横には怒りのマークらしきものが浮かんでいるのが、空目されるかもしれないくらいには、白々しい作り笑い。或いは、怒気で羞恥が吹き飛んだ面構え、とも。)……ふ、ふふ。ラストオーダー、ね。(彼女が告げていた言葉を拾い上げるようにして、先程は下がりかけた足を、一歩前へと。再び距離を縮んでしまえば、ほんの少し見上げる姿勢。二重瞼の、黒色の瞳へと真正面に目線を合わせるメイド、だけれど。)良いわよ、しましょうか、続き。……けど、「してくれる」ってのは違うでしょう?だって、メイドは貴女なんだもの。負けたのは貴女。今命令出来るのは、わたし。だったら、舐めとるのはわたしじゃなくて、貴女でしょう、清良?(見上げる姿勢ながらも唇を釣り上げて見せる。羞恥が吹き飛んだ紫水晶の瞳に映すのは、お姉さん染みた、常に人を揶揄う彼女の姿。人を乱すのが得意なのか、単純に娘が乱されやすいのかはさておいて、その表情が崩れていたのはどういう時なのかは、娘もまた知りえること。――だから、舐めるのは貴女だと告げながら、見上げて笑って見せる。そして娘は彼女から身を離して、テーブルの方へ。先程自分が座っていた椅子に腰掛ければ指先をチョコカヌレの乗っていた皿へと伸ばして。残っていた僅かに溶けたチョコの痕を指で拭うなんて行儀の悪いことをすれば、当然、娘の指先はチョコに汚れるわけで。)さぁ、〆のぺろぺろとやらをしてみなさい?唇はさせたげないけど、指になら許してあげる。(尊大な態度で脚を組み、チョコに塗れた指先を彼女へと向けて差し出して見せる。メイド、としてならば不遜も良い所だけど、メイド服を着ているだけの本当の主人が、影武者として振舞っている従者に命じるならば、何ら不思議な事は無いだろうと。くすくすと楽し気に笑って見せる娘の有様は、彼女が以前垣間見た事もあるだろう、赤い眼をしていた有様にもよく似ても映るかもしれない。人を誑かし、乱すのを愉しむ魔性の有様。その、一端。――実際は、「負けたのはどちらだったか、思い知らせてやる」なんて言う勢い任せの行為だったけれど。)
(09/28-18:35:11)
浅桜清良♀高等部2年
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(相変わらずコロコロと変化する表情と思考が必ずしも結びつくとは限らず、凛とした風貌の少女の頭の中は煩悩に満ちている事もある。此度はどうかと問われても、影武者とはいえお嬢様なので素直に答えていなかったであろう。テレビとかで見る高飛車なお嬢様の如く高笑い、見下す様に顎を上げていたが、「──ほほほ、ほ。」と笑い声が止むと、広げた扇子で口元を覆い隠したままほくそ笑みながら見返して。) ─── …へぇ。じゃあ機嫌を損ねれば、さっきの続き……してくれるのね? 〆のぺろぺろ。 (衣装チェンジしているが、主従関係は逆転していない事に気づかぬまま、ここぞとばかりに強気な態度で倍プッシュ。狩人は獲物を仕留める好機を逃しはしない。一歩踏み出して、余裕たっぷりの笑みを浮かべて迫ろうとする影武者お嬢様─── だったのだが。) さぁ、ラストオーダーのお時間よっ。………って、なんのこと!? (いきなり指差されて吠えられたので、動きを止めるとびくっとと肩を跳ね上げた。何の事を言っているのかわからず、目を見開いていたが、指先を追ってみると扇子に向けられている事に気づき、彼女の方に向けていた面を見て。) ……あら、こんな文字が書かれていたのね。借りたまま開いてなかったから気づかなかったわ。 んもう、そんなに過剰反応しちゃ認めているようなものよ。可愛いお胸なのだから、精一杯胸を張らなきゃっ。 (バイト先の先輩に「お嬢様にピッタリな扇子あれば貸してくださいっ」と頼んだら、ネタだろうと思った先輩が貸してくれた扇子だった。書かれている単語に過剰反応する気持ちは同性としてわかる故に、空いている手をひらひらさせながら少女なりにフォローする。フォローが逆効果になるかもしれないという発想はこの時微塵もなかったので、一切悪気のない笑顔を向けていた。)
(09/24-20:53:44)
香椎詩歌♀高等部2年
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(尊いの説明を聞く最中、一瞬紫水晶の瞳を大きく見開き。思わず声も上げかけたのは、腕に触れる指先の感触の所為か。…最終的には、推しと言われて意味をある程度察した。意味は明確に知らなくても、そんな風に言っている会話や、ニュアンスは流石に見聞きした覚えはあるし、何だったら喫茶店の中でも飛び交っていた気もするもの。所謂指名制とか、チェキとか、そういうサービスは無い店だけど。)(対照的に落ち着いていく彼女の姿。勝負事の意味合いが混じった際の、彼女の瞳は凛と澄まされるようにすら思える。……のだけど、果たしてその言葉を発する彼女の思考は剣士のみなのか、シタゴコロが混じっているのかを細かく判別する余力は今の娘には無い。それでも、自分だけが乱されているのは娘の意地が許さず、どう切り崩してやろうか、なんて不穏な事を考えている頃合いに、彼女の表情に変化。何事、と首を傾げかけた後、肩を下げつつ、顎を下げ。目線だけは半眼となる。じっとりと。)……ふん、勝った時の事ばかり考えてると足元をすくわれるわよ。それに……まだ終わってないのよ?わたしの機嫌を損ねたら、どうなるかって考えないのかしら。(響く笑い声にジト目っぷりと一層強めて、言葉だけ掬い取れば不穏な響きをその笑い声に重ねてやる。…何か余計な事を言ってしまったのではという焦燥が内心を支配した、その場の勢いというものだったけれど。恰好は兎も角、今の立場はメイドが影武者をしているだけで、主従関係はこちらが上だし、何が恥ずかしいかだって把握してる。それを分からせてやろうかしら、という悪戯心で何とか平静と、心理的有利性を取り戻そう、と。)……って、それなに、わたしのこと言ってるの?ぶっ飛ばすわよ!(びし、と扇子に指さして、妖艶な笑みどころか、犬歯剥き出しにして吠えるメイド。過剰反応するくらいには、自覚がある模様でもあったけれど。)
(09/23-13:47:44)
浅桜清良♀高等部2年
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…えっ、知らないの? ……うーんと…好きな相手が可愛すぎるとか、素晴らしいとか、そんな意味? 推しに対してよく使われる言葉ね。(流行っているがオタク用語でもあるので、箱入りお嬢様の彼女が知らないのも無理はないかもしれない。優しく丁寧に意味を教えていたが、教えている間も二の腕を触りまくったりしていたので、果たして落ち着いて聞けたのやら。)(頬を舐めとるにしても、唇の端を舐めとるにしても、実際にされるのとするのでは全然違うというのが実感出来て、するのもされるのも好意のある相手であれば心地良いものだと理解。艶ややかなポーズを取りながらも、紫水晶の綺麗な瞳を白黒させてから怒りを示す彼女とは真逆───表情が澄まし顔に変化すると冷静に思案した後。) ─── そうね。ファーストかもしれない唇を貰うのだから、無償で貰おうするのは図々しかったわね。その言い分だと、勝てば求めてイイ訳だ。お姫様のキスを貰うのも頂に立つ勝者のみというのが相場だし。うん、イイネ。次の勝負が楽しみだ。 あ───。 (真顔で淡々と呟き、微笑み、彼女の瞳に視線を向けてから動きが止まり、口元に手を添えながら何かを思い出し。) 次の勝負がとても楽しみですわぁ~~~! (メイドを前にしてつい素で行動してしまったと脳内反省会をしてから、何処からともなく取り出した扇子を広げて口元を覆い隠し、おほほほと(自称)上品な笑い声を室内に響かせた。最早、似非お嬢様だ。なお、扇子には『貧乳はステータス』とか書かれているのが見えるかもしれない。)
(09/18-23:30:09)
香椎詩歌♀高等部2年
> (彼女の普段と異なる様を見破れる程は、娘も平素ではいられなく。もし見破っていたとしても、指摘することも狼狽する余力もなかったかもしれなくて。)尊いってなに!?(身分が高い、敬うべき。――そんな意味合いの方が先に出てきた分だけ、文脈に合わずに吠えた。実際は彼女の意図した意味合いは別の所にあったとしても、娘の知識にはないものには変わらないけれど、声の勢いを増すくらいしか抱き留められた娘に行える術は無く。)(そんな状態で身をよじらせるのは、腕の辺りをなぞられたから。半袖である分剥き出しの肌がふにと歪み、弾力を伝えると共に上擦った声色が出そうになって、開きかけた唇を閉じる。――だから、後にされた行為に反応することが遅れてしまい。)…んぅ……っ!?(彼女がついさっき、キス手前と言っていた箇所。その意味をありありと理解させられたのは、本当に唇の間際に湿った感触が横切ったから。するのとやられるのは凄い違い、と自分のしていた行為と、自分がされた行為が重なって。)~~~~ッ(紫水晶の瞳は見開かれて白黒させ、開放された指先は彼女が触れた箇所辺りに覆われて、彼女から唇を覆い隠す。口元が見えずとも、感情が明確に透けてしまうくらいには、顔が赤いまま。メイド服を恥ずかしがっていた時とは違う、艶のある彼女のありさまに、眼を奪われるのは今度はこちらの方。)――――……~~~そういうのは、わたしに勝ってからいいなさいっ!(唇から手を離した後に、眼を釣り合えて、両腕を下へと振り下ろすようにして、全身から抗議を訴えた。実際に、勝って言う事を聞かせているのは娘の方だったと、ようやく思い出したから。艶やかな仕草の彼女に対し、べ、と小さく舌を出してみせ。顔が赤いのも鼓動が早いのも、何もかも怒りの所為だ、と全身で示して見せよう。実際にそう思わせられる説得力があったかどうかは、さておいて。)
(09/17-22:14:40)
浅桜清良♀高等部2年
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(彼女に打ち明けないが、頬を舐めとられるなど人生で初の事だったから、人の舌の生温かさとか感触とか、未知の出来事を前にしても余裕っぷりを披露しようと思っていた頑張りは即崩壊し、妙な気分になりそうな気持ち良さで危うく理性が飛びそうになった。盛大に曝け出してしまったが、初めてだった事は悟られぬよう呼吸を整えながらジト眼を向けて、指摘されて混乱する姿を目の当たりにすると一瞬で落ち着きを取り戻して。) ─── ………うちのメイドは最カワ天使か。尊過ぎでしょ。 (目の前で茹蛸のように顔を赤くして、混乱しまくって狼狽えたりしているメイド。最早可愛いという言葉しか思い浮かばず、あまりの尊さにハグしていなければ合掌していたかもしれない。言い訳も可愛過ぎたので、捩ろうとしている身をしっかりと抱きしめたまま、さりげなく指先で二の腕を撫でたり、彼女の鼓動の早さを感じながら「ふぅん」と呟くと、ジト眼とは違う意味で両眼を細めて。) ──── ………ん。 (舌先を出して彼女の唇を端を舐めとった。ちょうど朝食時に卵が付いていたのを拭ってあげた肌の辺り。卵の味はしなかったけど、仄かにカヌレの甘味がする気がする肌の味。舐めとってから彼女の身を解放すると、舌を引っ込めてもごもごと口を動かして。) ……うーん、甘い…のかな? ケド、きっとこっちの方がもっと甘いから、今度はココ─── 舐めとってね? (味を確かめ中に自らの頬に添えていた人差し指を動かし、ココと示すようにぷるっとした桃色の唇の中心辺りを指し、少女なりに艶やかに映るようやや目も細めて微笑んで見せた。)
(09/14-13:50:44)
香椎詩歌♀高等部2年
