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ナイトプール『Artemis』
【部屋説明】繁華街にある某ホテルの敷地内にある広大な施設。 外側をぐるりと一周する流れるプールと、中央にある円形の大きなプールが特徴。 外周にはダイニングバーなど店が並んでおり、中央エリアのプールサイドにはパラソルとデッキチェアが並んでいる。 中央には流れるプールの至るところに掛かっているアーチ状に橋で行き来可能。

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参加者(2): ROM(1) 浅桜清良♀高等部2年 香椎詩歌♀高等部2年 

香椎詩歌♀高等部2年 > (夜にホテルでプール、ともなればあんまりピンとは来ないけれど、実際に足を向けてみれば、その雰囲気に興味深げに吐息が零れた。リバープールに大きなプール、というのは趣だけ昼のそれに近いし、実際憩いの場にあっているのだろうけど、日が落ちて様々な光がちりばめられて、印象はがらりと変わる。)(当然ながら、子どもや親子連れの姿はなく、いるのは男女であったり、同性同士であったり。泳いでいるよりは、くつろいでいる、おしゃべりしている、という人達の方が多い。)……うん、これならまぁ。(泳がなくても良さそう、なんて感想が真っ先に来るのは、ただの印象であって、泳ぐことを忌避してるとか避けようとしているわけでは、決して、決してないけれど。そんな中で、真っ先に着替えていった彼女の姿もようやく見つける。ようやくというよりは、真っ白いからこそ、ある意味、目立つから。)…その言い方だと、行ったことあるわけね。(なんて声かけつつ、彼女の方へと歩いて行って。娘の方は、そのままnフリルをあしらった水着を身にまとう。肌を見せる面積は多いが、スタイルが大きく出るわけでもないし、日焼けもそれほど気にしなくて良い分だけ割と気楽なもの。周囲にだって、きっと浮いていない筈と娘は思うけれど。彼女が実際どれだけ眼を引くか、よりは、娘の目線はその恰好に。「どうしてそんな恰好してるの?」なんて言わんばかりにじっと見つめて見せる紫水晶の瞳は、実に楽し気。唇も楽し気に吊り上がる様は、弱点を見つけて、弄ぶ小型肉食獣もかくやといったところ。) (07/05-00:37:28)
ご案内:「ナイトプール『Artemis』」に香椎詩歌♀高等部2年が現れました。 (07/05-00:18:24)
浅桜清良♀高等部2年 > (梅雨が明け、7月に入ってからの週末。繁華街にある某ホテルの敷地内にあるナイトプールは、陽が沈む頃合いに開店すると同時に、チャラそうな若者や紳士淑女のカップルやグループが訪れており、混雑こそしていないものの、それなりに賑わい始めている。今年は夏らしい遊びしようと誘い、あわよくば自分が着せたい水着を着せて至福なひと時を過ごそうという計画は、ある選択授業中に突きつけられた水着の写真によって崩れかかっていた。それでも水遊びしたりのんびり過ごせば良い想い出になるので挫けず、更衣室で瞬時に着替えると大き目なパーカーで身を包み、約束の時間より少し前に更衣室から出た所で彼女を待ち。) ………──── ここの世界でのナイトプールも、似たようなものなのね。 (見える範囲でぐるりと見回して何度か瞬き。通りかかる人達の格好を見ても、想定外の奇抜な風潮みたいなのは無さそう。ほっと胸を撫で下ろして、事前情報では拾えない情報を現地収集しつつ、いつ彼女が現れてもいいように、澄まし顔で佇む。そう、この大人の園で彼女をエスコートするので、今日のわたしはクールなお姉さん。みたいな雰囲気。) (07/02-20:53:15)
ご案内:「ナイトプール『Artemis』」に浅桜清良♀高等部2年が現れました。 (07/02-20:35:23)
ご案内:「神宿区・裏路地、夜」からエーヴェル♂高等部3年が去りました。 (04/15-15:53:26)
エーヴェル♂高等部3年 > (紅い雷光の網はまだ微かに輝き、唸り声は闇に溶け込んでいた。しばらくの時が過ぎた――だが、今夜はこれ以上の収穫はなさそうだ。彼の飢えと渇きを癒す獲物は、別の機会を待つことになるだろう。 )それじゃ、退屈しのぎはここまでだな――(エーヴェルは呟き、指を軽く鳴らす。瞬間、深紅の雷霆が彼の全身を包み込んだ。紅い稲妻が迸り、路地の闇を一瞬だけ眩しく照らし出す。雷鳴のような轟音が響き、電撃が周囲の空気を焦がす。だが、その光と音は刹那のものだった。 次の瞬間、エーヴェルの姿は跡形もなく消えていた。深紅の雷霆が残した僅かな煙と焦げ臭だけが、路地に漂う。まるで悪魔が一瞬現れては闇に溶けたかのように、彼は神出鬼没にその場を去ったのだ。罠の光の網は静かに消え、唸り声も途絶える。裏路地は再び静寂に包まれ、今夜は誰も彼の行方を知ることはなかった。) (04/15-15:53:19)
エーヴェル♂高等部3年 > (夜の闇が神宿区を包み込む時刻。ガルエデンの校舎から少し離れた裏路地は、昼間の喧騒とは打って変わって静まり返っていた。ひび割れたコンクリートの壁に囲まれたこの場所は、街灯の光も届かず、わずかに漏れる月明かりだけが紅い影を地面に落としている。人通りはほぼなく、時折遠くから聞こえる生徒たちの笑い声がかすかに響くのみだ。 エーヴェルは路地の奥、崩れかけた倉庫の壁にもたれ、悠然と佇んでいた。紅葉のような髪が夜風に揺れ、爛々とした紅色の瞳が闇の中で不気味に輝く。指先で小さく弾いた深紅の雷霆がチリチリと空気を焦がし、微かな電撃音が静寂を切り裂く。制服の上に羽織った黒い外套が、彼の姿を一層異質なものに見せていた。支配欲と性欲が疼く彼にとって、この裏路地は恰好の舞台だった。ガルエデンの生徒たちが自由を謳歌するこの神宿区でも、こんな場所に足を踏み入れる者は少ない。だが、だからこそ――迷い込んだ獲物を絡め取るには絶好の機会が潜んでいる。) さぁて、と。 (指先で小さな雷霆を弄ぶ。あとは自らの欲望をぶつけられるようなモノが、自分から入ってくるのを待つばかり、だ。悪魔は、影の中で静かにその時を待つ。罠に誘い込まれた者に、それはそれは気さくに声でもかけてやろうかと、謀略するつもりで、いて――) (04/08-11:19:20)
ご案内:「神宿区・裏路地、夜」にエーヴェル♂高等部3年が現れました。 (04/08-11:15:58)
ご案内:「HOTEL「神宿DEVA」」から南雲海星♂大学部2年が去りました。 (02/22-14:04:48)
ご案内:「HOTEL「神宿DEVA」」から御堂ひまり♀高等部3年が去りました。 (01/09-13:23:29)
御堂ひまり♀高等部3年 > (そうして、幾らか日が経った後のことだ。彼のもとには『アタシがあんまりに仕事できすぎるトコを見せたげる♡』なんてメールが届くだろう。ご褒美を楽しみに尻尾を揺らしてみせるお利巧さんな犬――の皮を被ったもっと厄介な生き物から。) (01/09-13:15:50)
御堂ひまり♀高等部3年 > はあ?躾けられてないですけどぉ!? ――いや、タンマ。今の無し。違ったわマジ。こういうときは『躾けられましたワンワン』っつって大人しくしといて、あとで後ろから噛みついてやるのが正しかったじゃんね。(本意は果たして何処にあるか知られぬようにお道化て肩を竦めるけれど、無骨な指が自分の髪に絡むその時間を、かの指先が離れるまで堪能し続ける。口は何と言ったとしても、従順に躾けられた犬が主人に撫でられて大人しく頭を傾げるような振る舞いについて、今更、やめるつもりは無かった。)よし来た!色付けるってとこまでしっかり言質取ったかんね! んふふ、従順なフリが上手にできるお利巧さんすぎる後輩の働き、期待して待ってていいぜ。セーパイ!(呼び声の最後にはハートでもつきそうなほどにわざとらしい甘ったるい声。送迎が無いと聞けばブーイングの声を立てるも彼の言い分は正しく、来れたのだから帰れないことがあろう筈もない。)バァカ。んなところに迎えに来させたら、何やってたのって怒られちゃうじゃん。アタシのこと迎えにきてくれるような優しい人の前では、意外といい子してるンですぅ。……ひまりさんのお利巧度合い、もちょっと高めて認識してくんなきゃ。(部屋の出入口。揺れる紫煙を振り返り、べえ、と舌を出して応戦し。別れの挨拶代わりに片手をひらりと揺らしたら、派手な色合いの髪も何もかもが空気の中に揺らいでは、溶けて消える。小さな足音すら、やがて完全に溶けるようにして、少女は男の眼前から姿を消したのだった。) (01/09-13:15:28)
