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中庭
【部屋説明】タイムシフト:学園祭期間
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参加者(2): ROM(1)
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光奈 七禍♂高等部1年
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瑠璃堂久遠♀高等部3年
光奈 七禍♂高等部1年
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(電子のシャッター音が響く度、先輩の腰が小刻みに揺れ、撮影を認識されていると知れる。 ――抵抗や非難らしい声は返らない、どころか聞こえる声は艶めき、腰のくねりすら見える。ありがとう、と告げられるタイミングもまるで、―――盗撮されて感謝してるっぽい。…と、曲解を弄せば、……こういうのは初めて、と言っていた意味も―――……初めてなのにこんなに反応してるとか相当好き者だな――…、と脳裏で言葉遊びが捗り、悪乗りを許される関係だと、調子に乗っていれば尚の事、注意力は散漫する。彼女から口を塞がれたように途切れる声が漏れても全く気付かず、撮影する度に盗撮めいた、いやらしくというか、だらしない角度に開かせた脚の間に顔を埋めるような距離での連写の結果、スマホの中身は先輩の下肢の画像で埋め尽くされた。邪念経由で先輩の頭にも、埋め尽くす勢いで転送され続けるなど知る由もない。明日以降から正気に戻られても、当面楽しめる量を撮れるだけ撮り終える頃、振り返った彼女に改めて労いの拍手を軽く送り、)…いや――、ほんとにお見事でしたよー先輩。じゃあ、景品……(色欲の後は物欲。と意気込み、視界に景品コーナーを納めようとした矢先――――此方に向けられる豊満な胸元、薄らとだけれどブラウスに透ける下着の趣、頂でくっきり浮き彫りになった突起に視線を引かれる …伸びる腕に反応出来ず というか、向こうから誘われるなら拒む理由など見当たらない。ので、撫でるような柔らかい手付きを後頭部に受け、どこまでも埋没しそうな心地よい弾力に頬を預く。落とされた声に、ぞわと背筋が粟立つのを感じ、邪な欲望が増幅される)―――えっ、と……(勿論…?と、――どのくらいの行為まで…?と、浮きかけた空気を読まない問いは胸に埋没し、豊かなふくらみに擦れる唇の動きは先輩からは死角、もふと着衣越しの膚にのみ伝う。顔の埋まる場所がチョコバナナの時に間近で視線を馳せた胸、と気付きを得ては、 返答の声も、やわらかい感触と「黒い靄」で掻き消される代わり、彼女の耳元で、 ――『……じゃ、…俺はこの、蒸れてる胸を景品に貰いますね。』 と、邪念の幻聴が補完した。 つい先程薄ら感じ取った甘酸っぱい体臭も、今度は遠慮なく存分に、と谷間に埋めた鼻先をスンと鳴らす。むわとした湿度が鼻腔に満ち、)(思ってたより、甘くて良い匂い……って感じじゃないかも?)(…と、内心で遠慮のない感想が浮く。不慣れな事をしてかいた汗は濃い、という話を思わず反芻するような、良くも悪くも生々しく、甘酸っぱいの内の酸っぱい成分が濃い目の、蒸れた臭気。すぅとわざとらしく吸い込めば、高嶺の花っぽい先輩の体質を暴きイメージを貶める行為に興奮を煽られる。彼女のそれを知るのは恐らく自分だけ、という優越感。混じる濃密なフェロモンに牡的な興奮も得て、邪な念が増幅した。 彼女からは手を導かれ、ふにと指先が柔らかく埋没する弾力と、興奮を伝えるほかほかした体温を感じる。触れているもの―――運動後の様なしっとりとした膚が先輩の臀だと、彼女の身動ぎと同期する震えで知れる。 ―――股間もキツそうだったけど、胸がこのくらいならそれ程でもないかな?…と、内心だけの批評も捗れば、また無意識に「黒い靄」を介し先輩を都合よく弄くり回すかもしれず。 吟味ともいえる時間をかけ辱める後は、ご褒美、の言葉に誘われて臀に絡む手でそっと撫でながら、自然と腰を挟み込むように、両掌ですりと撫ぜ。密着した体を伝う身動ぎで彼女の下腹を押す様に、たっぷりと注ぎ込まれた邪念で張り詰める胎のあたりを擦り合わせながら、臀に引っ掛かっている形のスカートに指を絡めて一度完全にたくし上げる。臍の位置で腰布の様に押し潰せばくしゅと蛇腹のように無数の皺を刻む。結界がなければ衆目に下肢を晒させている、擬似的な露出行為、――そういえばこれも、さっき反応が良かったっけ。 と、白いショーツの縁を、湿った膚を甘く食む生地の縁に沿ってなぞる。纏めた指先を臀から脚の付け根の間に差し入れ、前側付近まで深く潜り込ませ、指の腹で下着と膚の境を触れ、する、と感触を辿って臀の丸みを撫ぜ上げ。こういうので悦ぶ被虐性癖の人、と扱い、人前で下着を丸出しにさせた格好で立たせ、臀の上で何度も這う指が往復しながらなぞり上がる。もし結界がなくても自分は彼女の体の陰に隠れた安全圏で、破廉恥な行為を味わう彼女だけが晒し者になるように。やがて指が腰まで辿り付き、完全に捲くり上げていたスカートに触れる。指が皺の隙間に潜り込み、纏った生地で拭き取るようにスカートを腰に擦り付け、先輩の膚の上で皺を伸ばしていく。これも、先程反応が良いと知った行為。指を滑らせようとすればキュと微かに音を立てて張り付く感触があり、―――あれ、こんなツルツルの生地だっけ? と、首を傾ぎ、…掛けたものの、疑問はすぐ有耶無耶になる。邪念に干渉されるまでもなく、視界を埋める胸の前では些末な疑問。少しずつスカートの裾をずり降ろし、臀朶の圧を押さえ付けて強引に被せていって、押し詰めてぱつぱつになった生地が丸みの半分までしか隠せていないずり上がった状態にし、食み出ている臀に指を広げ擽るようにさわと撫で、しっとりと浮く汗を膚へ馴染ませた。膚に食い込む裾を擽り、臀の食み出す有様を意識させた後、腰の側面の縫い目を辿ってまた指が這い上がる。ずり上がっていた跡の皺を一つ一つ撫でて、少しずつ、太腿、脚の付け根、骨盤と順に体の側面を伝って、改めて臀への食い込み具合、通気の悪そうな質感、じっとりした膚、ショーツの浮き上がり具合、先程盗撮しまくった有様をさわさわと撫でて確かめる。そこでようやく、これで求められた「ご褒美」とやらに十分かと、埋没しかけの胸元からうろと視線が浮く。先輩の顔を視界に認め、 随分赤面しているし、目も潤んでいるし、唇はなんか湿ってぬら付いて……なんかすごいいかがわしい雰囲気、と劣情をそそられれば鼓動が早まると同時に、彼女の膣で「黒い靄」がずくと耕すペースを上げ。) 『折角だし、この胸は俺のものです って、いやらしいのが大好きな先輩の言葉でちゃんと宣言して下さい…?』(と、幻聴で被虐性を擽りながら、胎内へと濃縮した「黒い靄」をまた吹き上げ。彼女が何と答えても当たり障りない相槌で変換され、違和感のない会話が成立するだろう。ただし――胸先では歯のような感触を作り出し、こりと軽く転がしてから吸い上げ、言葉を遮る不意打ち。詰まれば最初からやり直し、上品な言い方も遮りやり直し、変な声が挟まってもやり直し、と彼女の尊厳を踏み躙り、被虐性をすっかり育てた頃、 ―――続きは人目につかない場所で、と言われたような気がして、ゆったり体を離し、対面ではなく並ぶように隣へ回り込み、そっと手を伸ばす。 …正気に戻るまで恋人気分楽しもう、と後先考えない思考。 ―――彼女が繋いでくれればその手を引く、和やかなデート、…とはとても言えない状態の先輩に自身の保身まで任せきりにし、寄宿舎の自室へと至るまでに学園祭の屋台を随分と道草して連れ回し、晒すようなルートに向かって一歩踏み出すのだった)
(08/09-03:41:56)
瑠璃堂久遠♀高等部3年
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(もはや我が物顔に肌を這い浸蝕する黒い靄に深く濃く蝕まれ、その影響は自分自身の巫力をも彼の願望を叶える為に行使してしまう程にまで。彼が望み願う姿になりたい――そんな気持ちが胸の奥で燻り思考を焦がし、下腹部に熱く甘い痺れが蓄積されていく。ただでさえ心許ない丈が更にはしたなく捲れあがったミニスカートを撫でられると、じっとりと汗ばむショーツと密着し、シームの起伏までも感じ取れるくらい浮かび上がらせてしまう筈で。そればかりか生地越しに漏れ出る蒸気は彼の手にをも湿り気を伝え、ましてや指が裾の内側にまで入り込まれては思わず踵が浮き、ぴんと弓なりに背筋が伸び反って、より一層不安定な体勢に。)え、七禍くん……?なに、を……んッ♡(声が震える理由は、本来なら誰かに触らせたりしてはいけない場所に侵入されたという困惑……だけではなくて。悪戯を咎めようとした唇が噤まれたのは、せつない吐息を封じる為。背伸びしたことで彼の行為をサポートするような形になり、露わになりかけていたお尻が再びスカートにラッピングされる。より肉感的にむっちりと育ってしまった尻肉が、今にもはちきれそうなくらいに生地を張り詰めさせて、これまでに経験したことがないタイトな締め付けに身悶えするしかなく。まるで拘束衣でも着せられたかのように足もとが覚束ず、歩幅も含めて身動きが制限されてしまう。でも何故か……こうして彼の手によりコスチュームに押し込められることがとても心地良く、甘い痺れが疼きを伴い溢れるのを止められない。巫女としてあるまじき倒錯した熱を自覚して恥ずかしさにやや俯いて身を縮めるようにしても、邪念と巫術の共同作業により伸びた身長では彼の視線から顔を隠せず。銃弾が的を射貫いたという成果報告を聞いた瞬間、葛藤と羞恥に苛まれながらも何故だか少し前に思い浮かべてしまった倒錯的な「御褒美」の想像が思考の中で強く膨れ上がって、それが邪念に誘導された結果だなんて思い至ることもなく「自分がされたがっていること」なんだと補強するように考えてしまって。そんな望む先に一歩近づく成果を、せめて少しだけでも前借として褒めて貰えたりなんて……とせっかく期待した矢先に振り返った先には絡み合うべき視線がなく、デリカシーに欠ける対応にどこか拗ねを含んだ眼差しで頬を軽く膨らませようとしたのも束の間────肉感が増した……というはっきりとした自覚は巧妙に隠匿されているから持てないのだけれど────下半身の陰に隠れるように揺れる髪を認識して、秘めおくべき部位の間近にまで顔を寄せられていることに思い至った瞬間、まるで誰かに下腹部をきゅっと押し揉まれたようなせつなさが体の芯から広がり鼓動が更に早まって、無遠慮に向けられたレンズと浴びせられるフラッシュに身体が小さく跳ねる。無機質なはずのシャッター音と光、ねちっこい連続撮影の一枚ごとに憤りは溶かされて、内腿に薄すらと筋が浮くくらいに力が篭り、ショーツの中の割れ目も銜え込んだものをきゅんと深く飲み込むように収縮してしまって、その度に搾り出されるように分泌線から溢れた粘度の高い液体をクロッチが限界まで受け止めて重くなるのを自覚し。) あ、ありがとう……こういうのは初めてだから、七禍くんの指導のおかげなのは確かだと、思…ふぅ…っ(大勢の人がいる中で、独り占めされている …――と意識した途端、お臍の下あたりから「幸せ」という感情が心地よい熱となり広がって、頭だけではなく下半身、女の子として大切なところまで蕩け崩れてしまいそう。現実に彼のレクチャーにより命中したのだし、その結果が彼の様々な行為を肯定する方向に働くのも「当然」と思えて……たとえ調子に乗った吐息を股間に感じるような異常事態だとしても受け入れてしまう。口元を押さえて声を我慢しようにも、フォームチェックの途中なら姿勢を崩すわけにもいかないから、視線はターゲットに向けて身体は完全に無防備。脚は肩幅を上回るスタンスに開かされ、支えられなければ安定を保つのも難しい。それなのに内股に添えられた掌は腰の位置を下げ重心を更に落とすように要求してきて、みっともない蟹股へと導かれてしまい。その姿勢の意味を説く言葉をぼんやりと聞きながら、意識は彼の手に集中している。右の膝に触れた掌が遡上して、ニーハイソックスと太腿の段差を這うと、ぞくりと震えて顎が上がり、見つめる天井が潤み滲む。このままの航路を辿れば、行き着く先は────想像した瞬間、クロッチが決壊しそうになるのを自覚するけれど、結果としてそれは到達点ではなく経由先に過ぎなかった。無造作に、とも思える通過は……けれども下半身から力を奪うには充分で、限界を超えた快楽の波が駆け巡り多幸感で満ち、がくんと腰が跳ねそうになる。それを辛うじて耐えたのは意識してのことではなく、彼の愛撫を邪魔してしまわないように……心ゆくまで思うままに触ってもらいたいという欲求が邪念に乗って身体の動きをアシストしたから。驚かせてしまったら、行為が中断されてしまうかもしれない。だから秘匿して、トルソーのように身動きをせず……そうして、いたのに。)っ…あ……?!く、ッふ… ……んん゛っ♡(両膝を繋ぐアーチの頂点、股間を掌で覆われた瞬間には堪らず興奮はピークに達し、イき潮が びしゅぅ ぅ…っ とショーツを貫通する勢いで噴き出してしまい。それは取りも直さず、彼の掌に向けて、歪んだ願望によりキツい匂いに変化しつつある蜜を撒き散らし受け止めさせてしまったという事。)……これは、その…違……っ……く、ッん、 ……――〜~ッ♡(解放は恍惚を伴い、表情がふやけて唇の端からは涎が垂れ落ちそうになる。でもすぐにその陶酔から醒めかけ、自分が仕出かした事に気付けば取り繕おうとするけれども……どれだけ相手が鈍感だとしても言い訳なんて可能な状況ではないし、異能により最も鋭敏な場所を剥き出しにされて摘まれてしまえば、ささやかな言い逃れも嬌声に転じる他なくて。目の前がチカチカする。 脳の神経がぶちぶちと音を立てて千切れるかのような、そして新たな回路を形成するかのような感覚。そこに彼の撮影した破廉恥画像が、深層意識へと焼き込むように投影される。いくら巫術による認識阻害を行使しているとはいえ衆人環視の中で下着を丸出しにした下肢を半ば強制的に投影され、どんな恥ずかしいポーズをとっているかを客観的に見せ付けられながら繰り返し絶え間なく迎える絶頂に翻弄され続ければ、あまりにも背徳的に過ぎる刺激と羞恥と興奮で思考がぐちゃぐちゃに乱れて……あたかも彼のスマホのメモリ扱い、頭の中に自分の卑猥な盗撮画像フォルダを製作されてしまっているみたいにも思えてくる。 もちろん、彼の能力については「知っている」────遠隔操作を主体とし、身体強化も幾らか可能。感情の起伏で強度が増したりはするみたいだけど、そんな性質の能力で今起きている嗜好の錯乱を引き起こすなんて干渉が容易ではないという事くらいは、ぐずぐずに蕩けた頭でも「よく理解できている」から、彼が能力で何かしているなんて少しでも疑うような発想は「浮かぶ筈もない」。だからこれは全て私自身の性癖と、彼への好意から生じていること。「体臭を鑑賞されながら、どんな姿を盗撮されているのか想像して気持ちよくなる」という偽りの条件反射を深層心理の奥深く、更に強く仕込まれる。こんなの他の人に知られたら、どんな顔して外を歩けば良いのかわからない。だからこそ彼と自分だけの秘密にして欲しいと願って、それを口外しないよう縋る立場に身を落とす。ちょっぴり意地悪に確かめるような息遣いこそ感じるけれど、忌避するような反応は来ない……ということはつまり、知っても受け入れてくれる人なのだから、そんな人は彼しかいないのだからと邪念に唆されるままに心を誘導され、依存を深めるから────品評する、というよりも酷評する響きには心臓が押し潰されそうに。) ……?!……!(奈落の底に突き落とされるかのような喪失感、反射的に何かを言おうとした口は黒い靄が形成したマスクにより塞がれた。それだけなら声量こそ制限されてもゼロにはできず、喉を振動させる唸りまでは消せない筈──なのだけれども、既に大量の邪念に浸透侵蝕されている状況では、その身勝手な思惑に自ら無意識下で寄り添い迎合するかのように、巫術を潜在発動してマスクによる遮音効果を完全なものへと補完してしまい。)……♡(どくん、と心音が胸の内で大きく響く。こうして言葉を封じられ、まるで呼吸までも制御下に……つまり生殺与奪の全てを彼に掌握されたかのようにも感じられる被虐的な錯覚が、ぴったりと肌に張り付いたミニスカートの衣擦れと同様に心地よく理性を煮崩れさせていき、意思疎通が音としての会話を介さず行えている事にも疑問が生じない。すっかり力が抜けきってしまっている両脚は今にも床にへたり込んでしまいそう、それを倒れないよう辛うじて支えるのは彼の手……というよりも、正確には彼の愛撫を従順に受け取れる体勢を保ちたいという破廉恥な欲求が芽生えさせ実現する邪念のサポート。普段なら絶対にしないような大股を開いて腰を落とした下品な格好では、ぐいぐいと先程彼にずり下げられたスカートがお尻を舐めなぞるようにずり上がって、その衣擦れは快楽神経に直接やすりをかけるかのよう。小刻みな痙攣に身を震わせながら、くぐもった吐息を漏らし……もう一度スカートを整えられたとしても前裾は開いた腿に堰き止められて、隠せるのはVラインのトップまで。瑠璃堂の巫女として備えるべき慎みからは程遠い蟹股ポーズでは股間を隠すこともままならず────お尻側の裾はヒップラインの丸みの半分より上で柔肉にぴったり張りついて、薄桃色に染まり大粒の汗が浮かぶ肌をほとんど丸出しにした、スカートを履いていると言えるのかどうかわからない倒錯的な着こなしを披露して。)『な……七禍くん?!なにを言って……わたしそんな……うぅんッ♡』(肌に食い込む下着との境界を彼の吐息が刺激するくすぐったさが、そこを嗅がれているんだと強く意識させる。もしも……今こうしている間にもたわわな乳房の谷間に臭気が溜め込まれている胸元に顔を埋めて嗅がれたりしたら────頭をよぎる妄想が何かの能力の干渉によるものか、それとも自分自身の願望なのか区別がつかないけれども、その倒錯的なイメージに何故かゾクゾクと興奮してしまっているのは紛れもない事実で、あんまりな物言いにも胸がときめいて反駁どころか『好意を寄せる彼になら、見下されるのも幸せ』とまで思考は歪められて。まさか本当に、自分の聖域ともいえる大事な場所が、一般的には欠陥でしかないキツい匂いになるくらい好き放題弄ばれているなんて思いもせず、身を焦がす羞恥に苛まれながらも内心では更なる転落を望み想像して……もしもそんな姿を俯瞰できる人がいれば滑稽とでも言われてしまいそうな程に無防備なまま、こうして鼓動を高鳴らせている間にも、施される文字通り変態的な体質改善をされるがままに受容し続け。 下腹部が痙攣して断続的に噴射した牝蜜を塗りたくられ、隅々までマーキングされながら、黒い靄のマスクの内側ではだらしなく唇を開き視線は虚空を彷徨う。「彼のもの」にされている、そんなふわふわとした夢心地も……繊細とは言い難い洗礼が肉芽に及ぶと、たちまち暴力的なまでの快楽に衝き上げられて酔い痴れるゆとりもなく。無遠慮に掘り起こされたクリトリスは下着の中でクロッチの裏地にぶつかり、生地の表面をうっすらと隆起させればサテン地の光沢が凹凸を強調して実際よりも目立ってしまうし、つるつるした生地と擦れる度、声にならない程の快感がお腹の奥に充満して溢れ、ガクガクと痙攣するのを堪えられない。常日頃から清潔感のある白い下着は好んでいるけれど、こんなにツヤツヤした肌触りのものは今日のデートが初めてという事もあって、ただ丸出しになっている以上に下肢が気になり意識が向いてしまっているものだから、もっとも敏感な突起で感じる下着の感触の心地よさが際立つ。……でも本当は、下着の裏地だと思っているものは「彼」の掌も同然の黒い靄で。容赦なく染み込む邪念に深く深くどこまでも浸透され明け渡すのは幸せな事なのだと無意識の内にすっかり覚え込まされてしまっているからこそ、慎ましやかだった筈の牝芽も邪念に乗せられた好き勝手な想像に影響されて、彼にとって都合の良いサイズにまで……それこそ、どんぐりに例えられるくらい肥大してしまうかも。そんな状態なのに再び包皮を引っ張りあげて被せられたなら、元々の容量を遙かに上回っているのに強引に詰め込まれたも同然で、 まるでお尻の形にぴったり張り付いてぱつぱつのミニスカートと同じように……ただ包んでいるというより、ラッピングされる事で形をくっきりと浮き上がらせて、はちきれんばかりの恥ずかしい状態を余計に強調する、という共通点が深層意識でより強く結び付いては────下着を見せるようにスカートを被った着こなしは自身の性癖として刻まれ、その状態のお尻を「彼」に弄られる行為は牝芽を執拗に責められるのと同じくらい幸せで、疼きを伴い待ち焦がれていること……と、すっかり紐付けられて定着し。そんな状況で向けられた声に応じようと、 よろよろと銃に縋りつく肉体を支えるのは黒い靄に侵蝕され尽くしたユニフォーム。)くぅ、ん……っ(鼻に掛かった呻きにも似た声がこぼれるのは、衣装がまるでコルセットのように身体を掴み姿勢を矯正しているから。身体を預ければそこかしこが擦れて、歪められた性癖のせいでほとんど愛撫のように感じられ、甘えた呻きが止められない。歴戦の剣豪や狙撃手が才覚と経験から知覚する事があるという標的と己を結ぶ予測線を邪念により擬似的に認識するに至るなら、もはや彼の「指導」に敬服しつつ身を委ねるのも至極当然……掌の形をした心地よい裏地の感触に身を委ね、夢と現の狭間に揺蕩う蕩けた虚ろな瞳でトリガーを引き絞った刹那──── 撃鉄により押し込まれたファイアリングピンが薬室内へと挿入され、弾薬の雷管を叩いて撃発させる……細い子宮頚管を一瞬で奥まで貫く邪念の凝縮した針は、まるで自分が銃の一部にされたようで、まさに彼の意のままに使われるイメージ。 生命の聖域たる子宮の入り口、ポルチオをあっさりと串刺しにされ、為す術もなく内側へと凝縮されたものが満ちて、染め上げられる感覚は────それが本当に自分の下腹部で起こっているなんて微塵も認識できないないまま、けれど鮮明に焼き付けられてしまう。