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(次女であり姉である、何て言う理不尽な返しも、堂々とされれば言葉を失ってしまう。勢いに押されてしまえばそれ以上何も言えなくなるのも仕方なき事ではあるけれど、実際そこが大切じゃないのもまた事実。)(満足げな顔が気に食わなくて、噛みついてやろうか、なんて物騒な発想も僅かに浮かんだけれど。それ以上に沸き立つのは気恥ずかしさ。舌先に感じた、食べ物ではない肌の味と感触。同時に身体が震えれば、舌先が思わず引きそうになる。触れあう程に密着した距離で、凄く近い距離感にて彼女の声が鼓膜を震わされ。二度目の舐めとりには最早思考回路が意味を成さないくらいに顔が熱い。)……な、~~ッ………そ、……ッ、な、わ…(肩を大きく弾ませて、大きく吐息を零した。していない、と言い返すよりも、そんな風になっていたのかという衝撃の方が大きく、否定の言葉が出ないままに息だけがでてしまい。酸欠になりそうなまま口を強く噤めば、舌先に彼女の味や感触が残っているようで。羞恥と強張りで全身が熱を発して、汗ばんでしまいそう。……そんな混乱を間近な彼女の前で繰り広げて。)……わ、ぁざとじゃないわよ…。たまたま!そう、偶々よ。その辺の方が甘いかなとか思っただけっ!(ようやく顔を彼女の方へと向けた頃には、それこそ最早どこを見ればいいのかというくらいには眼を白黒させた娘の姿。唇から紡ぎ出すのは思考のままであり、それだけ思考を乱していることを示すし、示さずとも顔の方が茹蛸の如くなので、言わずもがなかもしれない。そのような有様のままジト眼の彼女へとジト眼返し。もういいでしょ、と即席のお嬢様より、メイドは逃れようと身を捩って距離を取ろうとする。でなければ早鐘のような鼓動も届いてしまいそうだし、何より、落ち着かないから。)
(09/13-21:11:31)
浅桜清良♀高等部2年
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何言ってんの! 長女は貴女でしょっ! わたしは次女でお姉さんなの! (其処なのかと返さず、律儀に乗って言い返した。理由を問われれば、戸籍情報を弄るなら彼女を次女にするより自分が次女枠に収まる方が良いという理由を告げていただろう。かなり滅茶苦茶な返しなのを気にする余裕はなかったが。)(元々は少女が望んでいた願い、負けたので当分先までお預けだと思っていた願いが、ひょんな事から叶ってしまった。何とも奇妙な展開は計算していた訳ではなかったので、突然の展開に驚きを隠せぬままにんまりと笑みを浮かべて、してやったり顔で見返した。彼女の抱きしめながら斜め横を向いて頬を差し出し、舌先が肌に触れた瞬間。) ───…ん♡ (己の肌を舐め取られた感覚に身震いし、甘い声が漏れ出る。彼女の事だからこれが限界だろうと思っていた矢先、ぺろ、ぺろと連続で伝わる感触に。) ─── ……んんっ♡ (まさかの不意打ちに、両目を瞑ってぞくぞくと身を震わせる。口にするのと実際にされるのは、やはり全然違うもので。生暖かい体温、蠢く感触、自分の味を舌越しに伝えるという、舌で舐め取られる行為が癖になりそうなぐらい気持ち良いひと時となった───のだが、其処で終わらず、まさかまさかの最後の不意打ちに大袈裟なぐらい体を震わせて。) ─── ……っ?! んん~~~っ♡ (唇の端を舐め取られるなんて───想定外の事態に少女のナニカが臨界点を突破して、眼を合わせた瞬間垣間見えるのは、とても幸せそうな恍惚の表情を浮かべている顔だった筈。) ………良いもなにも……ほっぺをぺろぺろして欲しいと言ったのに、まさかキス一歩手前のような事をされるとは思わなかったわ……。えっち。 (袖で涎を拭う仕草をしてから、眼を逸らしてしまった彼女にジト眼を向けて微笑む。混乱してパニックに陥った挙句の行為だったのは、間近で見ていて明白であったが、此方を向かせようと揶揄いの言葉を投げかけて。)
(09/08-23:23:46)
香椎詩歌♀高等部2年
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(リアクションも、と言われればひくり、と頬が引きつる。何とか反論しようとしたところに、それも同様に「反応が大きい」となってしまうのかと咄嗟に言い留まってしまったから。結局はもごもご、と何か言いたげにしつつも堪えようとするけれど、それも思い切り距離を詰められるまでの話。)ていうか次女なの!?お姉さんとか普段言ってるくせに!(横暴な命令に必死に力を込めて抗おうとしながら。反応した箇所こそ其処なのかと言われそうだけど、余力がない状態に思い浮かんだ事がそのまま口に出るのも仕方なきこと、のはず。)―――…う”…っ(思わず変な声を零し。見開いた紫水晶の瞳に映るのは、満面の笑みな彼女の姿。言ってしまったものを翻すわけにはいかないとか、妙な真面目さやプライドが綯交ぜになってこんがらがった娘の思考回路は、判断力とか思考力といったものが退路と一緒に崩れ落ちていった。ぐるぐる、と眼が本当に渦を描いているような錯覚。抱き寄せられていた娘は、眼を強く瞑って、彼女の腕の中で強張った身に、意を決し。)……――ん。(娘の方から顔を寄せ、噤まれていた唇を緩めて、小さな赤い舌を出す。寄せられた白い肌に、舌先の先端を伸ばして、ちろり、と舐めとった。――肌を舐める、それも柔らかな頬というのは何だか妙な感覚。食事の為に使う筈の舌をそれ以外に行使しているという行為と、間近に感じる彼女の体温。)――っふぅ…(思わず鼻から吐息を僅かに零してしまいつつも、さらに舌を蠢かすのは、「ぺろぺろ」と許容されるならば、ぺろりと一回じゃないだろうという変な所での生真面目さを発揮し。けれど広がる彼女の肌の味に、妙な気分になりそうだったから。別の味を、と求めて舌先が目指した先は彼女の唇の端当たり。そこならまだカヌレの甘味が残っているかもしれない、なんて考えるけれど、その思考そのものが平素では出てくるわけがないくらいには、娘の思考は最早混乱の極み。唇を離し、その僅か後に舌先も肌より離す。至近距離で眼が合うならば、仕舞い忘れていた舌を僅かにのぞかせつつ。)…~~ッ、これ、で良いでしょ!(その辺りで最早恥ずかしさは臨界を突破したようで。言いながらも思い切り眼を横に反らしてみせて。)
(09/07-18:29:06)
浅桜清良♀高等部2年
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───……えー? 貴女って結構喋るし、リアクションもいいから、黙ってたら余計怪しまれちゃうんじゃない? (ボロを出すのは否定しないが、半眼の彼女を正面からじっと見返して異議を申し立てる。深窓の令嬢のような外見なのに、いいリアクションするわ蹴り飛ばしてくるわと、絶えず抗議するように半眼を向けていた。 ─── もしイフがあってとして、実際に影武者になるとしたら、冗談抜きで真面目に振る舞っていただろう。話を聞いただけだが、彼女の家で身代わりを置いて抜け出すというのは、見つかった時のリスクが高いのは明白。故に香椎家に相応しい人物として振る舞う様は、完璧に演じ切れているとも言えたのだが─── 完璧だった分、コロっと変わった事に彼女は対応出来なかったようで、広げた両手でハグして捕まえてしまえば、すぐさま頬に舌を這わせようと口を寄せる始末で。) なんでもヘチマもなくってよっ。これは香椎家次女様の命令なのよっ! (ぎゅぅっと抱きしめて密着した状態で口を寄せるも、身じろぎされて抵抗されれば舐めるのも叶わず。暫しじたばた二人で暴れていたが、不意に投げかけられた提案を耳にするとピタっと動きを止めて。) ───……ぺろぺろ、してくれるの? ふ、ふふふ……言ったね? 言いましたね? 言質取ったよ? (言葉で制されたものの、きょとんとしていた顔が満面の笑みとなり、紫水晶を覗き込んで瞳に少女の顔を映させる。) もちろん、してもらう方がいいもんね。可愛い子にぺろぺろされるのはご褒美です───……じゃなくて。さぁ、ぺろぺろしなさい? (緩み切った表情を引き締めると、令嬢の如く命じて微笑む。)
(09/02-23:29:47)
香椎詩歌♀高等部2年
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ンな…ッ!?(堂々と嗅いでいる、と言われてしまえば空いた口が開いた儘に、絶句。空いた口がふさがらない程の様は其れ以上続きを言えなくなる。……あれ??と小首を傾げかけつつも、結局はジト眼を返すくらいしか出来ず仕舞い。それでも、幸せそうにされると居たたまれなくもなりつつ、ギリギリ、と唇を噛みつつ、そわそわと身体が揺れた。照れれば良いのか、怒れば良いのか。感情が渦巻き混乱する分だけ、そこに羞恥が上乗せする分だけ思考が乱れて、正常な判断力が放逐されて中々戻ってこない有様は、頭に「??」を浮かべる様から見て取れるかもしれず。)~~――……貴女は黙ってたらいいと思うわ。(ウィッグをつければ背格好等はマネできるだろうけれど、調子に乗ってボロを出すでしょう、と半眼で。足を舐めろとかじいやとか、そんな真似する訳ないでしょう、と鼻を鳴らすのだけども、近しいことを絶対にしないか、と言われれば、恥ずかしがっていた先程までの彼女にならば、調子に乗りやすい娘としては言い出しかねないから。否定しきれないのも、ある種、その辺りも素直と言えるかもしれないけれど。)(言葉遣いと背筋を正した彼女の雰囲気が一変した、ように、思う。娘は剣士ではないとは言え、そう言った雰囲気や気配を感じる事はある程度出来るし、真剣を携えた剣気には、直接真正面から受けた事もあるのだから。――本当に様になっている、と暫しその続きの言葉を思わず待ってしまっていたからこそ、感嘆の言葉を送ろうか、と唇を開きかけた最中。)ちょ、なんでそうなるの――ッ!?(凛としてた佇まいが一瞬で剥がれ落ちた彼女に、開きかけた言葉が咄嗟につまり、変更された分だけ初動が遅れる。身体を彼女に捕まえられてしまえば、密着して口を寄せられる姿。じたばたと身じろぎはしても、初動が遅い分だけ彼女の方が早い。唇が間近に寄せられ、体温すら感じ取れる最中に、真っ赤になった顔のまま、彼女の会話が頭の中を駆け巡った結果――)~~~~ッ、ぺろ、ぺろするじゃなくて、してもらうほうが、良い、んでしょ?(メイド服を自分が着ていたら何をしたいか、という問いに最初に彼女が答えていたのは、彼女からではなくて自分からではなかったか、と言葉で制してみる。――あれ、それって結局あんまり変わって無くない?と気づいたのは言いきってしまった後だった。)
(09/01-16:22:40)
浅桜清良♀高等部2年
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(他人の家で下着姿で過ごすのも意に介さないのは、度胸があるというか無頓着というか。これが異性の部屋だったりしたら話は変わるが、相手が同性ならば、許しを得れば裸で過ごしたりするかもしれない。 もっとも、今意識しているのは彼女が着ていた衣服なので。) 匂い嗅いでるのよっ! (何してるのと声を上げられれば、一瞬嗅ぐのを中断して顔を上げて、真剣な表情で言い返した。非難めいた視線を浴びようとも、匂いを嗅ぐのは止めない。そんな蹴り飛ばされてもおかしくない一幕があったが、押し付けられた衣服を着れば場も落ち着き。シャッターに収められてから静かに佇み、人差し指を口許に添えて。) お嬢様の服だから気が引き締まる反面……匂いに包まれていると思うとちょっと興奮するような。気を緩めると冷静さを欠いちゃうカモ。 (襟元を指先で摘まみ、スンスンと鼻を動かして微かな匂いを嗅ぎ取ると、ほわぁと幸せそうに笑みを浮かべた。彼女の匂いに自分の匂いが混じると思うと、そんな趣味は無いのに高揚しそうになる。ふるふると首を振って気と表情を引き締めるも、果たしていつまで続くか。) ──── もちろん、影武者になるなら長髪のウィッグ付けるよ。従者さんの前では不敵に笑って「足を舐めなさい」と言ったり、「じいや~」と悲しい声で呼んだりして、完璧に詩歌お嬢様を演じて見せるわっ。 (グっと拳を握って胸を張る。もしも本当に彼女の従者だったなら、きっと剣の道を極めながら一生懸命彼女のお世話をする生活だったかもしれない。迷惑かけて怒鳴られる事が多そうだけど、それはそれで楽しいから。恭しく礼をし、メイドのように振る舞う彼女を前に、少女は姿勢を正して両腕を組み、右手の指先を右頬へと添えて不敵な笑みを浮かべて。) ──── ええ、早速だケド。香椎家次女 香椎清良が命ずるわ。 (纏う剣気が空気を張り詰め、勘が良ければピリっとした空気を感じるかもしれない。この少女の順応性の高さは、従者の恰好をしていた時から察する事が出来ただろう。少女がイメージする香椎家は、地方とはいえとても高貴な家柄だという事。長女はもちろん彼女で、自分は次女という設定。間を空けてクスクスと笑う姿さえも、彼女を真似ていたのだが───。) あーん、可愛過ぎっ。やっぱぺろぺろさせてー! (長続きせず、一気に表情が緩むと両手を広げて飛びついてハグしてしまおうとする。ハグするのに成功すれば、更に彼女の頬に口を寄せようともして。)