南雲海星♂大学部2年 > ……よォく分かってやがる。ま、弱った振りに釣られねェだけ、お前も学ぶ事ァ学んでるってこったなァ。結果はどのみちご明察の通りで、経験はともかく、この身体の悦ぶ術なら忘れちゃいねェつもりだしな……――ハッ、どうやら躾の甲斐はあったらしい。粋がって無駄吠えして噛み付いて来ねェところを見るによォ。文字通り骨身に沁みるほど刻んでやった調教の成果がようやく出てきたっつー事か?(賭けが不成立と見るや、しかしそんな答えも想定の内という様に微かに光った眼光は静かに鳴りを潜める。その実喰らい付けるか否かと言えば少女の読み然り不可能ではない。その程度の虚勢など男には元より張る腹積もりもなければ、必要もないのは判然たる事実。とはいえ彼女の内心の全容までは知る由はなく、追撃もほどほどに、撫ぜた手を擦り上げる柔らかくこそばゆい感触を興がってくしゃくしゃと絡む五指を滑らせ。) いやァ、んな事にならねェよう気ィ張っといてもらいたかったんだが……まァ、いいか。相応に頑張ったガキにゃ褒美やんのが俺の教育方針だ。多少は色付けるってのも考えといてやるよ。(改めて釘を刺そうとしてそれをすぐさま飲み込んだのは、その上調子風の言葉も決して要求を無下にする為の意思表示ではないと分かっているからこそ。相変わらずの粗っぽい手付きはそのままに、じゃれつく小型犬をいなすが如くぐりぐりと一頻り撫で回してやれば、上出来だと褒めるかのような笑みを湛え。) くく、従順なフリすんのも巧くなったみてェだから――今日のとこはその利口さに免じて素直に見逃してやらァ。とっとと治すもん治して、後輩の帰り待たねェとならなくなっちまったし。――俺ァ此処でまだ用があっから送迎は出来ねェが……来れたっつー事ァ、帰りも訳無ェだろ。時間的にもこの辺はまだ危ねェって程じゃねェしな。ま、どうしてもっつーなら当て探してそっちにでも頼むんだなァ……――(残り少なのグラスの酒を飲み干し、席を立つ。そして、近辺は周辺の警備のお陰で治安はさほど悪くない、夜の帳も下りていなければむしろ比較的安全とさえ言えるだろうと、その帰路について口を挟み……部屋の入口付近にて、紫煙を燻らせる。やがて帰り支度を済ませた客人を認めたならば纏う紫煙に軽口でも糾いその姿を見届けるだろう――――) (11/20-23:23:17)
御堂ひまり♀高等部3年 > みすみす食わせるわけがない、とか、その言葉をどこまで信用していいのか分かんないんですけど? センパイ、重要じゃないところは結構テキトーいうもんなァ、っていうのがひまりさんの認識なんだし。(大げさに肩をすくめて見せたりしながらも、やはり結局は形だけ。取り組むつもりではあるが、助っ人に関してもなるようにしかならない出たとこ勝負だとだということを添えながら、脳内で知り合いの情報を漁っている間に、テーブルの上の大量の食事はすっかりと平らげられてゆき。)……ぐっ。痛いところついてくんなし。つか、センパイ様の方がいろぉんな意味で経験もご豊富なんでしょうから、ひまりさんにそう簡単に呻かされたらそれはそれで問題じゃ――あーあー!いいっていいって!賭けなくていいです!結果は見えてるし、ひまりさん的にはベッドが血みどろのなりそうなのは趣味じゃないなァ!!(どのくらい分が悪い勝負かわかっているからこそ、白旗を上げるのは速やかに。まさかそんな無茶はしないとは思っているけれど、その無茶が出来ないことはないことも知っているのだから末恐ろしい、とはこの娘の内心の感想。そそくさと頂戴した戦利品を持ち帰る準備をしたりしながらも、伸びてくる大きな手のひらが近づいたならば、準備の手を止める。撫でるのだろう、存分になでろ、とばかりに頭を差し出し、なんだったら己から擦り付けるような動きを見せて。) そりゃもう。もしかしたら、ぐっちゃぐちゃにされて可哀そうなことになっちゃうかもしれないんだから、いっぱい慰めてもらわないとでしょ? んふふ、んじゃ、今回はマジでありがとね、センパイ。――早く治してよ、怪我。 (08/23-17:06:21)
南雲海星♂大学部2年 > そうさなァ、"程々に"期待しておくとするぜ。しくじったところでこっちに損はねェ……幸い、活きの良いスケープゴートもいる事だしな。(転んでもただでは起きぬ、そも徒に転ぶとも思えぬこの娘に約束事にしては格段に淡い、朧げな期待を投げかけて。肉を噛み砕く合間に言葉告げては最後には厭らしい笑みを向け。) 餌じゃあなかったらトラップか何かかァ? 気にすんな、餌は餌でも使い捨てにしちまうには惜しい、上等な仕掛けだ。みすみす食わせるわけねェだろ。――つーか、いくら顔の広いお前のダチでも、見込みのある奴ァそうそういねェと思ってたが……言ってみるもんだな。ま、こういうのはリスクがある分、報酬も跳ね上がんのが定石ってもんだ。学生からすりゃ割の良い働き口だろうよ。(傍から聞いてみれば都合の良い誘い文句で闇へと誘う、怪しさ満点の語り口ではあるがメリット、デメリットを交えて明け透けに話しているだけマシだとも捉えられようか。彼女の言う対価分の戦利品に対する苦労の気配をおくびにも出しはせず、男は傍らに残る食事を分量を物ともしない手際で平らげていく。) ハッ、いつの間に俺を呻かせるくらい巧くなりやがったァ? それ言えんのはテメーが簡単に鳴かされなくなってから、じゃねェのか。……そもそも大した怪我でもねェんだよ、こんなもん。ちょいと腕と腹に開いた穴ァ増えただけのこったァ。食って少しは血も足りたし、もう二、三日もありゃ治らァ。ひまりちゃんがご所望とあらば、すぐにでもその楽しみとやらを実現出来るかどうか――賭けてやってもいいけどな?(軽口に返る挑発的な言葉は無論戯れが占めるもの。さりとて後に続くそれが戯れでなければ、いくら人間離れした肉体を持ってしても、人体の抉られた血肉が一朝一夕で治るはずもない。故に彼女の見当は当たらずといえども遠からず。尤も当の男の口から出るのは弱音などとは程遠い、強気ですらあるカウンターそのものであったのだが。) 上手いことやって来てくれりゃ、そん時にゃ慰めるくらいはしてやってもいいぜ? まァ、まずはその足掬われんようにしとかねェとなァ。んじゃ期待してんぜ。(グラスの仄白い酒を呷るその横目にて、満足げな表情を見せるその頭に、背中を叩く代わりというように言葉と共に手を伸ばした。) (08/12-15:25:29)
御堂ひまり♀高等部3年  > 名簿のひとつでもせしめて来いって、仰るとおりに結構なやつなんですけど。まァ、んなもん持ち歩いて――いや、甘いやつならスマホとかの中にあるかもだから、データを片っ端から抜いちゃえばいいのか? んん、そういうの得意な友達にちょっと聞いてみるけど、まァ、ほどほど! ほどほどに期待しないで、ほどほどに期待して、待っててもらってい?(甘い味を、またもや甘い味のアルコールで喉奥へと流し込みながら、空いた手をひらひらと振ってみせる。できるとも言わないが、できないとも言わない。暗に言い示すことへの答えは、どうにもグレーにしておきたいらしい。) もちろん!お代って言われて受けないほど薄情でもないんだし!友達がいてもいいっていうのは、オッケー!つっても、そんなの好きそうなイロモノ――…、いないこともないっちゃないけど。とりあえず、センパイへのお代の内容については、まるっとかしこまりましたァ。……餌っていういいかたは、なんかムカつくけど!ムカつくけど!まァ、でもこれの為にセンパイにいろいろしてもらったのも事実だしィ?(と、指先を向けたのは傍らにある戦利品。これを手に入れるための負担に比べれば、彼のいうそれ程度は可愛いもの。なんにしろ、自分の能力を加味すれば怪我をする可能性も、命を取られる可能性も極端に低いのだから、と。)……リスキーっていっても逃げ上手のアタシにかかれば、まあどうにでもなるって感じなんだし! ってことで、今回の精算についてはりょうかァーい! なんならこのまま、場所らしいこともオマケでつけあげよっか? って普通なら言うんだけど、流石に自分の所為で怪我した相手の上には物理的に乗っかれないひまりさんなのであった。痛いって呻くセンパイを上から見るのは楽しいかもしんないけど。(ごちそうさま、と自分の分を平らげて手を合わせる。お腹も膨れたことだし、目的のものは手に入ったので、ありがたくお暇しようという素振り。ぐっと両手を上に伸ばして身体をほぐしたら、どこか満足げな顔をしてみせた。) (07/14-22:48:44)