溶岩めいた夥しい熱が広がって、不可侵であるべき場所を直接振動させられる感覚に一瞬で意識が真っ白になるほどの絶頂を味わい、ぷしゅぷしゅと黒い掌に幾度も勢い良く潮を噴きかけるのを止められない。彼の構えるスマホの前で、更にはしたなく腿を広げるように腰が落ちると……クロッチをそのすぐ下に渡された見えないロープにでも擦り付けるよう、へこへこと前後に振りたくり。敏感な粘膜を埋め尽くして刺激し続けている邪念の指へ、自分からも擦り付けてもっと気持ちよくなろうと卑猥に腰をかくつかせる、恥ずかしくていやらしい姿。こんなの彼に見られたら蔑まれても仕方がない、と想像するだけで下肢が勝手にわなないて、もっと軽蔑されそうな卑猥なくねらせ方や恥ずかしい脚の角度を追及してしまいそう。そんな状態で次の弾をどうやって撃ったのか……なんて、覚えていない。ただ続けざまに襲った子宮直撃弾により身体の最奥までも汚し尽くされる恥辱が多幸感として擦り込まれたという事実と、全弾皆中というスコアだけが揺るぎない結果として残っている。陶然と薄れかけていた意識を繋ぎ止めたのは、臀部に感じる彼の指と賞賛の声。)め、命中……した、の?(スコアを認識すると同時に、どうしてか「ご褒美」の存在を強く意識してしまって。振り返ればとても喜んで褒めてくれている彼が見え、この雰囲気なら抱きついてしまっても、勢い余って……と誤魔化せるかも、なんて思わず魔が差した瞬間……────そんな心に呼応するかのように強烈な下腹部の疼きを感じて、破廉恥な妄想がお腹の奥から湧き上がる。もどかしく、狂おしく、妄想が妄想を呼び膨れ上がり、その衝動で頭がいっぱいになってしまう。構えのレクチャーを受けて3発撃つ間、短いようでいて、これまでになく濃密に感じられた時間を経て……激しい運動の後のように全身が汗ばんで、胸元はチョコバナナの時よりも更に発情したフェロモン臭がむわりと濃く漂い、脚の間に至ってはまるで粘液の沼に落ちた後のような惨状で。こんな身体で密着したら、きっと幻滅されるくらい恥ずかしい状態の体臭を嗅がれてしまう……なんて危惧はたちまち願望へと変貌すると、もうそれしか考えられなくなり。何も感じていない“まったく正常”な筈の股間が震えて痙攣しそうな違和感を堪えて緩慢に振り返れば、邪念に今も抓られ、自由に吸われている頂をきつく尖らせた胸を彼の方へと向けて。ブラウス越し、というより生地そのものに張り付かれているようにくっきりと恥ずかしい形が浮かび上がってしまっていることも、邪念に干渉されて認識出来ておらず。)あの、ね……七禍くん。その……(はしゃぐ素振りで自然に。そう思って、両手は脇を緩く締めながら肩の高さにして、胸が小さく上下する駆け出し方を意識したのに、声は震えて所作もぎこちなく、自分から膨らみを押し付けるどころか彼の顔の手前でぴたりと、慣性と弾力でゆさゆさと上下するところを見せつける位置で止まってしまい。そのままでも、お願いすれば気持ちを汲んでくれるかも……と根拠のない信頼感を元に、それを口にする光景を想像するだけで子宮が熱を帯び、胸を押し付けたいなんて普段は抱く筈もないふしだらな欲求が膨らんで後押しされる。震える腕は歩いても逃げられてしまう遅さで彼の肩へ、首筋へと滑り、回り込ませて、抱き付いて、ぎゅっと胸元に顔を埋めて貰えるように頭を撫でる。真っ赤になった自分の顔を見られないように?それとも独占してもらう為に?どちらにしても、このままだと結界が緩んでしまいそうだから…と、消え入りそうな声で。)……ご褒美、欲しいな……?(人目につかない場所で続きを……する前に。 完全制圧からの寸止めでお預け状態で煮詰められ、すっかり覚え込まされてしまった破廉恥な性癖を、もっと深く心と身体の奥深くまで刻み込んで欲しいと願ってしまっている欲求を少しでも和らげて、せめて彼の部屋までは結界の維持に──── 彼に独占されるのを自ら補佐する巫術の行使に集中していられるようにして欲しい。そっと囁く短い言葉にそんな破滅的なニュアンスを含ませてしまうくらい、思考も判断力も都合良く歪められて、背を抱いていた腕を緩めては彼の手に重ね、しっとりと火照った掌で包むように彼の指を下肢へと導き促し。自分の心身に起きている事にも全く気付けず──そうとは知らないままでも瑠璃堂神社に帰宅すれば邪な存在を阻む結界によって邪念の影響は途中で止まったかも知れない。 だけれど、この日はもう、好きなようにして貰いたくて彼の部屋に向かう以外の選択肢はすでに頭になく。もちろん、その間もずっと身体は邪念の自由にされるがまま、むしろ弄くられる事を幸福とさえ感じてしまっている始末。だから邪念が苦手な太陽の光も浴びないよう無意識に配慮するまでに思考を書き換えられ、それこそ明日の日暮れまで何の疑問も抱かないまま……じっくり時間をかけて、一番たいせつな場所が手遅れになるまでたっぷり入念に弄ばれるに違いない選択をしてしまい。)
(03/11-18:19:51)
光奈 七禍♂高等部1年
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(着衣越し、というより、スカートを撫でた瞬間の反応から、先輩の性癖に薄らぼんやりと理解が及ぶ。 変わってる…… と、シンプルに失礼な感想が頭の中だけで落ちた。けれど容姿の崩れる顔攻めとかではなく、面食いには嬉しい。痴女というほどでもなく、適度にいやらしい。 覚えたての性感帯知識を得意げに披露したがる子供よろしく、先輩の性癖を確かめる意味でも、試しに……、 と裾を撫で、お尻にぴったり張り付かせるように縁をなぞる。スカートとお尻の谷間との隙間に指を突っ込んでずり上がる裾を摘み、一度、下げられるだけ ぐいとやや強引にずり下げた。柔肉のボリュームで引っ掛かる部分には むにと柔らかさに指を埋め、撫で均し、ショーツにまで触れながら強引に押し詰め、ぴったりしたサイズの着衣がぱつと尻肉で張り詰み、はち切れそうな皺を刻む。その有様に、――これ、元々どうやって収まってたんだろ。と、良い意味で呆気た。ふと、―――売り上げ目的で惚れ薬だか媚薬だか混入させている屋台もあるとか。 と、聞いた噂を反芻する。 …そういえば、チョコバナナあたりから可笑しくなっていた様な……これ後で正気に戻って怒られる奴では? 先輩の尻を整えた行為、普通に痴漢どころではない。そう、思考を馳せるも、「黒い靄」が本体の思考まで誘導する。 ―――だとして、明らかに誘ってるのはあちらだし、原因は妙な薬混入させた屋台だし不可抗力、 そう結論に至り、スマホを構えた手が下肢を向く。 大して戦闘向きの能力もない少年はスクールカーストで言えば下層、所謂 背景かモブ扱い故に、承認欲求が拗れ、優越感を満たせる状況は大好物。ナントカ隊を務め主役面している同級生でも、高嶺の花っぽい美人の、ついでに胸も大きい先輩とこんな経験は、と承認欲求は満ちかけるが……院生の先輩… ハイペ何某さんもモルモット探しに関し物騒な物言いだったと反芻し、ナントカ隊ならエクストラ扱いとかで捕まえれるのか、と思い至る。流石ガルエデン生、…と、うろと目を泳がせて自身を棚に上げた、 刹那、カンと硬い音が響く。 命中の瞬間を見事に見逃した が、標的ドローンのぐらと揺れる挙動でそれを知り) ……うわ……本当に中ってる…… (周囲の賑わいに紛れる音量。思わず、ぽつと正直な声が落ちた。 ―――じゃなくて。と、気を取り直し) …す、すごいですよ先輩! もしかして、教え方が良かったのかも――…? なんて、……普通に先輩が、すごく集中して聞いてくれたからですねきっと! (先の物言いを掻き消す意図でテンションを上げる。 尤も、可笑しなくらい発情している先輩の顔が返る頃、撮影に勤しむべく既にしゃがみ、下着に向かって話し掛けるような随分な対応。ここまでしても怒られるどころか、全て肯定的に受け取るような先輩の人の好さに絆される……という事はなく、むしろ 今なら色々許される、と悪乗りが加速し、「黒い靄」の餌となる昏い欲求がむずと煽られ増幅した) …ん、じゃあ……脚の角度を、こうして――― 膝をもっと、… 外に…… (指導を口実に、しっとり汗ばむ膚に遠慮なく触れる。ニーハイに乗る肉感に僅かに指を沈めて楽しみ、内腿を撫で、膝を滑稽な角度に広げさせる。 ――この角度が大事、と 右膝から内腿を順になぞり、純白の薄生地を撫で、反対の内腿までを一筆に撫でた。しっかり命中させていたフォームを崩させる不合理な指示。 突き出された下肢にぱしとスマホライトが照り、内股は肌理細やかな膚がしっとりと汗ばむ有様も鮮明に、どことなくいやらしい光沢を纏う下着は縫い目も判別出来そうなほど、臀に浮く下着の線でスカートの役目が無に帰す具合も、……転がり込んできた儲けものをこれ幸いと掻き込むように写す。 撮影と連動した「黒い靄」が包皮を剥いた芽を摘み、撮影と快楽とを結び付けつつ彼女の神経へも電気的に干渉し、盗撮めいた画像をフラッシュバックの様に流す。 その合間、先輩の顕な下肢に、フォームチェックというには随分なほどに顔を寄せ、すん と微かに鼻先を鳴らし。スカートの中で通気が悪化し、太腿がムチムチとして胸元よりも汗の蒸れは強く、ツンとする。そこに下着の縁から僅かな臭気が漏り、じんと鼻腔が微かにひりつく、 ……結構キツめ……? と、遠慮のない感想が浮く。 元々の衣装のにおいとかを勘違いした可能性は理解しつつ、 ――妄想で貶めて優越を得るだけなら個人の勝手、どうせ妄想だし、と言い訳めく思考。男性心理として、持っていないものには執着し、手に入れたものには冷める代わりに支配欲が生まれる。所有欲を満たすトロフィー、常に非対称で、自分が見下す側の関係を望み。…――最初こそ ちらと覗く下着を盗み見ようと執着し、丸出しのまま連れ歩き、幾らでも撮り放題の待遇を経て、もう手に入れたもの と、次第に気持ちが大きくなれば、この光景、――を蔑んで、精神的優位に立ちたくなる。そんな鬱屈して歪んだ男性心理にとって、他の男が近付いて来ても恥部を知れば幻滅して奪われる心配がない、隠していれば顔の良さと胸の大きさ、スタイルは間違いなく周囲に自慢出来る水準である先輩。 …それを ―――布越しでこれなら、中はもっときつそう、……胸も甘酸っぱく蒸れていたけれど、股間は更にきついにおい。 と、やや誇張気味、好き勝手に品評する優越感。 …恥ずかしい体臭、という、高嶺の花な先輩の外見には影響なく、好感の八割は相手の見た目である自分には都合が良い。それでいて蔑めるにも向く体質 ――邪念は彼女の体質を妄想に近付けようと干渉し、見下す口実をでっち上げていく。 …――実際の吸気はその一度のみ。その後に下着の縁へ鼻先を寄せ、執拗に嗅ぐ息遣いは「黒い靄」が生む擬似的な錯覚。先輩の耳元でも、 …『ん、…… くっさ……』と、顔を顰める調子で幻聴の声が落ちる。……下肢を嗅がれたと彼女が認識したなら、その瞬間 子宮にじわと振動と熱を生み、嗅がれて興奮した、と 錯覚を更に誘導。彼女が抱いた妄想を揺り起こし、――もっとじっとりとして、臭気を溜め込んでいる胸元も確りと顔が埋まった状態で嗅がれれば、……と深層意識に唆す。振り仰ぎ見返されても、此方の顔は下肢の陰、股間に埋まっていると錯覚するアングルで、どんな表情をしているかは丁度隠れて声が本物か幻聴だったかも判然としない。 …先輩から幻聴に返事をされ、「本体」に露見するのは都合が悪いから、彼女の胸元から擡げた「黒い手」がぴたと口許を包む。 …思ったように喋れなくても、―――「黒い靄」になら口を塞がれても自然だし、会話は成立する、と刷り込む傍ら、) 『――……もっと、いやらしい先輩にお似合いのキツさにしておきますね』 (随分な物言いが鼓膜ではなく彼女の深層心理へ落ち、同時に膣中の刺激を増す。秘部には何をしても認識出来ないよう意識を誘導している以上、吊り橋で恋に落ちる効果よろしく、膣の刺激で生じる興奮は、随分な物言いを聞いた際に生じたもの、…と誤変換を誘うように。 更に恥部の付加が向くのは、体液。水飴に近い粘度と、数時間交尾したまま放置した翌日くらいの臭気に濃縮させ。ツンと鼻腔を刺す感じと、匂いの強い干物の様な饐えた生臭さの混ざった、きついフェロモン臭を放つまでに。 …―――流石に、気付かれない様こっそりとした改変で直ぐにそうはならない けれど、気付かずに放置し続ければ徐々に邪念の干渉通りに、若しくは、それ以上の有様にすらなりかねない。濃くなった潮を噴出されれば、下着の中で「黒い手」を皿にして受け止め、下着は殆ど濡らさず外に変化を漏らさない。掌は化粧水で漬け込む様に溜めた愛液で下着に隠れる膚を浸し、割れ目を広げ歪ませ、媚粘膜を捲る様に強く撫で、無数の小さな手が花弁を引っ張り広げたところへ塗り込み、馴染ませ、臭気を満遍なく染み付ける。そんな密かな陵辱 …を、能力の本体である少年も知らない。 カースト底辺のコンプレックスを拗らせた独占欲と、先輩に植え付けた被虐願望が「黒い靄」を自立的に機能させている。敏感な芽とその周辺、被っていた包皮まで、芽と触れ合う内側にもたっぷりとにおいを染み付かせる様に芽と同じサイズの「黒い指先」が穿り返し、或いは吸引器の形を取り、根元に埋まりがちなしこりを引き伸ばし、掘り起こす。女性の一番敏感な芽を扱うには少し乱暴に、玩具のように好き勝手に捏ね回し、戯れに摘み、弾力を楽しむ指先のような感触を作り出し……「黒い靄」は彼女の実家の境内みたいに神聖な場所か、邪なものを浄化するといわれる陽光を浴びれば簡単に消滅する程度で、この出し物が終われば開放のチャンスは無数にある。動けない今だけは格好の餌食だとしても) ―――それじゃ、さっきの調子で残り二発、しっかり狙って下さいね! (下肢でそんな刺激が続く状態で、まともに狙いなど付く道理はない。 ―――が、銃口に宿った「黒い靄」がそれを補正し、エアガンを握る先輩の腕にも纏わりついて固定し、ブローバックを耐える程度なら十分肩代わりする。狙いに合わせ、邪念の染み込んだユニフォームが掌の感触を作って、後背から突く体勢を髣髴とさせる様に腰の括れを挟み。銃口からターゲットまで、レーザーポインタの様に薄らぼんやりと夕暮れの闇に紛れる黒い筋が繋ぐ。先輩が引き金を引けば、エアガンの撃鉄が落ち、BB弾を打ち出すガスの噴射機構が作動する瞬間、腰を抱く「黒い手」が僅かに引き寄せつつ不自然な跳ね上がりをぐっと押さえ付けて固定し、膣の中ではパスタ一本くらいの細く凝縮した「黒い靄」が連動して子宮口を狙い定め、銃口からBB弾が吐き出されると同時に産道を一気に貫通し、 …ターゲットに着弾して硬質な音が響くのを合図に最奥の小部屋で凝縮した「黒い靄」が大量の熱とねばっこく絡み付く濃厚な粘液に似る感触を広げる。胎壁を浸透して染め上げ、膣と同様の改造を子宮にも、機械的に施し始めた。 …――二発目の引き金を引いたのは先輩の指か、添えた黒い指先が促したものか、いずれにしろ、それと合わせて再び凝縮した靄が子宮口へ注ぎ立ち、BB弾の命中に合わせて中で爆ぜる様に広がる。再び腰に添えた「黒い手」がぐっと引き寄せる感触を生み、二度目の注入で胎の内圧を更に増し、衝撃で震わせる。顔が良く身体も肉感的な異性に向ける邪な感情と、コンプレックスから来る歪んだ願望とを原動力に、張り詰めさせた子宮までも都合良く作り変えはじめ―― という、舞台裏を知る由もない係員は景気の良い掛け声で得点発表する。先輩が際どいどころか明らかにアウトな構えを取っている事も、それを覗き込む様にしゃがむ少年も見えておらず、ちょっと際どいコスプレユニフォーム姿の少女が楽しげに祭りの催しに興じ、それなりに真っ当なフォームで射撃を成功させた、としか捉えていないようで) …――わ、わ…… 、と…… (その声に はたとして、結界の中とはいえもうフォームチェックの必要はないのだから、盗撮の名目もなくなった、……と理解し立ち上がる。その拍子に撫でる様に触れていた臀に ふに、と柔らかく指を沈めたりしながら) ……す、すごいですね先輩! 全部命中ですって……! (今度はちゃんと命中を祝い、労うように背後に立ち、振り向くであろう視線と合わせようと視線が落ちる。背中越しにも見えるようなボリュームの胸と、破廉恥な下肢に視線が集中し、邪な欲求が煽られ ―――先輩の思考にまで侵食する邪念は、彼女がご褒美を思い浮かべる度に、「黒い靄」で埋め立てるように満たした子宮を揺らし、充血を促して興奮を錯覚させつつ、潮を噴きそうなぎりぎりの状態で寸止めにし)
(10/09-03:53:34)
瑠璃堂久遠♀高等部3年
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(胸に浴びせられる彼の視線の意味を察して……首から耳の裏にかけて、じわりと熱くなる。普段なら微笑みながらもきちんと窘めるところなのに、よこしまな感情が篭った視線で彼に見られたいという潜在的な期待が満たされて、嫌がるどころか心地よさと不思議な安堵すら感じてしまう。それというのも邪念を浴びながら性癖を歪められて開拓されて、幸せな条件反射が文字通り念入りに刷り込まれてしまっているせい。共に含まれる蔑みさえも、嗜好と性癖を歪められている状況では「邪念によってもたらされるものは何でも興奮してしまう」のを加速させることに。そんな視線に炙られながら無自覚のままに行われる、彼の願望を叶える体質改変───男の子にとって魅力的にというより、人に知られたりすれば思春期の乙女には恥辱的すぎるものさえも、もっと望みのまま勝手放題にされたいと無意識下で望んでしまうほど。たわわに実りすぎてコンプレックスの一つだった胸も、しっかりと彼だけのものにして貰いたい……なんて願望が疼くけれど、せっかくの「今日遅刻したお詫び」という口実は既に自分で予防線を張ってしまったばかり。もどかしく思っている内にもすっかりと、ひとしきりの揉まれ方や撫でられ方は経験してしまったのでは……というくらい、邪念に胸をあやされてしまい。もう「彼」に揉まれているのが当たり前、何なら着衣の上から堂々と見せ付けるように揉まれても違和感に気付けないくらいに常識も思考も改変されている。すっかり邪念に浸食されることに興奮するよう躾けられ、背中でブラウス越しのブラの感触を確かめる手も咎めるどころか、どこか心地良さそうに背筋を緩慢に撓らせる。腕を突き出す形では脇に引っ張られるような皺が無数に刻まれ、その下では張り出したふくらみに引っ張られる皺が横乳に沿って走り、乳房の形を捏ね整えられるとその皺の一本一本から微細な衣擦れが微かに響いて、ぞくりと身を震わせて。)んぁ……う、ん……ッ♡(熱く湿った蕩ける吐息が、ほんの小さなせつない呻きと共に溢れた。学園祭の喧騒に容易くかき消されそうな、でも、胸元を強調したウェイトレス衣装の内側で熟成された汗の匂いと共に、すぐ隣にいる彼には届いた筈で。修正されるのは射撃フォームだけではなくて、こうしている間にも絶え間なく身も心も矯正されていく。眉尻が下がり、瞳が潤む。這い回る邪念の手に身を委ね、微睡み夢見るように意識が曖昧になれば、抵抗力なんて残っているはずもなく。そこに物理的な実体を備える彼自身の手が添えられたら、たちまち膝から力が抜けてガクガクと小刻みに痙攣してしまい。)ひッ♡うぁ…ん……っ(腰を抱かれて伝わる彼の熱に、思わず甘い声がこぼれそうになる。それを咄嗟に抑え込めた……と思っているのは本人だけ。アドバイスは信憑性のある内容だし、真面目に教えてくれているんだからと自らを叱咤して銃を構え直すのだけれども……唇の端から涎が一筋垂れてしまっている事にも気がつかないまま引き鉄の指示に頷いて。)ち…力は、入れずに……保つことを、優先するのね。うん、こうして……集中……。(意識から余計な思考を取り除こうとすればするほど、間近に触れる彼の体温がよりクリアに感じられ、こんなにも心地いい。耳朶を震わせる声や息遣いが、愛おしい。的ではなくて彼を見つめてしまいそうになるけれど、ここは“ご褒美”の為にも頑張らなくては。そんな不純な動機の決意をしている間にも、妄執は容赦なく肌を這い回り染み込んでいく。命中させる為にも、きちんとしたフォームを身につける……その大義名分が彼を受け入れることを正当化して、元々身長でも少し勝っていて世話焼きのお姉さん扱いされる自分が面倒を見てあげている感覚だった筈の年下の後輩を相手に、更に邪念と巫術の相乗効果で身長差が開いて肉感も増した身だというのに、従う仕草にはご主人様に慈悲を強請るような媚びさえも滲んで。すっかり捲れ上がっていたスカートの裾を摘まれて僅かに引っ張られる衣擦れは、自分以外の意思でタイトなスカートが整えられ包まれていく不慣れな感触。その刺激に「異性にスカートを調えて貰う」なんてよくよく考えれば慎みのないお願いをしてしまったと気付かされ、羞恥で頭が茹であがりそう。同時にそれは、つい先ほどの……徐々に裾がずり上がってしまうのを直すに直せず甘んじて受け入れさせられた状況をフラッシュバックさせる刺激でもあり……布を介して、すっかりそれが大好きになったお腹の奥深くをきゅんとせつなく締めつけて────)──…ッ♡……は、ふ…ぅ……ッ♡(びくんと腰が弾みそうに……というよりは背が弓形に反って、お尻を高々と差し出し捧げながら身震いを。すっかり思考の蕩けきったそんな状態では、驚きの短い悲鳴の筈が、ねっとり上擦った桃色の吐息が漏れてしまうばかり。 自らの唇から溢れたその響きはスカートを摘ままれ整えられる状況と重なり、あたかもスカートを触られて嬌声を奏でてしまったかのように誤解されそうなだけでなく、他ならぬ自分自身にまでそう錯覚させる。しかも今は、敏感な場所を複数同時にこってりと撫で転がされている快感に漬け込まれながらも、その出所は未だに無自覚なだけに……もしかして胸や大事な場所をまさぐられているように思えるくらい、まるで今触れられているスカートそのものが第二の皮膚であるかのように生々しく感じられ、たとえば髪を撫でられたり匂いを嗅がれたりするような──間接的に興奮を煽られる意味合いを持つ行為から、次第に行為そのものが好きなのかも……と誘導されてしまう被虐的な反復学習を施されて。 つかのま正気に戻りかけた意識はまた、全身を包む倒錯的な快感の波に揺られて泥濘へと嵌り込んでいく。じゅわり、と胎内から何か溢れ出る感覚。