(09/01-09:42:06)
香椎詩歌♀高等部2年
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(衣服を着ている娘が恥ずかしがり、着ていない彼女の方が意に介さない、なんて妙な図式のままシャッターの音が鳴り響いていた。娘からすればそれが余計羞恥を増すやら、全くそうじゃない彼女の様に混乱するやらで思考が乱れっぱなし。部屋へと戻る頃には少しだけ落ち着く時間はあったとはいえ、全然足りなかったのは衣服を放り投げた事からも見て取れるというもの。)ちょ――なにしてんのッ!!(戻って来て衣服を押し付けたまではまだよかったとしても、匂いを嗅がれる、なんてされれば大きな声が上がった。顔はゆでたように赤くなるのは、自分の匂いなんていうある種見られるよりも恥ずかしいものだから。拳を上げる時なんて最早蹴り飛ばさんが勢いだったけれど、短いスカートでするわけにもいかず。結局は唸るような声を上げてじとじとと非難めいた目線を送りつける程度しかできずに。)(そんな彼女が衣服を身に纏って行けば、室内に平穏が戻る。同性だとはいえ、リビングに人がいる状態で、服を着ていないなんてのはやっぱり落ち着かない。だからこれで落ち着く――と思ったら、眼の前で自分の服を着られるという事実に気付き、やっぱり落ち着かず。――匂いとかいうからだ、と非難めいた目線を強めつつも、今度は自分の着ている服に眼を向けた。別段、気になる事はない、筈。)……ふぅん。ええ、何だか落ち着いたようにみえるわ。自分の服だ、ってのが何だか変な気もするケド。(落ち着いたトーンで喋り出す姿を見ているときは、はしゃいでいる年下を見るような眼にもなった。表情がころころと変わる様は、微笑ましい。――カワイイは、というのは、成程、分からなくもない。だから、テーブルに置いておいたスマホを手に、彼女の姿もシャッターに収めていこう。笑ってたり、跳ねてる姿を。)……でも、確かに何だか変な感じ。――でも、成程。背格好とか髪型が似てたなら、確かに貴女を影武者にして屋敷を抜け出せたわね。(自分の服を着た彼女と、彼女の服を着た自分。喋ってしまえばすぐ分かるし、顔立ちも髪型も異なるけれど、遠目からならば誤魔化せるだろう。生憎と、当時の従者は娘と背格好が違いすぎたけれど、彼女ならば出来たかもしれない、なんていう「イフ」。想像すると確かに楽しくもなってくるから)……コホン。御用命は何でしょうか、お嬢様。……とかかしら。(彼女の前で眼を伏せて、恭しく礼をして、メイドの真似…の後に顔を僅かにあげて、に、と唇を緩めた笑顔を浮かべ。彼女の真似、というよりは、以前いた従者の真似だったけども。)
(08/31-12:18:59)
浅桜清良♀高等部2年
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いいのいいのっ。馬子にも衣装? 可愛い子にはメイド服着せろだっけ? うーん、ちょっと違うか。可愛いは正義───これよっ! (シュバババとか風を切る音が鳴る程の見事な体捌きで撮影しまくる下着姿の娘。恥じらう姿がまたグッドだと、途中で親指突き立てたり、満面の笑みを浮かべながらレンズを向けたり。自分はアウトだけど、人の可愛い姿はご褒美ですの精神で記録媒体のデータを増やしていく。勿論、拡散したり他人に送ったりしない。自分用である。彼女が部屋に戻ろうとしたら撮影終了。同性なのもあり、下着姿でも全く気にも留めずにスマホの画面眺めてはにやけたりした。育ちの違いというより、本人の性格の問題だろう。寝室から戻ってきた彼女にブラウスとスカートを押し付けられると、落としそうになったスマホを慌てて置き、ブラウスを見下ろしてから持ち上げて、鼻へと近づけるとスンと動かして。) クン……─── これはっ、今度こそ詩歌お嬢様の香りっ! (あろう事か本人の前で匂いを嗅ぎ出した。目を見開いて衝撃が奔り、スンスンと何度も匂いを嗅ぐ。実際それほど着ていなかったので、柔軟剤の香りの方が強いのだけど、僅かな匂いをも逃さない剣士の嗅覚を駆使して彼女の匂いを嗅ぎつけると、拳を高々と掲げて。) ─── こうしてまた、新たな匂いが刻まれたのであった。 (両目を閉じて感無量とばかりに微笑み、ナレーションのように独り言ちる。そんな一人劇場を終えると、スっと無表情になって淡々とブラウスに袖を通し、プリーツスカートを履き、鞄から黒いリボンを取り出して身に着けると、彼女の方へと振り向いて。) にひひ、似合う? ──── 傅きなさい? なーんて。うんうん、衣装交換ってイイネっ。 (はにかむように笑って見せたと思いきや、彼女の声真似でお嬢様っぽく振る舞ったり、てへぺろって笑ったり、楽しそうに跳ねたりと忙しないお嬢様気取りの従者が爆誕した。)
(08/27-22:17:56)
香椎詩歌♀高等部2年
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どこの相場よ!?(力説する様子に、吠えても見せた。実際脱いだばかりの服には体温は残るだろうけれど、そう言う意味のような、違うようなニュアンスを感じたから。そんな動揺も扉を隔てれば少しは収まる、けれどそれはそれで自分のしている事に羞恥が沸き上がっての、以下エンドレス。)(扉をあけた瞬間に、歩み寄ってくる姿にそのままの恰好で後ずさり。着替えているかと思いきやの下着姿のままであることにも、その勢いにも、途端に笑みを浮かべていく表情がころころ変わる様に圧倒されたかのように「ぁ」「ぅ」と声にもならぬ声を上げて、唇がぱくぱくと動く。それも、レンズを向けられれば流石に紫水晶の瞳を見開くけれど。)ちょ、なんで、もぅ!(レンズを向ける様に不服気な様に羞恥が上乗せされ、頬が朱に染まる。レンズから逃れるように俯いて、側面を向くけれど、角度を変えられるならばレンズと視線が重なることもあるだろう。……何より、あまりにも動きが様になっているのと、それを下着姿で厭わずにする姿に圧倒もされてしまう。結果、暫しは何も言えずにそのまま撮影されてしまう時間が暫し続いてしまい。)――……って、なんでそのままなのっ、貴女本当に気にしないのね!?(メイド服姿と下着なら、娘ならば後者の方が気にはなる。けれど彼女の方は裸の方がマシと言い放ったのが、本当みたいだからオソロシイ。そろそろ居たたまれなくなった娘は、何か、何か…っ、と眼に渦を浮かべつつも、はたと思い返して部屋へと戻り、そして。)……もう、ほら。これなら良いでしょ、着替えなさい。ていうか衣装交換なら、貴女がそのままじゃ意味無いでしょっ(戻って来て差し出す、というよりは胸元に押し付ける形で寄せるのは先程袖を通していたブラウスとスカート。押し付ける勢いで鼻孔を擽るのは、きっと柔軟剤の匂いなのだろうけれど。もしもその中に少し違う匂いが混じるのならば、洗い立てと脱ぎたてとの差異はきっと、娘の匂い、なのかも知れない。)
(08/24-13:20:50)
浅桜清良♀高等部2年
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(クモの対処を任されると、にんまりと笑みを浮かべながら親指を突き立てて見せた。そんな頼もしい一面を見せたというのに、彼女にやらせたい事を打ち明けた事で全て台無しになっているのは本人は気付かず。下着姿でメイド服を押し付けながら。) 現役女子高生の脱ぎたての服はほかほかだって、相場が決まってんのよ! (拳を握って謎の力説。メイド服を受け取った彼女が着替えるなら手伝おうと思っていたが、この場では着替えず寝室に移動するようなので目線で背中を追っていき、扉を閉められると、どうしようかと椅子に腰掛けようとした瞬間、寝室の方からぽーんと放られたブラウスとプリーツスカートを、両手を伸ばしてキャッチ。暫くぽかんと口を開けていたが、はっとなるとブラウスを眼前まで持ち上げて) クン…… (スンと鼻を動かして匂いを嗅ぎ。) これはっ、詩歌お嬢様の香りっ! (電撃が奔り抜けて目を見開いた。勿論、良い香りがするがこれはどう考えても柔軟剤の香りだろう。わかっていても妄想で補正したくなり、スンスンと匂いを嗅いでいる内に扉が開いたので、顔を上げるとズカズカと歩み寄っていき。) ちょっとっ! ここはユニフォーム交換みたく脱ぎたてのブラウスを出すべき─── あっ、最カワ天使っ。 (下着姿のままぷんすかと抗議する最中、メイド服に身を包んだ姿を見て抗議中断。ぱぁっと笑みを浮かべてブラウスとプリーツスカートを放り投げると、スマホを持ってレンズを向ける。) ─── イイヨイイヨー、恥じらう姿が堪らないわねぇ。ほら、スマイルスマイル♡ (可愛い娘が可愛い衣装を纏えば、めちゃくちゃ可愛いに決まっている。何より丈を気にしていたり、不服気な表情がすごく良い。涎こそ垂らさないものの、可愛いものを前に緩み切った表情のまま、何回もシャッター音を鳴らす。足掻けば足掻く程、その姿を撮影しようと、キレッキレの動きで角度を変えながら撮影しまくる。下着姿の娘。)
(08/19-23:07:06)
香椎詩歌♀高等部2年
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……とりあえず。もし出てきたら対処は任せるわよ。(根本的解決ではなく、対処の方を彼女へと投げた。実際、屋敷にいたころは任せていた事でもあるけれど、彼女が蜘蛛にどこまで耐性があるかは分からない。場合によっては2人で右往左往するかもしれないけれど、それはそれ。)そういう意味じゃないっ!(驚いた理由の解釈が自分の思考のまた上だったものだから、反射的にさらに吠えた。一体どうしてそんな思考、なんて本来ならば問い詰める所だったけれど、衣装の方に意識が裂かれてしまっている分だけ、其れ以上追及なんて出来ず。)(何だかとっても流されている気がしなくはないけれど、気を取り直す前に腕が解かれて、さらには衣装を脱いでいく様に眼を白黒させた。決めた通り、言葉通りに行動が早い彼女が見る間に下着姿になっていけば、胸元に突き出されたものを、受け止め。)ほかほかってなによ!(脱ぎたて、とか言われると妙にイカガワシク感じるのは何故だろう。それも混乱した思考が導き出したエラーなのかどうか、娘が正常に判断する由も無く。奪うようにぶん取るように受け取れば、ずかずかと進んでいく先は寝室の方。――本来ならば着替えさせてとでも言うべきなのだろうけれど、何だかそれも気恥ずかしい。ぴしゃりと扉を閉めたのだけど、そこでふと気付く事が一つ。…彼女の着替えはどうするのか、という事。)~~~これでも着てなさい!(顔だけリビングへと覗かせて、彼女の方へと放るのはブラウスとプリーツスカート。色合いも丁度同じだけども、体温が無い分だけ脱いでいたのをそのまま着せた訳では無いのは分かるだろうか。そこまでは、娘の思考が残っていた様子。)(そして再び扉を閉めて、程無くして。向かった時とは別人のように大人しくなって戻って来た娘の頭には、ヘッドドレス。フリルをふんだんにあしらった、つまりは彼女が先程着ていた衣装に袖を通した娘の姿が眼前にあるだろう。視線は俯きながらも、若干不服に唇を曲げ。指先はスカートの裾を押えた状態。確かに体格差はそれ程はなく、窮屈に感じることはなかったけれど。スタイルはともかくどうしようもないのが、背丈の差。彼女が身に纏っていた姿よりも、どうしても、袖やスカート、エプロンが若干ぶかぶかに見えなくもない、という差を露わとしてしまう…というのが、不服気な表情になってしまう理由。にも関わらずスカートを押さえるのは、太腿も少しは露わになるスカートの長さが若干落ち着かないから。フリルを引っ張って丈の長さを得ようとする、無駄なあがきもしてみせて。)
(08/18-22:37:05)
浅桜清良♀高等部2年