南雲海星♂大学部2年 > おう、やれるだけやってみろ。骨くらいは拾ってやる。……こっちも体張った後輩のお願い幾らか聞いてやってんだ。お前も少しくらい気張ったって、罰は当たらねェさ。(元来の性格からして己にとって無益とも言える事案を持ち出す事はまずあり得ない、ある種確信めいた何かを感ずるからこそ難題を持ち掛けているのみであり――無論、この男自身の物差しで測れるような高等な戦果を求めはせず、ある程度の妥協点こそ用意してはいるものの、彼女へ差し向けるそれは男にとっては何ら無謀なベットの積もりではなかった。) なんかあっても上手い事やり過ごして来たような奴を案ずる必要なんてあんのかァ? なに、この程度で命賭けろたァ言わねェよ。リスク知ってる奴の臆病は悪ィ事じゃねェ。流石に空手で帰って来られちゃ文句の一つくらいは出るかもしれんがな。……ま、名簿の一つでもせしめて来るだけでも上出来なんだが――たかが女子高生風情にゃ、そこまで期待すんのもちょいと酷か……? (空いたステーキの代わりにハンバーグを引き寄せ、透明な油の滴る楕円をまた乱雑に切り崩し。己が身を案じろというどの程度本気かも知れぬ要求をいなしつつ、基本的なスタンスはその言い分ほどの気楽さでも良かろうと、彼女の要望を、ソースを纏った肉と共に腹に放り込む。だが、威勢の良い気概を聞いた上での所望は「たかが女子高生」でなければ或いは成せるであろう、と暗に言い示し、彼女の本領を求めた先刻の発言を強調するようで。) まァ、ともかく、だ。この話受けるっつーなら俺としちゃそれでお代は頂いたつもりさ。あわよくば投げた餌に大物が食い付けば良し、バレたらまた別の餌ァ吊るすだけ、ってな具合なんで、あまり気負ってもらってもそれはそれで困るっつーかよ。(会話の端々に散る剣呑さの割りにひどく楽観的に、少女の「やれたらやる」的なスタンスを肯定してやる。その持ち前の奔放な言葉に偽りはなく、また気遣って形式的な慰めをするほど相手を見くびってもいなかった。) 本題の客あしらいが仕事の主体だ。それをこなすだけでも充分、つーかそっちはマジで人手を頼まれてっからなァ。――そういやァ、心細いってならダチを連れ立っても構わねェようだぜ。人手はあって困らねェもんだからな。勿論その分の報酬も出る。尤もお前に任せた裏任務抜きしても、リスキーなのは変わりゃしねェが…… (07/04-13:25:47)
御堂ひまり♀高等部3年 > 男誑しとか人聞き悪いじゃん、せめて人誑しって言って欲しいんだが! しっかし、その裏にあるもんとか可愛い後輩相手に欲張りな話だなァ。ま、それだけ期待してもらえてるって思うならそれは悪い気はしないんだけど。――とりあえず、出来る限りで頑張ってみちゃおうかなァ。誰でもないセンパイの頼みだし。(彼から向けられる期待は神宿にいる一介の能力持ち女子高生へ向けるそれにしては、度を過ぎたものであるようにも感じる。それを理解した上で本当に「出来る」と思われているのであれば、それは本業の領域であり、それを求められているということは擬態の有り様としてはよろしくないのだろうけれど、しかし、言葉にしたようにそれを求められるのが悪い気がしないというのもまた事実。ただ、この感情の主観をどこに置くのが正解なのかを娘は曖昧なままに気付かないふりを続けている。スイーツ半分を胃の中に収めようかとしている頃には、皿の上のステーキが無くなりつつあるのを見つけ、頼み過ぎたかなという心配は杞憂だったなと肩を竦めたりして、唇にフォークの先を当てたまま少し考える素振りをつくり。)縛りが緩いと楽に動けるのは確かだけど、リスクもあがるんだぞ! ひまりさんの身の危険とか心配してくれていいんですけど!……でもでも、まァ、そこら辺に転がってる斡旋所の依頼よりは面白そう!一応、これでも探偵事務所の助手もやってますし? なんていうかなんていうか、そういうドラマとか映画みたいなの、ちょっぴりわくわくしちゃうんだが。最悪、アタシの能力は逃げ特化だしなァ。収穫なくてもヤバって思ったら即逃げするんで、そこのところよろしくう!(フォークを当てたままの唇を笑わせれば、隙間から牙が見え隠れする。ようは、「結果が出なくても挑んだことそのものを対価としろ」というまあまあな要望なのであるけれど、それでも挑発するかの如く向けられたそれを察しているのだから、成果の一つくらいは必ず持って帰るつもりではいるのだが。) (05/10-21:42:36)
南雲海星♂大学部2年 > 用心深いのはそりゃ殆どがそうだろうよ。金の動きが絡む連中が集まる以上、そこらのチンピラ相手とは話が違ェ。……アウトサイドだからどうってだけじゃねェのさ。同胞のように括られてる奴らの中にも敵を作る奴ァいるっつー話さ。殊この手合いに於いちゃあ尚更な。――ま、所詮は色事に釣られた面子だ、男誑しのお前なら何とでも出来らァ。保証はしねェけど。(多少の無理は己も承知の上、しかしそれも一般市民に限定すればであり、この少女への期待感は決して低くはない。他人や男性相手に臆する事がない特性を差し引いても、それを可能にするだけの技量は少なからず持ち合わせているだろうとその嗅覚は告げており。) ……あァ、大筋はそんなもんだ。だが人そのものってよりはその裏にあるもんが欲しい。どこの組織と何を取引してるか、とかな。どうせ末端も混じってんだ、下っ端捕まえたところで碌な情報持ってやしねェよ。それよりも裏から炙り出す方が早ェだろうし、できりゃそっちを探ってほしいが。(やれんのかァ? と伺うような眼差しで眉を上げた右目が射抜く。手腕はともかく、込み入った条件下に於いてどこまで動けるのかは未知数、それ故の懐疑的な視線。幸せそうに甘味を食む横顔を見遣った視線の先を肉塊に移し口元へ運ぶ肉片に歯牙を突き立てれば、皿の上はステーキ一つを平らげてしまう勢いで。) ……ただ客の面ァ覚えるより難度は上がっちまうか。だが――怪しまれず、且つ精細にっつーのが前提ではあるが……逆にボロさえ出さなけりゃ手段はは問わねェ。誰と寝ようが、誰に頼ろうが――お前の好きにやってくれて構わねェぜ。そんくらい縛りが緩けりゃちったァ楽に動けるんじゃねェか?(噛み砕いた肉を嚥下し、カトラリーをグラスへと持ち替え喉を潤す。そして拭った口元を吊り上げ笑いながら告げる。手段の如何について語る様はさながら彼女の奥底に燻るものを挑発でもするかの如く。) (04/28-10:07:00)
御堂ひまり♀高等部3年 > いやァ、本音が漏れているように見受けられますけど? それにしても、このアタシの方が扱い易いとか、あの綺麗なお姉さん意外とじゃじゃ馬なわけ?……――はいはい、そういうことにしといてあげますよう。センパイは、ひまりさんみたいな可愛い系よりも、ナイスバディなお姉さまがお好みってひまりさん知ってるから別にいいんだし? でもでも、数年後泣きを見ても知らないんだかんねっ!(変な勘繰りはよせ、と言われれば言われるだけ変な勘繰りをわざとらしいまでに重ねる始末。半分は諧謔を含んでいると知っているくせに、その上に乗っかって小気味よく足踏みしてみせては、諦めたかのように息をついてみせた。どうにも暫くはその路線で弄らんとしているらしい。) ばぁか、相手次第じゃ寝なくてもひまりさんは上手に懐に潜り込めますよーだ。……いや、そういう話をしてるんじゃなくて、――んー、客を探ってもらうかァ。外界って神宿の外のこと言ってる? そこで取引してるってことは、アウトサイドとして捕まるリスクを冒して取引してる連中ってことでしょ。まァ、別にそういうのって取り締まられてるわけじゃないだろうし、別にいいと思うんだけど、そういう人たちってちょっと用心深そうなイメージあるなァ。引っかかってくれるといーけど。(難しそう、と言わんばかりに眉根を寄せる。出来ない、とは言わないけれど、一介の女子高生が出来る物事には限度がある。そう、情報屋の犬ならいざ知らず。されど、その能力を発揮しすぎてもよくないわけで、塩梅はどこだろうかと頭の片隅で考えたりもしながら。)まー、とりあえずはお仕事しながら、神宿の外で取引してそうな雰囲気のひとがこの人っぽいなあ、っていうのを掴んでくればオッケー? つか、見た目とか覚えてこんな感じって覚えて帰ってくりゃいいの? それとも、写真とかいる?(ふんわりと甘い香りのするスイーツを一口サイズに分けながら、はむり、と一口。んーー!と幸せそうに顔を蕩けさせ、先ほどのご機嫌斜めモードを装うのはすっかり忘れた模様。) (04/15-23:04:56)