それを堰き止めようと内股を擦り合わせるのだけれど……それは撫で回されて喜んでいるように受け取られてしまうかも。彼の掌により再びスカートに包まれるお尻は欲望を好き放題に反映され、まさに押し詰められるという状態。みっちりと張り詰めて内側から押し付けられた縫い目が隆起してボディラインを強調する程で、すっかり仕込まれた衣擦れの快感に責め立てられると痙攣しながらも俯いて息を止め、耐えるのが精一杯。スカートはお尻の柔肉を隠す役目を殆ど果たせていないし、それでいてショーツラインは……ボリュームに押されてTバックみたいにもっと谷間に食い込んでいればスカートの上からは見えなかったはずなのに、ハーフバックのデザインはしっかり、骨盤から股間を結ぶ左右線対称の線がお尻の丸みを包んでしまっているせいでお胸と同様に着衣の上からでもくっきり浮かんで、ある意味では丸出しよりいやらしい姿に仕上げられ───丸出し、そういえば全ての始まりは、ショーツを丸出しにした姿で彼に撮影される妄想をしたところから、だった。そんなつい先ほどの記憶は、あそこから何かがおかしかった……なんて、正常な判断を呼び起こすことはなく。)……ッぁ、の、必要なら……そ、そう!フォームチェックの、ために……ね?ひ、必要なら…ぁッ♡……さ、ッ撮影も、…ッ♡してくれて良い、か…ら……ぁ♡(銃については素人以下だけれど、和弓なら神社のお務めで射たことがある。正射必中、正しい所作で射てば当たるという原理を基に、自身で確認するためにも人から正確にチェックして貰うためにも構えた状態を撮影する──あくまでそれと同じ、フォームチェックのためという口実で、どこをどんなふうに撮影されるとしても、それは不可抗力なんだから、と自分を誤魔化すばかりでなく、彼に遠慮されないように入念な言い訳を紡ぐ声はすっかり情欲にまみれて。そんな防戦一方……というより堀を埋められ城壁も取り除かれ、城門は内側から開け放たれて既に攻め込み放題と言えるなか──邪念の指に侵入される秘部は間違いなく、まだ異性の手に触れられたことがないのは当然として、眼にも晒されなかった聖域。そんな場所なのにも関わらず容易く踏み込まれ、無遠慮な異物を捩じ込まれれれば、最初こそ生理的な反応で太腿が微かに揺れ、膝同士を狭め内股を僅かに締めて拒む動きを見せはしたけれど、そんなささやかな反抗もすぐに緩み、甘く締め付けて奥へ誘う蠕動さえ。邪念で形作られた指の感触を無防備に奥まで受け入れるよう躾けられていき、更に冒涜的な体質改変が齎されても無意識下での被虐的な興奮を煽られるばかりで、もちろん既に拒絶しようなんて考えられず、彼に望まれたなら……妄想されればその通りに、発情期の雌の家畜のようにきついフェロモンの匂いを放つ潮吹きでも、下品に白濁するくらい濃く粘つく愛液でさえも、容易く足元に水溜りを作ってしまうほどの量を分泌する体質にされたとしても受け入れて悦んでしまいそうだし、何より彼にそんなはしたない女だと思われる事さえ──というのはあくまで無意識のお話で自覚はしていないのだけれど、ともあれ彼になら何をされても拒むという判断は完全に出来なくなっていることは変わらず。)はっ……ひぃん♡(促されると、上擦った声で従順に返事を。こんな状態で撃って、命中なんてするんだろうか。こんなにふしだらな気持ちで……なんていう逡巡を咎めるかのように、邪念が股間へと至り。)……っ!?あ…ぉ……お゛……♡っ、く……はぁ……ッ♡(まったく予期していなかった奇襲の標的にされた肉芽の、ささやかな防備はたちまち剥ぎ取られてしまう。神経の集中した敏感な突起は、それを普段覆い隠している包皮に至るまで性感帯としての下地があるなんていわれているけれど……今まさにゆっくりじっくりと解されながら、ショーツの中で丹念に剥かれる刺激で、包皮も心地良い場所と実際に手とり足とり分からされていくうちに、目の前が白むような甘い痺れを覚え始め、限界まで蓄積されたそれが溢れて頭の中が桃色に染め上げられ、背筋を小刻みに震わせながら恍惚の表情を浮かべてしまって。それでも容赦なく邪念の黒い指により繰り返し剥かれては被せられるのに合わせて、もっとコリコリされたくて媚び甘えるかのように無意識に腰が揺れ、中途半端に調えられたスカートが再び徐々にずり上がる。 そうしてお尻を丸出しにしながら、裾が捲れてずり上がる感触は、クリトリスがはしたなく充血して包皮を押し開いていくそれと同じような快感として錯覚させられてしまい……一度覚えたそれを繰り返されたなら、あとは蕩けた肉体に馴染んでいくのを止められない。包皮がひとりでに剥けて肉芽が浅ましく淫らに勃起してそそり立つ様子を見せつけているような感覚を、ずり上がるスカートにも感じれば胸が高鳴り鼓動が加速する。そんな重ね方をするくらいユニフォーム姿に興奮してディープな着衣フェチ堕ちしてしまっている自分の、ふしだらさに興奮してしまっている姿を、彼にだけ独占してもらう胸の高鳴りで頭がおかしくなってしまいそう。)光奈…くん……っ♡(彼の手にスカートを擦り付けるように一度、腰が僅かに揺れ。お尻の張りと脚の付け根で咥え込む引っ張りとで、また徐々に裾をずり上げてしまうけれど、それは今の状態が嫌だからではなくて、むしろ逆。裾がずり上がる瞬間に覚えた倒錯的な興奮をまた、しかも彼の視線に晒されながら堪能して、その手でタイトスカートをずり下げて一番破廉恥な位置に裾を戻して欲しい、と思ってしまった所為。きつく締め付けてくるスカートの中を、撫でられる掌の熱を感じながら腰を揺らめかせて敏感な下肢を擦り付ける動きは……まるでセックスの暗喩のような倒錯的な行為。男性器の象徴ともされる銃を握り、縋りつき、彼の導きのままトリガーを引き絞ると────)……っ!…───~~ッ、♡(BB弾が発射されると同時にガスによるブローバック、つまり実射の反動をある程度リアルに再現するように内蔵された錘の動きが手首から肘に伝わる驚きに肩が弾みかけ、直後に上腕を通じて挟み寄せて持ち上げている胸にも、身体の芯を揺さぶられるような衝撃が響くと、撃ったのか撃たれたのか曖昧になるような嬌声を堪えた息が漏れ。銃口から噴射されるガスの噴射音が重なったけれど……密着している彼には、別の噴射と弛緩の方も共有されてしまったかも。入念に耕し蕩けさせられた聖域からぷしゅぷしゅと少量の分フェロモンたっぷりの潮噴きを、既に薄く繊細な生地では吸い切れない量をクロッチに代わって受け止めて実質下着の役目を果たしてくれている邪念の掌へと浴びせて、 それがお漏らし我慢の形で塞いでいるのだから吹き掛けたものはおまんこに塗り返されて、ゆったりあやすように揺れる動きを伴っているせいで陰唇の襞の隙間にこびり付かせる様に塗り込まれていく。こってりと粘膜の複雑な凹凸の奥まで行き届くよう丹念にマッサージされたなら、体液から漂わせる淫臭がきつく染み付いて落ちなくなりそうで。)う、ぅ……や…ぁん…♡(だけれど、流石にこのまま潮を吹き続けたらショーツから溢れるのも時間の問題。そうしたら足元に自分の牝汁で水たまりを作り、恥ずかしい匂いが残されてしまう。そんなのはダメ、嗅がれたいのは彼にだけ。だからショーツから溢れないように、もっとしっかり塗り込むくらいの手付きで下着の中に押し留めて欲しい……なんて、自らの聖域をより入念に淫臭漬けにされるような、邪念に好都合な願望さえも抱いてしまう程に灼かれた思考。そんな虚ろな視線の先で、邪念の補正を受けた弾は的の中央を正確に射抜き。店番役の生徒が正中を告げる声でようやくそれを理解して、ぽかん、と眼を丸くする間も「スコアあと何ポイントで大物ゲット」と囃し立てられる声で次第に実感が湧いて、指南役の彼に感謝と尊敬の眼差しを……それ以上にご褒美の誘惑に染まって緩んだ顔を振り返らせて。)
(04/20-00:11:10)
光奈 七禍♂高等部1年
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(レクチャーの為に随分密着した位置に立てば、先輩の胸元が随分ぴっちりしている事にも気付く。透けていないのに、下着のデザインまで丸出しのレベルで把握出来てしまう ――なにこの有様、すごい、と思わず息を飲み、眼が瞬く。耳元で、先ずはしっかり標的を見て、と囁いた言葉が「黒い靄」の干渉で変換されているとも気付ていないので、彼女の息遣いが随分と艶っぽくなってしまっている理由にも心当たりがない …自分に心当たりがないものは、もう、相手の元々の素質、と都合のよい方の考えに至る。そんな偏見の邪念が篭った眼差しをたっぷりと浴びせ、「黒い靄」により乳房への調教として変換される力の影響もまた、性癖を更に身勝手に歪めていこうと、澱のように彼女の深層意識に沈着する。 ――――その結果が、じっとりと先輩の中に溜め込まれる湿度。下着が透けないちゃんとした生地の健全な範囲の衣装、それを悪用し閉じ込められた空気を中で濃縮させた結果、構えの為に伸ばした先輩の腕に押されて溢れ出し、むわと白む靄が生まれる。嗅覚の刺激より印象的な視覚的なその光景は ――わぁ…、くさそう……と、失礼な語彙の感想が脳内を過ぎる。あくまで官能的な意味でとか、濃厚的な意味でとか頭に付く、ネットスラング的な褒め言葉ではあれど、異性を冒涜し、穢す表現に違いない。先ほど感じた甘酸っぱい臭気が後からイメージに追い付き、それが更に視覚化出来るくらい濃厚な臭気になって中で蒸れていると言う想像―― しっかり者で、成績優秀らしいし、委員長とかもしている、そんな先輩が今 自分のリクエストの為だけにものすごくやらしいユニフォームを着て 中も別の意味で恥ずかしい事になっている、と …所謂、高嶺の花な彼女の弱みを自分だけが知る、優越感が満たされる状況が揃い、自己主張強めの突起を ついと摘んで軽く苛めてやる光景を妄想する。その瞬間、……ご馳走するといっても学園祭のものだけ、と牽制された事を思い出せば本当に手を伸ばしたりはしない。が、―――前言撤回させたいな…と、邪な欲求がまた、ふつと鎌首擡げる。 …「黒い手」は中から着衣を盛り上げることなく、下着が透けない生地の上からでは殆ど見えず、揉み、摘む圧力の変化しか齎さない。その感触だけの手が、…ひく と、はしたなく震えさえして見える彼女の突起を存分に弄んでやりたい、という邪な思念を最高に滾らせた瞬間、先輩の巫術によって株分けの様に分裂し、滾らせた方は胸とは別の部位へと誘導される。衣と膚の隙間を這い、スカート……が、既に隠していないショーツの中へ腹側から潜り込む。形としては、先輩の背面から腰経由で回した手を股間へ翳す様に。若しくは尿意を堪えて股間を押さえるような形に「黒い手」がぴったりと包み、下着の中を占拠する。そこから、胸と同様に股間周辺にも触れられている自覚を薄れさせ少しずつ無意識へと触れられている事が当たり前になる干渉を齎し、露見の危険性を抜け目なく排除し終えてから、入り口にぴたと宛がい、綻び掛ける割れ目を塞ぐ ――――だけではなく、塞いで欲しい、という先輩の願望をも取り込み過剰に反映する。結果、性的な眼で見る先輩の秘部に触れるなら…、という願望を反映した割れ目を解す動きで くにと入り口を撫ぜ、敏感な蕾のしこりも転がす様に押し当てる。という「黒い手」とは別に、殆ど使われていなさそうな膣に図々しく真ん中の指を二本 作り出しては、ずっぷと遠慮なく根元まで深く差し込んで塞ぎつつ、中で刷り込んでいく邪念はじわと蜜を分泌する部分を犯し、流動性が低くて垂れ難い、塞き止めやすい様に体液を更に濃く作り変えさせ。 …ついでの様に、清楚なイメージを貶めるような干渉も加わる。たっぷりと蒸れた臭気が視覚化されたような胸元は記憶に新しく、濃密なフェロモンを勝手に妄想したばかり。人間にはフェロモンの分泌器官はない、という話など生物学に勤勉でもない学生が知る由もなく、……その妄想が胸ではなく、折悪く誘導された股間で発揮され、はしたないのは汗ではなく蜜に、恥ずかしい濃度に引き上げさせる様に変換された。先輩を元々不潔とは思っていないし、憧れる存在なのも間違いなく、親切にされて普通に満更でもなく、性的な意味でオカズなのも確か。けれど ―――そういう人物こそを蔑める好機を願い、隠していた恥部を暴いて貶めたい、と、何の取り得もない盆暗が抱きがちなスクールカースト上位への嫉み、コンプレックスに根ざす感情。 所謂 シャーデンフロイデ。隠しているも何も、完全な捏造だが、しっかりと認識まで矯正して、自覚、までさせてしまえばそれは誰にも否定出来ない事実も同然、征服欲と独占欲、承認欲求も合わさり 殊更、ニッチな性癖に、かつ貶める方にと先輩の体と体質を好き放題する邪念が活性化する。そこへ、此方を振り返る只ならない表情と、直して、という声を聞く。意味深なそれの意味を飲み込むまでの一瞬、硬直を挟み うぞと蟲が這うような興奮を覚える。 …興奮、と宿主の思考に錯覚を齎す「黒い靄」が、邪な思念を食い増殖する。普通に、構えを直す部分を指摘する、のが正しいだろうけれど、都合よい方に妄想し、―――今の先輩の雰囲気なら何をしても許されそう、と調子に乗った結果として) えぇ、と……他は――、うん、姿勢はもうちょっと、こう… (ブラウスの胸元が押し上げられているという事は、ブラウスの背中の方も引っ張られ、貼り付いた感じになって下着の線とか確かめられそう、と悪戯心が芽生えた。胸の裏にあたる背筋を撫でる。というには少し弱く、擽るよりははっきりと、生地に絡み付く長い黒髪を整えながら一度 指先を伝わせる。別に直さなくても良いというか、只 折角の触れてもいい大義名分を得たので、馴れ馴れしくスキンシップを図る口実に過ぎず。背を撓る様に起こさせ、木箱の上に胸を置く姿勢に誘導する。と同時に、「黒い手」は乳房を負荷で潰れたり 引っ張られる苦痛を感じさせないよう、包み込んで支える。轆轤の坪を整形する様な執拗な指使いで すりすりと乳房全体を入念に撫で回し、表面に浮く下着の線を つ、と形のない指先で余さず一つずつなぞり、這い回る視線を思わせ。形も宿主である少年から読み取った好みに …南半球に当たる下側は綺麗な丸みを維持するように、北半球側は水平より やや上を向く突起の卑猥な角度を維持させ、メロンパンとか肉まんなどより、更にふっくらと立体感のあるシュークリーム型に維持させ。 ―――少年の手はもう一度、フォームを修正するように先輩の体を伝う。両腋から胸の側面を通り腰の括れに、くしゅと捲れ上がったスカートに至り) …、あと引き金は、力入れて引くと銃口が横にぶれちゃいますから、真っ直ぐに保ち続ける方に集中して、そっと、ゆっくり…―――。 (今までで唯一ちゃんとしたレクチャー、と言うより完全に同級生から教えられたままを説明する。後から腰を支える両手も、スカートを掌に引っ掛けながら、ずりと皺を伸ばすように撫で下ろす。ずり上がっていく感触に興奮したばかりの膚に、今度は逆へ擦れる感触を齎し。―――直す、に一番合致するのはここだろう、と何気なく手を掛けたけれど、それはスカートがずり上がっている事も確認済みと認めるのも同然、と思い至った手は微かに力が篭り、ぴくと動きを固め、図らずも肉付きの良い腰周りを一度ふにと軽く揉むような手付きになる。肉圧でぴっちり張り詰めるスカートは簡単に降ろせず、擦れと締め付け感を与えながら、むぎゅと柔らい膚を押し込める。裾の前は脚の付け根辺り、後ろは丸みの半分ほどを包み、下着のクロッチは覗いたままの中途半端な状態で止め …もろに見えるより、こっちの方が勿体ぶってていやらしいかも?と、人の尻で勝手な吟味とか、緊張からやや現実逃避した思考になりつつ) ……よ、しっ……3回撃てるし、最初の一発は気軽に試す感じでいってみましょう。… (少しばかり声を張り、何か言われる前に強引に話を進めよう、と。腰を突き出すポーズの先輩の後ろで、腰を掴んで支える、これはこれで如何わしい構図の侭。 ―――その最中も頭では、尖り切って主張強めの胸先を好き勝手に捏ねり回してやりたい、さっきの牽制とかを撤回させるまで焦らしてやりたい、と言った邪な思考が巡る。胸に向く筈だった邪念は股間に充満し、胸先同様に丁度よく充血した捏ね繰り回せるものを求め、辿り着くのは包皮に隠れた芽。より悦を与えやすいよう包皮を抉じ開ける手付きも強引というよりねちっこく、擽るように小刻みに震わせる指先が擦り、両脇をやわらかく押さえて広げ、下着の中で剥き出しになるのを促し。その邪な願望が滾る結果、先輩の手元からエアガンに到達する邪念が「黒い靄」が密かに集まり、弾道を安定させる …こんないい加減に見える体勢でも命中という実績が出来れば維持する口実になり、卑猥なポーズ続ける先輩を、宿主から劣情を引き出す体の良い材料とする為)
(02/28-02:59:21)
瑠璃堂久遠♀高等部3年
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(手にした大型拳銃は体格によっては男性でも持て余すような物で、しかも御丁寧にヘビーウェイト樹脂と金属部品を用いて実銃に迫る重さも実現されている製品だったから、正直なところ両手で握りしめて保持するだけでも辛くて限界が近い。取り落としそうになる寸前──)あ……(添えられたのは彼の腕。安堵に緊張が緩み、依託射撃という単語の意味をよく理解もしないまま身を委ねてしまえば、人混みを歩いてきた時よりも更に密着するのも当然のこと。そうすれば窮屈そうにユニフォームを張り詰めさせた胸元を、元凶である彼すら気付かないところで更にいやらしく実らされた成果物を、体を振り返らせてお披露目。────シューティングエリアに辿り着くまでに一度、黒い靄が胸元に這い上がる違和感はあったのだけれど、それを確かめる前に彼の視線に気付いてしまい……感じたものは服の中を這い上がってくる何かではなく、この眼差しだったのかと勘違いをして、好き勝手にされる胸を守れたかも知れない最後のチャンスを容易く不意にしてしまって。そうして本来、視線や様々なものを防いでくれる筈のブラウスの内側で邪念に纏わり付かれることに、漬け込まれることに、馴らされるように違和感を持てなくされる工程を経て……重くて注目を浴びてコンプレックスでしかなかった胸がふわふわと軽くて何故だか心地よく、それもすべて隣にいる彼のおかげのような不思議な感覚さえ芽生えさせられてしまえば、いよいよ掌の形を成した黒い靄に我が物顔で揉み上げられていることに気付けすらもしない。でも、そうしている間にも実際に乳房を弄ばれている感覚は蓄積しているのだから、「彼に」胸を好き勝手にされる被虐的な心地好さを無意識のままに分からされ、刻み込まれ続けて。ブラの中の乳首だって、普通なら彼の願望のままにきつく勃起したところで、厚手のカップに守られていてブラウス表面にくっきり浮き出るなんてありえない筈。なのに、邪念によって下着ごと執拗に揉まれて、捏ねて充血を促され、扱けるほどはしたなく聳り立ってしまっていると理解させられる内にカップを押し退ける程に大きく、はしたなく……そればかりか、「きつく勃起する先端を彼に見てもらいたがってしまっている」と誤認させられた願望から無意識に行使した巫術との複合作用によってブラそのものまで、まるで吸い上げられているように卑猥な輪郭をぴったりと写し取り、ブラウス越しにも勃起させてしまっているのが一目瞭然な有様に。胸元を強調する角度に掬い上げられたなら、あさましい程に育て上げられ期待に震える乳首も、つんと上向きに仰ぐ角度になって……当然、着衣越しに自己主張する突起が白いブラウスで陰影を強調されて否応にも自覚してしまうほど目立ち、ゆさゆさと揺れる度にブラウスの裏地に擦られ、もどかしく甘い痺れが幾重にも織り込まれる。この胸に彼の視線が、邪まな感情が向けられることを想像すれば顔から火が出そうなのに、その羞恥にも心地良さを感じて、もっと浴びたいとすら思ってしまえば隠すなんて選択肢は思い浮かばず、彼の視線も敢えて気付かない振りのように──だって、もしも目が合えば……もっと、と誘うように口元を緩めてしまいそうですらあったから。そんな胸が、銃の選定からお試しの構えを経て背を向けている間もいやらしく調教され続けていたふくらみが、再び彼の視線に晒されて。)……うん。よろしくお願い、します……(手を取られて導かれる形でいよいよ射撃ブースへ足を運ぶのも、無意識の内に作り変えさせられた履き慣れない高さのヒールがより爪先立ちの状態を強いて脹脛が締まり、太腿を引き上げる腸腰筋も、ヒップ周りを保持する大殿筋と腹筋にも普段とは異なる負荷が生じて内股に力が入る。ここまで辿り着く間にもしてきたのと同様に、黒い靄により捲り上げられたタイトスカートからショーツを丸出しに近い状態にされながらも物理的な視線の遮断と触感偽装により自覚できないまま、脚を踏み出す毎にお尻を左右に大きく揺らして振りたくる煽情的なウォーキングを短い距離とはいえ披露する羽目に。木箱に肘と銃底を置く事で格段に腕への負担が減り、安定した姿勢が可能になるのを体感すれば、歳下の男子生徒に対する眼差しに含まれる信頼の度合いが増すのもまた当然で。────誰かに……というより、彼以外には見られたりしない為に展開した巫術の効果は問題なく発揮されているようで、それもまた心の緩みを生んでいるのだけれども──そんな油断に乗じるように邪念が頭の中に投影する映像もまた、容赦なく潜在的な知覚を歪めていく。手を触れずお尻を突き出すことでタイトミニのスカートの裾をずり上げていくイメージには自分自身の姿にすら恍惚と嫉妬さえも憶えてしまい、誘導されるままその動きを実際になぞる。背筋を丸めないようにぴんと撓らせ、脚の付け根でスカートを食むように折り曲げれば股関節を経由して下腹部から骨盤の下辺りにかけて無数の放射状の皺が刻まれる……少なくとも、包まれたスカートの感触はそう。身を屈めるのではなく膝を伸ばしたまま腰だけを折るよう指示されても疑念など抱かず、それどころか身を焦がす露出衝動に炙られながら、いい知れぬ熱に満たされてお尻の位置をより高く、頭の位置よりも更に高くなるまで少しずつ掲げていく度、でっぷりと卑猥な肉感に実らされたお尻の丸みにぐいぐいと押し上げられてずり上がっていくスカートの感触が、裏地としっとりと汗ばんだ肌とが張り付いて……ずっ、と僅かに衣擦れの感触と音さえ確かに感じたと錯覚してしまうくらい精巧に偽装されたスカートの感触が柔らかな肉の上を撫で上げていくのを感じて。