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それはもう、永遠の課題っぽいわね。 (クモ達が彼女に惹かれて寄ってくるのか、それとも手がかかる子を見守ろうとしているのか、理由はクモ達にしかわからないけれど、彼女自身が深く気にしていないのであれば一緒に対策を講じたりしなくても良いだろう。求められたら応じる積心算だけども。)(彼女の狙いを知っての言動だったら策士かもしれないが、気分はすっかり従者なので単純に素直に答えたまで。顔を真っ赤にして吠える彼女を前に、きょとんとした目で首を傾ける。) ……? あっ、わたしがほっぺをペロペロするでもいいよ? (納得していない様子と捉えて、微笑みながら代替案を上げる。どちらにしても少女にとってはご褒美なので悦ぶ事間違い無し。実現は難しいだろうなと思っているので、ぐいぐいと前に出て押しはしなかったが、衣装の交換というのはそれこそ女子会っぽい事なので、前のめりで顔を寄せて強めに押して出て、ぽつりと零れた言葉を拾うと、にんまりと笑みを浮かべて見せて。) ──── じゃあ、決まりね。気になるなら即行動って偉い人もよく言ってるし。善は急げっ! (抱きしめていた腕を解くと左腰の灰色の鞘を取ってテーブルに立てかけて、彼女の前でメイド服を脱ぎ始める。剣士ならでは、という訳ではないが、早着替えはよくするのでちゃっちゃと脱いでしまう。清楚で可愛いメイド服を脱ぎ、黒のブラに両サイドで結ばれている紐下着だけの姿になると、頭に装着していたヘッドドレス外してメイド服と共に彼女へ差し出して。) ──── はい、わたしの脱ぎたてメイド服ですよ。 (ほっかほかだよーと笑顔を向けて、すぐに受け取ろうとしなければ、押し付けるように前に突き出そうとして。)
(08/16-19:56:14)
香椎詩歌♀高等部2年
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(眼を輝かす彼女には、噛みつきそうな勢いで睨みつけた。脳内に浮かんでいるであろう桃色を両手で払いのけてやりたくもなるけれど、抱き寄せられてしまえば、それも納まり。)……という訳で、あんまり気にしてはいないわ。蜘蛛が寄ってくるのだけは本当勘弁してほしいけど。あいつらわたしの事、仲間か何かだと勘違いしてるんじゃないかしら……。(「やぁ」みたいな感じで出てくるクモ達を思い返してはぎりぎりと歯を噛みしめた。引きつける性質、同族意識を持たれているならば、それはクモなのかもしれないけれど、それはそれ。血の嫌いな吸血鬼、夜が怖い狼男のようなノリで、クモが嫌いな絡新婦がいても可笑しくはない筈。)(耳元での囁きに良い声が聴こえれば、抱き寄せられつつもにまりと唇を釣り上げた。基本、人を揶揄い、弱味を見つければ擽りたくなる性分――なのだけど、彼女が告げた即答に、一瞬にしてそんな貌は引きつり、肩が跳ねた。)んな…ッバカじゃないの!?(顔を赤くして吠える。表情で連想してしまったのは明白だろうし、予想以上の反応が返って来て、混乱で眼が渦を巻く。――彼女が連想したことをそのままやり返して辱めてやろうとしたのに、やり返しても彼女が悦ぶだけじゃない?と思考は乱れ、完全に攻め手を逃してしまう。余裕を取り戻した彼女とは、丁度対比するかのように。)……変装が基本……なの……?(そんな事したことはなかったけれど、彼女が言うならばそうなのかもしれない。ぐるぐる渦を巻く眼のままに、着てみたいくらいと言ってしまった言葉を思い返す。実際は、彼女が連想するものをそのまま返すという手練だった筈が、気付けば自分を追いつめているのは何故だろう。)……まぁ。気にはなる、けど……。(興味が無いと言えば嘘にはなるから、つい、ぽつりとそんな言葉が零れた。)
(08/13-17:42:25)
浅桜清良♀高等部2年
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……つまり、決定的瞬間が拝めるのね。 (彼女の思惑とは裏腹に、より一層瞳を輝かせた。この瞬間の浅桜清良の脳内シミュレーターでは、あらゆる角度から撮られるサービスシーンが無数に思い浮かべられていたとか。)(抱き寄せる事が叶えば、優しく抱擁して子供をあやすように撫でる。殆ど身長差が無いけど、彼女が座っているなら胸に抱きしめる事だって出来る。) ───……そうね。人間離れした身体能力、特異性能力、初見の一般人から見ればそれらは全部人外──妖に見えても可笑しくないと、わたしも思う。 ─── それにわたしにとっても救いだったわ。あんな沢山の脚で蹴られまくったら堪らないもん。 (抱きしめている体から強張りが解けていくのを感じると、受け入れて貰えているんだと嬉しくなり、優しく微笑みかけて見下ろしていた───のも束の間。目線を下げれば否応なしに視界に飛び込む現実から逃避するように顔を背けていたのだけども。) ひゃっ!? (耳元に囁かれると、吐息のくすぐったさに声を出してしまう。唐突だったのでつい驚いてしまうが、剣士特有の切り替えの早さ、そして従者魂が染み付いてきている少女の反応速度は早く。はいっ!と片手を上げて元気よく返事をしてから。) ─── 抱き枕にするので、ほっぺをペロペロして欲しいですっ! (躊躇なく即答で返した。ご主人様の命令であれば、隠していた本心も秒で吐露してしまう従者魂。しかも恥ずかしげもなくあっさりと言い放つという、彼女にとっては豪快なカウンターパンチかもしれず。とんでもない事を言い放ってから、じっと彼女の顔を見つめながら首を傾げて。) ─── てゆか、お嬢様。着てみたいなら交換してみます? わたしとお嬢様なら多分、サイズの問題もクリアしてると思いますし。お屋敷を抜け出すならメイドに変装するというのは、お嬢様の基本ですし。 (彼女からすれば思いつきでの発言だったのかもしれないけれど、このメイド服が可愛いというのは彼女も認めている故に、着せてみたくなったのでにんまりと笑みを浮かべて提案する。なるべく目線を下げたくなかったが、幸いにも彼女の生き生きとした顔しか目に入らないので、余裕を取り戻しつつあり。)
(08/12-22:39:15)
香椎詩歌♀高等部2年
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……ちょっと、カメラがあるって気づかずにスカートで戦っちゃっただけよ。(見つめてくる瞳があまりにも輝いているから、ついつい、そんな言葉を零した。どうせ見られるならばそれで興味をある程度無くしてくれればなんて思案も無くは無かったけれど、圧されたというのが正しい。思い出し羞恥して暫く唇を噛みしめて、落ち着きなく視線が彷徨い。)(同意得られれば、「でしょう?」と強く頷く。頬を突かれつつなのにようやく抗議の声色を上げようとした折に、空になったカップ、同意しようとしたら、視界が塞がれ、暖かなものに包まれて、僅かに身を強張らせ。)―――…別に良いわよ。一番の救いは、伝承みたいな躰をしてない事だしね。……ほら、絡新婦って下半身が蜘蛛だったりするでしょ。そうじゃなくて、飽くまでも絡新婦に類する力を持ったナニカだから。案外、妖怪とかの伝承ってのは、特異性能力者のことだったんじゃないかって思うわ。(分からないけどね、と告げつつも次第に身体の強張りも解けていく。娘の言葉通りかも知れないし、それとは別に本物の妖怪もいたかもしれないけれど。そんな声色も落ち着いたものなのは、抱きしめられる心地よさ。そう言えば、あんまりこういうスキンシップには覚えがないから、落ち着くのと気恥ずかしいのが同時に沸き立つ。身じろいで抵抗しようかとする頃に、咳払いが聴こえたから、くすり、と笑みを零して。)……所で。やっぱりその服可愛いわよね……わたしも着てみたいくらい。(胸元から顔を上げて、唇を歪めて不敵に笑って見せて、その横顔を眺め。より意識させる、って意味合いもあるけれど。)答えなさい?もしわたしがその服着てたら、貴女はどんなことをさせたいのかしら。(横に顔を反らされて、抱きしめられたまま告げるものだから、丁度耳元に囁きかけるような恰好になりつつ。以前は秘密、とされたかつてのやりとりをなぞるものだけど、今回自分はご主人様。散々こちらの恥ずかしい所を追求するものだから、今度は逆に追及しつつ。いっそそのまま返したらより恥ずかしがらせることが出来そう、なんて悪戯心と好奇心。楽し気に細められる瞳にたっぷりと乗せてみるけれど。)
(08/12-15:38:48)
浅桜清良♀高等部2年
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そんなにイイものが映ってたの!? (彼女が全力で否定するものだから、両手で頭を抱えている状態からガバっと顔を上げて、彼女の顔を見つめながら目を見開いた。驚愕しているものの、向けている視線は好機の視線筆頭とも言えるぐらい輝いていたかもしれない。)(いい情報を入手出来たからご機嫌になり、彼女が抵抗しないのであれば、ぷにぷにと頬を突くのは止めず。唸りながらの反論には同性として相槌を打つ。) ……まぁ、ね。好きな人はあまりいないだろうねぇ。勝手に寄ってきて「お嬢さんこんにちは」とか、一昨日来やがれってんだって感じだもんね。 (横に逸らされて突きやすくなれば、尚更突くのを止めず、頬杖つきながら苦笑して共感する。虫の言葉がわかる事前提で話しているのは、実はそうなんじゃないかと思う節もあるから。けれど、生まれ持った能力が、必ずしも適性とは限らないのは、これまで幾つも事例を見てきているから理解している。薄っすらと涙目になるも、強がって誤魔化す姿が黒眸に映ると、フォークで突くのを止めて立ち上がり。) ───………珈琲のおかわり、いかがですか。 (澄ました顔、澄ました声で告げると彼女の隣まで歩いていき、伸ばした両手は珈琲ポット───ではなく、彼女へと向けられて、叶うならば泣き顔が隠れるように自分の胸元に優しく抱き寄せて。) ───……うん、しょうがないよね。先天性の能力は選べないものだもんね。……ちょっと意地悪な質問だったかも。ごめんね? (あやす様によしよしと藍色の髪を梳くように撫でて微笑む。けれど、下を向く事で視界に入れないように意識していたフリフリメイド服が飛び込んできたので、恥ずかしさで顔が朱く染まってしまい、「ン゛ンッ゛」と誤魔化して顔を横に逸らした。)
(08/12-09:39:09)
香椎詩歌♀高等部2年
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や―――やめなさい!!貴女は絶対見ちゃダメなんだから!!(顔を真っ赤に染め上げて、口を精一杯に大きく開いて、強く強く強調した。他にもセンシティブになった等、好奇の視線にされされないようにアーカイブには規制が入ったとか入らなかったとか聞いた記憶もあるけれど、何か見られたらまずいものが残っている可能性が大いにある。――大いにあるとすっかり認めてしまっているリアクションなのかもしれないけれど。)(前のめりになっている分だけ、娘の方からは後ろに引いてバランスを保つ。けれど、差し出されるカヌレは顔を近づけなければ食べられぬという罠。結果的に自分から引いた体を元に戻す事になるけれど、頬へ触れられる感触には憮然とした。取り払わないのは、其れ以上にどう対処したものかなんていう質問が飛んできているから。ぐぬぬ、と唸り。)……だって、虫よ虫。あんなの誰でも嫌いでしょう!……なのに勝手に寄ってくるのよ、頼んでも無いのに。だから、虫を呼びそうなゴミとか、そういうものは絶対出したくないの。(顔を横に反らして、唸りつつ声を零す。反らしている分だけ頬を突きやすくしてしまっているけれど、視線を戻せないままに。自分も素を張っている、という言葉には唸る事しかできない。それはそう、なのだから。)―――……だってしょうがないじゃない、そういう能力なんだから。(悪い!?なんて、逆ギレ気味に。けれどうっすらと涙目も浮かべるも、眼が痒い、なんて言い訳しつつ拭って見せた。)
(08/11-14:00:03)
浅桜清良♀高等部2年