南雲海星♂大学部2年 > まァまァ、猛獣どもの檻に打ち込んでやろうってんじゃねェんだ。すぐに取って食われちまう訳じゃねェさ。(含みのある形相は皆まで聞かずとも恐らくは読み取れるもの。実際彼女の自覚も意図するところであり、だからこそ話を持ち掛けたというのもまた事実。それ故に葛藤に対して諌めてみせるどころか、肯定さえするかの如く口端を上げて返した。) あ? ……あァ、アイツァ駄目だ。ん、何もお前の方が扱い易いとか、生き餌として食い付きが良さそうだとか、考えてるわけじゃねェ。ただなァ……人間にゃ向き不向きってもんがあってだな、どうも俺の身内には生憎と腹芸の出来る奴がいねェもんで。(噛み付かれてもどこ吹く風な男は妙な勘繰りは止せ、と言いつつも、挟む言葉はフォローになっているのか、いないのか、本心と諧謔の入り交じったそれ。悠々とグラスを揺らす様はまァ本気で拗ねている訳ではないだろうと思っているが故に。) そりゃあ残念だ、上手い事懐に潜り込ませて良いように動いてもらおうとでも思ってたが――ハッ、そんならやる事ァやってもらうとするか。まァ、といっても端的に言うなら客を探ってもらうだけでいいんだが。(食事を並べ終え、部屋を後にする従業員と入れ違いに己も戻り、着いた席の目の前に広がる光景は傍から見ればそれこそ肉食獣の飯時そのものであった。その中に紛れ込む甘味を少女の下に寄せてやっても眼前の総量は特段代わり映えはしない。しかし物量に気圧される素振りもなくナイフを手に取り、やや大きめの一口大に切り裂いたステーキを滴る雫ごと頬張り。) ……外界で取引してる奴らも混ざってるみてェでな。ちょいとそいつらに用があるんだが――連中も馬鹿じゃねェ。取引や顧客の情報をおいそれと漏らすほどな。事が事なだけに、荒っぽい真似して引っ掻き回しちまうのも考えもんだろ? そこでコミュ力抜群のひまりお嬢さんが活きるって寸法さ。(野生的な咀嚼で血肉を噛み砕き、その間にフォークに突き刺した肉片を直ぐ様口元に運び。行儀悪くもナイフの切っ先を娘に向けて指す仕草を交えながらステーキを咬み千切った。) (04/11-15:06:47)
御堂ひまり♀高等部3年 > まァ、切った張ったさせられるとか、闇夜に乗じて後ろからズブリ!ってして来いとかよりは幾分かマシな仕事だし、お誂え向きっちゃあ、お誂え向きでしょ。……んでも、飛んだ色ボケ野郎の主催っつーのを聞いた時点でちょっとやる気失せたわ。いや、分かってる、分かってるけどさァ!アタシをご指名の時点で大体想像はつくけどさァ!(ぎり、と奥歯を噛みしめるような仕草をしてみせるのは、何かしら言いたげに。しかし、そういうイメージを作り出しているのは自分である自覚もあるものだから、それ以上には何も言えないようだった。グラスに入った自分で作ったカクテルを口に運びながら、むうと拗ねたような顔を作ってみせて。)センパイのところにだって、綺麗なお姉さんいるじゃん。いや、あんな綺麗なお姉さんは差し出せないっていうのは分かるけど、アタシだったら差し出してもいいっていう判断はどうなわけ!?(顎先に反抗するように、べ、と舌を出して見せる。面倒くさい嫉妬をするような素振りは、嘘か本当か。話の途中に混ぜっ返すようにしてしまうのは、この娘の気質でもあり。) まァ、先にいっておくけど、いくらセンパイの頼みでもひまりさんは寝たくない相手とは寝ませんので、そこんところはよろしくお願いしまァす。……まァ、一流の女優様はそれでもそれなりに働きますもので。つか、そこで話引っ込められたら滅茶苦茶きになるから、最後まで教えてくんないとヤダ。(相手が作った飲み物のグラスにかちんと自分のグラスを当てては席へと戻り、大量の並べられたカロリーが並ぶ光景を「壮観である」とばかりに眺めながら、自分は自分の注文した甘味を探して手を付けようと。) (04/08-20:49:37)
南雲海星♂大学部2年 > なんだァ、存外乗り気じゃねェか。やっぱお前はそっちのタイプだったか。(なまじお誂え向きの能力を持ってはいまいと彼女を買ってはいたものの、多少訝しむくらいはするものかと予期していた。が、振りは見せども要求には応じてくれるようで意外そうに、しかし好感触ならばそれに越した事もないとまずは上出来だと頷き。その悪態も先に述べた様に腕を買っていなければそも提案すらしないのだから揶揄いの一つにも変換されよう。) 裏なんてありゃしねェけどよ。データが欲しいっつーのも尤もな言い分か。……あァー、主宰はパウロとかいう武器やら何やらのブローカーやってる男でな。そのパウロって男がとんだ色ボケ野郎で、派手に女遊びすんのが趣味らしい。取引――即ち商売も兼ねて催す会合が奴の趣味も混ざった女遊びの場ってこった。つまりお前のバイト先な。(真横に居着くこの娘ならば「ちょっとワケアリ」程度は易くいなしてしまいそうではあったが、その前に支障があっては問題であろうと一応の概要を語り出す。最中テーブルに並ぶ料理の予想以上の肉類の面子を尻目に見て、別の瓶に伸ばす手の標的をライムジュースへと変え、肉を食らうに相応しいドリンクへ作り変えて。) 神宿でブローカーやってるダチが、今度の会合のセッティングで人手が足りねェからって。俺んとこにゃいる訳ねェってのに……まァ、ダチの頼み無下にするわけにもいかねェし、そんで思い付いたのが――(半透明の透き通った白で満たされたグラスに氷を落とし、その場でそれを傾ける顎先が「――お前だ」とでも語るように少女を示した。) リスクが全く無いとは言わねェ。相手が相手だけになァ。それなりに用心はいるだろうが……ま、全容はそんなとこだ。裏で動くことなんざ別に――……いや、一つだけあったな。つっても、実際にどうだかは分からねェが……一流の女優様が働いてくれるっつーなら、頼んでみるかねェ? (04/08-16:16:20)
御堂ひまり♀高等部3年 > (大雑把な物言いに慣れたような対応で、言われるがままに目分量にてカクテルを作っていくのはある程度相手を信頼している部分があるからでもある。先ほどのカクテルだって、どうせ緻密な計算をして作ったわけではなかったはずだが十分に美味しかったのだからそれでいいのだろう、と。少しオレンジジュースを大目に入れたものに氷も追加して、一口味見。ピーチの具合が足らない気がしたのかもう少しばかりリキュールを追加しては、近くにあったマドラーででくるくるとかき混ぜる。再度味見をして完成。結果として、アルコールとオレンジジュースが1対3くらいの分量ものが出来上がった様子。)ひまりさんの色々を見極めて貰っているようで何よりなんだし。……――いやァ、適材適所の見極めも十分なようで。ようは接待しろって話でしょ、はいはい。どーせ、ひまりさんみたいに見た目が派手で可愛くて愛嬌がある女子高生にはそういうのがおあつらえ向きですよう。(彼が「できるだろう」と思うのも十分に理解はできますよ、と言わんばかりながらどこか拗ねた物言いなのは、見た目で判断しやがってとでも言いたいのか。しかしながら、実際に見た目相応にそのようなものは得意としているのだから、本来であればここで拗ねて見せる理由は一つもないし、何だったら自分を持ち上げている時点で実施は大して拗ねてはいない、というところ。いわゆる拗ねたフリ。)だけど、まァ、ビジュを褒められんのは悪い気しないし!(ふふん、と得意げにしたところでお食事の到来。まあまあ多量のたんぱく質類が並べられていくのを眺めつつ、彼がグラスに酒を注いでいくのを興味本位で眺める。自分が飲むのよりも幾分かきついアルコールの気配を感じながら、)ま、今のところは特段拒否するところではないわけで。んでも、本当にその「役」やってりゃいいって話なわけ? そーじゃないなら、一応聞いとかないとなんですけど。 (ぴとー、と隣に寄り添ってはにたにたと質のわるい笑みを一緒に相手を見上げる。) (03/30-16:15:28)