特に柔肉へ食い込んでいる部分はよりタイトに径が窄まっている裾だと分かり、縦に縮んでいく度に細かな横皺がくしゅりと圧縮されながら徐々に生地と外気との境が腰の辺りまで持ち上がり──お尻が、ショーツが丸出しにされていく感触を存分に味わうことに。実際には既にほとんど露わになっているショーツは、安物ということはないのだけれど派手ということもなく、下腹部のサイド辺りからアクセントのレース刺繍で飾られた程度の控え目なデザインの筈だったのに ……ほかほかと湯気が立ち昇る程に、邪念のカーテンに包まれ秋風の通気から遮断された内側で汗で蒸らされたお尻にぴったりと張りついて、ショーツラインも身長が伸びたせいで腰骨で支えられる両端が引き上げられ、クロッチの縁が股関節に──土手の両脇に食い込ませるような際どい角度になり、そうなれば土手は柔肉を寄せられてぷっくりと丸く盛り上げられいやらしく強調されて包まれるクロッチをぱっつりと張り詰めさせ、そんな股間を包む素材自体も、どこかサテンのようなしっかりした厚みと下品にも見える光沢があるものに摩り替わっていたのは邪念による改造か、それとも始めから今日のデートにと“無意識に”選んだものだったのか……股間にいたってはまるでボディペイントのように大陰唇のふくらみも、会陰とお尻の谷間が交わる人の字の窪みも、くっきりと浮かび上がらせてしまい。そんなお尻も股間も見せ付けるような……とんでもなく破廉恥なポーズとは思いつつ、でもこれは射撃の為に必要な事なのだからと自分自身を納得させ、彼の目にしか触れないのだし──彼に見て、撮ってもらう為なのだしと内心で言い訳しながら、思考にノイズが混じったような違和感にすらもはや気にしないまま振り返り。)これ確かにすごく……好き、かも。(重い銃を保持して狙いやすいという意味合いの呟きは、でも意図したものとはズレのある単語が選択されていた。言霊のようなもので、それは口に出すと意識にしっかりと根を張ってしまう。こんなユニフォームで学園祭を連れ回される事も、予期しない不可抗力でスカートが捲れてしまう事も、それを彼に鑑賞される事も。依託射撃そのものに限らず、黒い靄により施された性癖改竄と肉体改造の全てを受け容れるも同然の告白であり、誓い。寄り添う彼にまで聞こえ響いてしまうのではと思える程に高鳴る鼓動は頬を紅潮させるに留まらず、どくんと心臓から送り出される血液が促す発汗は牝の匂いの成分濃度を上昇させる事に。それは期せずして彼の願望をより具体的に実現させる事に繋がり、肩は小刻みに震え、視線は後輩を直視できずに虚空を彷徨う。この至近距離だからこそ聞こえる微かな吸気音が耳朶に届くと、既に受け入れた邪念も呼応して思考にはますます靄がかかっていく。身勝手な妄想も、まるで自分自身が元々秘めていた願望であるかのように改竄されながら心の奥に深く刻み込まれて、羞恥だけではない感覚に汗ばむ首筋がぞくりと痙攣して竦み……綻んだ唇からは悩ましげな熱い吐息が漏れた。もちろん、絶え間なく乳房を甘やかされてしっとりと玉の汗を浮かべる胸元はやや厚手の生地で作られたブラウスのおかげで肌色を透かせることはなくとも、内側からの肉厚でスイカのように丸く張り詰めた白い生地にはしこりきった胸先だけでなくブラのデザインまでもくっきりと、カップに包まれ押さえられる部分と収まりきらずに肉圧によってふっくら盛り上がる乳肌の部分とに分かれてふくらみの上を斜めに走る境界線も、カップの表面にあしらわれたレース刺繍の模様までも紙幣の「透かし」のように、丸みに沿ってぴったりと包むブラウスの表面に浮かび、まるで彼に見てもらう為にブラウスの上からブラを着用しているようにも見えるほど。こんなにボリュームを増量されてとっくにボタンがはち切れてしまっても不思議はないのだけど、そうはならないのはやっぱり巫術と邪念の共同作業によって着衣ごと胸元を改造された賜物。おかげでボタンの合わせ目の僅かな隙間しか通気はなく、じっとりと湿り気を帯びた空気が満ちて……そんな胸元は両手で銃を保持してまっすぐ腕を伸ばす構えによって両側からむぎゅりと寄せて押し上げられてしまえば、谷間に篭っていた空気が押し出されて、孕んだ大量の湿度は肌寒い夜風に冷やされ結露する。ブラウスの中で胸を蒸している牝臭が視覚化されたような白い靄をむわりと漂わせ、ものすごく恥ずかしい状況に。そうした諸々の全てを「好き」と形容したことで心の箍は外れる寸前にまで追い込まれ、依託射撃の説明を受けながらも熱にうかされたように瞳は潤み、吐息にも熱が篭る。こんなに恥ずかしい目に、彼の目にみっともない姿を晒した思い出が詰め込まれていくこのユニフォームはもう、「彼に」なら求められればどんなデートの時でも着て行きたいくらいのお気に入りの一着として、深く意識に刻まれることに。)……っ…は、ふッ♡……光奈くん、これで……いいの?気になるところがあったら……お願い、直し……て…(どうすれば良いのか、どうすれば喜んでくれるのか。言葉になる前の吐息が喉を震わせて、鼻にかかって媚びを含んだせつない声として溢れ、続く問いを絞り出したその時……幻聴が、鼓膜を撫でた。ずん、と身体の芯が重くなる。下腹部の奥、女の子を女の子たらしめる部位に熱を流し込まれる錯覚を浴びて昂ぶらされた媚肉の内側に、とろりと粘度のある蜜が湧いて満ち、今はまだぴったり閉じている割れ目もやがて緩んで支えきれず決壊し、クロッチに漏れ染みてしまいそう。咄嗟にお漏らしを我慢する子供みたいに手で押さえようとするけれど、その手は銃から離す寸前で停止して。茹だった頭は既に正常な判断力を失い、せっかく彼が指導してくれているのだし、自分は射的に集中しなくてはという結論に捻じ曲げられる。だから……もしも。もしも何か別のものが塞いでくれたら……なんて願望を餌として邪念に供給してしまい、ブラウスの中で手ブラのように包み込んでくれている靄と同じように、そんなものに心当たりなんてなく、どうしてそんな発想とヴィジョンが浮かんでしまうのかはまったく見当もつかないけれど、クロッチの内側で割れ目をぴったりと包み込んで塞いでくれる外からは分からない平面的な掌を妄想すれば、邪念に浸食され強引に雑じり合わされて性質を変じた巫術はそれだけでショーツの中へと集中し、彼の願望を迎え入れる準備を、更なる邪念の供給経路を自ら扉を開いたばかりか、純潔の証ともいうべき不可侵領域の奥深くまで招き入れてしまったも同然。忌みや穢れを祓うのではなく受け容れ、自らの身も心も巫術をも贄として捧げるのは瑠璃堂の巫女としてあるべき姿だとしても、その相性が致命的。高得点を出せたなら──不慣れな射的でそれだけの結果なら、じゃんけんで勝った時よりも更にはしゃいでしまっても……もっとはしたなく胸を揺らして視線を誘ったり、はしゃぐ振りをして抱きついたりしてしまってもおかしくなんてない筈。その際には胸に顔を埋めてもらえるようにそっと頭をなでながら抱き寄せて密着してもらったりする事だって……そんなふしだらな願望が頭をよぎり。こんなのおかしいと心のどこかで響く警鐘はあまりにもか細く、邪念を浴びる度に昂ぶる興奮に掻き消されてしまう。彼に欲望を、邪念を浴びせられて、彼専用の都合の良い性癖に作り変えられる事が心地良く……甘く煮溶かされる幸福に紐付けられて、あたかも麻薬めいた中毒性をも伴い、転落を加速させて。)
(02/09-19:38:55)
光奈 七禍♂高等部1年
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(呻き、というより控えめな喘ぎの様な声を拾い、思わず目を瞬く。声の理由は瑣末事としても、カースト底辺で抑圧された身には、……まさか嗅がれて感じてたりする?と、勝手な妄想の捌け口。一噛みごと、こそと盗み見ながら鼻を鳴らす。焦らす様、時間を掛けクリームを堪能する振りをして、すん と甘酸っぱい空気を吸い込んで見せる度、先輩の妙に艶めかしい唇から切なげな息が落ちる様子を認め、どくと鼓動が早まる。優等生っぽい先輩とはギャップのある、少しニッチな性癖を思い浮かべ、それは巣食った邪念を通じ深層心理へと根を張る妄想を補強するよう干渉し) ―――は、はい? えっと、それ、って…… (名前を呼ばれ生返事、おずと向けられる言葉に疑問符が浮かび、意味を薄らぼんやりと理解しだせば、緊張した様に背筋を伸ばし、―――今まで盗み見ていた胸が、いつの間にか自然に視界に納まる高さにある。囁く唇も、記憶より高い位置。僅かな違和感はなくもないが、目の前の僥倖に意識を惹かれ) ―――そういうことなら、も、もちろん……? (勘違いだと赤っ恥な奴、と分かるくらいの身の程は弁える。口だけは自信なさげにどうとも取れる声が落ち、結果として先輩にばかり大胆なアプローチを任せる、受身体質の図々しい振る舞い。内心では、……自分だけは存分に観賞しても許される、と図々しい解釈。シューティングエリアまでの道程では遠慮なく、ブラウスがぴったり張り詰めた胸元へ視線を馳せる。というより、強調され過ぎな胸が派手に弾む様は否応なしに目につく。ブラウス越しに浮かぶ下着の線まで確りと認め、揺れる膨らみに煽られた湿度がむわと感じ取れ、しっとり汗を吸った生地が透けそうで、息を呑む。意識が向けば邪念が集い。集えばまず、存在に気付かれない様、臀と同様に胸に少しずつ染み渡り、そこに向く注意を薄れさせるよう自律干渉する。擦れれば刺激は伝わるし、視線を感じる感覚もその侭。ただ、それを、 …たぶん気のせい、…大した事じゃないから気にしない、…されてるのが当たり前、 と、少しずつ意識出来なくしていく。以前にも、エントランスで知り合った院生の先輩に、無意識に及ぼした干渉。気付かれず浸透すれば次の段階、服の中で「黒い靄」が凝縮し、先輩の胸の下半分を掴んで下から支える形に広げた掌を象る。大胆さを増し、図々しく、無遠慮に、我が物の様に。ここまでたわわな胸を見せ付けられたら、こうしたくなるのも牡として当たり前、そんな邪まな欲求が少年の与り知らない侭、先輩の胸が弾む度に受け止め衝撃を和らげ、愛撫の様にあやしながらしゅりと擦り。下側を掬い支えれば自然と胸の丸みと稜線を強調する様な角度で張りを作り、弾む衝撃を緩めつつ重みから開放する心地良さ、無意識に気持ち良さと結び付けさせ。血流に溶け込んだ「黒い靄」は鼓動の昂ぶりを錯覚させ、快楽物質を偽装する。端的に、―――胸を見せ付けアピールする今の行動が、とても心地良く楽しく、興奮すると錯覚させ、繰り返せば繰り返すほど条件を性癖として染み付かせていく。 ふと、……さっき見られて、嗅がれて興奮してたなら、……先っぽとか硬くなって浮き出てたりしないかな、と眼が向く。その邪まな期待も「黒い手」が塗り込んで伝えていけば、ふにと摘んで指腹で転がし、扱く様にすりと引っ張り、着衣に秘された内側で勝手に弄びながら、彼女の脳裏には布地の上からでも浮くほど充血した先端を見せ付ける姿を投影する、無意識の催眠めいた調教。「黒い手」が気付かれるまでひたすら繰り返し、その時折 ……こんな見事にずり上がってるの本当に気付いてないのかな、とうろと下半身へ顔を傾ぐが、それ以上に折角独り占め出来る光景、高嶺の花な先輩のちょっとした露出デートみたいな姿をじっくり観賞しておこう、と。……下肢も肉感が増して感じるのはそういう衣装だからかな、と都合よい解釈に流れ。しっとりした太腿から続くむっちりした丸みに、ぴったりしたスカートを無理やり被せたら胸と同様にじっとりしそう、と好き勝手な内心が評す。そんな視界は邪念を通じて先輩の脳裏へも伝い、下着といわずお尻を丸出しにして歩く姿がフラッシュバックじみた断片となって投影される。まるで、スカートのずり上がった姿での露出デートを深層意識が望んでいるかの様に、でっち上げの妄想が先輩の脳裏に瞬くよう仕向く。―――丁度、そこで臀が薄く持ち上がり、誘うような揺らめきを見る。銃を吟味する後姿はより稜線が強調され、ボリューム感を増した臀でショーツはぴったり張り詰め、 ボディペイントみたいになっていそう、――と、破廉恥な光景を妄想すれば視界の解像度を上げるよう視覚が向き、意識が集中する。した、が) ―――え、あ、はいはい……っ? (募る声と視線に気付いて我に帰り。話は半分以上、上の空だった。けれど、構え方教えて欲しいとか言ってたな、と思い出せば相槌を、手元に視線を馳せて頷いた) ……確かに、それはちょっと重そう…… (胸の積載量とか含め、と軽口は内心に留めおくが、視線だけは確り向けた。エアガンはガスのタンクとか、銃身とか意外と金属の部品も多くて、有名だったり人気のモデルは採算が合うぶんスライドするギミックのモータとかバッテリとかも組み込まれ、プラスチックの見た目に反し割りに重い。もうちょっと軽いのを……、と薦め掛けた声が沈み。一度、店番の生徒の方へ視線をちらと投じ。ものすごく破廉恥な状態の先輩にも、その人と距離感近めな自分にも、二人係で射撃スペースに立つ様子にも当たり前のようにスルー。それを確認してから、どうせ先輩の巫術のおかげで周りから可笑しいと思われないなら、と) ―――うん、構えに慣れてないと重く感じますよね。そういう時は、依託射撃、っていうのが良いですよ。えと、……ここに、こうして――― (教える振りに乗じて……、という邪まな欲求が鎌首を擡げ。銃の持ち方が不安定な先輩の手を支え、必然的に距離が近付けば胸も近く覗け。先輩の腕を誘導するのは、丁度良い木箱、標的が反撃する競技で遮蔽物として用いるであろうものの上。肘とグリップの底を預く様に腕を伸ばして貰う。銃の重みを文字通り、委託する形の構え、それ自体は普通にある事だけれど、―――普通は腹這いとか、丁度良い高さの物に載せる。そこを、人が屈めば身を隠せる程度の木箱に合う様、先輩に腰を折り曲げて屈んで貰う。膝は曲げないで真っ直ぐ、背筋も胸を張るように伸ばして、ビリヤードのショットの姿勢という程ではないけれど、それに近い程に屈んで、……もっと言えばお尻を突き出す様な構えに誘導する。銃に詳しくなくても、そのポーズがどう見えているかは分かりそうなものだけれど、真面目でお人好しな先輩ならもしかすれば信じるかも、という悪戯っぽい期待。そして、先ほどからひしと感じる、自分へのアピールが想像通り本当なら、……こんな際どいリクエストにも応じてしまうのでは、――そんな冒険心の様な、邪まな期待。ユニフォームでそんな姿勢を実行すれば、ぴったりしたスカートは腰に引っ張られて擦り上がり、――元々丸出しだったのではなく、このポーズの所為で擦り上がった事に、……決して丸出しのまま歩かせていたわけじゃない事に出来るのでは、という打算も少し。そんな目論見も矢張り、先輩の脳裏へ自発的な妄想の様に投影が瞬き、―――屈める腰に引っ張られて張り詰めるお尻を徐々に露にする様に、スカートがじわと擦り上がっていくイメージ。幻影の先輩が腰を倒す角度を深めていく度に、少しずつ擦り上がる度に、興奮する感情を邪念が模倣し、手を使わず不可抗力的に露出が出来てしまう、と誘い。極め付けに彼女の耳元で、) 『……高得点が出せたら、今度はたっぷり記念撮影しましょうか…―――』 (「黒い靄」による幻聴が落ちる瞬間、心臓の鼓動を昂ぶらせる様な錯覚、更に臍の少し下辺りの下腹にどくと熱い血流が流れ込む様な錯覚の昂ぶりを味わわせる。腰を曲げ始めてしまえば、感触を偽装していた邪念が今度は少しずつ、布地が托し上がっていく感触を偽装し、先輩が自らの意思でお尻を丸出しにしていく擬似的な体験の手伝いをする。姿勢を安定させる事より、お尻を卑猥に突き出す方に意識を集中すればする程、「黒い靄」は彼女の体を後ろから抱える腕のように凝縮して、却って安定感を増す手伝いすらする筈。―――そんな状態でも、認識阻害の巫術を制御する意識はむしろ確りとしていて、疎かになる心配はない……ない様に、先輩の内に深く染み込んだ邪念が脳内物質の代わりを務めて集中力を高めさせ、その制御を助く。ある意味で共存とか、共同作業的にも思える構図。先輩の巫術、―――八百万的な清濁綯い交ぜの意味での神的なものをその身に宿す、その力に少年の「黒い靄」はある意味での非常に良い相性だった事も理由か。彼女が力を発揮しようとすれば、身に染み込んだ邪念が吸収されて燃料となり、普段使っている術と同じ感覚で「黒い靄」の持つ物理干渉作用を身体操作とか外見操作とか、実力の向上という即物的な用途にまで行使出来てしまう…――それを自覚せず利用してしまえば、より深層の無防備な意識にまで刷り込みを受ける事に)
(01/11-01:26:15)
瑠璃堂久遠♀高等部3年
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ん、ぅ…(シャッター音も鳴らない盗撮めいた仕業によって、あられもない姿が彼のスマホに記録されていく。静止画でありながらコマ送り再生すれば動画になってしまう程の撮影密度──その一枚一枚に呼応するかのように、ぞくぞくと絶え間なく背筋が震えて心臓が早鐘を打ち、身体の隅々まで血液と熱が運ばれて。どんな画像が保存されたのか、もちろん自分には知り得ない筈なのに……ひそやかに肌に浸透して精神を蝕む邪念の影響によるものか、肉丘の起伏も露わに煽情的なウェイトレスのユニフォームから濡れ透けたショーツが覗く姿を頭の中に投影されてしまえば、頭の中に熔けた鉛でも流し込まれたかのような目眩に襲われる。リップグロスを施したように艶めく唇が僅かに開き、言葉にならない呻きを奏でている困惑で頬が真っ赤に染まり。)ぁ…あ……んッ(割り箸の串を介して指先に伝わるのは、とりもなおさず彼がチョコバナナを咥え咀嚼する口の動きそのもの。自分の指に直接舌が這って噛まれているような錯覚に呼吸が止まり、逃げるように瞼を伏せるけれど、視覚が閉ざされると想像……というよりも妄想は生々しさを増すばかり。万策尽きて涙を湛えた瞳を泳がせながら唇が離れるのを待つ間、両膝を擦り合わせて堪えるしかなく。でもそんな事をすれば脚にまとわりつく靄を自分から肌に塗り込んで内側へ招き入れるも同然で、更に影響を受けやすくなる。邪念に教え込まれる性癖に馴染むように、少しずつ深層意識の片隅が彼の妄想に辻褄を合わせるよう改変されてしまい、まるで普段からそんな妄想をしてしまっていたと錯覚しそうなほど、脳裏に投影される光景に違和感を持てず……)ッ…く、ん…っ。(くすぐったくて、もどかしい。縋るように見つめるけれど視線は絡み合わず、その先を追えば息を呑み、耳の裏が熱くなるのを自覚して。こんなに間近で凝視されて恥ずかしい筈なのに、そんな気持ちも邪念により歪められ、見るばかりではなく、チョコバナナの甘い香りに混じって彼の鼻腔をくすぐる蒸れた甘酸っぱい空気を意識すれば鼓動はますます切なく跳ね上がり、もっとそばで確かめて欲しいなんて妄想までもがでっち上げられる。「はやく終わって」と望んでいる筈なのに、それでいて実際に彼との距離が元通りに離れるのを想像すると寂しさと心許なさにも似た感覚も。何故なら先程からずっと──弟のように自分が見守る立場だと思っていた彼が、逆に自分を守ってくれていると気がついてしまったから。)えぇと、光奈くん。その……ん…(単に発育の良い肢体に向けられる視線なら笑顔で受け流すのも慣れているけれど、それは普段当たり前に着ている普通の制服や由緒正しい巫女装束ならの話。今のユニフォーム姿もTPOだと思って意識しないようにはしていてもなんとも思わないわけでもなく。そんな自分に向けられる色々な意味合いの視線に対して、彼なりに牽制しながらエスコートしてくれているのだと思い込み、普段の印象とのギャップにも頼もしさを感じてときめく胸の谷間に滲む汗はブラウスの内側をしっとりと蒸らして、その湯気はすぐ間近にある彼の顔にも届いてしまうのではと思えるくらい。顔から火が出そうに恥ずかしい。でも、嫌ではなくて。ずっと堆積させられていた妄想が――そのまま彼を抱き寄せ、袂へ招き入れたくなる欲求として刺激され。彼がもしも嫌でないのなら、もっと高さを整えたら、ここに顔を埋めさせてあげられるのに……なんて背伸びしながら心の奥底で蠢いた気持ちは、邪念の影響とばかりは言えないのかも。瑠璃堂の巫術は肉体を癒やし健やかに保つ為の技で、本来なら粘土細工のように盛ったり削ったりできるものではないのに、その根元たる巫力──精神で物理に影響を及ぼす構造にまで浸透した邪念との共同作業により、彼がほんの少し視線を周囲に向けている隙に巫女の身体には変化が現れた。元々コンプレックスだった乳房は内側から張り詰めて更に一回りも膨らみ、ブラウスをぴっちりと丸みに張り付かせて肌色を透かし。盛り上がる柔肉とブラとの境界も段差となってくっきり浮いて見えてしまう。チョコバナナで摂取したばかりのカロリーを用いて骨格を成長させて脚も伸びるのだけれど、成長は縦ばかりでは収まらず、比例するようにお尻と太腿はむっちりとボリュームが増し、ただでさえ捲れて丸みの上半分を通り越していたスカートの裾が更に押し広げられて擦り上がり、もはや腰ぐらいしか隠せておらず。邪念に乗った彼の願望そのままに、誰かが強引にお尻を押し潰しながら引っ張りおろしたりしない限り元に戻りそうもない状態に。肌の感覚が相変わらず靄により偽装されているので、まさか丸出しになっているとは夢にも思わず、屈んだ姿勢は両腕で乳房を挟み込むように上腕に乗せ、中央に寄せて持ち上げ強調しながら肩の位置を調整しようとすれば、高さの余る腰はそのぶん後ろに突き出すようになっていたけれど……実はまだ、邪念による改竄は続き。ぺたんこの白いモカシンは黒い靄に包まれて、背伸びで浮いた踵を更に持ち上げ固定するかのようにヒールが形成される。身体で4㎝、ヒールで6㎝、合計10㎝も視点が高くなり、姿勢を真っ直ぐに戻してみれば、ふしだらとしか言いようのない変貌を遂げた自分の身体に戸惑っている内にも……後輩の顔に胸の高さが近付いた、まさに彼を胸へ抱きやすくなっていると気付いて、心の奥底で妄想していた光景は一層現実味を帯びて説得力を持ち、そのまま彼を胸に抱きたくなったりも。