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──── ………、なんでだろう。また開催しろしろ! 過去のアーカイブ見返すべしべし!って、わたしの中の桃色センサーがビンビン反応してるんだけどっ。 (バトルロワイヤル形式のイベントが開催されていたというのは、アーカイブを視聴した記憶がある。彼女の身に起きたアクシデントの部分は見ていなかったのか、記憶から抜け落ちているのかわからない。けれど、己の内でざわめく感覚、何か大切なものを見逃してたのでは!?と悔しそうに表情を歪めて頭を抱えた従者。)(謝った時は本気で申し訳ない気持ちでいっぱいだったが、彼女が気にしていないと知ればコロっと表情や態度が変わる。切り替えの早さも剣士だからこそなのか。NEW!!という文字が飛び出しそうな新情報を耳にして食いつかない訳もなく、お互いに前のめりになってる間もにんまりと笑みを浮かべたままで、カヌレに食いつくのを間近で確認すると笑みも深まる。) 呼んでたのは本当なのね。しかもクモ退治って……ほんと、クモ嫌いなんだねぇ。 (虫退治でじいやを呼んでいたというのも可愛いらしいから、濁したお茶をかき混ぜるかの如く、フォークをくるんと回して、柄の部分で彼女の頬をぷにぷに突こうとする。刺す方だと危ないから。) ……てゆか、普通に蜘蛛の巣張ったりするのに、なんで嫌いなの? 同族嫌悪…? ……まぁ、まだ幼い時に、いきなりクモ達が群がってきて「こんにちは」ってされたりしたら、誰でも嫌いになりそうだけど……。 (しれっと理由を聞いてたような、そうでないような。はて、と首を傾げてふと思った疑問をぶつけてみる。)
(08/08-22:54:32)
香椎詩歌♀高等部2年
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それは同感。前に、バトルロワイヤルみたいな感じで点取り合戦に参加した事あったけど、あれ割と楽しかったわ。またやらないかしら……。(様々な手合いと、なんて思考は聊か物騒なのだろうけれど、そういった闘争心に身を任せるのも嫌いじゃない、何て言う思考は特異性能力なんてものを持っている者からすれば当然なのかどうか。また、その際にカメラ中継されてるにも関わらずスカートがめくれ上がってしまったとかいうアクシデントがあったけれど、自分から口にすることは無く。)……ん?あぁ、良いわよ。全然気にしていないから。…むしろ新鮮で良いわ、ご両親の話を聞くのって。(いないことを気にした事が無い、と言えば嘘になるけれど、今は古傷ですら無い。だから笑みを零してくれるならば、それ以上自分からも言う事は無く。――むしろ、いきなりテーブル鳴らす彼女に、びくり、と肩が震えて、紫水晶の瞳を丸くした。)ぇ…なに……――もぇ…って、なんでよっ(彼女の言う通り、極々自然だからこそ、萌える要素が分からず、けれど何だかいたたまれなくなって娘の方もテーブルをガタッと鳴らす。前のめりのし合いで、顔同士を近づけて突き合わせる形だけど、当然別段ムードがあるでもなく。さらに繰り出されるカヌレには、流石にキッと眉を吊り上げた。「餌付けすれば何でも許されると思って無い?」と言わんばかりに。――結局口を開いて食べるケド。)…ぁむ……ッ。 誰が自分の家で迷子になるもんですか。呼ぶとしてあれよ、クモ退治。(もごもごと口を動かしつつ喋る作法の無さで否定するけれど、泣きながら呼んでいたことを否定はしていないし、実際理由まで言ってしまってない?と真顔になり、次いで眼を反らすけれど、それも一瞬。飲み物に手を伸ばして、残りを一気に飲み干さん勢いで呑み込んで、文字通りお茶を濁そう。濁せていたかは微妙な所だけど。)
(08/06-20:44:10)
浅桜清良♀高等部2年
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ンー。剣同士なら自分の力量が測れるから嬉しいケド、色んな相手と戦える環境の方が好きよ? 剣持っててもお構い無しに蹴り飛ばしてくる人とか。 (同じ剣の道を歩む者同士であれば、得られるものが大きいので戦いたい気持ちは強いけど、自分の剣術が何処まで通用するのか見定めるのであれば、無差別な環境が適しているので、肯定の意を示した。具体的に例えた相手の口にカヌレを押し付けて食べさせながらなので、双方共に恰好つかない状況だけども。)(両親の話を聞かないというのは、居ないという可能性もあるのは理解していたけど、彼女の口から聞くと肩を小さく震わせて。) ……ぁ、ごめん。 (零さないように空いている手でカップ包むように支えながら眉を下げるが、彼女の様子を見ると悲観的ではない模様なので、直ぐに眉を上げて笑みを零して。カップを置くとガタとテーブルを鳴らして。) お母様でも十分お嬢様っぽいケド、わたしとしては『じいや』が気になりましたっ。貴女ならそう呼んでても全く違和感ないのだけど、じいや呼びは萌えるわ。やっぱりお嬢様を支えるのは、じいやしかいないもんねぇ。 ──── …小さい頃、お屋敷で迷子になった時に『じいや~』って泣きながら呼んでたりしたの? (両親について触れ過ぎるのは失礼かもしれないという思いもあったけど、しれっと言った『じいや』がとても気になってしまい、にんまり微笑みながらフォークをカヌレに突き刺すと、さながらインタビュー時に向けられるマイクのように、追加プッシュのカヌレを彼女の口元へ運んで。)
(08/04-13:45:32)
香椎詩歌♀高等部2年
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……。そんなの誰が言ったのかしら……?(蹴り飛ばしてやるのに、なんて、お嬢様と呼ばれるには物騒過ぎる言葉をぼそりと呟き、甘い珈琲を啜り。)(――じっと見つめる様からは目線を反らし「ンッン”ッッ」と先程よりひときわワザとらしく咳払い。ピンク色の靄を吹き飛ばすように。)相手ね……。わたしだったら別に逃げないけど。…やっぱり剣士としては、同じ剣同士で戦いたいもの?(こと剣術、ともなれば相手も剣士同士なんてイメージも大きい。「果し合い」なんてのは剣を持っている同士のイメージでもある事と。剣であろうと、異能であろうとも。無駄に張り合いながらも、カヌレを食べさせられてでは、どんな言葉も恰好はつかないけれど。)…そういえば、何と呼ぶのかしら。わたし、生まれた時にはもう母親、というか両親ともいなかったから、呼んだこと無いのよね。(物心ついたときから母親がいなかった娘からすれば、呼び方と言われど首を傾げる辺り。普通の話題のようにしれりとも言う娘は平素のまま。だったけれど、はたと紫水晶の瞳を瞬いてから、片手を左右に振って。)まぁ、さっきもいった従者の人とか、じいやとか親族とか沢山いたし。……少なくても、ママ君さまだなんて変な呼び方しないわよ。しいて言えばお母様になるのかしら。(仰々しい、と言われれば娘の方もそう。人のこと言えないわ、と変な呼び方を言う彼女の方にくすくすと笑みを零してみせて。)
(08/03-16:15:16)
浅桜清良♀高等部2年
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そんな訳ないじゃない。お嬢様と言ったら乱暴に扱われるのがお好きと言うし、詩歌お嬢様もそうなのかなって思ったの。 (少女側の珈琲も揺れるが、勢いに臆さずにんまりと笑い返した。本当にそうであって、カミングアウトされたらされたで反応に困りそうだけど、彼女の秘密を一つ知れるのであれば、それはきっと嬉しい事。) ……なるほど、言葉巧みに煽てては、気づかぬ内に誑かす。すごい、理想の大人のお姉さん像だ。 (彼女のイメージする像は、同性として憧れるし尊敬も出来る。これまでの話の流れの所為で頭の中がピンク色に染まりつつあり、体を武器にするのを前提にして想像していたが、彼女のイメージ像を聞いた後は異なるイメージ像が思い浮かんでいた。さっすがと感心して視線を向けたところで、顔を赤らめる彼女が目に映ったので、先程のように瞼を細めてじーっと見つめ、「えっちな想像したでしょ?」と目で告げていた。) そこで逃げ出さない剣術家と戦ってみたいけどね。 ─── 活人剣にしても、殺人剣にしても、相手があってこそだから。 (彼女が何を思い浮かべたのか知る事は出来ないが、屋上での出来事なのを察すれば、「流石にアレは異能だけどねー」と笑いながら補足。二つ目のカヌレを食べさせて満足げに微笑み、無意識過ぎてあまり考えた事のない実家を思い返しては、はてと首を傾げて。) 有名、なのかなぁ。よくワカンナイや。てゆか、そう言うお嬢様は何て呼んでるのー? お母様? ママ? マミー? ママママ? …………偉大なるママ君様? (フォークを置いてカップを取り、気になって尋ねるのは彼女の母親の事。村の大人達とか、身の回りの世話は従者がやっていたと聞いているが、これまで話の中で親が出てきた事はなかった。呼び方だけでも聞けばいいなと軽い気持ちで振り。)
(07/30-20:07:36)
香椎詩歌♀高等部2年
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んな…ッ!?そんなの厭に決まってるでしょ!?ていうか、貴女そんなの好きなの?(ガタ、と手をテーブルにつけばちょっとだけ珈琲が揺れた。彼女の告げていたシーンは、荒々し過ぎて実際娘がそうされれば、きっと蹴り上げてしまいそう。逆に、そう告げる彼女こそそんなシュチュエーションが好きなのか、とジト目を向け返した。――そんなシュチュエーションそのものがあることくらいは、娘だって知っている。勿論物語上で出てくる程度、だけど。)……そうなのかしら。どっちかって言うと、そうしないで都合よく転がす、の方かなって。ほら、……太夫?ああいう人たちって、そうそう話すら出来ないから人気だ、とか聞いた事あるわ。(雲の上の存在だから。手を伸ばしても届かず、けれど届きそうな位置にいる蜃気楼。そんな、伽の一時を華やかさで包み隠した存在が、娘のイメージする、花魁。実際は太夫と花魁は厳密には違うので、娘と彼女のイメージの差異はその辺りから来ているのかもしれず。とは言え、彼女の言う通り、結局はそこに行き付くのだろうから、コホン、と咳払いした。娘ながらにイメージしてしまったものを払拭するように。何を想像したか、は語らずとも顔だけは赤く。)……滅茶苦茶ね。そうね、貴女凄いことしてるものね。あれが普通の「剣技」だって言われたら、世の中の剣術家が裸足で逃げ出しそう。(屋上すら倒壊せしめた彼女の姿を思い浮かべながら、口元を指先で隠すようにして、くすくすと笑う。実際に受け継いでいくとすれば、それは技術というよりは異能に近いのかも知れない、なんて思い至る頃には、カヌレが目前に。)流派、へぇ、元々は有名な所だったのかしら。というか、貴女もわりと良い所の出なんじゃない?母上、ってあんまり言わないっ、…でしょ。(時代がかった呼び名、なんて笑いつつ。正しくは笑う前に唇を開いて、口元にきていたカヌレをぱくりと食んでみせて。租借しながら笑う、なんていうのは行儀が宜しくはないけれど、それくらいには、肩意地を張っていないなんていうもので。)
(07/29-20:29:13)
浅桜清良♀高等部2年
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(一人暮らしの彼女の部屋なので、学園と違って会話を聞かれる心配もない。故にかなり踏み込んだ話題も振りやすく、普段あまり見れない反応も楽しめる。もっとも、それはお互い様になっているのだけども。) ……えへへ。エー、乱暴に抑え付けられると興奮するとか、そういう話を聞きたいですっ! (無理矢理締めようとするなら、唇を尖らせてブーイングの嵐だった。)(祖の話はあまり人にするようなものでもないし、興味が無ければつまらない話にもなる。けど、お互い興味を示すなら話は別。割とフランクにも話せる。) ─── だって、実際そうなんじゃないの? 美貌で男を誑かすんだよ? ベッドでの誘い方とか、男が悦ぶ性技とか教えられそうな予感。 (ジト眼を見て察した少女は、真顔でどんな想像してたのかという問いに答える。華やかで艶めかしい、そんなイメージを抱いているので、「花魁」のイメージに差は出来ていたに違いない。反論しながらも、差し出したカヌレを美味しそうに食べる様子を見守り、優しい視線を向けながら微笑むひと時。食欲旺盛なお嬢様にはどんどん餌付けしたくなる。家の事を訊かれると、突然だったのできょとんとしたまま間が空いてしまうが、笑みを浮かべて首を横に振り。) 古い剣道場があって大きい家の分類になるかもだケド、そんな大層な流派は無いわよ。名家なのかはあまり考えた事ないし。わたしの剣技だって、例のご先祖様が考えた滅茶苦茶な技だし、会得出来る人も限られるから流派も何もないし。 (彼女が基準になってしまっているので、謙遜どころか本当に大した事はないと笑って見せた。食い気が滲み出ている彼女の口元へ、フォークで刺したカヌレを差し出しながら、ふと思い出したように顔を上げて。) ─── あ、でも大本を辿れば流派はあったって、母上が言ってたような。 (フォークで刺したカヌレをちらつかせるように振ってから、彼女が自ら食いつかなければ口元に押し付けようとして。)