南雲海星♂大学部2年 > そこんとこ、分かってんなら大丈夫そうだな。……っとな、其処の――おう、それだそれ。その二つグラスに注いで適当に混ぜるだけで良い。比率は……一対三とか、一対四とか……好きなようにすりゃいいと思うが、ジュースの比率を増やせばその分アルコールは薄まんだろ。そこは好みで調整っつーことで。あとは、要るんなら氷も足して――(合間に一口、また一口と傾けるうち、残り少なとなった己のグラスから、聞こえた問いの声へと視線を移す。首を回し、眼差しを向けた先で目当ての物を見つけたのを見れば、続け様に極めて大雑把に製法を伝える。分量は自身の好みに合わせて調節すれば良いと、結局最後まで粗雑ではあったが、先に供したものも実際に目分量。多少分量が変化した程度では然程味わいに影響しないであろう、という性格の出た返答だった。少女の手にした二種の材料の他にもウォッカやその他リキュール、ソフトドリンクが置かれており、別種のカクテル、或いは小休止に非アルコールの飲料を選ぶ事もできるだろう。) そうかァ? まァ、そもそもお前が、ンな無茶をやり通せるとは思っちゃいねェさ。そんで、見極めた上での話だが……なに、簡単な仕事だぜ? ちと露出の多い衣装纏って、客連中に酌や接待をするだけの――だったかな。なんでも人手が足りねェとかで、誰かいねェかと仰がれてなァ。(記憶を引っ張り出すように顎先を摩りながら、演ずる役柄について切り出す。客あしらい、もとい接客業的アルバイト経験が彼女にあるかは分からないが少なくとも男には「まァ出来るだろう」なイメージがあるらしく。底で揺れる残る橙を飲み下し、空になったグラスを回してからからと軽い音を奏でつつ。) 人付き合いが苦手ってガラでもねェだろ、その点はクリアしてるとして――ナリも申し分無ェし、イイ線行ってると思ったんだが。(グラスを手に立ち、翡翠色の隻眼が少女の頭から足先を往復し、用件の如何を訊ねるようにその顔貌に止まり。その最中タブレットに映る呼び出しの通知に目を留め、指先を灯った画面に滑らせれば料理を乗せたワゴンとともにホテルスタッフがドアを開ける。そして少女の隣にて己の分の酒瓶を取り出してはテーブルに運ばれる多量の蛋白質を横目に、特段計量もせずグラスへと注いでいった。) (03/10-03:30:52)
御堂ひまり♀高等部3年 > おっと、嫌がって怯えたツラを拝むのも好きとかガチヤバい人じゃん? 残念でしたァ、アタシはセンパイのことわりと好きだから嫌がって怯えるツラはあんまり拝めないんじゃね? ――っていうことで予防線張っとくことにするわ。素直で従順で可愛くしてれば、センパイは勝手に警戒して手を出してこないんでしょ。(裏の裏の裏のかきあい。もとい只の言葉遊びともいえるかもしれないけれど、相変わらずのにまにまとした性根の悪そうな表情は崩さないまま。爪を伸ばしかける仕草には、その爪に噛みつかんとするフリだけを添えて応対する。自分が曖昧な色の言葉を投げるように、相手の受け取り方も同じく曖昧にして返されるからこそ、お互いの真意は曖昧模糊のまま。されど、それが楽しいとばかりに甘い味に濡れた唇の端はずっと持ち上がりっぱなしであった。)べつにい、見栄とか張ってないしい。 つっても、調子乗ってあんまりいっぱい飲むと良くないのはマジそれなーって感じだから、……ファジーネーブルってどれとどれをどのくらい混ぜてどうやってつくんのー?(空になったグラスを揺らした後、のそりと立ち上がる。彼が先ほどまで居た位置に並ぶものを一通り眺めては、難しい顔をして小首を傾げる。それらしいオレンジジュースとピーチリキュールを見つけはしたものの、これだけでいいのか、どのくらい混ぜるのかがわからず、指先でグラスを弄んで。)アウターエデン上層部から機密情報パクってこいはかなりヤバい案件過ぎるでしょ。いくらセンパイに恩義があっても、アタシの神宿における未来まで差し出す気はねーぞ。……――ま、んでも、センパイにはアタシに出来ること出来ないことを見極めるくらいは簡単でしょうし? 普段やってるアルバイトくらいなら任せろって感じだし! しかし、役者なァ。ふむふむ? で、アタシはどんな役をこなしたらいいんですかァ、センパイ様? (02/25-19:48:21)
南雲海星♂大学部2年 > (どうしてやろうか、とはわざとらしく思案する素振りを交え、牽制するような眼差しが捉える表情は単なる冗句とも、質の悪い悪巧みとも取れる胡散臭い顔だっただろう。良心の呵責に苛まれるような繊細な性格などしてはいまいが、彼女の見立てもある意味では間違ってもいない。己に利が有る内は、その利を自らみすみす手放す真似は恐らくする事はないだろうから。最もその理屈を悟らせる明確な振る舞いは微塵も見せず、怪訝になる少女を眺めて楽しむだけであったが。) そりゃお前、今すぐ身ぐるみ剥いで――とイッちまってもいい所だが、端から従順なひまりちゃんなんぞ、裏があるんじゃねェかと疑えっつってるようなもんだろうがよ。まー、信頼でも警戒でも勝手にしてくれりゃいい……が、そう言われると意地でも泣き顔見たくなっちまうなァ。嫌がって怯えたツラ拝むのも結構好きだったりして……――って、乗っちまう俺の性格も計算の内か? 危ね、これだから素直な時のひまりちゃんは迂闊に手ェ出せやしねェ。うっかりヤッてたら今頃とんだ雌狐に化かされてたに違ェねェ。(自身の襟元を引っ掛けた指で剥ぐ仕草を絡め、その言葉の意味が極めて直接的である事を示しながら、すぐに手を離し逆に訝しむ目付きで二色の眼を睨む。この娘がただで転んでしまう筈がないと己の経験則から導き出した推察で言葉の真意を断定するように言い放ち。しかしそんな思惑さえも構わず喰らう程度には獣じみた己を自覚していると、八重歯の光る口元を細めた片眼が睨める。少女の言葉に乗るように天邪鬼を発揮してみせ、仄かに甘い香りで濡れる唇に伸ばした爪を、その寸前で留めやや大袈裟なリアクションと共に引っ込める。身を退くような少々やりすぎな振りまでを加えるのは男もまた真意の曖昧な言葉の受け取り方を判然とさせないが故に。) ――なんだそりゃ。まァ、極端に弱いわけじゃねェなら別にいいんだけどよォ。……つってもあまり見栄は張るなよ? 介抱はやってられんし、今此処で頑張っても意味はねェだろ。お代わりなら自分で持って来いよ? ファジーネーブルの材料ならまだ残ってっから、混ぜりゃすぐ出来らァ。(背凭れに背を預け、背面に腕を回して座り込み、気合を入れると告げた少女の様子を観察しつつ、もう飲んじまったのか、つか既にちょっと酔ってね? ――と胸中で述べ。) まァ……厳密には多少酒に弱かろうがそれほど支障も無い筈だが。あァ、何も犯罪シンジケートの集会に潜入しろだとか、アウターエデン上層部から機密情報パクって来いだとか、出来もしない事を頼みゃしねェよ。――ちょいと人手が入り用な話があってな。そう難しい話じゃあねェさ、お前が普段やってんのと同じ只のアルバイト、と言ってもいいかもしれん。一層の事破壊工作なら自力でどうにでもなったんだがな。今回ばかりは生憎、身内でも役者が足りなくてな、そんでひまりちゃんなら適任なんじゃねェかと…… (02/17-05:33:47)
御堂ひまり♀高等部3年 > っていうか、酒に弱いと駄目な案件ってどんなだし。(じわりと体にアルコールが回っていく熱を感じながら、こてんと首を傾げた) (02/08-00:28:34)
御堂ひまり♀高等部3年 > 酔っぱらって責任とらせるようなタマでしょ、どう考えても。センパイの想定どおり、アタシに都合の良い状況には全力で乗っかっていくんで覚悟しろよなァ? ――って、こんな危ないところにこんな可愛い女子高生が放りたされたら、保安部に保護される確率よりも、圧倒的にあぶねえ人に捕まる確率の方が高いっしょ!!何だかんだ面倒見のいい海星センパイは、それはそれで後味が悪いからそんなことしないってアタシ知ってるもーん。……すんなよ、マジで。(何だかんだ面倒見のいい、というのは希望的観測のように聞こえるかもしれないが、実際に彼女が思い描いている南雲海星という男の人物像でもある。しかし、それをわざわざ口にしたことで天邪鬼で逆張りされる可能性に瞬時に思い至ったか、じとりとした目を向けて牽制した。泣くぞ、と脅しにもならない言葉を付け加えて、乾杯で鳴らしたグラスに口をつける。オレンジとピーチの甘みが飲みやすいそれは好きな味でもあるものだから、一度に口に含む量はそれなりに。) はー? ちょっと、それをこの場で言うのは野暮ってもんじゃないんですかァ、センパイ? そんなの、センパイになら好き勝手されてもいいよって思ってるってことだよ、とかアタシが返したらどうするわけ。つーか、センパイが思ってるより、巷の女子高生はずる賢いんだぜ? 好き勝手されに来たくせに、何か嫌なことがあったら後々になって保安部に被害を申し出たり――、いや、神宿じゃそういうの訴えてもどうにもならなさそうだな。……ま、そこはアタシ、センパイのこと信頼してるんで。信頼の意味は、アタシが嫌がることしないって思ってるって意味にとってもらってもいいし、センパイになら好き勝手されても嫌じゃないって思ってるって意味にとってくれてもいーよ。(八重歯を見せつけるように笑う頭の中は、きっとろくなことは考えていない。本気か冗談かは相手が決めればいいとばかりの挑発的な言葉が、アルコールで濡れた喉から発された。) まァ、アタシもあんまり頻繁に飲んだことないからなァ。ぐでんぐでんになるときもあるけど、なんないときもあるし、ちょっと気の持ちようとかあるかも……、圧倒的に弱いわけでも、圧倒的に強いわけでもないと思うけど。――お手並み拝見なら、気合入れるから酔わないかもよ?(と、グラスの残りを飲み干して、猫の口みたいに端を持ち上げてにんまりして。)【酔っ払い度判定:1~50:平常運転、50~80:ちょっと酔ったかな?でも全然平気 90~:次第にぐでんぐでんになる】 [Dice<100> 60=60] (02/08-00:27:53)