もちろん、人前でそんな事をする訳にはいかないと思い留まり首を振り──その拍子に、ふと腑に落ちてしまう。あぁ、わたし誰かに見られるのは恥ずかしいけれど……彼だけになら嫌ではないんだ、と。うん、デートは一緒に楽しむもので彼にばかり負担をかけてはいけないし……なんて言い訳を心の内でしながら、思考を誑かし嗜好を改竄する靄に唆されて指先で印を切り、周囲からの注意を逸らす法術を発動させる。これは誰からも見えなくなるような都合の良いものではないけれど、自分を中心としたごく狭い範囲の存在を希薄にして他人から意識されにくくなるという、本来は野戦治療などを行う際に安全を確保する為の巫術。ただ、この有名レストランのウェイトレスユニフォームを着た姿を周囲から隠す為には……彼だけに、独占してもらう為には、もう一つ大切なプロセスが。)その、えっと……ちょっとなんだかこの格好、視線を意識し始めたら恥ずかしくなってきちゃって。……あ、光奈くんに見せたくないわけじゃないの。そこはむしろ、あの……あなたは特別?っていうか……(彼の視線は嫌ではないから、遠慮しないでくれても良いくらい。とまで言いかけてあたふたと言葉を濁すけれど、形をぴったりと縊り出すブラウスの胸元を隠さないよう、ふくらみの下へ戸惑いがちに降ろした手は、彼の上着を少し摘んで引き寄せるように。)それで……周りから意識されにくくなる巫術を使ってみたんだけど……これ、効果範囲の内側にいれば大丈夫だから。離れないで……ね?(赤い顔を俯かせて囁くと、縋るように自ら身を寄せる。銃器なんて触ったことがないから彼のレクチャーにはきょとんとしながら頷くばかりで、脳裏には先ほど味わった強烈な妄想――彼に向かって嬉しそうに下着を覗かせる自分の姿が未だ片鱗としてちらつき。無意識に、普段では絶対に味わおうとも思わない背徳感を求めるように腰を揺らめかせば、エプロンの裾を翻らせるような歩調になる。そうなっても下は頼りない丈でも一応タイトスカートを履いているつもりだったのだけれど。感触の偽装だけではなく、普段以上のボリュームとなった膨らみの陰で確かめようもない脚の交点からは、確かにオレンジのスカートとは全く異なる白い薄布が覗けてしまい、そんな歩き方をすれば胸そのものもゴム毬のように弾んでブラウスを更に張り詰めさせたりもしながら、仮に彼の眼差しを浴びれば肌の裏側から呼応して炙られるような感覚に脚を縺れさせた筈。シューティングエリアに辿り着いても、そんな姿を見た店員役の生徒もただの制服を見たような薄い反応でずらりと並んだ様々な銃を勧めるだけ。促されて銃を選定する間も、彼に向けているお尻に意識が集中してしまう。取りも直さず、妄想の中で見た光景、エプロンを舞い上がらせて下着が丸出しになるほどずり上がったスカートを彼にだけ見せ付ける姿が頭から離れず。本当にそんなことをしたら、彼からはどう見えてしまうのかと一度想像すれば、いけないことと思えば思うほど妄想が止められず。後ろに立つ彼の視線をもっと誘うようにと腰を無意識に上下に揺らめかせては、短い裾から下着が僅かに覗けてしまう自分の後姿を想像して。そんな状態で手を伸ばした一挺はたまたま大きくて目に留まったのと──頭の片隅でずっと、図々しく植え付けられた彼専用の性癖を満たしたい欲求が渦巻いて何処か上の空だったものだから、よりによってデザートイーグル.50AE版、ハンドキャノンの異名は伊達ではなく文字通り手に余る物を掴んでしまっていて。実銃ではないからなんとか保持だけはできていても、完全に銃に振り回されてバランスが崩れ、これでは目と鼻の先の標的にも命中しそうにない。途方に暮れ、困り果てた顔で、そしてどこか潤んで物欲しそうな目で、適切な銃の選定と改めて射撃姿勢のレクチャーを請い願おうと振り返り。)
(12/21-16:33:49)
光奈 七禍♂高等部1年
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(勝負の行方を見守る、振りをして盗撮のスマホを構えていた頃、)ふゎ……すご…――― (思わずそう洩すほど、小さく弾む先輩は存在自体がサービス。歩くだけでも揺れる存在感強めの胸は勿論、脚の交点を隠していたエプロンがふわと舞い上がる瞬間をばちと捉え、シャッターを切る。連射――否、連写。もちろん撮影音は消している。フォルダには嬉しそうにはしゃいで、下着を覗かせる先輩、……嬉しそうに下着を見せている、ような姿が無数に保存される。たまに無防備、とは思っていたけれど、いかがわしい格好だと印象も加速される。先輩の下肢から燻る靄が白かったか「黒」かったかなど気付かず、覗けた白い布の方が重要。しっとり膚に張り付く理由は汗と理解しつつも、もっといかがわしいもので濡れている妄想も誘われ、)(―――これで見納めなの勿体ない……もう少し着てて欲しいなぁ、……)(と、手前勝手な願望が膨らむ。それを餌に――彼女に染み込んだ「黒い靄」が深層意識へ干渉し始める。 ――着ていると気分が高揚する、という偽りの感覚を。――タイトな際どいスカートで見られる、状況を。 普段なら袖を通すかも微妙、着て人前に出るなんて真顔で辞退する 筈のユニフォームが、楽しくて気分が高揚、――興奮 する もの、と紐付けさせる様に、 以前からも そうだった様に、彼女の脳の信号伝達を偽装し、サブリミナル的にリフレインさせる。高揚した記憶、心地良い記憶の積み重ね、という嗜好が形成される過程を作り出すよう、都合の良い捏造記憶を自覚のなく無数に味わわせる擬似体験。同時に、濡れた下着のイメージも加わり、無意識に下着を濡らすくらいユニフォームに性的な高揚を感じている錯覚、 ……嬉しそうに下着を見せている、 と見えた具体的な画像を元にした捏造まで深層心理に書き込もうとする干渉は、お祭りと勝利と美味しいもの、 ――…と積み上がった、気分が高揚する条件に紛る。思考誘導としての強さは、冷静に感情を整理すれば気付ける、気付けなくても否定出来る程度。……自分の能力がそんな狼藉しているとは思いもしない侭 あーんの声と同時に胸を差し出される趣向、と勘違いしそうな光景を認め。普段よりも強調されるユニフォームで、更に強調されるポーズを取られ、脳内で胸が少しむっちりと増した先輩のイメージが固定されるのも当然の結果。元のサイズ、とか、細かい事は気にしない。大き過ぎはともかく、基本的に大きくて嫌な事はないから――。)(バナナへ顔を寄せるという口実の元、合法的に強調された胸へ視線を馳せる。鼻腔を擽る果物とクリームの贅沢な甘い香りを感じ取れる距離で 瞑るふりで薄目にするのは、視界がなくなれば距離感は曖昧で、むわと篭る甘酸っぱいにおいの方へ顔を寄せてしまうのも不可抗力、という口実の為。あーん、と口を開けておけば向こうで誘導してくれる、と図々しい他力本願もあった。――元々先輩の方が微妙に背が高く、履物次第で目線をやや仰ぐ事はあるけれど、もっと身長差があれば、胸元に顔が寄るのも不可抗力なのにな、――と、妄想しながら。口元へクリームバナナが届けられる間、甘い香りに向くと見せながら、彼女の胸元を蒸す甘酸っぱい湿度にすんと鼻先を鳴らし)―――ああ――……っん、(食べ掛けの部分に噛り付くのと同時に、口に広がる甘い香りと味に歓声が篭る。目元を瞬かせ、断面から覗く贅沢なクリームの塊を認めて目でも味わう、……という体裁を取り、バナナ越しに、強調された胸元に視線が落ちる。カースト底辺の身に余る特等席で見詰む膨らみに、図々しい欲求は更に刺激され、うろと周囲へ視線を馳せる。手元に集中している先輩は胸と言わず他の色々な部分が無防備に見え、此方に注目しようとする輩がいないか、と彼女に代わり警戒の眼が向く。――本人に忠告せずそうする理由は勿論善意、ではなく、色々な意味での美味しい思いを独占したい、という欲望からの行動。だから自分が見れなくなるのはそもそも論外。カースト底辺のモブ男子に不釣り合い、けれどモブらしく図々しい思考。下着が見える程捲れたユニフォームが注目されない方が可笑しいけれど、周囲の視線は屋台へ向いている。 ―――そこに違和感などないのは、都合の良い事には疑問を持たない楽天家、……となるよう、宿主の思考すら都合よく誘導する、少年に巣食った、アウトサイドの邪な思念の寄せ集めを材料にした「黒い靄」の干渉の結果。宿主の邪な欲望は、滞りなく増幅され) ……んん――、すっごく 濃厚ですね……良いにおいだし… (ゆると溜息を落し、贅沢な味に舌鼓を打つ。もう一口、もうちょっと、と差し出される手に手を添え、先輩の果実を強請る欲は見せたが、その分はカロリー控えめな自分のバナナで返そうと。邪魔が入らない事も、満足げにする理由の一つ) ―――じゃあ先輩、シューティングエリア行ってみましょうか。 ……あと、そうそう、銃の持ち方って、こうですよ……? 銃口となるべく同じ高さに、親指の付け根を当てて、撃った反動を真っ直ぐ受け止めるように…… (左手はグリップの底じゃなく、グリップを握る右手の指に重ねる様に、――と横に並んで歩きながら、得意げに説明する内容はほぼ、クラスメートからの受け売りで、握る所作をしてみせる。見易いようにと彼女の前へ差し出し、視線はうろと先輩の下肢へ這い)
(11/30-03:18:15)
瑠璃堂久遠♀高等部3年
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(いつになく精神は高揚し、冷たい秋風が心地よい程に肌は内側から熱を帯び火照る。それが少年の特異性能力に由来するものだとしても、少なからず学園祭という状況そのものに心躍っているのも事実で、偽りではないからこそカモフラージュとして充分以上の効果を発揮した。尻肉を振り揺らしながら歩む度、タイトスカートの裾は極々ゆっくりと、でも着実に尺取虫のように太腿を這い捲れ上がり……しかも当の本人は脚を覆い染み込む靄の影響で感覚を偽装されているものだから、そんな事になっているとは露知らず。後方からの視線に込められた欲望に炙られて、下着が覗くまであとほんの1ミリ──という危ういところで、チョコバナナの屋台にたどり着いたのだけれども。本来なら、立ち止まれば両の踵が接し脚を閉じることになり、押し上げられた裾はあるべき位置へ戻る筈だったのに、これから挑むじゃんけんへの意気込みから、右足を前にしてやや広めにスタンスをとれば、邪念が塗り込まれたスカートは太腿に塞き止められて細い襞を幾重にも刻んだままの形を保つどころか更に捲れて臀部を半ばまで露呈させ、もっと見たいという願望へ無意識に応えてしまっているとも気付かず。それは、ここまで来て振り出しになど戻さないという何者かの意思を反映するかのようでもあり──その影響は着衣だけに留まらず、徐々に頭の中にまで及び始める。彼が妄想したミニ袴、ふしだらに改造されたコスプレめいた巫女装束を纏っている自分の姿が脳裏に投影され、それをあたかも自分自身の願望のように誤認して。慌てて内心で否定しつつも胸の谷間に滲む汗の匂いが甘酸っぱく変質するのは……“いけない妄想”に少なからず揺れ動いてしまったから。取り繕うように紡ぐ声も、言葉の端々にそうした乱れがうっすらと滲み。)……え、ぇと、たしかに巫術には占いも含まれるし、ジャンケンでがんばれる所はあるんだけど……うん、応援ありがとう。 (彼にしては珍しいとも思える激励の言葉に、ほんの少しの驚きを含む柔らかな微笑みで応じ、しっかりと頷いて。ただ、占うといっても即興では吉凶を漠然と感じるくらいで、明確なビジョンを幻視しようとすれば大掛かりな儀式が必要な上、運命とは様々な影響を受けるものだから的中率も実は結構あてにならない……というような説明も付け加えておく。そもそも少し前から始めたカフェのアルバイトによる収入も幾らかあるし、屋台で普通に買い物をするくらいのお小遣いには困っていない。つまり勝ちに拘る必要は薄いとしても、せっかくの催しに生半可な気持ちで臨むのも興を削ぐ。祭とは日常からの乖離──様々な柵から解き放たれることで日々を生きる活力を補填するという側面も持つのだし、ましてや少年の応援を背に受ければ目の前の勝負に挑む気迫は充分以上。完全な運否天賦なら頑張りようはなくても、実際にはジャンケンとは心理戦の要素も含む遊戯……つまり人事を尽くす余地がある。そんな静かな決意を練りあげる少女の背面で、邪念が塗り込まれたスカートは更に捲れて臀部を半ばまで露呈させているのだけれども、なにしろこちらの感覚のみならず周囲からの視線に対しても隠匿が行われているのでは状況認識を行える道理もない。お尻を彼に晒し……ある意味では預け守られながらも右拳を左掌で包むと軽く瞑目。場に揺蕩う運気の流れを自らの心身で孕み受け、直感の赴くままに繰り出したのは……パー。五指を開き伸ばした掌を差し出すと、それに応じる相手の手は握り固めた拳の形。つまり──)やったぁ!(二人で臨み掴んだ勝利には、比喩ではなく文字通り小さく跳び上がって喜びをあらわに。その勢いのまま空中で身体をひねって向き直ると黒髪が放射状に踊り、後ろと同様に裾が摺り上がっていた正面も、今までかろうじて覆っていたエプロンがふわりと舞い上がる事により、両足の交点までもが彼の構えるスマホの射線に晒され、レンズには嬉しそうにはしゃぎながら白い生地を覗かせる姿が写し撮られる。タイトミニが夜風を遮り溜め込んでいた熱気と湿度が、冷たい外気と接して白く曇り、瞬く間に溶けて消え去るのを含めて1秒にも満たない僅かな間──ふっくらとした丘に薄い下着の生地が張り付いて、しっとりと汗ばむクロッチ越しに淡く透けそうな秘所までも間近の彼にだけは覗けてしまったかも。自分の眼からは、絞り出されて存在感を普段以上に増している胸元により視線を遮られてしまっているので見えず……邪念がもたらす偽りの安心感にすっかり騙されたまま。)おだてても何も出ません……って普段なら言うところだけど、応援してくれたし今日は特別。はい、これ光奈くんの分ね。わたしは……このクリームのにしようかな。(選り取り見取り、趣向を凝らした様々なメニューの中から目に留まり選んだのは、ストロベリーチョコレートでコーティングしたバナナにホイップクリームとカスタードクリームをトッピングした見た目にも華やかな逸品。それを咥える自分の姿が脳裏に明滅するかのようにチラつき誘導された自覚もなく、彼の分として王道を行くカラフルなチョコスプレーでデコレーションされた串を手渡すと、申し出には特に警戒もなく応じて。)ん、これ美味しいけど食べるの大変……内側にも、こんなにたっぷりクリームが……ぁ…ん、む…(映えを重視してたっぷりと盛られたクリームは、通常のチョコバナナよりも大きく口を開かなければ唇で削ぎ落としてしまいかねず。若干困惑しながらも角度を変えて試行錯誤を繰り返し、フルートを吹くように真横から先端を迎えに行く。窄めた唇を寄せ表面のクリームを啄むと、そのまま歯は立てず柔く揉み食んでチョコを溶かしバナナに少しずつ穴を穿とうと。どのように充填されていたのか、慎重を期しても内圧で噴き出たダブルクリームが口元に散るけれど──熟した果肉と冷たいチョコレート、柔らかなクリームの織り成すハーモニーは絶妙で、頬に手を添え喜びに身を震わせた。ハンカチで拭うもクリームの油脂は唇に残り、グロスを施したかのように艶めいた潤いが灯りを照り返しながら、彼にもお裾分け。右手で串を持ち、もしもこぼれても受け止められるようハンカチを添えた左掌で備えながら、「あーんして?」と口元に寄せようと。その仕草は薄いブラウス越しに存在感を隠しようもなくたわわに実った乳房を意図せずして左右から両腕で圧し、後輩の目と鼻の先にまで捧げるような格好になっているけれど、今にもクリームがこぼれ落ちそうなチョコバナナに意識が集中する分、自分の胸元がどうなっているのかに関しては注意も散漫に……)
(11/07-23:16:02)
光奈 七禍♂高等部1年
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(講釈の陰、先輩の膚から染み込んだ「黒い靄」が快楽物質と心拍の代わりを果たし、擬似的な気分の高揚を作り出す。よく注意すれば不自然な昂ぶり方は気付ける範囲、けれど祭という浮かれる状況と熱心に語る行為を眼晦ましにし、同時に普段の先輩らしからぬはしゃぎ方を促す、――本体の少年の邪な思念が無意識に漏出したものだけに、先程一瞬見えた際どい光景をもう一回、その先をもう少し、――そんな欲望を実現させるべく、歩幅を僅かずつ広げる様、無意識へ干渉し) ―――……へぇ――…すごい。 (意識は話より肉感的な脚へ向いた侭、小学生並みの相槌が落つ。先程よりも若干奥まで覗ける裾は邪念が塗り込まれた捩れが都合よく直らず、膚と裏生地の摩擦も摺り上がる方へ働き易く、纏わり付いて戻り難く。殆どの作用が無意識、というより目的遂行能力を持った自立行動型。「黒い靄」自体が本体の欲望を汲み、実現に必要な作用を無機質に選択する、――とでも表現する方が正しい。 膚に膜を張って風の感触も遮り、整った着心地も偽装する。先輩の得意げな相槌に合わせてずりと、裾は数ミリ滑り上り。供え物と言いながら臀の丸み、輪郭がちらちらと覗きかければ、確かに有難い賜りもの、――と不埒な同意が心中で、表向きは普通の相槌が返る。……世界中に見られる、と聞いて、ちらと周囲へ視線を馳せるのは、この光景を独占したい幼稚な欲と、余計な善人が指摘してこないか警戒……遠巻きの視線とかち合い、眼で追っ払う様な事になった。 その欲すら他の視線を遮る為、周囲に微妙な光の屈折を生み、少年以外からは先輩の何事もない虚像すら、器用に作り出す。結果、ブラウス越しでも目立つ胸の方へ周囲の関心は向き、図らずも晒し者になる状況は回避させていた) あ――ははっ、面白そうな雰囲気ですね――、それ……境内はちょっと、相変わらず雰囲気苦手なんですけど…。 (誘いを向けられれば、甘えられる相手と知った上の、割と遠慮ない返答が落ち。困った様な苦笑は、ただ同情誘う為の処世術) …あ、でも夏祭りの時みたいに、境内の前までは行きますよ。 先輩の巫女衣装も、また見たいし……? (と付け足しはするが、――まぁ、でも、折角なら今日みたいにミニのの方が嬉しいけど、……と、神聖な装束だろうと、頭の中では構わずコスプレ扱い。――丁度その頃、ジャンケン企画に意気込む先輩。それも普段見ない姿で新鮮、得したと思えば楽しそうに笑みが浮き) …じゃあ俺、応援の役やりますね――…っ、先輩、がんば――! (半ばは茶化し、もう半分では本心からの応援。自らの能力が施した偽装を知る由もなく、勝負が着くまで先輩の後ろで衝立役を買う。勿論善意の行動ではなく、他人には見せてやらず自分だけスマホで記念撮影、と臀の丸み半ばへ裾を引っ掛けた、刺激的な姿を盗撮紛いに記録し始め) がんば、…って、わぁ…、本当に勝ってるし……! さすが先輩――! 頼れるお姉さん――! (きょとと眼を瞠る間が落ち、勝利を知れば軽やかに拍手を送る。屋台の店員は自腹切らされている様だが、コスプレして張り出したもの揺らす先輩を拝めたならチョコバナナ一本は安かろう、と寧ろ嫉妬が混じる) ……あ、折角だし、違う味にしません?(食べ比べて楽しむつもりで、異性相手には些か図々しい提案しながら、無難なチョコスプレーを所望する。お品書きに視線を馳せる途中、クリーム推しメニューが目に留まる。バナナを刳り貫いてクリームをたっぷり注入、という謳い文句。中だけでなく、外にもたっぷり塗ってからパステルなチョコでコーティング、という謎の拘りの商品まで。バナナだけでもいかがわしい連想を呼び、―――クリームの色合い次第で、頬張る口元が色々、捗るような事になりそう… そんな妄想もまた、染み込んだ邪念によって彼女の神経伝達にノイズとして紛れ、何となく誘導しようと)
(11/07-12:17:12)
光奈 七禍♂高等部1年
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【店員NPCとしてのダイス判定】 [Dice<6> 2=
2
]
(10/24-00:57:17)
瑠璃堂久遠♀高等部3年
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[Dice<6> 5=
5
]
(10/23-10:34:30)
瑠璃堂久遠♀高等部3年
>