(07/27-23:08:15)
香椎詩歌♀高等部2年
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それ、は…!あ、貴女が変な言い回しするからでしょ!!(笑い声零す様に、毛を逆立てて吠えて見せる。言葉のチョイスがやらしいのはどっちなのかという責任転嫁。)(ただでさえ目が泳いでしまっていた分だけ、朱の顔が垣間見えたら、早速の弄り甲斐を見出すこともできなくて。吠える事もできず、左右に反復よことびする目が弧を描く。)~~…良い人とかは知らないケド。何だかんだリードしてくれたり、愉しませようとしてくれてるのは理解できるからそこは感謝してるというか何という、か……――ハイ、もうおしまい!(性癖の暴露はしないけれど、好ましくも有り難く思っている所は勝手に口に出て、出過ぎて、無理やりしめようとするという感情の一方通行。そんなドタバタを繰り広げてと感情の落差はジェットコースター。濁流のような勢いから、カップへと眼を落とす頃には揺らめく自分の姿が映る。そこに映る眼は、生憎と先祖の姿でも何でもなく。)………。えっちだと思う人がえっちなんだわ。(どんな想像をしてるの、と目線を上げた瞳はジト眼と化して。実際どこまで連想されていたか、何てのは分からないけれど。花魁のよう、と言われれば娘の中で先祖のイメージに華やかさが増す。――其れ以上の想像が出来ないくらいには、彼女と娘の「花魁」のイメージには格差があったかもしれない。)……ふん。そういう貴女こそ、本当は人の事言えないんじゃない、かしら。(突き出されたカヌレに唇を開いて、やや乱雑にぱくりとしながら。甘味に緩みかけた眉を吊り上げて、普段は余裕たっぷりなのに、とぎまぎもする彼女を見つめて見せた。彼女の方こそ、恋をすれば相当に乙女になるんじゃ、なんて疑惑の眼差しを向けても見つつも、嚥下して。)……そういえばご先祖様って言ってたけど。貴女の剣技って代々続いてるものなのかしら。……浅桜流って実は凄い名家?(剣術で名を馳せる、ともなれば一昔前は領主等になっているくらい有名な流派もちらほらと。ひょっとして彼女の方こそお嬢様だったりするのでは、と娘は訝み。…その後に、カヌレの方へとついつい目線は降りていく。色気よりは、食い気を滲ませ。)
(07/26-20:25:29)
浅桜清良♀高等部2年
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(夢の中の“彼”の事を話す瞬間は、端から見ても瞳を輝かせていたかもしれず。それを悟られるのは恥ずかしいし、出来れば悟られて欲しくなかったけども。朱が増していく可愛げのある顔を見つめている内に、すっかり恥ずかしさも消え失せて、瞼を細めてじーっと見つめ返して。) 今、えっちな想像したでしょ? (性癖というのはどちらの意味でもあったが、いくつか挙げた事例の中から「性癖」に強く反応したので、くすくすと笑い声を漏らして見つめて。揶揄う視線から逃れて答える彼女へ向けていた黒瞳は、答えを聞き終えると点になり、ぽかんと口を開けてしまうが、みるみる内に頬を朱く染めて。) ───……え、もしかしてわたしってお嬢様のイイ人候補? も、もうっ…ギャップ萌えは同意だケド。このまま性癖暴露大会しちゃう? (両手を頬に添えて赤らむ顔のまま、ちらっちらっと彼女へ視線を向けては脇へと逸らしてしまう。とんだ勘違い。互いに視線を泳がせる事になるのだった。暫し間が空き、カップへと向けている紫水晶をじっと眺めて、思い返すのは彼女の瞳が朱色に染まった時の姿。肉体は彼女のものでも、中身はまるっきり異なる存在。人間が軽い気持ちで弄ってはいけない存在というのは、理解している心算ではあるのだけど──。) ……わたしの勝手なイメージだケド、花魁みたいなセクシーなお姉さんが出てきそうね。そんな大人のお姉さんに「男の事を知りたい」なんて言った日には……───。 ……えっち。 (じとーっと見てから、食べかけのカヌレを口の中へと運んだ。数多の男を誑かす妖である絡新婦───少女の中で固まっていたイメージは、悶々とした会話が続いた所為か、少々いかがわしいものだった。あまり卑猥な事言ってるとまた怒られるので程々にしておき、左手で頬杖しながら、右手に持つフォークにカヌレを刺すと彼女の口元へ差し出して。) ─── 欠落してるって訳じゃないみたいだから安心したわ。始めの一歩が物凄く大変そうだけども。 (この先苦労が絶えなそうなのが心配だけど、傍で見守る事も出来る。人生どうなるかなんてわからないけど、今はカヌレを食べさせようと微笑んで。)
(07/22-22:29:38)
香椎詩歌♀高等部2年
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(娘の周囲には背後から驚かそうとする人物が妙に多い。彼女もまた当てはまるし、眼が泳ぐならば紫水晶の眼のジト度が上がるのは当然の事。じとー、と眺めつつも、頬が染まって来れば、また表情も変わって。)ふぅ、ん。ワイルドなのが良いわけね。(夢の中の彼を語る彼女の仕草や瞳が、輝いて見ええてくる。感情は人に投影されるものだから、実際に輝いているようなのは娘の好奇心の影響である可能性はとても高い。それも、彼女の言葉に散らされてしまうのだけど。)んな……ッそんなこと言ってなッ……~~、性癖って…っ!?(思わず反応してしまうのはその言葉で、肩ごと眉を吊り上げて、丸くした目元から朱が増していく。変な想像をしかけつつも、他の言葉からすれば単純に、好みの事だろう。「ンッン”ッ」とワザとらしく咳払いし、前のめりな目線から逃れようと顔ごと横を向く。)――……そうね。カワイイ一面が見られるとか…?普段は恰好付けてるのに、ふいにカッコ悪い所とかを出しちゃう人とか、良いなと思う。それは別に、男性に限らないケド。……普段は凛としてるくせに、可愛い恰好させられると途端に恥ずかしがる人とか、凄く好みよ?(最初は首を傾げつつ、自分が思う「好ましさ」を言葉にする。所謂、ギャップ萌えというものでもあるし、弱点を垣間見えれば突きたくなる嗜虐心、とも言えるかも知れない。一端表してしまえば少し余力も出て来たようで、最後には眼を彼女へと戻して、釣り上げた唇で告げていく。――少し間が空けば気恥ずかしさもやってくるから、眼は左右へと泳ぐことになるけれど。)それに、前にも言ったと思うけど、別に自分から進んで誑かしたいわけじゃないし、男性の事はよくわからないわ。――貴女みたいに、ご先祖様が夢に出てくるくらい身近にいれば、レクチャーしてくれてたかもしれないけど。(絡新婦の曰くである美貌は欲しくても、誑かす事柄そのものは未だ自分と重ならない。娘はそんな風に告げて、紫水晶の瞳をカップへと向けて、ゆらゆら、と残っている水面を揺らしてみせる。その瞳が朱色に染まる時の有様は彼女ならば見覚えはあるかもしれないが、娘からすれば存在すら認知していないものだから。)
(07/21-19:27:27)
浅桜清良♀高等部2年
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ちょっ……。 (目の前の粗相未遂を見て危なっ!って叫びそうになった。てっきり心当たりでもあっての反応だと思ってたけど、ジト眼を向けられると指先で頬をかきながら苦笑い。) ……いやぁ、ナンノコトカシラ。 (そんな事はないと否定したかったが、思い返してみると浮かれた時に揶揄ってたりもしてたような……と目線が逸れていく。この期間限定お嬢様は揶揄った時の反応が可愛いもので、同志──基、同類が居るというのは心強いし、いずれ話してみたいとも思ったりしつつ、珈琲に口を付けて誤魔化すのだった。)(初恋話というのは内容によっては恥ずかしいものだし、黒歴史だったり失恋したとかで話したくない人だっている。少女もまた人に教えるような内容ではないので、誰かに話したのは彼女がハジメテ。話したら話したで頬が仄かに染まり。) まぁ……ネ。一見ちょっとワイルドだけど、黒髪だしイケてるし。リアルに会話が成立してるんだから、何も知らない子供なら信じちゃうし、好きになっちゃうものよ。 (良い人なのは間違いないと相槌を打つ。夢の中でいきなり自我を保っている人物が出てきて、半信半疑ながらも何度も出てきては共に行動をしていれば、現実の誰かと夢の中で繋がっているとか思ってしまう。何も知らなければそれは仕方のないことだと割り切っているが、実はこの歳になっても偶に夢に出てくるという事は黙っておく事にした。今もにまにましている彼女の事だ、100%揶揄ってくるに違いないと。カップを置いてジト眼を向け返して。) 子供の頃の話ですー。てゆか、さ! 「わたし何も知らない純情な乙女なんですぅ」なのはわかったケドさ! タイプとか性癖とか、あんな仕草にドキっとしたり、こんな仕草にキュンってするとかも無いの? この人と遊んでると楽しいなぁとか、お正月やクリスマスはこの人と一緒に過ごしてみたいなぁとか。 (優雅にカヌレを食しているところ悪いとは思うが、このままだと自分だけ公開処刑で終わりそうな雰囲気だったので、死なば諸共─── お茶会も見方を変えれば女子会だという思考でとことん問い詰め、徐々に前のめりになるのは鬼気迫るのを感じるかもしれない。) ─── ……絡新婦は男を誑かす、だっけ。……このまま枯れてちゃ誑かせないわよ……っ。 (枯れてる訳ではないのはわかっているが、長くこの世に留まっていると思われる妖の影響で、ちょっとやそっとの刺激ではときめかなくなってるんじゃないかと心配になってきて、経験豊富(?)な絡新婦の血を奮い立たせようと、真剣な眼差し向けて拳を握り締めて見せた。)
(07/20-22:29:02)
香椎詩歌♀高等部2年
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ふぁッんグ…ッ!?(前のめりになられての詰め寄りに、物思いに耽かけていた思考が急激に乱れ、素っ頓狂な声が零れた。思わず飲んでいた珈琲を噴きだしかけ、自分の方が粗相をしそうになるのを無理やり堪え。その分だけ気管に入り込んで咽たり口元を押えたりと騒ぎ出す事も暫し。)……知らないわ。言ったでしょ、わたしはそういうの分からないの。その子は仲良いと思うけど、偶に含みのあることを言って人を揶揄ってるだけかもしれないし。――そう、割と貴女に似てる気がするわ。(揶揄ってくるところとか、冗談か本気か偶に判別つかない処とか、とジト眼をたっぷりと彼女へと向け直し。)(男女の友情、と言われれば娘もまた首を傾げた。自分や人の機微にも疎い、人生経験の薄い娘からすれば、それこそ本の中の出来事に近い。けれど、そんな話は娘もまたクラスメートの話で聞いた事はあるし、対岸の花火としてならば人はみんなそんな話は好きなもの。娘もまた、例外でも無い分だけ、「引っ張るの」と言われれば、満面の、実に楽しそうな笑みで頷くのだ。当然でしょ、と。)……ふぅん?(ぶっきらぼう、ワルとつるむ、というフレーズに思い浮かべるイメージ像は、悪ぶってる系のお兄さんという印象を真っ先に浮かべた。所謂、近所の幼馴染というやつだろうか、と思う頃には、首を傾げた。「夢のなか…?」と頭にハテナを浮かべてみせて。)夢の中にご先祖様…そんなリアルな夢って、あるものなのね……。(鍛えてくれる、ともなればおよそ自我を持っているようにすら思えてくる、ご先祖様という存在。夢というにしてはリアルで、それでいて、鮮明な記憶となるならば。)良いんじゃない。夢に出てきて教えてくれるくらい、見守ってくれてるなら、とても良い人なのでしょう?その人。(茶化すように笑う彼女に向けるのは、穏やかに緩んだ顔。実際はそれくらい鮮明な存在なのか、その辺りは今の話だけじゃ分からないけれど、彼女が想い焦がれていたことも、その思い出を笑顔で告げられるなら、きっと悪い話じゃないのだろうから。)……でもまぁ。夢の中で出会った人に恋をする、なんて。随分とロマンチックなのね?貴女。(微笑ましく見つめる眼が意地悪く細められるのは、茶化したくなる娘の性分だから。にまにまと、彼女の言葉や表情を見つめながら、カヌレを口に。先程よりもよほど甘く、美味に感じられるのは、果たしてどうしてか。)