南雲海星♂大学部2年 > ――さァ、祝い酒なんて態々やる事ァねェし。ってかその言い分じゃやろうと思えば盛り放題ってわけねェ。そりゃ力づくでも出来るっちゃあ出来るが、お前だっていくらでも逃げられるだろうに良く言うぜ。(またあくどい事でも考えているような、冗談とも本気とも取り難い揶揄いを交えて、やはり質の悪い考えでも思い付いていそうな口元で、その寸前で止まったグラスを強引に突き合わせる杯に伴わせた。) 酔って責任取らせるようなタマかよ、お前が。……いや、割と人に乗っかってくる質だった気がすんな、そういやァ。まー、そん時ゃそん時だ! 幸いこの辺りは何かと人も通る。外に放り出しときゃ、保安部やら何やらが拾ってくれるだろうよ。……運が悪けりゃあ先に悪ィ大人にでも拾われちまうかもしんねェが。(果たして酒に呑まれてしまう程浅慮な娘だったかと疑りながらも、どちらかと言えば立場を巧みに利用する狡猾さを持っていた筈だと思い直し。それならばとけらけらと表情に笑みを咲かせ、さながら子供への教訓が為に口伝を言い聞かせんとばかりの、表情とは釣り合わぬ不穏な物言いをする。) つーかよォ、そんなもん気にするくらいのモラルがあんなら、そもそもテメェを好き勝手出来ちまう輩の呼び出しに、ほいほい釣られんのはどうなんだ? 言っとくがもし酔い痴れちまっても、そん時の保証はしねェぜ?(再度一口を煽ったグラスをテーブルに置き、氷の擦れる軽やかな音を鳴らし。他人ならばいざ知らず、己に丁重な扱いなぞ求めてくれるな、などと脅かしてはみるものの今更そんな言葉だけの威嚇は彼女には通じやしないだろう。) 寝てる間に危ねェセンパイに悪戯されたくなけりゃ、精々呑まれんようにするこった。潰れた奴の介抱なんてのは特に面倒臭ェし――まァ、ひまりちゃんの酒癖は今んところ見た事ァねェけども。(容易には通じまいと承知が故に本心を吐露するまでは実に早く、要するに酒癖の悪い人間にはとてもじゃないが付き合いきれない、という事らしい。) ……ま、丁度良いか。あんま酒に弱ェとこの案件も無理かも知れねェしなァ。お手並み拝見ってことで。 (01/30-17:42:44)
御堂ひまり♀高等部3年 > (相変わらずの食へのこだわりの無さに対して肩を竦めては、とりあえずカロリーが多そうなものを注文へ突っ込んでいく。美味しいものも栄養のあるものも糖と脂肪で出来ているのだ理論にて、適当にアヒージョだとかバケットだとかまで注文に入れては確定させて送信。やりきったとばかりに満足げに息をつき。)……そういう聞き分けのいいカンジにされるとされるで、ひまりさんの良心的なものがぎりりって締め上げられるんですけども。もしかしてそれも作戦のうち――なくらいに器用に腹芸できるタイプでもねえしな、センパイは。(指先でグラスを弄べば、透明な硝子の内側で甘い香りとアルコールの気配を漂わせる液体が揺れる。己で作り出した仮説を己で否定しては、緩やかにため息をついてから視線を相手に向ければ、怪訝そうな顔を見ては瞬きを増やした。それから、既にグラスの半分くらいになってしまっている相手のグラスを見つけては、相手の言葉を否定するように首を左右に振った。) 今更、妙なモン入れられてるとか警戒するわけないっしょ。つか、アタシのこと好き勝手したいならそんなことしなくても出来るっしょ、センパイなら。……乾杯!ってしたかったの。一応は、お仕事お疲れ様でしたァ、的な? ん、乾杯ってそういうときにするんじゃない?(頭の上に疑問符を浮かべるも、強引に相手のグラスに己のグラスを突きつけて、かちん、と小気味よい音を立てさせる。それで満足とばかりに、グラスに口をつけて同じく半分ほど煽ったところで―――。)……、いや、匂いで分かんなかったわけじゃないし、飲めないこともないからいーけど、アタシは未成年なんだけどなァ? 酔っぱらったら責任とってね、センパイ。 (01/22-21:55:29)
南雲海星♂大学部2年 > つまり、リターンさえありゃ相手は選ばねェ、か。そのやり方で今まで上手く世渡り出来てるって事ァ、余程運が良いか、或いは相当のやり手ってことか……まァ、お前の力なら出来ん事もねェだろうなァ。ハッ、やっぱ意外と考えてるっつーのも嘘じゃねェようだなァ。(伏したまま舌を出す横顔に向けられる表情はまたも感心の混じったそれ。勝手な解釈ではあったが、リターンに相当する程度のリスクはあるだろうに今日まで無事であるという事実は、少なくともそれらを掻い潜るだけの技量は備えているのだろうという改めての結論に至らせ。) ま、そういうこったな。恩着せがましく言うつもりもねェが――あァ。腹に溜まるもんなら何でも。……大した話じゃないんだがな、こういう時の保険は打っておいて損はねェもんさ。(席に着き横目で操作の指が走る画面を眺めながら、目線だけでオーダーの内容を追う。相手と、己の大盛りとなったオーダーをはっきりと見えていたかは不明だが、その決定に異を唱える素振りもなく、とりあえず食える物ならば何でも良しと食への拘りは少ないようで。悩みながらも注文を決めた少女を見届ければ手にしていたグラスを口元へ運んだ。) 断りてェなら断るでも構わねェよ。こればかりはお前の自由だ。対価があるとはいえ、こんなもんで強制しようっつー腹もねェしな。……コイツァ俺の落ち度だ。勘定に上乗せして暴利を貪るようなダセェ真似はしねェさ。それに、今更この程度でどうにかなっちまうほど、ヤワに出来ちゃあ――(ロングサイズのグラスを半分ほどまで一息に流し込み、潤した喉でまた紡ぎはじめる。落ち度、と腹部に落とした眼差しは呑気でさえあり、一笑に付するように言う。強制的な対価と引き換えにした要求は多くが上手く運ばぬと知っているからこそ、彼女の認識を今一度確認しようと表情を伺わんとする視線が向いた矢先。己が手にするそれとは異なるグラスが突き出されているのが目に入り、紡いでいた言葉が静止する。己のグラスを傾けながら、その意図を汲めずに怪訝そうに眉を潜めて。) ――あん? 要らねェのか。妙なもんなんぞ、入れたつもりゃねェけど。 (01/15-12:53:20)
御堂ひまり♀高等部3年 > (強かな黒い腹が隠されもしないことに苦虫を嚙み潰したような顔をしながら、ひらひらと片手を振る。あんなものは注意深くしようとも云々かんぬん、と言い訳めいたことすら口にする気力もないらしい。この娘にとっては、あの奇々怪々で避けようのない精神的デバフはそれほどまでに地雷だということだ。)これでもアタシは、それなりに神宿での暮らしに満足してんの。そりゃもちろん、たのしーコトも、面白いコトも、ゾクゾクするコトも好きだけどさァ。リスクリターンくらいは考えるってこと。あとまァ、アタシは誰とでも出来ないわけじゃないけど、誰とでもすんのが好きってわけでもないってコト。つまり、基本的にはよっぽどのリターンがない限りは、シたい相手としかそういう遊びはしませーん!(べ、と舌先を出す仕草をしながらも、結局はタブレットへ視線を向けたままのその表情は相手に見えたかどうか。スイーツから食事の欄へとタブレット画面を移しながら、指先はまた商品を比べるようにして迷っていて。しかし、例のお菓子をまた作れるか聞いておく、という言葉には素直に反応して顔をあげる。目をきらきらとさせながら、「マジ!?絶対聞いといてね!?」と念を押す始末である。)――ようは、回復するためのはご飯をたべたい、と。んでもって、仕事の対価を弾ませるためにアタシの機嫌を窺う、と。持っていかれた血と肉が足りないとか言われたら、どっちにしろ断りづらいんだが。んー、とりあえず、ステーキとかでいい? ハンバーグ、もあるけど、……いいや、なんか全部のってける豪華そうなやつたのも!(そうして、注文の中に放り込むのはステーキと目玉焼きハンバーグとチキンステーキが乗った豪華全部乗せミックスグリル。勝手にライス大盛に設定しながら、自分の分のスイーツも一緒に注文に放り込む。結局悩んだ末に、季節限定の栗のタルトに行きついたらしかった。片手でタブレットを操作する間に目の前に置かれたグラスを手に取り、「ん」と相手に向かって傾けて。) (01/09-19:36:58)