(過度な期待を抱かせてがっかりさせるよりはと刺した釘により、勢い込んで調子に乗りかけていた肩を落とす歳下の男の子は可愛らしくも映り、咎めるというよりは世話の焼ける弟に向けるような眼差しを。ふとスカート越しに何かがお尻を這うような感覚があり、人目もあるからさり気なく左手を沿わせてみるけれど、掴み握った跡を伸ばし馴染ませるように撫でつけてから、ちらりと一瞥しても特に異常は見受けられず。巫女として穢れを払う防壁を顕現する術を修めてはいても、それは能動的な行使が必要で――つまりこのように気を緩めている状況では邪念もほぼ素通し同然。巧みに視覚へと回り込み、着衣の内側どころか肌にまでじわじわと図々しく染み込む靄に気がつけないのは、それそのものが明確な害意を持ち合わせていないのも要因の一つかも知れない。)えぇ、もちろん。秋の祭礼は新嘗祭といって、その年に収穫された五穀を天神地祇に供えて感謝の奉告を行うの。そして供え物を天地からの賜りものとして頂戴する儀式で……要は世界中に見られる収穫祭の一種と言えるのかな。起源は稲作が始まった弥生時代にまで遡れて、それから国家祭祀としての体裁が整えられながら皇位継承儀礼にも取り込まれていったの。農耕民族にとって作物の収穫は命綱だから、それを司る事で……って、話が広がり過ぎちゃった。ともあれそういう祭礼なんだけど、最近はほら、ハロウィンとかもあるじゃない。あれはアイルランドの新年祭、境界門を守る行事が起源だから少し毛色も違うけど、うちは結構そのあたり緩いから境内にはカボチャの提灯なんかも飾られたりするの。光奈くんも遊びに来てくれたら嬉しいな。(元々は数年前に近所の子が家で作った物を持ち込んで、御神籤を結ぶ枝に結わえたのが発端。目くじら立てる程の事でもないしと黙認していたらどんどん数が増え、今ではすっかり和洋折衷な雰囲気の行事になってしまった。お祭りとは時と共に在り方が変遷してこそ形骸化せず人の心の潤いになり得る――そんな神職の父からの受け売りを添えて説明し、神社に招く。ハロウィンは現世と常世の境界が揺らぎ繋がる季節の祭り、彼も幾らか足を踏み入れやすいのでは、なんて思いながら。そんな解説を紡ぐ間にも靄は浸透して、僅かずつ、しかし着実に影響を及ぼしていた。普段は膝下のゆったりとしたスカートしか履かない為タイトミニに適した歩幅を把握できていないのに、学園祭の雰囲気に浮かれ逸る足取りは軽く、一歩踏み出す度に生地が微かにきゅっと軋んではぴっちりした裾が張り詰めて、より太腿間の狭い方――脚の付け根のほうへと折り畳まれて細かな皺を刻み。反対にお尻の方は窮屈そうにラッピングされた丸みを浮かび上がらせながら、数ミリ単位で徐々に裾を摺り上がらせて。靄に摩擦を操作され太腿裏に触れ擦れる布地の感触までも誤認してしまえば、今にもショーツが覗きそうになっている状況を認識しようもなく。)わぁ、それは楽しみ!鉄砲とかって全然触ったことなくて、この機会にお勉強させてもらいたいな。(銃器の知識は、引き金と撃鉄の区別がつかない程度。弾を飛ばす武器という事くらいは知っていても、はっきり言って自信は全くない。だけど彼が実射テストに携わったなら、少なくとも撃ち方を教われる筈。右手の差し指と親指でL字を象り中指から小指までを握って右頬に添える位置で銃を模し、グリップエンドを蔽う形で左手を添え、素人まるだしに構えてみたりも。まずは腹拵えという意見に頷くと、甘い香りに惹かれて歩き出しつつ、屋台の品定めを開始して。)綿飴も食べたのは随分前な気がするなぁ……りんご飴にクレープ、ベビーカステラなんかも定番だし、チョコバナナも美味しそう。あれ?ジャンケンで勝つと二本無料、負けたら二本お買い上げなんて企画やってるみたい。これは挑戦してみないと。(どのみち、最初から二本買うつもりだったのだから負けてもデメリットは皆無。意気込んで腕捲り――をする程の袖もないけれど、任せておいてと微笑んでチョコバナナの屋台へと向かい、チャレンジする旨を告げて――いざ、勝負。)【1と2がグー、3と4がチョキ、5と6がパーとしてジャンケンを行います。】
(10/23-08:19:52)
光奈 七禍♂高等部1年
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え、何でも……!? (そこまでは言われてない事を捏造する程度には期待を膨らませた。が、―――直後に続く言葉にゆると双眸を瞬き、それから、ふと肩の力を抜いて項垂れた。憧れの的となりそうな異性に困り顔をさせるだけでも、冴えない男子には身に余る僥倖、には間違いない。すんと視線が残念そうに下がるが、追い越して前を歩く彼女の後姿に、再び視線が集中する。視界の中心は臀の丸みまで微かに覗ける程、ずり上がったスカートに釘付けになる、―――なり掛け、先輩が違和感に気付いたらしき動きを見せれば、うろと視線を逸らした。劣情を喚起する光景に、邪念の塊である「黒い靄」が殺到するのも、当然の結果) ―――…あ、あ――…秋祭り。俺もそう思ったかも。 そういえば、ですけど。先輩のとこも秋祭りって、やってるんです……? (誤魔化して視線を逸らしていたので、靄が勝手に漏出しているとは本体たる少年も気付かず、また丁度先輩の後ろに立っていた為、先輩の脚の付け根含め、他人からは隠すような位置取りでもあった。「黒い靄」は煽り見る様に汗ばむ太腿から這い上がり、短い裾付近に纏わり付き、すりとスカートの外側に纏わり付く。そこに伸びる彼女の掌に生地ごと握られ) …最近だとハロウィンの方がメジャーになっちゃって、シーズンも近いし、影が薄いって印象ありますけど。 (先輩のとこ、とはすなわち神社。そんな当たり障りない話題を拾ったのは気拙さから――ではなく、鼻の下を伸ばしていた事を隠したいから。――引き下げられる際に、ぎゅと握る掌で擦り付けられた形に、短いスカートへ靄が染み込まされ。 …そそっかしい先輩、という印象と、 …慌てて直したら余計に変になったりして、という展開を僅かばかりの期待を実現させる様、膚に触れる裏地の面を包み込み、感触をそのままに、摩擦等の性質だけ変化させていく。そそっかしい、から、気付かないかも、と都合の良い話を期待すれば、それも先輩の膚に纏わり付く靄がスカートの感触を偽装し) ……ん、目当てですか。……あ――、そだ。今年はちょっと気合の入った射的があるみたいですよ。みたい……っていうか、そこで使われてるエアガン、俺も実射テストとか手伝ったんで。 (手伝ったのは確かだが、手伝わされて渋々、という方が正しい。そして自分の担当分が射的に回されたのか、ゾンビハウスへ回されたのかも聞いていない、そんな無責任さ。更に言えば、やっていた事は同級生の少女に手取り足取り聞きながら、時折ずり上がるスカートを覗いてただけ、と自分が担当したとか偉そうに言える立場でもなく。――等と正直に申告する筈もなく、何なら扱い方は手馴れたものだと得意げにすらして) ……確か、屋台はあっちの方だったかな。って事で、先輩、――お仕事ご苦労様でした、の意味も込めて、先ずは甘いものでも食べながら巡りません……? (話の流れからして金を出すのは先輩の方なので、言葉でしか労っては無い、どころか、そのお疲れの先輩に奢ってもらう図々しさ。どこからともなく、ふわと漂ってくるザラメを焦がす様な甘い匂いを辿ろう、と。すんと鼻を鳴らす行動は、ほんのり汗ばんだ先輩がすぐ傍らにいる事等、配慮している筈もなく)
(10/19-01:36:55)
瑠璃堂久遠♀高等部3年
>
(常日頃の服装と比べれば、このユニフォームはお尻に張りつくタイトなスカートで丈もかなり短く、エプロンはきゅっと腰のくびれを強調するうえ、胸下から側面にかけて肩紐が吊り絞って丸みにくっきりとブラウスを張りつかせ過剰なほどに強調する役目まで果たすもの。普段これを目の前に出されたら袖を通すかも微妙なところ、ましてや着て人前に出るなんて真顔で辞退するけれど……服装というのはTPO、つまり時と場所と状況により何が適切か変化する。なんといっても今日は学園祭、教室ではこの格好で接客していたのだし、周囲を見渡せば部活動のウェアや催し物の扮装で歩いている人たちも──多いとは言えないまでもアクセントになるくらいには。だから彼の望みを拒む理由もなく、求められたなら願いを叶えるのは吝かでもなく。ただ、慣れない服を着ると自分の動きによる影響を把握しきれていないから、不用意に走ったりしては無防備な姿を晒してしまいがち。たわわな果実が左右独立して上下に弾み、互いに擦れ合い横揺れも加わり、そこに汗ばむ太腿の撓みや、灯りを照り返す艶やかな黒髪などの要素も含まれたなら、ある種の物理演算ベンチマークにも通じる複雑な様相だったかも。それを自覚もしないまま低頭を維持していたものの、困らせてしまっては本末転倒。謝罪に集中していた為に、視界の端を過ぎる黒いものを暗い地面との保護色もあり見逃して──顔を上げるよう促す手に気を取られ、不慣れな衣装の着心地もあって注意は散漫に。そうして知らないうちに足首に纏わり付かれ、ふらはぎへ、膝へと這い上がられても簡単には気付けず。)本当にごめんなさい。お詫びに……そうだ、何か好きなもの御馳走してあげる。あ、好きなものって言っても学園祭でだからね。(男の子は何でもとか聞くとすぐ突拍子もないこと言い出すんだからと一応の牽制をしつつ、数歩先を歩いてから腰を捻って振り返り、困り顔に微笑みを乗せて。ふと彼の視線の先を目で追ってみても自分のお尻のふくらみの陰になって確認できず、それとなく指先で触れてみたら── かぁ、と耳の裏から頬にかけてみるみる紅潮し鼓動と体温が跳ね上がるのを隠せない。身を屈めた際に脚の付け根まで引っ張られて捲れたスカートが、何故か戻らずそのままになっていたらしい。ただでさえ短い丈に細かな横皺を刻んで捲れた生地を慌てて後ろ手にぎゅっと強めに握りこむと、肘を伸ばして引き降ろし── それは、這い滲む黒い靄を生地の奥深くまで浸透させる結果を招いてしまったかも知れないけれど──気恥ずかしさから視線を泳がせ、話題を転じようと。)そ……っ!それにしても賑やかね。そういえば秋の祭礼も近いけど……まずは目の前の学園祭を一緒に楽しみましょ。どこかお目当て、あったりする?(期間中は学園関係者以外も出入りが自由なので、神社関連の知り合いや町内会の大人などの姿も。いつもの巫女装束とはギャップのある衣装に驚きを隠さず、穴を穿つほどに刳ってくる視線の束をにこやかに受け流しながら、これからどうしようかと後輩のプランを確認してみる事に。)
(10/14-22:06:45)
光奈 七禍♂高等部1年
>
(出し物でウェイトレスやっているとは聞き及び、なら見てみたいとリクエスト、――自分から出し物へ足を運ぶ、という殊勝な発想は無 …くもないけれど、昼は身体がだるい、待ち合わせ相手のシフトは昼、となれば――賑わいの向こうから小走りする姿を見出した。お辞儀するまでもなくちょっとした上下動でぶるんぶるん揺れるものが見え、おぉすごい……、と呆けた様にその場で見守る。どう見てもちょっとした晒し者、よくいえば眼の保養にされていそう。けれど過激に揺れる様を見たいのは少年も同じ。―――少しでも長く揺らしておきたい、ので近付く事もなく、待ち。) ……ども――、瑠璃堂先輩、こんばんは。……あはは、大して待ってないし、大丈夫ですよ…?…っていうか、 (周囲に視線を馳せる。彼女の容姿も、体型をかなり強調するユニフォームも目立ち、ちらと此方に向く視線は多い。コンビニ店員に土下座させてバズる輩もいるとして、カースト底辺にそんな度胸はないし、学年で人気高そうな先輩にそんな事やらせている、と後で炎上が怖い) …ほら、人前でそんなきっちりしたお辞儀されると…… (そろそろ顔上げて、と苦笑した。下げた視界にも見える様に降ろした手で、ぱたと扇ぐ、――自然、距離が詰まると深々したお辞儀の背筋越し、タイトなスカートに視線が向く。――お尻にぴったり張り付いてるのよく見えるな、と。現実には腰の後ろはリボン状の蝶々結びがあり、そんなよく見える筈はなくとも、何かがそう見えれば思春期には十分な保養。スカートでその所作をすれば、背に引っ張られて後ろの裾が短くずり上がってしまうのも、薄ら知っている。流石に正面から見えなくとも、――ちょっと覗けないかな、と邪まな欲望が膨らんだ拍子、足元の影に同化する黒い靄が、ふわと微かに湧き上がり。屋台の照明で顔は見やすいけれど、足元はむしろかなり暗い。その影の中を縫い、お辞儀する先輩の足元へ「靄」が纏わり付き)
(10/12-22:35:21)
瑠璃堂久遠♀高等部3年
>
(釣瓶落としに陽が沈み、秋の空に月と星が輝く刻限。けれども校内が夜の帳の静寂に包まれていないのは、年に一度の学園祭の只中だから。LEDランタンや提灯、剥き出しの白熱電球など多種多様なな燈に照らされて、見慣れた校舎もどこか幻想的で非日常の色を帯びている。自らのクラスの催し物である喫茶店で夕方から先程までウェイトレスを務めていた少女は、某有名チェーン店を模した白ブラウスにオレンジ色のミニスカートとバストを絞り出し吊り上げるエプロンというユニフォーム姿のまま温水プールに付随するシャワールームに足を運んだ。肌を打つ湯で心地よく汗を流し、持参した化粧水を馴染ませると、腰まで届く黒髪を丁寧にタオルドライしながら洗面台に置いた腕時計を一瞥。待ち合わせまでまだ余裕があることを再確認すれば、着替え──とは言っても先程まで着ていた衣装の洗い替え用スペアを手にして諸々の荷物をロッカーに納め、中庭の屋台村へと向かい。)ついこの間まで茹だるような暑さだったのに、すっかり秋の気配……っていうか冬の足音も聞こえてきそう。(街中を歩くには素っ頓狂な格好でも、学園の敷地内なら催し物の宣伝も兼ねる。友人知人の屋台では軽く手を振り挨拶しながら、余所見が過ぎて誰かにぶつかったりしないように気をつけて足を進め──やがて約束の相手を発見すると、歩調を早めて小走りに距離を詰めた。)ご、こめんなさい光奈くん。待たせちゃった?(シャワールームを出た時点では充分な余裕があった筈だけれど、待たせた事実に変わりはない。先に到着していた後輩の傍に辿り着くと眉尻を下げて謝意を示し、掌を下腹部で重ねて腰を折り。ぴっちりとブラウスの立ち襟を閉じているから谷間が覗くようなことはないとしても、残像が生じるほどに頭を下げた勢いで、ただでさえ男子生徒にメロンやらスイカやらになぞらえて揶揄される膨らみが大きく揺れ弾む様相は彼の視界に呈してしまったかも知れず。)
(10/11-21:48:26)
ご案内:「中庭」に
瑠璃堂久遠♀高等部3年
が現れました。 (10/11-21:47:25)
光奈 七禍♂高等部1年
>
(先刻起きたばかりの様な伸びをしながら、ふらりとした足取りで待ち合わせに指定した屋台村の端へ着く。感じる雰囲気は商店街の端のそれに割と近しい――時刻は夜。学園祭夜の部、……といっても、終日開催している出し物も多いのであまり昼間と代わり映えしない、という感想もあるだろう。太陽を苦手とする体質としては有難いところ) ……縁日みたいで、雰囲気あるかも。 (屋台が照らす明かりで星は殆ど覆い隠される真っ暗な夜空、気温もやや肌寒く、ハロウィンの前借の様な雰囲気もある。違いと言えばカボチャの主張がない事と、仮装する人間も少ないことか。売り子役の生徒の威勢の良い呼び込みの声がちらほら聞こえる。待ち合わせにも拘らず時間を厳密に確認せず、そろそろだろうか、と適当に周囲へ視線を馳せ。ズボラなのはよく考えない楽天的性格によるところもあるが、陽光のない時間帯は不思議と体が軽く、何事も上手くいく経験則が大きい。 ――待ち合わせ相手の寛容さに甘える、図々しい面も否定出来ず)
(10/11-15:06:34)
ご案内:「中庭」に
光奈 七禍♂高等部1年
が現れました。 (10/11-15:03:56)
ご案内:「「大正喫茶『浪漫』」から
七々扇詩音♂中等部3年
が去りました。 (10/08-15:30:20)
ご案内:「「大正喫茶『浪漫』」から
咲楽由希♀高等部1年
が去りました。 (10/06-18:44:12)
七々扇詩音♂中等部3年
>
……そうなんですよ、姉に限って孤立している心配とかそういうのはないんですが、風紀委員長というのもあって、変なことに首突っ込んで痛い思いしていないかとか、心配で心配で……。(クラスでは日頃目立たない存在である自分とは違って、姉は色々な意味で周りの目を惹く存在。そんな姉のことが常に心配では有るのだが……今目の前にもう一つ心配ことが。身を乗り出してきて、結構距離が近い目の前の先輩のことである……。)えぇ、今日は本当にありがとうございました。あの、もしよろしければ……今度『Deep Eden』にもいらして下さい。いつもはそこで働いていますから……。(お嬢様が席を立てばそのまま出口までお見送り。……そしてその際に、今日ではなくいつも働いている喫茶店の名刺を彼女に渡して。 ……お見送りが終わったらシフトも丁度終了。だけど、男子制服に戻ってからも、暫く気分はふわふわしたままなのだった……。)
(10/06-04:09:55)
咲楽由希♀高等部1年
>
私に限らず、友人はとても多いみたいですよ。とても魅力的な方ですから、常に誰かと一緒にいるところを見かけますね……なんて弟としては安心しつつも、ちょっと妬いてしまうようなことかも、ですけど(頼られたい、甘えられたいという空気を醸し出す彼に自分もまた引き寄せられかけていたのかもしれない。身を乗り出して距離を寄せることで赤面する彼をもっとじっくりと観察してみたい、なんて思いながらも)そうですね、いずれどこかで機会が巡ってくれば、そんな甘えられ上手な詩音さんの手練手管をじっくりと堪能させてもらおうか……と思いました。珈琲、ごちそうさまでした。それとおはぎも。おいしかったですよ。(と、ほどよく長居してしまっていたことにふと気が付けば、席を立つ。まだしばらく続く学園祭、この心地の良い珈琲の味と世話好きのメイド少年との時間を余韻に、もう少しだけ巡ろうか、と――)
(10/03-22:42:14)
七々扇詩音♂中等部3年
>
いや、無理っていうのは姉さんが話を聞いてくれるってことじゃなくて、僕がその、この格好で姉さんにあれこれ言えないっていうか……。 ……。えぇ、でもそもそも、僕がそうやって姉さんに甘えてもらうのが好きなのかもしれませんね。(姉に関わらず、困っている身内や友人にはついつい世話を焼きたがる性分なのは生まれつき。そして一番近しい存在である姉には、自分に頼ってほしい…以上に、甘えてほしいという考えに自然となってしまったのかもしれない。)あわわ、せんぱ、いや、お嬢様っ……。(いつの間にか考えにふけっていたから気が付かなかったが、珈琲を飲み終えた先輩が身を乗り出すようにして自分の顔をその綺麗な双瞳で覗き込んでいる……距離が近い。だからといって離れてとは言えず、赤面を更に真っ赤にしてしまうだけで。) ……。ありがとうございます、お嬢様。……そうですね。姉さん高等部で見ていない時にどうしているかいつも心配だったんですけど。咲楽先輩みたいな良い友人がいらっしゃるようで……安心しました、えへ。
(10/03-07:43:29)
咲楽由希♀高等部1年
>
無理なのです? 私なら素直に聞いてしまいそうなのですけど(こんなにかわいらしいメイド姿の少年に窘められたりすれば、ある種のご褒美として受け入れてしまいそう。などと思ったあたりで考え直してしまう)あ、いえ……逆にそういう部分に甘えて、あえて……というところも少なからず出てしまうかもしれないですね。(世話好きな弟に脱いだ服を任せっきりにしてしまう。身内だからこそ多少の恥ずかしさも薄れてしまう部分もあるかもしれなくて。飲み終えた珈琲カップをテーブルに置き、身を乗り出す風に体をやや前傾姿勢に。赤面気味の彼女をじっと色違いの瞳で覗き込む。見れば見るほどに甘えたくなってしまう衝動が芽生えて、彼女ならばそうしてしまうだろうな、と……推察するには十分な顔立ちで。)お姉さんもですけど、詩音さんも魅力的ですよね。美雪さんもうらやましいなって思えてきちゃいました。
(10/02-08:05:09)
七々扇詩音♂中等部3年
>
で、弟の立場からしたら止めて!って言うこともハードル高いんですよ!だから「姉さん服片付けとくよ~」ってなんともなさげに言うしか無いんですから……!(珈琲をゆっくりと楽しむ彼女とは対照的に、日頃あまり他人には言えない悩みをちょっと顔を赤くしながらぶっちゃけている日頃立場の弱い弟───。)ふぅ………。え?オープン……ま、まあ確かにそういうところも姉さんの魅力ですからね!弟としては複雑ですけど、それで自重してしまうのもなんだか───へ??直接言う……ですか??(思いつきで彼女が口にしたその言葉に、此方は目を見開いて思わず膠着。想像してみる──バイト先のメイド衣装そのままで姉と対面して、日頃とは変わった自信満々な態度で姉に日頃言えないことをあれこれあれこれ……)む、無理ッ!!?(ぶんぶんと首を振る。そもそも日頃メイド喫茶で働いているのも姉には内緒なのに、そんなことをする勇気は弟にはまるでない──。)
(10/02-01:00:19)
咲楽由希♀高等部1年
>
なるほど、それはたしかに。年頃の男の子としては困りますよね……いろいろと(彼が淹れてくれた珈琲を口に含み、その香ばしさを舌の上でゆっくりと味わいながらも思い浮かべてしまうのは、そんな日常の些細な出来事。彼、あるいは彼女視点でそのシーンを思い浮かべてしまえば、気まずさもあるかもしれないけれど。ちらりと伺う複雑そうな表情からは、それすらも姉に対する親愛の一部であるようにも見えて微笑ましくもうらやましく思えてしまう)美雪さんはそういう部分はとてもオープンなところがありますし、弟が相手であればなおさら隠すこともないのかもしれませんよね。いっそ……直接言ってしまっても受け入れてくれそう、なんて思ってしまいました。(嬉しそうに微笑む表情は女子よりもかわいらしく。そんなほとんど完璧ともいえるメイド衣装の彼が口にすれば、あるいは彼女ならば素直に聞き入れてしまいそう、などと思い付きで口にして)
(09/29-18:55:48)
七々扇詩音♂中等部3年
>
(色々困ること──と彼女に聞かれると、え、そりゃあ、まぁと少し口ごもって。彼女に話していい話かちょっと戸惑ったのであるが、なんでも答えますよと言った以上……。)例えば、お風呂に入る時に脱いだ後の服が床に置かれていたりだとか、服だけならまだしも肌着とかだったら──…なんて姉さんに言ったら良いか、困ったりしますね……。(そもそも二人分の洗濯も自分がしているのであるが、それでも脱いだ後の服を拾うのは弟として、男子として色々困るものがると複雑そうな表情でそう語ろうか。)はい、その通り……私が淹れました。いつもは接客ばかりで調理は専門では無いんですが、豆を挽いて珈琲を淹れるくらいの知識はありますので。勿論専門と比べれば全然だと思うんですが……喜んでもらえたのなら、光栄です。(ふふ、とお嬢様に褒めて頂けたことを嬉しそうに。)
(09/29-06:53:06)
咲楽由希♀高等部1年
>
いえ、それくらい好きだということは伝わってきましたから大丈夫ですよ。ただ同じ一つ屋根の下……ということなら、時々困ることも出てきたりはしないですか? 姉弟とはいえ、男女ですから……(風紀委員ではありながらもどこか奔放さを見せる彼女のひととなりを知っていればこそ、何かと気苦労のようなものもあるのではとふと思い思わず出てくる問いかけ。それはごく普通の姉弟という関係であれば、彼の表情に陰りを落とすことになるようなものかもしれないけれど、そのリアクションからはそれはうかがい知ることはできず、むしろそれを悦んですらいるようにみえてしまう。彼のお尻の辺りに左右に振りたくられる尻尾のようなものを幻視しながらも、それはどこか微笑ましく映り)はい、珈琲もとてもおいしいです。味に深みが出てるし……缶やインスタントじゃ出せない味ですよね、これ。おいしいです。もしかしてこれ、詩音さんが?