(07/20-14:13:56)
浅桜清良♀高等部2年
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全く無知ってワケではないなら、事細かく説明しなくても大丈夫そうね。(興味があり、小説で得た知識しか知らぬ初心な彼女を前にして、抱きつきたくて仕方ない衝動を密かに抱いていたが、実行に移さなかったのは自分も自慢出来る程経験していないから。けれど、どんな気持ちになるのかとか、同じ年頃の娘達と会話出来るぐらいの知識や経験は持っているから、難しくとも言葉に変換して伝えた。真顔になったところで冷静になり、少々オーバーだったかもしれないと頬を僅かに染めてカップを持って珈琲を飲み、少しでも表情を隠すようにしていた。)(お互いに珈琲飲んだり、カヌレを口にしたりして間が空いたが、何か考えている彼女が反応を見せるまで静かに待ち、口を開いた彼女に黒眸を向けると、やや前のめりになる。) ─── おや? おやおやおや? もしかしてイイ人候補がいるのかしら? 男? 女? ───…… もし男だとしたら、……『男と女の友情は成立するのか』、これは数多のヒト達が議論しても迷宮入りしているから難しいわね。クラスメイトに聞いてみればわかるケド、賛否両論なの。線引きが難しいのよ。 (幼馴染の男女でも、恋人同士なったり、ただ単に生涯腐れ縁の仲だったり、疎遠になったり、誰も結論が出せない。肩を竦め、難しいと眉を寄せて嘆息するのも束の間、不意に振られると肩を跳ねさせて。) ……ちょっ、そこ引っ張るの!? ……て言っても、大したコトじゃないよ? 凄く口が悪くて、ぶっきらぼうで捻くれ者で、そこらのワル(不良)とつるんだりするような性分で、── ケド、何だかんだ面倒見が良くて強くて。たまーに夢の中で出てきては、わたしをしごいて鍛えてくれたり。 (とっくに終わった初恋故に、教える分には恥ずかしくはないが、昔の事を掘り返されるのが少々恥ずかしい。チビチビと珈琲を飲み飲み告白すると、カップを置いて微笑んで。) ……まぁ、叶わぬ初恋だったという思い出話よ。だってその人、わたしの御先祖様だったんだもの。 (まだ恋を知らぬ幼い頃から想っていた相手が、実は先祖だったというオチ。笑い話だよーと、へらりと笑って見せて。)
(07/16-20:18:51)
香椎詩歌♀高等部2年
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(食べっぷりを指摘されたら、目線だけが彼女の方を向く。租借する生地は食む程に風味が鼻孔にまで届き、しっとりとした舌触りが心地良い。食べ応えのある甘味なのに、しつこくも無い。結局は満点だからこそ、こっちを見ている彼女の目線を、娘は甘んじて受け入れて何も言わないのだった。)(それも、別の興味を向けられたら別だけど。)そりゃ、興味くらいはあるわよ。小説とかでも、良く読むし。(恋愛を題材とした、愛を謡った話なんて世に溢れているでしょうと、不服気に眉を寄せつつも、若干頬は熱く。けれど娘にとっては飽くまでもそんな物語の中の事。だからこそ、自分事として語る彼女の言葉には、素直に正面から、その言葉を、声を聴いた。)……一番になりたい…。(誰よりも、何よりも。興味と好意を人へと向ける行為が、文字では無くて眼前の少女の言葉で紡がれた。実体験を伴う言葉と、思い返しているのであろう彼女の顔色は、今まで見た事も無いくらいに、綺麗にも見えて。きっとそれが、恋をするという事、なのだろうと娘は思う。)……結婚ね。愛と恋とは別だなんてのは、聞いた事はあるケド。確かに凄く実感がわかないわね……。(知り合い同士が結婚していた、という話が身近にあったけれど、娘としてはやはり、彼女の言う通り遠いハナシ。何よりも、恋ですらそうなのだから。)(再び、彼女の言葉を思い返す。フォークを伸ばし、カヌレをまた口にする。甘く蕩けるチョコの味。体に染み入るような甘露に浸されつつ、少しだけ眼を伏せた。そんな経験が、今まで、自分にあったのか――。)……見てもらいたい、接したい、触れあいたい、関わりたい……だっけ。それなら、わたしもあるし、向けて貰ったと思うこともある。けど、それって恋なのかしら。それとも、友情。その辺りが分からないのよね……。(難しい、と眉を寄せつつ、珈琲を口にする。甘味たっぷりだけど、その内側には確かな珈琲豆の苦味も残る。何故だか苦味の方が勝るように感じて、さらに顔を顰めてしまうけれど。)(真面目に考え込んだ後に、こほん、と咳払い。再度彼女へと眼を向ける頃には、口元をまた、にま、として見せて。)……で、貴女が恋をした人って、どんな人?(彼女のような人が好意を寄せたくなるのは、果たしてどんな人物像か。恋人になっていないならば、秘めた恋か、それとも禁断の恋か、なんて。小難しい葛藤もするけど、娘としては先程の表情を浮かべさせた相手はどんな相手なのか、という方に興味は移る模様で。)
(07/15-20:35:47)
浅桜清良♀高等部2年
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─── そ、そんな事はありません事よ。(口調を指摘されても綻ばせる表情は戻らず、微笑みながら否定するが、尚もおかしな口調は直らなかった。仮ではあるものの、彼女の従者というのも楽しく思えてきて、先程のミルクの掛け合いも含めて──もし彼女と本当に主従の関係でも、きっとこういう日々を送るのだろうなとしみじみと思った。実際に彼女の世話をしていた従者とも、似たような掛け合いをしていたのかもしれないが、同級生という立場なら距離も近いと思うから。そして距離が近ければ、少女のスキンシップもどんどん増えていく訳で。) うん、いい食べっぷり。 (差し出したカヌレに食らいつく顔を眺めると、唇が大きく弧を描く。食いつくまで葛藤していた様子も、食らいついた後の仕草もとても可愛らしく、素直に感想を口にした。フォークをくるくると回し、空いている手でカップの取っ手を持つと、目線を彼女に合わせて。) あるよー。仲良くなった人には、ついついしちゃうのよね。ちなみに恋する事はあれど、恋人と呼べる相手とは……巡り会った事はないわ。 (問いに答えて珈琲を一口飲んで、ほぅと息を吐いてから、星の様に一瞬輝かせた黒瞳を彼女へ向けて。) ─── 恋はわからないと言っていたケド、興味はあるようですね。お嬢様? 恋をすると、相手にもっと見てもらいたい、接したい、触れ合いたい、関わり合いたい ── 兎に角、相手の中で一番の存在になりたいと想うの。好きだという気持ちを打ち明けるのは、とても勇気がいるものだけど、もしお互いに相手を好きだと思っていたら、めでたく両想いで結ばれる。片方だけなら片想い……これは失恋するリスクもあるから、告白するのはもっともっと勇気がいるわね。 (フォーク持ったまま両手を合わせて、少女が思う恋について話している最中、仄かに頬を染めてうっとりとした表情を見せていた。恋愛マスターでもなんでもないから、あくまでの少女の主観で。) ……大人になると、其の先の結婚も考えるんだけど、まぁ…わたし達はまだそこまで考えなくてもいいと思うわ。 (結婚となると現実に戻される気分になり、スンと真顔に戻って珈琲を啜る。年頃の娘は結婚に憧れる者が多いが、少女は何故か現実的に考えてしまう性質だった。)
(07/13-15:11:42)
香椎詩歌♀高等部2年
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良いわけないでしょ、ぶっとばすわよッ!!(どんな状況でも、剣士は手元が狂わない。そんな鍛錬と精神性の具現を、ものの数秒でかなぐり捨てて来た有様に、薄紅の唇は△を描いて声を張り上げた。かけて舐めようとしている様が何だかとても……だったから。調子に乗ればエスカレートするのが娘の性分だけど、我に返ってしまえばこんなもの。ミルクピッチャーを傾けていたら、実際に暴れて彼女にもたっぷり仕返しして、可愛らしい衣装を台無しにしていたかもしれないけれど、それはそれ。)(彼女の笑い声が食事をする自分に向けられているのに気づく分、む、と眉を寄せてみるけれど、甘味の前では長続きしない。幸せ気分はどのような態度にも寛大になってしまう、というものだ。それに、娘の方こそ彼女の態度に笑みを浮かべるから。)――ふふ。口調、変になってるわよ?(唇のラインが側面に伸びて、微笑まし気に口元を緩める。年上だと時折協調する相手の、微笑ましい様を見るのは実に気分が良い。存分に揶揄ってしまえるのだから――と思っていたけれど。彼女の方からカヌレを差し出される頃に、途端にあんぐりと唇が開いて、紫水晶の眼も丸くなった。怒るべきか、それともこれはこれで奉仕だととるべきか、一瞬迷う。即断即決できなければ、迷いは次第に焦燥へと変わる。変に怒るのも変か、なんて、思ってしまえば。)―――ぁむっ(きゅ、と眼を強く瞑った直後、唇を開いて、ぱくり――というよりはばくり、とフォークの先に食らいつく。眼を顔ごと反らすのはバツの悪さとか、勢いで対応間違えた気がとか、でも美味しい、等々様々な感情、情報が混ぜこぜになってしまったから。目元や頬の辺りが妙に熱い、だけれども広がって行くカヌレの風味が、その後に口にした甘い珈琲の味が、怒気を押し流していく。――結局、はぁ、と嘆息を零した後に。)……貴女って、こういうこと自然とするわよね。他の人にもしたことあるの? その、恋人とか。(顔が赤いまま、顔を反らした状態でも目線だけ戻して、思い浮かんだままの問いもそのまま投げてみた。さっき、お茶を飲みながら、と言っていた事柄を。)
(07/11-21:05:05)
浅桜清良♀高等部2年
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(主従らしからぬ言動や振る舞いが入り混じるのも、これはあくまでも約束で実現した期間限定の関係だからで。所作を褒められると微笑み返して謙遜するけども、Ifの話を聞いた少女は彼女を見つめながら瞬きを繰り返す事数回。おもむろにミルクピッチャーの取っ手を掴むと。) ……今からぶっかけてもイイデスカ? お嬢様にぶっかけられたミルクは不肖わたくしめが綺麗に舐め取りますのでっ……! (剣士とは、如何なる場合でも心を乱してはならない───…剣士とは。 仮初でも主従関係が染み付いてきたからか、冗談を真に受けてミルクをぶっかける気満々で迫った。ミルクピッチャーを持つ手を震わせながらも、微かに残る良心がそれを止めていたので、実行には至らなかったが。)(そんな風に支度中はとても優雅なお茶会とは程遠かったが、支度が終わる頃には鎮まっているので問題ないだろう。まずは主である彼女が口にするのを見守り、許しが出れば従者も口を付ける。表情だけで幸せそうな様子がだだ漏れなのを見て可笑し気に笑い声を漏らし、着席するとナイフとフォークを手に取り、同様にカヌレを切り分けて口へと運ぶ。) ───……まぁ、なんて美味しいのでしょう。一発勝負で買ってきたのですケド、これはアタリですわね。 (ナイフを置いて頬に手を添えて微笑む。従者っぽく振る舞おうとしている所為で、若干口調がぎこちないものになっているが、濃厚なチョコの甘さが口の中で広がると表情を綻ばせた。カップを手に取って珈琲を一口飲み、甘みと苦みが混じり合う絶妙な加減を堪能すると、再びナイフを持って一口サイズに切り分けて。) ─── はい、お嬢様。あーん。 (切り分けたカヌレを刺しているフォークを彼女の方へ差し出して、両眼を細めて微笑む。奉仕とも言える行為だが、表情を見れば揶揄っているようにも見えるかもしれず。)
(07/07-22:42:34)
香椎詩歌♀高等部2年