南雲海星♂大学部2年 > 何言ってんだ、良い思い出じゃねェか、今となってはよ。ああいうのに注意深くなった的な……ってわけでもなさそうだな。精神系のデバフに弱そうだもんなァ、ひまりちゃんは。良くも悪くも染まりやすいっつーか。……生憎俺は怪現象そのものとは縁が薄いらしくてな。ひまりちゃんほど苦労はしてねェよ。実際、踊らされるよりも踊ってる奴を見てる方が性に合ってるし。その辺空気読んでくれてんじゃね。(悪戯心をふんだんに滲ませた応対に首を横に振り、その返答は少女の好奇心を満たすには至らないだろう。それどころか、己がどうにかなってしまうよりは、やはり他人の苦労する様を眺めたいという黒い腹を隠すこともなく晒して。) ……ヘェ、結構利口に考えてんだな。そういうリスク踏まえてでも獲りに行くタイプだと思っちまってたけど。いや、その二面性を使い分けられるくらいには思いのほか大人だったっつーだけの話か。こりゃあ次からは少し見方変えてやろうかね。(即ち危機意識とリスクヘッジへの考えが男の認識以上にあったという事か――目の前の娘を見遣りながら過る思考に、人を何だと思っているのか、深く感嘆の声をあげ、意外性と感心の入り交じったような表情を浮かべて、最後にはどこか評価に変化のあったらしい頷きに落ち着いた。) んじゃ、適当に……、――そんなに気に入ったのか、あれ。売り物でもねェし、俺にゃ詳しくは分からんが、まァそれならまた作れるか聞いといてやるよ。(見繕ったボトル類の鳴る音をさせながら、ラックからグラスを取り出し、後ろ手に聞こえた声と対話しつつお任せの通りに用意を進める。) ――別に裏なんかねェよ。ただ腹ァ縫うのにちと時間食ったっつーのと、流石に安静にしてろって言われて、ここん所好きに飯が食えてなかったんでな。俺の腹ごしらえのついでだ。ってことで、一緒に肉料理でも頼んでおいてくれ……やっぱりまだ持ってかれた血と肉が足りてねェ気がする。(グラスを抱えて席に戻れば、少女の前には淡い橙のグラスを置き、己はやや濃い橙のグラスを持つ。彼女に供したオレンジジュースとピーチリキュールを合わせたカクテルは即ちアルコール飲料。甘く度数は低いが提供する相手が現役の女子高生という事実は頭にないようだ。) ……最後の晩餐とは言い難いが裏が無いっつーのは半分嘘だったな。ほら、頼み事するとなりゃ、まずは賄賂でも積んでご機嫌取っておくのが定石だろ? あァ、だからって訳でもねェけど、迷ってんなら全部選んじまってもいいんだぜ。 (01/04-03:25:01)
御堂ひまり♀高等部3年 > まァ、センパイなら後遺症が残るまでのヘマはしないと踏んでたけどね!せっかくガルエデンの大学生って特権あるんだから、ちゃんと怪我の治療してる――って、思ってるからね。(表情を窺っていた視線が、その後に彼が言った腹元へと落ちる。細めるようにしてそこを見遣った後に少しばかり唇を尖らせて告げる言葉は、多少願いが籠っているようでもあった。常と変わらぬ表情から、そこには大きな強がりはないと読み取っていても、痛くなかったわけではないだろうから、とは思っているらしい。) 嫌なこと思い出させるような言い方しないでもらっていいですかァ。今年のハロウィンも何か良く分かんない感じの精神操作に巻き込まれて、異能戦技教導隊の怖いお兄さんに喧嘩売ったりしちゃって、結構大変だったんだぜ。……センパイは、今年のハロウィン、何か面白いことなかったの?(珍事の襲来を求める様子に、べ、と舌を出して応対しながらも逆に面白い事にはならなかったのかと好奇心たっぷりのろくでもない視線を向け返し。)――見かけだけで全部判断すんなし!? つか、外ならまだしもここは神宿ですよう。身体と時間売る以外にも、大金たっぷり稼ぐ方法があるんだから、普通だったらそっちにいくでしょ。つか、東京レベルのデカいコミュニティならまだしも、こんな限られた神宿なんてコミュニティしかない場所で、それメインでお金稼ぎとかしないし。ひまりさん、そこまで馬鹿じゃないが!?(ようは、こんな狭いコミュニティでパパ活なんてしようものならあっという間に噂が広がって面倒くさすぎる、と言いたいらしい。ぷんす、と頬を膨らませている間に相手が何か言いかけたのに気づき、「ん?」と小さく小首を傾げるも。その前にと言われて、きょとん顔をした。) ……いや、その前にってなんだし。なに、今から最後の晩餐感が出てちょっと怖いんですけど。んん、しいていうなら、飲み物とスイーツかなァ。飲み物はそこにあるやつでいーよ、センパイに任せる!スイーツは、この前、事務所で出してもらったやつめっちゃ美味しかったの思い出しちゃった。(指示されたタブレットを見ようとソファから腰を上げて、画面の中身を物色しながらまた元の位置に戻る。ミルフィーユか、クリームたっぷりのパイ生地シュークリームかで指先が迷っており。) (12/31-09:42:22)
南雲海星♂大学部2年 > ……そう言われりゃ、そうだな。確かにリターン自体はデケェ訳じゃねェ。だが俺だって何も損得勘定だけで動いちゃいねェさ。恩を売っときゃ得られるもんも多いし、俺の方にも少し興味はあったからな。……お前が気にする様な事ァ何もねェよ。腹ァ抉られはしたけど後はこの通り五体満足だ。(どういたしまして、と率直な謝辞にはそう切り返し、次いでかち合った視線はその意図する所を感じ取れば、心配されるのは柄に合わないとばかりにあっけらかんと言ってみせる。幾ばくか観察すればジャケットとシャツの僅かな合間から、浅黒い地肌とそこに巻かれた包帯の痕跡が見えようか。その言葉が強がりか否かを読み取るには平生の侭の表情を見るしかない。) ははっ、流石によく分かってやがる。謎現象で身体が変化しちまう事もあるくらいだ、薬一つで何があっても不思議じゃねェわな、この街じゃあ。まァ、ドジやらかして妙な事になってるひまりちゃんを見るのも面白そうだが。(節目節目に際してなんぞ怪現象の起こりがちな神宿の街。されどそれを一種の祭り事でもあるかのように屈託のない笑みを浮かべ、あまつさえ言うに事欠いて彼女に珍事の来襲を望む始末であった。) いや、人は案外見かけに依るっつーか、ひまりちゃんの場合あながち間違ってねェと思ったが……違ったか。しかし、話だけ聞いてっと滅茶苦茶裏がありそうなくらい上手い話じゃねェか。それ聞いて勘繰るなっつーのも……ま、金持ちの考えることは分からねェが、なるほど、要は大事な収入源ってわけだな。……それなら――(至って健全で安全なアルバイト先と判明し、どうやら己の予想は外れたらしい。アングラな神宿といえども風紀の目の行き届いた部分もあるのだろうと一人解釈し、続けて何かを閃いたように言いかけて、一度口を噤んだ。) ……その前に、お前はなんか要るか? 食い物に飲み物に……あァ、そういやそこのタブレットでも選べたっけな。それで好きなもん選んでも構わねェぞ、欲しいもんありゃあなァ。(煙草を灰皿に捨てれば席を立ち、向かったのは部屋の一角のミニバー。その中のボトル一つを手に取り、それを少女に肩越しに見せながら問いかけ、物色を続けたままルームサービス用のタブレット端末を指し示した。) (12/24-07:50:05)