(09/27-07:35:55)
七々扇詩音♂中等部3年
>
私と姉さんは寮で家族用の相部屋を使ってますからね。だからってわけじゃないですけど…それくらい、普通の姉弟よりは仲が良い方だと思いますよ。(周りを振り回し気味の姉だが、ある意味一番被害を被っているのは一番身内の自分とも言える。だがそれが気にならないくらい…というよりは姉に振り回されてないと落ち着かないというくらいのシスコンなのである。)姉さんについてもっと深く知りたいと!?そういうことでしたら僕のしっていることならなんで───はっ。と、取り乱して申し訳ございませんお嬢様っ。(姉のことを褒められて尚且深く知りたいと言われれば、つい素が出るくらい反応してしまい、ハッとした様子で口を手で抑えた。そんな自分に優しげな様子で相席を進めてくれれば──カーテシーをひとつしてから、対面にそっと座って。)えぇ。ここのおはぎは評判が良くて今日は大人気で……あ、珈琲の方は如何でしょう?こちらは厨房の方で挽いたんですが、ちゃんとインスタントでなくホンモノの珈琲なんですよ?
(09/27-01:03:09)
咲楽由希♀高等部1年
>
お姉さんのことが大好きなんですね。仲が良くてうらやましいです。(彼の口ぶりから伝わってくる姉に対する愛を強く受け止め、なるほどと頷いてみせる。彼女について思い返すほどに、きっと理想的な姉弟関係なのだろうと姉も弟もいない身ではありながらも感じて。)はい、せっかくですから美雪さんについてもっと深く知りたい……なんて思いまして。私もよくしてもらった側として、興味は少なからずありますし?(手にした珈琲で口元を湿らせ、彼に相席を勧める。知人同士のささやかな語らい、といったやりとりも学園祭の風物詩の一つと見てもらえれば目くじらを立てるものもいないはずで)ええ、私もここのおはぎは大好きで……おはぎ以外もいいものですが、豆つながりとでもいうのですか。珈琲との取り合わせがなかなか相性いいのです(純和風のものと洋風の飲み物とのとりあわせ。好きなものに対して自然と饒舌になってしまうのは、もしかしたら目の前の彼とも同じかもしれなくて。)
(09/25-11:39:51)
七々扇詩音♂中等部3年
>
(姉の話題になればぴ、と目元が上がって。)はい!七々扇深雪は私の姉です!自慢の姉でして───自慢の姉です!!(好きな話題を振られてテンションが上がる中学生そのものの表情を見せた。それから姉の事について喋ろうと思ったのだが、なんせ風紀委員長として色んな意味で有名な姉。もしかして先輩も姉の風紀執行の被害にあっているのではないかと思うと……うかつに褒め称えるのも危険かもしれないと。……シスコン気味なことくらいは彼女に伝わったかもしれない。) ……分かりました。咲楽先輩がよろしくと言っていたとお伝えしますね。 ……あれ、よろしいんですか?(まさかのご相伴に。……しかしそもそも自分はここのメインスタッフでは無いのだし、忙しい時間も既に終わって仕事終わりも近い。それにもういった申し出を受けて断るのは、何よりお嬢様に失礼だと──)それではありがとうございます。ご相伴……頂きますわ、お嬢様。(す、と一礼してからお皿を手にとって、おはぎを一つ竹串に──)あむ……ん~!やっぱりここのすっごく美味しいです……!(裏で一度試食させてもらったが、さすが有名店だけあってとても美味しかった。和スイーツってホントに癖になると、満足そうに。)
(09/25-01:20:17)
ご案内:「「大正喫茶『浪漫』」に
七々扇詩音♂中等部3年
が現れました。 (09/25-01:06:11)
咲楽由希♀高等部1年
>
七々扇……もしかして風紀委員にお姉さんがいませんか? 美雪さん、という(彼に対して感じた何か。それは彼の名前を知ったことでようやく理解することができた。あるいは和装メイドとして女装してくれていたからこそ、よりはっきりと重ね合わせることができたともいえるだろうか。風紀委員を務めているであろう姉の名前を口に乗せて尋ねつつ)あの人にはいろいろとお世話になりましたし、よろしくお伝えいただければ……と思っています。もしよければお近づきのシルシにおひとついかがですか?(そうして差し出すのは、注文したおはぎセットのうちのひとつ。お皿を手に取り桜餡で包み込まれたそれを指さしてみせる。幸いなことに客の数は少ない時間帯、こうしてちょっとしたお相伴なんてこともゆるされるかもしれないけれど……。)
(09/24-08:08:14)
ご案内:「「大正喫茶『浪漫』」に
咲楽由希♀高等部1年
が現れました。 (09/24-08:00:46)
ご案内:「極楽島(密林地帯)」から
出雲夜鷹♂中等部3年
が去りました。 (09/06-21:20:26)
ご案内:「極楽島(密林地帯)」から
稲守彩音♀高等部1年
が去りました。 (09/06-15:46:42)
稲守彩音♀高等部1年
>
(生と死が交錯する刹那、直接戦闘が不得手な巫女は草木と大地を神光に包み込み、相手の氣を大地へと散らして封じることで「殺める」のではなく「封じる」術を学び、遥かに格上の戦闘能力を有する魔蛇と渡り合い、辛うじて撃退する事に成功する。一人一人では到底抗えない強敵を協力して辛うじて撃退した二人、深手を負ったその片割れへと這い寄ると、奈落に落ちようとする少年の意識を異能で辛うじて繋ぎ止めようとするだろうか。ホイッスルの音が密林に響き渡り、二人の身体を淡い燐光が包み込んでいく、その最中。)──…(涙を零しながら途切れ途切れの言葉を紡ぐ少年の姿に瞳を緩めながら、拳を象る少年の手指を優しく撫でながら、)──はい。…でも今は、身体を休めましょう…(強さの高みをより目指す年下の少年の姿に微笑みを向ける少女と少年の姿はホイッスルが作り出す転移の光の中へと呑まれ、二人の姿が密林から掻き消えていき──医療施設に速やかに担ぎ込まれれば、完治にこそ多少の時間は要するけれど一命を取り留めるだろうか。その後に回収された魔蛇の『首』を解析することにより作り出された装備品を受け取る少女は、)──…うわぁ…す、吸い込まなくてよかった…(その強烈な麻痺効果を確認すれば慄然とする──けれどその装備品の利便性の高さには長らく頼ることになるのだけれど。こうして一夏の短い冒険を終えてガルエデンへと復帰する二人、その一方、密林に残る魔蛇は斬り飛ばされた頭こそ回収されたものの本体は結局見つかることは無く、生死は定かではない侭。……けれど、巨大な蛇が脱皮した痕跡は発見され、時折密林の奥を蠢く巨大な蛇の影が度々報告されることになったとか──)
(09/06-15:45:05)
出雲夜鷹♂中等部3年
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―――…。(既に、少年は満身創痍を通り越して半ば死に掛けに近い有様だ。地面に倒れ付したまま、微かに体が動いているのが少年がまだちゃんと生きている証。全身あちこちを骨折、ないし骨に罅割れ。左肩の一部は焼き切れており、トドメに胴体を思い切り噛まれた上に容赦なく大木に叩き付けられた事により、幾つか内蔵もダメージを負ってしまっている。でも、まだ生きているし――勝負は諦めていない。自分はここまでなのが悔しいけれど。更に、ただでさえ氣をかなり消耗する魔剣の連発と、到達はしたが使いこなせない龍脈操作の異能の反動により、ただでさえ歪な少年の肉体はそれこそ全身が悲鳴を上げている。今すぐにでも医療施設に担ぎ込まなければ、冗談抜きで命が危うい状態な事に違いは無く。それでも、薄っすらと微かに目を開く――何も見えない。それでも、大地から直接氣を吸い上げてほんの微かにだが視力を強化して。ぼんやりとではあるが、少女と魔蛇の最後の攻防をその目に焼き付けていく。自分はここまでだけど――だからこそ、敬愛する先輩の生きようとする意志、そしてそれ故の人間の底力というものを少年なりに見届けようと。半ば意識も途絶しかかっているが、奇しくも彼女が決め手に用いたのが、自分の魔剣の一つと同じ名前を冠したものだと、少年が知る事になるのはまだ先の話。――決着が付いた頃合、誰かに揺さぶられている――ああ、彩音先輩だ。最後まで見届けはしたが、そこが本当に限界で少年の意識は奈落へと沈んでいく。彼女の手により、自分と彼女自身が持っていたホイッスルの音色が鋭く高く森林へと木霊して――取り敢えず、魔蛇はかろうじて撃退したし、緊急避難措置でもある転移現象が起きる合間に)――彩音――…ぱい。…は、…強――な…たい、です…。(強くなりたい。自分の夢を叶える為に、見知った誰かを守る為に。まだまだ自分は未熟であり、それは急激な成長を遂げて祭の頂点に立った彼女も同じなのだろうけれど。それでも――やっぱり自分の弱さを改めて痛感する。相手は確かに強敵であり、自分たちがそれぞれ個人で対峙したら確実に負けていただろう。微かに指先が動けば、それはゆっくりと拳の形に握られて。悔しい…と、涙する事は無いけれど。少女から治癒の異能を施されながら、その光に安堵するように徐々にその意識は眠りに似た下降を辿っていく。そして、二人の姿はその場から消えて――少女共々、一度医療施設に担ぎ込まれる事となるだろう。――余談、二人が切断、ないし破壊した多頭蛇の『首』はその後、幻想生物などを研究する機関が迅速に回収して移送。様々な研究に用いられる事となる。それから、暫くして――夏合宿も終わり、新学期を迎えて幾日か経過した頃に、二人の自宅へそれぞれ届けられる小包。少女には、『ヒュドラの猛毒』を解析、毒性を弱めつつも人体への強力な麻痺効果を付随した『9x19 mmパラベラム弾』仕様…彼女が用いる拳銃と同じ口径の特殊弾頭『毒蛇(バイパー)』が30発(2マガジン分)、少年にはヒュドラの頑丈な鱗と牙を加工した短刀『蛇咬』がそれぞれ、今回の健闘と成果を称えて特別にプレゼントされたとか。…更に余談。少年は彼女の治癒の処置により一命は取りとめたが、暫くはきっちり入院する羽目になった模様で)
(09/05-23:05:53)
稲守彩音♀高等部1年
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(地脈の氣とレーザー光を纏い光り輝く神剣が虚空に大きな弧の軌跡を描き、魔蛇の三頭を一瞬で両断し、)──や、った…、…───ッ!?(けれど、一瞬浮かぶ少女の顔が驚愕に染まっていく。斬り飛ばされ地面へと転がる蛇頭の一つが再び首に縫い付けられるかのよう、浮遊を見せて。精緻な重力操作の作用か、斬り飛ばされた蛇頭は再び首に繋がるとその巨大な顎を開いて…)…──夜鷹さんッッ!!(骨肉の拉げる音と少女の悲鳴が混ざり合う。魔剣を振るい氣を使い果たした少年の胴体に喰らいつかれる少年の姿、大樹へと放り投げては叩きつける魔蛇の姿、悲鳴を上げる少女の姿。全身を血に染めて息も途絶えかける少年の身体が少女の傍に横たわれば、傷ついた足を引き摺りながら慌てて少年の許へと寄ろうとする、刹那。)──ッな、ッ──…くっ…───ッッ!!(黒紫の彩を帯びた毒霧のブレスが突風を纏いながら轟、と音を立てて二人へと叩きつけられ──咄嗟に二人の周囲にレーザー光壁を展開して大気の断層を作り出し、毒霧による侵食を遮ろうとする。毒霧の突風と光壁が衝突し、爆音が密林に響く…けれど、少しずつ毒霧に身体を冒され、全身が麻痺して活力が奪われていくのを自覚する。)──っ…だ、め…防ぎ切れない…、この、ままじゃ…ッ…!(必死に打開策を思考する。電磁干渉に弱いレーザー射撃では魔蛇の異能に遮られて魔蛇の鱗まで届かず、片足を潰され立ち上がることすら叶わなければ体術を振るう事も出来ず、『服』を纏っていなければ高エネルギーを操る異能を振るう事も出来ず、光糸も既に切られ、密林の木々の影に遮られ日輪が遠ければ高位の異能の多くを行使する事が出来ない。少年とは異なり肉体的にも異能傾向的にも戦闘や破壊には全く向いていない少女では、この困難極まる苦境を打開するのは難しく、心が絶望に塗り潰されそうになる。けれど──)──こん、な、…ところで…っ…!(死ぬ訳にも負ける訳にいかない──そんな必死の想いが、ようやく結ばれた想い人の貌と共に脳裏に浮かぶ。蛇頭を一つ残した魔蛇、その眼を夜空色の瞳で静かに見据えて──)──…(その眼差しがより深く識ろうとするのは、猛毒の吐息で獲物の活力を蝕み、二人を屠り喰らわんとする魔蛇の姿。恐怖や諦観を制した心意で今まさに相対する魔蛇を見据えた少女、その片掌が傍の地面に添えられる。)──そう、…だ…、──これ、なら…!(少女の瞳に光輝が浮かび、全身が淡い光に包まれ、周囲の草木が仄かな光に染め上げられていく。まるで光粒の一つ一つが意思を持ち謳うかのよう眩い輝きを帯びる──それは集氣と生命賦活の異能、『木花咲弥姫命』。無論、木々から集まる氣は微弱であれば少年少女の傷を癒やすには足らない。けれど──)──ッ…!!『───Gryyyy!!!!』(刹那、光の彩が変化を帯び、魔蛇が苦悶の咆哮を上げ始める。氣の流れが突如反転し、魔蛇の氣が周囲に散らされ、大地を雄々しく流れる龍脈の流れへと還そうとする──集氣と生命賦活とは真逆、吸氣と生命還元の異能。龍脈操作により人智を超えた魔剣を披露した少年、生命を穢す猛毒により獲物を屠らんとする魔蛇、──そして、外界の力と同調して喰らう吸化の絶技を魅せた雄々しい想い人の貌を想いながら、吸氣の異能『石長比売』を咄嗟に編み上げ、魔蛇へと解き放つ。少女の異能に操られた草木と大地の氣脈に引き寄せられ、己が氣を喰われ続ける魔蛇、魔蛇に操られた毒霧を必死に光壁で防ぎつつも少しずつ冒されていく少女。一瞬か、数秒か、数分か、その拮抗が暫し続いた後──)───ッ、…っ、は、っ…ぁ、…っ…ッ…!(毒氣に満ちた霧を光壁で払い切り、半ば地面に伏せるように倒れ込みながらも、少女は凛とした眼差しで魔蛇を強く強く睨みつける。死地を経験して卓越した吸氣の冴えを見せたのか、魔蛇の巨体に以前程の活力は無く。疲労困憊の極に達した一匹と一人は暫し睨み合い、異なる瞳の彩が激しく喰い合うよう視線を交わらせ、暫しの静寂が二人の間に流れ──)──(目の前の獲物を喰らうには代償が大き過ぎると判じたか、鈍重さを増した巨体を引き摺りながら、魔蛇は密林の茂みの奥へと消えていく。)──ッ、…は、ッ…ぁ…は、っ…ぁ…(魔蛇の気配が完全に遠ざかり、一応の勝利を収めたと悟った瞬間、安堵の吐息を漏らす。己の胸に手を当て生きていることを確かめつつ、)──夜鷹さん、よだかさんっ……だ、大丈夫ですか…ッ…!?(上体を引き摺るようにして少年の許へと這い寄り、その容体を確かめようとして。同時、少年の胸元に掛けられたホイッスルを、そして傍の芝生に転がっている己のホイッスルを鳴らし、救難信号を響かせるだろうか。救難の転移が始まるまでの間、か細いながらも息を紡ぐ少年の様子を確かめ安堵の表情を滲ませる──生きている限りは負けではない、そう言い聞かせるように必死に治癒の異能を施しながら。)【稲守彩音:残りLP1】【多頭蛇:残りLP0】【PC側の勝利】
(09/03-00:30:35)
稲守彩音♀高等部1年
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【稲守彩音の攻防判定】 [Dice<6> 4=
4
]
(09/01-22:47:57)
出雲夜鷹♂中等部3年
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【多頭蛇の攻防判定(最終)】 [Dice<6> 1=
1
]
(09/01-22:38:51)
出雲夜鷹♂中等部3年
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くっそ…!(少年にしては珍しく悪態を零しながら、何とか立ち上がろうとするが…肋骨を始めとして、全身のあちこちの骨が罅割れ、ないし骨折してしまっている。それでも、無理矢理に『地脈操作』による台地を流れる氣を己に通して無理矢理に肉体を賦活させて。まさに満身創痍…という体ではあるが何とか立ち上がり。だが――)…彩音…先輩っ…!!(無情にも、彼女も重力により地面へと圧し潰されていく――自身よりも近い距離からの重力場攻撃だ、アレを逃れるのは幾ら実力者の彼女でも無理があるだろう。けれど――)…これは…『言霊』…ですか…?(彼女の途切れ途切れの呟きを、未だ強化されたままの状態を何とか保つ少年の聴覚が捉えて。ならば、自分がやるべき事は――決まっている。己に出来る事はたった一つ…目の前の魔蛇を『斬る』事だけだ。気付けば、彼女の言霊――否、洗脳の類に近いだろうか?共食いを始めた残りの首を見据えつつ、これが自分の最後の一撃だと割り切って、今再び抜刀術の構え――『地脈操作』はもう殆ど出来ないが、残り少ない氣を全て己の肉体と剣へと通し、流し、高めていく。少年の全身が陽炎のようにゆらめき、膨大な大地の氣を纏った姿はまさに『剣鬼』だ。――そして、ここで彼女からの最後のアシスト――鞘に納めた刀が淡く光り輝く。その輝きは覚えがある――ついさっき彼女も手刀として応用もしていた光剣生成の力。今一度、剣鬼が握るは光輝の神刃。これを決められなければ自分達の敗北なのは承知している――だから、行こう。今の自分に出来るこれが――)…”神代三剣――【八重垣】【佐士布都神】【蛇之麁正】――これを以って我が障害を断ち切らん…”(大地の氣、光輝の剣、そして己が人生の大半を費やした抜刀術。それらを全て束ね――少年の右腕が閃いた。瞬間、――少年の、未だ『未完成』にして最大の魔剣が発動する)―――全て断ち切る……【経津主神】…!!(フツヌシノカミ。一説ではタケミカヅチと対を成すとされている、刀剣やその威烈の具現化とされる神。大気を、大地を、重力を、そして電磁波をも問答無用で断ち切る絶対斬滅の一閃が――容赦なく、多頭蛇の残り3つの首をあっさりと斬り飛ばした。…そう、その筈だったが)―――…!!(最後の首…おそらく司令塔でもあり、『本体』でもあるその首が斬り飛ばされた瞬間、切断面から延びた不可視の力場が強引に首と胴体を縫い付けるように吸い付いた。…重力操作の応用で無理矢理に…!?ここまで来て…!!)……もう少し…だった、のに…!(9つの首の内、二人掛かりで8つまでは斬り、貫き、破壊したが…流石に最後の首だけはそう甘くは無かったらしい。今の魔剣で氣を全て使い果たし、前のめりに地面へと倒れこみそうになる。それでも、振り抜いた刀を咄嗟に地面へと突き立てて倒れる事だけは防ごうとする。…先輩は直ぐに起き上がれそうにも無い。ここで自分が倒れたら、近くで倒れている先輩が真っ先に狙われる。それだけは駄目だ)……悔しいですが――貴方の勝ちです。けれど――(口元に、らしくもないニヤリとした不適な笑みを精一杯浮かべてみせながら)――私も、そして彩音先輩もまだまだ強くなれる…成長出来る。だから――(今は負けでもいい、次は必ず勝つから。そう、宣言すると同時に、素早く伸びた最後の首が少年へと襲い掛かり――かろうじて、刀を支えに立っているのが限界の少年の胴体に食らいつく、ズラリと並んだ不規則な鋭い牙が少年の胴体へと容赦なく食い込み、血反吐を吐きながら…そのまま、打ち棄てるように放り投げられれば、偶然にも少女の倒れ込んでいる場所のすぐ傍にあった木へと追い討ちで叩き付けられる)…かはっ…!?(内臓をやられたのか、盛大に喀血をしながら少年も倒れ込む。…流石にこれ以上はもう戦えない。けれどまだ死んではいない…『生きている限り負けではない』。)…ですよ、ね…?…彩音…先…ぱ、い…。(息も絶え絶えながら、それでも薄っすらと笑みを浮かべて少年は口にするのだ。――そして、最後の首は勝ち誇ったように目を細め――口をぐわっ!と開けば…その身に流れる猛毒の血液を圧縮した毒霧のブレスにて二人の息の根を止めようとする――…!【出雲夜鷹:残りLP0:戦闘不能】 【多頭蛇:残りLP1】(首の数:3→1))