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そうねぇ……もし貴女が零してわたしにかけでもしたなら、舐めて綺麗にしなさいとでも命じてやっても面白そうだったケド。でも確かに、そうはならなさそうよね。綺麗だもの、貴女の所作。(冗談の混じった声を弾ませ、ジト眼を見上げたけれど。剣士たるものと告げる佇まいに、すぐに短く嘆息して、肩を竦めて見せた。剣士だと告げる彼女の佇まいは、動作一つ一つが自然でもあるし、体幹がしっかりしていれば手元が狂う事も無いだろう。虚を突いても大きく姿勢が乱れないのは、見習いたい所でもある。…なんて、どう突き崩そうかなんて考える物騒な思考は、きっと彼女の腰に変わらず下げられた得物の所為でもある。)(彼女の声色が元の従者然としたものに戻った時には、目線は彼女ではなくカヌレへと向けられて。チョコレートの風味の説明通りに、カヌレにはチョコの艶めいた色彩が乗っていて、差し出されるだけで釘づけとなってしまう。ナイフとフォークを手に取って、一口サイズに切り分けて。切り分けるタイミングですら、外とは異なる柔らかい感触と、内側から香るような甘い匂いが香り立ったかのようで。――ぱくり、と口にした途端に広がる風味に、口元がだらし無く緩んでしまう。甘いものは、幸せ。堪能している様は、きっと言葉にするまでもなく表情からだだ漏れて。)……とても良いわ。今度売ってるところを教えて頂戴。さ、ほら。貴女も食べなさいよ。(こんなに美味しいもの、一人で食べるなんて勿体ないと。再度彼女に着席を促しつつ、カップを手に取って。美味しそうな、というならば彼女もまた食べるのは始めてだろうか。ならば、どんな反応を見せるのか、と興味を帯びた紫水晶の瞳を、彼女へと向けて。)
(07/07-20:00:20)
浅桜清良♀高等部2年
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(少女にとって可愛い格好をさせられるだけでも恥辱だというのに、撮影までされるのはこの上ない恥辱。逆に裸身を見られたり撮られる方なら大丈夫だと言い切るのは、彼女が同性で気の置ける存在だからというのはあるけども。帯刀している従者が給仕する姿は絵になっていたかもしれず、半永久的に記録として残るのは解せないが、負けたからと言われるとぐうの音も出なかった。) ──……お生憎。剣士たる者どんな状況でも手元が狂わないよう鍛えてますので。それとも、お嬢様に盛大にミルクぶっかけたりして、『やーん、べとべとー』とか言って欲しかったのかしら? (その場合言うのは彼女の方かもだが、ジトーと見ながら口元を緩めたのだった。主に命じられれば手を離して席につき、瞼を閉じて澄まし顔になり。) ─── 美味しそうなカヌレを扱っているお店を見つけまして、濃厚なチョコレートは珈琲や紅茶に合うと思って買って参りました。どうぞ、お召し上がりくださいませ。 (従者っぽく告げてから微笑み、カヌレを1つ小皿に乗せて彼女の前へ差し出す。今朝焼き上がったばかりのチョコをたっぷりと使ったチョコカヌレ。多少時間が経っていても、外側はカリカリした食感、中はしっとりとした弾力のある生地になっており、お茶の御供に最適な味わいとなっている。)
(07/06-22:00:02)
香椎詩歌♀高等部2年
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脱がない!ホントに撮るわよ!?(犬歯剥き出しにして吠える顔も、どこか朱にも染まり。というのも、彼女ならば本当に撮ると言われても脱ぎそう、なんて想像が出来てしまうから。何をするか読み切れない、何て言うのはこと勝負事において脅威だけど、こういう時にも脅威。つまりは、結局のところ翻弄されてしまうから。……ぐぬぬ、と唇を噛みしめるのだけど――彼女のぎこちない仕草を被写体にすれば、途端に口元は緩んでしまうのだから、娘の思考回路はそこまで複雑でも無く。)(コーヒーカップを手に取って、テーブルに置くメイドの姿や、羞恥を浮かべる彼女の表情。丈短めのスカートについたフリルまでも映りこむように引いたり、ミルクたっぷりに好みの味付けしてくれている様をズームにして映してみたり。ついでに、チョコレートカヌレもアップにして映してしまい。気を取り直してもう一度彼女を、としたら真っ黒になるスマホの画面から目線を外し上を見れば、ジト眼の彼女と眼が合って。)……ま、これくらいで勘弁してあげましょうか。ミルクでも零してしまって、もっと慌てる姿が見られなかったのは残念だけど。(見上げる紫水晶の瞳を、意地悪気に緩める。にぃ、と吊り上がる口元。別段、普段従者にそんなイジワルはしなかったけれど、彼女に対しては意趣返しと言うやつだ。始めましょう、と告げるとともに向かいのテーブルを片手を伸ばして示す。座りなさい、なんて命じる仕草と、更に乗ったチョコレートの匂いが風に乗って来て、スン、と思わず鼻を鳴らしかけるのは、ほぼ同時に。)
(07/05-23:35:02)
浅桜清良♀高等部2年
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───……ぐっ…、そういう約束だったから従うけども…、卑怯なりっ…! ……そうだお嬢様、脱いだ方が絵になるのではなくて……? (ギリギリと歯軋りして唸り続けてから、ふと名案とばかりに指を立てて提案してみるが、到底受け入れては貰えぬだろう。可愛い格好を撮られるぐらいなら、裸体を撮られる方がマシだと、倫理観がバグってるような提案なのだから。最早覆す事は不可能。無念也と観念した少女は、無機質なレンズを向けられながら給仕に励む事に──。様々な角度から撮られ続ける中、動きがとてもぎこちないものとなっていたが、粗相せずにこなせているのは培ってきた度胸とかそういった賜物のおかげ。テーブルの上に二人分の珈琲カップと、皿に乗せられたチョコカヌレが6つ。濃厚なチョコレートカヌレは珈琲とも相性が良く、お茶会の主役を十分に果たしてくれるだろう。カヌレが甘いものだから珈琲は無糖を薦めたいところだが、彼女が求めるなら初回の注文通り砂糖やミルクをたっぷりと入れておこう。) ……いつまで撮ってるんですかー。お茶会の準備出来ましたよー。 (配膳を終えて、彼女が未だに撮り続けているのであれば、スマホのレンズを手で塞ぎながらジト眼で見下ろす。お茶会を始めるのも締めるのも、主の意思に委ねられるもの。故に従者は主の許しが出るまでは席にはつかず、撮影を阻止するのだ。)
(06/30-23:18:33)
香椎詩歌♀高等部2年
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(美容と健康、と聞いてぴくりと眉が上がる。それは興味があるけれど、付け足された言葉に眉は再度潜められた。とは言え、娘の様子をよく見ている彼女の対応に、主としての面目はそうそう保つことが出来ない。的確に把握され、世話を焼かれるのはどこか懐かしい分だけ、散々世話焼かれて過ごしていたという事実は彼女の推察通り。)(けれど、以前と今では明確に一つ違いがある。それは彼女の態度に起因するもの。)――…えぇ、勿論。だって、わたしは「ご主人様」で、貴女は「従者」だもの。……負けたらどんな命令でも言う事を聞く。でしょう……?(先程までの態度が嘘のように変貌し、狼狽する彼女の姿。見た目と同様に可愛らしい反応をするものだから、娘はついつい、調子に乗るというもの。口元を愉し気に歪ませつつ、脚を組んで彼女を見つめる。直接ではなく、スマホのレンズ越しに。だから彼女が感じる視線は、機械越しの、無機質なレンズ。自分が撮られてしまう、なんていう自覚をありありと強調して。)(――カシャリ、と珈琲を淹れ直して差し出す姿や、カヌレを移す姿。そして、それらを自分の方へと差し出してくる姿を写真として残してしまおう。カップやカヌレの方を見て俯いている姿、羞恥を帯びたその姿を見る度に、満足げに、くすくすと笑い声もおまけで届ける。彼女が娘の方を見るならば少々意地の悪い笑みを浮かべまくっている娘の顔を見ると共に、カメラ目線の彼女も写真として保存してしまうだろう。そして、動作の一つ一つにシャッター音が響けば、ぎこちない仕草はさらにぎこちなく。場合によっては粗相でも引き起こさせん勢いかも知れないけれど、娘自身は気にしない。)
(06/30-15:50:49)
浅桜清良♀高等部2年
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もう習慣になっているってのもあるケド、やらないと気が済まないっていうか。美容と健康にもイイからオススメよ? (完璧なお姉さんにはなれなかったものの、しっかりものというイメージを持たれていると知ると満更でもなく、はにかむように笑う。美容と健康に良いかどうかは、「多分」と小声で言い足したけども。) ─── そう? ……確かに貴女は、朝弱そうだものね…。(朝にデザートを食べるのは何ら珍しい事でもないと考えているので、贅沢と聞いて首を傾げてしまうが、朝時間がなければデザートを食べる余裕なんてないだろう。納得。一生懸命平静を保ち、主っぽく振る舞おうとしているのも微笑ましい。チラチラ見ているだけであっても、僅かな表情の変化を見逃さない。ある意味従者に必要なスキルを地で持っており、惜しむことなく発揮しているのだった。けれど、スマホのレンズを向けられると一瞬で形勢逆転。目を見開いて両肩を跳ねさせて。) ……ダダダダメに決まってるでしょ!? メイドを撮影すると魂吸われちゃうんだよ!? (両手を振りまくって拒否の意を伝える。…が、両手を上げた弾みで紙箱がぽーんと宙へ飛んだので、「あっ!」と声を漏らして慌ててキャッチ。胸を撫で下ろしてジト目で見返してやり。) ……どうせダメって言っても、撮るんでしょ……? (紙箱を置いて両腕で胸元を覆いながら視線を向けるも、抗議しても無駄だと悟ると嘆息。カップを回収すると珈琲を淹れ直し、カヌレを大き目の皿1枚に移していく。撮られると意識すると無意識に頬が紅潮し、動きもぎくしゃくしているように見えるかもしれず。)
(06/29-20:53:51)
香椎詩歌♀高等部2年
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(拭われたハンカチが引かれていく頃。世話の焼ける、という声が聴こえれば、逸れた目線が若干険しさを増す。気恥ずかしさとか、耳が痛いとか、反論できないとかそんな綯交ぜ感情から浮かべたもの、ではあったけど。)……ふぅん。早朝鍛錬、か。確かに貴女は、そういうのしっかりしてそうなイメージ。(先ほどまでの悔しさは形を潜め、紫水晶の瞳が楽し気に緩む。全てしっかりこなしている優秀な女、よりはそれくらいの方が親近感が湧くし、「らしい」というもの。悔しがっているから、余計に楽し気に緩んでいるきらいも無くはないけれど。)……あら、良いわね。それじゃあ、頂こうかしら。――…朝からデザートなんて、貴女がいるからこその贅沢ね。(彼女の提案に眉を上げ、こくりと頷いて了承してみせる。自分が用意せずとも片付けも用意もされるの娘からすれば、至れり尽くせり具合に文句など無く。『美味しそうなカヌレ』と聞けば、満面の笑みを浮かべ掛けたのを、威厳を出そうと精一杯平静に務める、なんて表情筋を意識して整えようとしたために、反応に若干の間が出来たけれど、それはそれだし、珈琲のお代わりにも頷きつつ、体を揺らす姿には、『主人としての優雅な笑み』を作ろうとする表情は途端に崩れた。)(用意されるのを待つ間、ゆらゆら、と揺らしつつ待って見せ。その際にふと、思いついたことあれば、一旦立ち上がり寝室へと。時間にしてほんの十数秒。お手洗いか、くらいにしか思われないだろう合間を置き。)……ねぇ、折角だし、記念撮影してもいいかしら。(キッチンでお茶の準備をしてる彼女へと、声と共に向けるのはスマホのレンズ。準備して貰っている間に取りにいっていたのは、枕元のスマホ。にぃ、と悪戯気に、口元を歪めてみせて。)
(06/28-19:29:11)
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PbsChat v2.7
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