(09/01-22:38:00)
出雲夜鷹♂中等部3年
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【出雲夜鷹の攻防判定】 [Dice<6> 4=
4
]
(09/01-18:24:46)
稲守彩音♀高等部1年
>
──すご…い…(魔蛇の一頭が吐き出す焔氣を呑み込み、剣閃の糧を変えて蛇の二頭を斬り飛ばす少年の姿に息を呑む。首の過半を斬り飛ばされ、魔蛇も流石に撤退する──かと思いきや、魔蛇は退く素振りなど何ら見せず、寧ろ猛々しさを増していて──)──っ!? …夜鷹さんっ…!(少年の周囲の地面が一瞬でひび割れ、砕け、少年の身体が地面へと押し付けられる。重力制御か力のベクトル制御か、氣脈を強化する少年の肉体すら地面に縫い付け、骨を軋ませ砕き押し潰さんとする魔蛇の異能。少女の異能では魔蛇の異能の正体を悟ることは出来ないけれど、慌てて助けよう──とした瞬間、少年の途切れ途切れの言葉が耳に届き。その意図を察して、咄嗟に魔蛇と距離を取ろうと回避行動を取る──けれど、そんな少女の体術動作よりも魔蛇の視線が少女を捉えるが遥かに速く──)──ッ、ぁ、…ぁ、…ッ、…ぁ、…ッッ!!(魔蛇の力場に捕らえられ、ぎしり──と少女の全身の骨が一瞬で悲鳴を上げる。咄嗟の氣脈操作と生体操作で肉体強化を施し抗おうとするけれど、少年の肉体程の堅牢さを持ち合わせようもない少女の肢体は容易く地面に強く押し付けられ、途切れ途切れの悲鳴が、──ごぽっ、と音を立てて鮮血が唇から溢れる。至近距離で魔蛇の重力場に囚われた少女の肢体は地面に倒れ込み──ぎち、…ぎし…ッ…と音を立てて、その地面に刻まれる罅の数が増していき、少女の全身から鮮血が溢れていき。手足を地面に縫い付けられ抵抗も撤退も封じられ──けれど、その双眸は揺らぐことなく重力場を生み出す蛇頭を睥睨し、其の瞳が眩い輝きを帯びて──)──なもり…あやねの…名に於いて命じる──!(重力場に必死に抗いながら、途切れ途切れの少女の叫びが密林に木霊し、少女の身体が淡い光に包まれる。重力場に囚われた少女の指先には淡い光の糸が紡がれており、その光り輝く細い一本の糸は手刀刺突で砕いた蛇頭へと繋がっていて。光剣を帯びた手刀刺突はレーザー光で蛇頭を砕き、纏う紫電で麻痺を与えるのみに非ず、異能で紡いだ光糸を魔蛇に埋め込み精神干渉を試みる経路を作り出す──最短最速の体術動作にして三段構えの刺突。物理空間に自在に干渉するハイペリオンの異能と対を為すよう、精神空間に干渉する経路を生み出す異能は魔蛇の一頭に干渉する経路を作り出せば──)──『喰らえ』!!(刹那、少女の精神干渉に影響を受けた魔蛇の一頭が狂乱するように荒れ狂い、重力場を放ち少年少女を地面に封じる一頭に喰らいつくよう襲い掛かる。精神操作や洗脳のように精緻な制御は行うには至らないけれど、本能を肥大化させることで狂化した蛇頭に共食いを誘発させれば、重力場が次第に消失していき──)──か、ッ…は……っ…──ッ…!(地面に横たわる少女は貪るように呼吸を繰り返し、起き上がろう──として、苦悶に呻きながら再び地面へと倒れ込む。細い足首を重力場に折られたのか、身を起こす事が出来ずにいて。悔しそうに顔を歪めながらも、必死に身体を捩り、)──おねがい、…します…っ…!(地面に身体を横たえた侭、夜空色の双眸は見詰める──刀を操る少年の姿を、少年が握り締める刀身を。刹那、その刀身が光輝を帯びる──其れは少女の操る光剣と同じ光輝、陽光を熔かしたかの如き金色の光輝。少女の振るう光剣を少年の振るう刀に纏わせ、少年の斬撃の威力を極限まで高めようとして──)【稲守彩音:残りLP1】【多頭蛇:残りLP1(首の数:9→7→6→4→3本)】【多頭蛇の攻防判定】 [Dice<6> 6=
6
]
(08/31-23:28:20)
稲守彩音♀高等部1年
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【稲守彩音の攻防判定】 [Dice<6> 5=
5
]
(08/31-21:12:41)
出雲夜鷹♂中等部3年
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【多頭蛇の攻防判定】 [Dice<6> 5=
5
]
(08/31-20:47:06)
出雲夜鷹♂中等部3年
>
――近付きすぎた…!(左肩の一部は、焼き切られたような傷口で、出血は少ないが激痛が駆巡る。今はそれ所ではないので、深呼吸と共に氣脈操作にて血流をコントロールして脳内物質をある程度活性化させる事で痛みを一時的に紛らわせる。それよりも、彩音先輩の援護や囮役くらいはこなさなければ!と、木の陰から持ち前の感知能力で様子を窺うが)――彩音先輩のレーザーを…跳ね返した…!?(いや、違う…屈折させて逸らしたのだ。少年に電磁波を感知する能力は無いが、氣の流れを読めばある程度は推測も可能だ。まずい、これはそろそろ撤退も考えないと。何も奴を殺す事は無いし、無理に撃退…は、やり方次第ではまだ可能性はあろうが…命あっての何とやら。双頭が彼女に襲い掛かれば、自分は――『待つ』。先輩ならこのくらいは凌いでくれる、という敬意と信頼感。同時に、かつてない程に神経を研ぎ澄ましながら、周囲の気の流れを深く『読む』。氣脈操作はあくまで素質と鍛錬次第で誰でも使える能力――だが、その真髄は、真の力はその先にある。彼女が二つの蛇頭をいなし、更にカウンターの手刀…恐ろしいほどに研ぎ澄まされ、貫く『槍』のようなそれに感嘆を覚えながらも)…大地の気の流れを読み、それを操る――…。(抜刀術の構えを取りながら、氣脈操作の真髄――『地脈操作』、あるいは『龍脈操作』とも呼ばれる、星を巡る気の流れ――『レイライン』から直接力を汲み上げ、様々な現象を起こす力。大地に根付くようにどっしり構えた両足から地面を通して極楽島を走るレイラインから力を汲み取る…今の自分では扱い切れず、あくまで微々たるものだが十分だ)――感謝します、彩音先輩っ…!!(閉じていた眼を見開く。溢れる気の力を刀に流し込み、異様に身を低くしながら――こちらの意図に気付いたか、残る多頭蛇の首が灼熱の吐息で周囲を焼かんとするも)――『火之迦具土神』…!!(少年が抜刀術は異なる独自に編み出した剣術…『魔剣』と名付けた、正道から外れた邪道にして異能の剣。低く疾走しながら繰り出した一閃は赤い残光を帯びながら、迫る灼熱の吐息を『飲み込んで』、切れ味と威力を更に増して――回避しようにも、彼女のアシストのお陰で奴の動きは鈍い。事実、残りの首の内、同時に2本を意趣返しのように『焼き切る』事に成功した…が、残った首の一つと『目が合った』)――…!?(瞬間、強烈な圧力により少年の体が地面へと押し付けられる。全身の骨が砕けそうなほどの圧力…否、重力…!!)…が…ぁぁあああ…っっ!?(強化した肉体を嘲笑うかのように、一気にあちこちの骨を潰されて少年の口から苦鳴が漏れる。重力操作もこなせるのか…しかも、そいつはブレスのように予備動作を用いない。その首が、今まさに賢明に奴の動きを鈍らせている彼女へと向けられて)…あや…せん、ぱ…そこから、離れっ…!!(声が上手く出ない。肋骨が何本か圧し折れて、一つが肺に刺さって呼吸は発声が上手く行かない…!!何とか身を起こそうとするが、まともに食らったので起き上がろうとして間に合わない。全身の骨が砕けていないだけマシなのは、おそらく首の数によって重力の力が増減するのだろう。だが、半数以上首を減らしてこの威力はマズい。特に彼女は自分より奴との『距離が近い』…!【出雲夜鷹:残りLP1】【多頭蛇:残りLP2】 *首の数9→7→6→4本)
(08/31-20:46:38)
出雲夜鷹♂中等部3年
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【切り札2枚使用 LP+1】【出雲夜鷹の攻防判定】 [Dice<6> 2=
2
]
(08/31-01:28:21)
稲守彩音♀高等部1年
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(人間に怯えるどころか明らかに捕食対象と見なしている魔蛇の姿、一瞬八斬の剣閃で迎撃する少年の姿。けれど──)──夜鷹さんッ…!(少年の放つ絶技が蛇頭の一つを吹き飛ばすけれど、大きく開かれた蛇の口から熱線が吐き出され、少年の身体を穿つ──けれど、左肩を掠め乍らも体を捌き着地する少年の姿に安堵の表情を滲ませて。)───こ、の…ッ…!(樹の幹から身体を起こし、その瞳に光輝を煌めくと、少女の周囲に数多の光珠が浮かび上がり。光の礫と化して巨大な蛇へと襲い掛かる。数多のレーザー射撃が光跡を虚空に刻みながら、蛇の鱗を撃ち抜かんと襲い掛かる──けれど、)───っ…!?(目の前で起こる光景に息を呑む。少女が放つレーザーが散乱され屈折され、蛇の周囲の草木を焼き払うばかりで蛇の鱗まで遠く届く事は無い。九頭の一つが電磁波操作を行う異能を有しているのか、爬虫類が有するピット器官が独自の進化を経て電磁波の感知に加え操作する能力を有したのか、少女の放つレーザー光撃は悉く弾かれてしまい。魔蛇の成す鉄壁の電磁防御を前に攻撃の手段を封じられ、苦悶と焦燥を滲ませた表情で身を起こす。肋の数本が傷つき肺を痛めたのか唇の端から血を滲ませながら、一呼吸すると魔蛇を観察し、静かに思考する──)───…(殺める必要は無い。せめて二人が捕食するには見合わない魔蛇だと知らしめれば、撤退するだろう。その為には、相手の動きと能力を少しでも封じれば──そう考える矢先、少女の視界を覆うのは二つの巨大な蛇頭の影。少女の方へと疾駆し喰らいつかんと襲い掛かる二つの巨大な牙を前にして──凛、と双眸に異能の光輝を煌めかせた。)───ッ!(巨大な蛇の影と脆弱な人の影が刹那交錯する。『変拍子』、体感速度延長の異能。瞬間的に反射神経を向上させ、髪の一房を散らしながらも辛うじて一つ目の蛇牙を紙一重で躱すよう体を捌き。続けて襲い掛かる二つ目の蛇頭が顎を大きく少女の肢体を一飲みにせんと襲い掛かり──)───ッ!(その大きく開いた蛇の顎の奥、蛇の口腔へと少女は手刀の刺突を繰り出す。『録音再生』、体術再現の異能。再現されるは、軍隊体術にも似た所作から繰り出される手刀刺突──けれど、その手刀は唯の手刀に非ず、光剣の煌めきを帯びていて。光剣を纏わせた手刀刺突は蛇の顎を内側からレーザー光の煌めきを放ち貫いては粉砕する──後に少女が完成させ『ハイペリオンの刺突』と呼び、多用することになる異能武技の一つ。其れは蛇頭を光輝で粉砕するだけに留まらず──)──夜鷹さんッ…!(蛇の口に腕を突き入れた侭、少女が叫ぶ──と同時に、魔蛇の全身に紫電が奔り、魔蛇の動作が次第に鈍くなり始める。外部からの電磁干渉を一切断つ魔蛇に対して、体外ではなく体内から生体電流に干渉して魔蛇に一時的な麻痺を与える──其れは神話の再現、八岐大蛇の動きを封じたとされる名高い八塩折の神酒のように。続く少年の剣技を前に魔蛇の動きを鈍らせ隙を作ろうとする少女、その意図を察したのか、複数の蛇頭が己が身を護るかのよう、灼熱の炎を吐いては周囲を焼き払う。傍に在る少年をも爆風と爆炎で呑み込もうとして──)【稲守彩音:残りLP2】【多頭蛇:残りLP2】【多頭蛇の攻防判定】 [Dice<6> 4=
4
]
(08/31-00:42:42)
稲守彩音♀高等部1年
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【切り札二枚使用:LP+1】【稲守彩音の攻防判定】 [Dice<6> 5=
5
]
(08/30-11:05:28)
出雲夜鷹♂中等部3年
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【多頭蛇の攻防判定】 [Dice<6> 2=
2
]
(08/30-07:42:45)
出雲夜鷹♂中等部3年
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熱光学迷彩…!?(そんなものをこの島の生物が持って…いや、それよりも。彼女の電磁波や自身の氣脈の探知にも殆ど引っ掛からなかった――つまり)…第一級の危険生物――…っ!!(彼女の警告に反応し、抜刀術の構えは崩さぬまま身を低くしてその場から退がるように低く後方へと跳躍。――瞬間、現れた濃密な気配と殺意が姿は見せぬままに襲い掛かってくる。どうやら狙いは彼女のようであり、密林の中で乾いた銃声が木霊する――だが、訓練用との弾丸では”ソレ”に歯が立たない。だからこそか、次に彼女が繰り出したのは――少年も覚えがある光剣生成の異能。あの時よりも力強い光輝の刃が、ソレ――光学迷彩の綻びにより、姿を現した多頭蛇の影を浮かび上がらせる。視覚が役に立たない故に、持ち前の感知能力でソレを察すれば小さく舌打ち。…大物どころじゃない。拮抗したと思いきや、軽々と吹き飛ばされ大樹に半ば減り込む勢いで叩きつけられる先輩の姿に「彩音先輩…!!」と、無事を確認しようとする)……そうしたいのは山々ですが、ここで私だけ逃げる訳にもいかないでしょう…これでも一応、保安部の端くれでもありまして…とはいえ…。(巨大な蛇の胴体、九つの頭――多頭龍(ヒュドラ)のお出ましだ。彼女が気掛かりだが、目の前の怪物への警戒を切る訳にもいかず。ゆっくりと深呼吸――一度、少年が刀の柄を握り直したのを合図として、猛る様な敵意と殺意を前に、こちらにとうとう襲い来るソレを前に、少年は一気に間合いを詰めて)――【八束剥】…!!(一度に8つの斬撃を同時に繰り出す少年の妙技。迫り来る頭の一つに向けて、一点集中で叩き込むが――硬い。彼女の光剣と違い、氣脈操作を用いているとはいえ純粋な刃物の連撃だ。その頭をズタズタにする事には成功したが、最後の足掻きなのか口を開いて)――――っつ…ぁ…!?(その口から離れたのは、一条の眩い【熱閃】。この至近距離では交わしきれず、咄嗟に体を捻るようにして跳躍したが、少年の左肩を一部焼き切って消し飛ばす。焦げた肉の臭いと血飛沫を撒き散らしながら、それでも歯を食いしばりながら空中で姿勢制御。咄嗟に近くの大木の陰に飛び込みつつ、痛みを堪えながら呼吸を少しでも整えようと。首2つを一時的に使用不能にされた魔蛇は、そのまま大木に叩き付けられた少女へと狙いを再び戻し。残る7つのまだ健在の首の内、今度は2つの首が同時に彼女へと鎌首を擡げ―【出雲夜鷹:残りLP1】【多頭蛇:残りLP3】)
(08/29-21:41:54)
出雲夜鷹♂中等部3年
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【出雲夜鷹の攻防判定】 [Dice<6> 1=
1
]
(08/29-19:38:49)
稲守彩音♀高等部1年
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(銃声が密林に数度響く。回避行動を取りつつ、接近する不可視の存在に向けて銃撃を放つ──けれど、装填されている訓練用の銃弾は虚しく弾かれるばかりで、接近する何物かの勢いは削ぐことも出来ず──)──っ…く…ぅッ…!(瞬間、少女の握り締める拳銃が光輝を帯び、密林の薄暗闇を照らし──拳銃の銃口の先端から光剣が生成される。光剣生成の異能『天羽雷命』──夏季合宿中の訓練の賜物か、其の光剣はかつて少年との手合わせで見せた時以上の存在感と煌めきを帯び、疾駆する存在を迎撃せんと斬撃を繰り出す。光の乱舞と共に光学迷彩が綻び、浮かび上がる存在の影──其れは、漆黒の大蛇のような異形。)──だ…め、…力が…、──ぅぅッ!(爆音を響かせながら光剣と大蛇の顎が、少女の眼前で互いを喰らい合う──訓練を経て威力の増した少女の光剣。けれど、大蛇の怪力と重量に圧し負けるよう、華奢な少女の肉体は軽々と吹き飛ばされ、二人の傍の大樹を圧し折らんばかりの勢いで叩きつけられて。苦悶に呻く少女の唇から血が滲み、胸元へと零れ落ち──首からぶら下げていたホイッスルが激突の拍子に弾き飛ばされ、茂みの薄暗闇の奥へと消えていく──けれど、未だ少女の身に切迫した脅威が発生したと認識されないのか、ホイッスルによる強制転移を作用していない様子。)──よ、だか…さん、逃げて下さい…ッ…これ、普通の動物じゃ…っ…(大樹の幹に半ば背がめり込まんばかりに叩きつけられた少女は、激突で歪にひしゃげた拳銃を投げ捨て、現れた一匹の大蛇の方へと掌を翳しながら迷彩妨害の異能を放つ。光学迷彩による透明化を解かれ、次第に二人の前で露になるその異形。其れは、一匹の漆黒の大蛇──などではない、禍々しい姿を帯びていて。)『───Gryyyy!!!』(人とも獣とも異なる咆哮を奏でながら、その大蛇の奥に浮かび上がるのは──更なる巨大な蛇の胴体と八つの頭。堅牢な鱗に覆われた九つの頭を有する巨大な魔蛇が姿を見せる。「ヒュドラ」の名で呼ばれ神話上の英雄の試練として登場する水蛇、それを連想させるかの如き禍々しい異形を晒した魔蛇。少女の放った斬撃で頭の一つが傷つき血が流れているけれど、その生命力は到底損なわれておらず、寧ろ猛々しさを増していて。不意、頭の一つが顎を開き刀を佩いた少年へと襲い掛かる。其の姿は虚空を疾駆する巨大な杭の如き風切り音を奏でながら、少年の肉体に喰らいつきその暴力的な筋力で噛み千切らんとして──)【稲守彩音の残LP:1、多頭蛇の残LP:3】【多頭蛇の攻防判定】 [Dice<6> 6=
6
]
(08/29-18:44:39)
稲守彩音♀高等部1年
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【稲守彩音の攻防判定】 [Dice<6> 6=
6
]
(08/29-17:35:41)
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PbsChat v2.7
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