御堂ひまり♀高等部3年 > そんな平和じゃない場所にアタシの為に行ってくれたセンパイに対して、そんなの大目に見れないとかいうわけないでしょ。――ガチめに感謝してるんだぜ、これでも。依頼とはいえ、別にセンパイにめちゃくちゃ旨味のあるもんでもないっしょ。ヨシミってやつでやってくれたんだし。(「つまり、ひまりさんの可愛さは罪」と要らぬふざけを加えたりしながらも、ちらりと見上げる瞳は多少窺うようなそれ。取り返しのつかないような怪我や損傷を負うことはないと踏んではいたが、全くの未知数な状況を放り投げてしまったのは事実。故にこそ、心配は皆無であったかといえばそうでもない、というところで。)……正直使い方もさっぱり分かんないトンチキ薬品だからなァ。危ないものとか混じってるかもしれないし、マジで持ち運ぶときには気を付けるわ。いや、アタシだって流石に死ぬことはないと思いたいけど、もう神宿にある得体のしれないものって何が起こるかわかんないじゃん?(現場の仔細は存ぜぬ。誰かにこの薬品の情報を秘匿する必要があるわけでもない。ただただ手に入れたかっただけの小娘、例え彼が薬を抜いていることに気付いたとて悪い顔をするに留まるか、さすが抜け目ない、と評価しただろうがそれはもしもの話。彼の楽観すら知らぬまま、或いは興味を持たぬまま、ケースの蓋をしめると、一度膝の上にケースを抱えてから――少し悩む素振りを見せた後、ソファの傍らに置いた。) 言い方わっる! 別に誑し込んでねえし。元々は学校のアルバイト斡旋で知り合ったじいさんでさァ。なぁんかいつも変なこと依頼してくんだよね。追及してものらくら躱されるし、けど、くれるお金はわりといいしってことでフツーに仲良くして、斡旋所通さなくてもバイトさせてくれたりするってわけ。……とりあえず!なんかめっちゃ金持ちで、いっつも出してくれる茶菓子が美味しいことしかわかんない!良おじ!大人の関係とか求められないし? (12/17-22:06:40)
南雲海星♂大学部2年 > ……だろ? ま、そういうこった。生憎と俺はこの手の薬品の目利きは出来ねェし、知ってんだろうが廃墟とはいえ、のんびりと探索させてくれるほど、平和な場所じゃなかった事だけは確かだったんでね。ちょいとばかり手荒くなっちまったのは、大目に見てもらいたいもんだな。(言いながら、器用にもアンプルを指と指の間で回して挟み、ケースの中から更に何本かを指に掛ける。本物と紛い物を並べてみると、真贋を見極められない己でも分かる程度の差異はあった。いざこうして確認してみればその違いも分かるものの、妨害付きのセキュリティの中ではそう息をつける暇もないというもの。混合した戦利品の有り様が何よりもの証拠として実地での大勢を示していた。……尤も男自身の粗略さが如実に現れたと勘繰ったとしても間違いとは言えないのだが。) おう、持っていけ。どうせ俺にゃ今んところ使い道も無い代物だ。……褒美はいいとして、舞い上がってうっかりテメェで浴びたりしねェよう精々気ィ付けろよ? 碌に得体の知れん中身って事に変わりはねェんだからよ。流石に死ぬって事ァねェだろうが……(見比べていたアンプルを続けてしまい込み、後はご自由にとケースに収める。事前にサンプルとして薬を一つ頂戴したという事実は飲み込みながら、しかし成果に足る分は譲り渡したと胸中で独り言つ。それで何らかの情報を得る事ができれば儲け物。頼みを聞いた甲斐もある。その事実も当人に対して態々言うまいが、現場の子細を存ぜぬというのであれば、まァ問題ないだろうと楽観する。) つーか、大して素性も知らん爺さん相手にも小遣い稼ぎとかしてんのかよ。男誑し込んで良いように使ってんだろうとは思ってたが、手広くやってんなァ。その爺さん何モンだ? ひまりちゃんのパトロンか何かか。 (12/09-14:19:44)
御堂ひまり♀高等部3年 > (軽い物言いによって、相手と一介の女子高生との"組織力"差のようなものを思い出したようで、それもそっかと指の間で弄んでいたアンプルをもうひと回転弄んでから男の隣に収まる。ケースの中身を覗き込むようにしながら、取り出された各種のアンプル類に「おお!」と感嘆の声を漏らし。)アタシも詳しい数とかは全く分かんないんだよなァ。なので、これは純粋な好奇心で聞いてみました。ってか、違うのも混ざってるのは想定外――って、でも、研究所みたいなものだったら、他のものだってあって当たり前か。……あー!確かに、なんかそれは色が違う気がする!?(相手が明かりに透かす様を隣で見上げ、己が手に持っているアンプルも一緒に掲げて隣で比べてみる。一方は深い赤、一方はそれよりも薄い赤、内部で揺蕩うものもどこか異なって見えることからして、別のものか、或いは一方が試作品なのか。何はともあれ自分の目でその違いを確認できたことに、満足そうにふすんと息を吐き出して。)とりま、おじーちゃんに見せて、さっさと確認してご褒美もらうことにしよーっと。耄碌じじいだと思ってたけど、あれがあれで元々は有名な研究者とかだったらちょっとウケるんだけど! じゃ、そういうわけでアタシが全部いただいていきますね。(おどけるように片目を瞑ってみせたなら、ケースの中に自分が持っていたアンプルを戻そうと。) (12/07-22:23:55)
南雲海星♂大学部2年 > ふ、仮に落としちまってても、予備はまだある。問題はねェよ。それに検体の一つでもありゃ、あるいは複製だって不可能じゃあ……(放物線を描いて少女の手元に収まるそれを、割れ物を扱っている気などさらさらないかのような顔で眺め、見事な捕球を見届ければ、己の確保した他の戦利品を指して告げる。) そいつは俺も同感、ってところだ。流石に保管場所が場所なだけに、ろくなデータがありゃしねェ。記録やら資料やらとな、どっかに埋もれちまってるだけかもしんねェけど。――あァ、それなら目に付いた分は全て回収したつもりなんだがな。もしかして他にもまだ残ってたりすんのか?(聞き慣れた謝礼を当たり前のものとして受け取り、数量について訊かれれば、顎を摩りながら記憶を辿る。己の確認した分と或いは彼女が予め得ていたであろう分量、それらを摺り合わせようと、ケースの中身をテーブル上に取り出してみる。) 現状、手元にあんのはこれに入ってる分が全てだぜ。ご丁寧に名前でも書かれてた訳じゃねェから、ひょっとすると別の薬品の類も混ざっちまってるかもな。まァ、お前が分からなくとも、元の依頼主なら目利きできるんじゃねェか。わざわざこんな得体の知れん物を直に指定してきたくらいだったらよォ。(アンプル本体の収まったコンテナを取り外し、隣に座った彼女の前へ並べる。微かな水音を立てて並ぶアンプル類は総じて十数本程度といったところ。中には異種の薬品も幾つかあるようにも見える。試しに少女の手にする本物よりも色素の薄い一本を取り見比べんと明かりに透かせば、先程見た液体の揺らめきとは異なるものに思えた。) (12/05-16:53:22)
御堂ひまり♀高等部3年 > (部屋の説明は後回し、となると少しばかり唇を尖らせたりしたものの、好奇心が満たされないことよりも先決問題があることは確かであるという判断ができる分別はあるらしい。一頻り部屋を見渡した後に、家主の気配の方へと振り返れば、視線は家主よりも先にジュラルミンケースへと移った。ぱっと分かりやすく顔に喜色を広げて見せたならば、お宝の方へと向かおうとするも、その歩みが飛んできたアンプルをキャッチするために止まる。)ちょっと、落としたらどうすんだし!アタシの反射神経が良かったから無事だったものの!アタシの反射神経を褒めてくんないと困る!(など、いつもの戯れを一つ流れるように追加したら、手の中に納まったアンプルを眺めた。蠱惑的な深い赤の中に何かの粒子が揺蕩っており、部屋の明かりに透かしてみれば、それはきらきらと淡く光っていて。)これが現物かァ。……他人の夢に渡れる代物っていっても、いまいちピンとこないけど。そんなの夢魔かトンデモ能力者の領分だし、じーちゃんも何でこんなもの欲しがるのか分からないけど――これで、アタシの当面のお小遣いは確保された!センパイサンキュー!!んで、それ全部で何本あんの?(相変わらず軽やかなお礼と共に、姦しい声が部屋に響く。指の間でアンプルを弄ぶようにしながら、彼の隣に座り、ケースの中を覗き込もうとする仕草に遠慮はいつも通りに無い。) (12/02-18:50:02)
南雲海星♂大学部2年 > (出会い頭の言動がまたいつもの戯れであることは想像に難くない。けれども満足気な顔と対面すれば、扉を閉めながら頭を捻りそういうもんかねェ、と客人の後に続いた。) ん――言ったろ、誂え向きの場があるって。ある意味じゃ棲み家っつっても、間違いじゃねェがな。まァ、此処の説明は追々してやるとして……(以前の自室とは違った意味で生活感のない部屋は、しかしこれといって奇怪な設備もない。小綺麗なテーブルや椅子、広い部屋でなければそぐわないであろうモニターが鎮座し、後ろを見れば高層からの町並みを一望できよう。はしゃぐ子供のように部屋中を見回る少女を尻目に己はコの字型に置かれたソファーの真ん中へ腰掛け、テーブルの中央に置かれていたジュラルミンケースを手に取った。) ……はしゃぐのは構わねェが、本来の目的忘れちゃいねェだろうなァ。お目当ての代物が目の前にあるっつーのに、気にならん性分でもないだろ? 一先ずは出来る先輩の戦果のお披露目と洒落込もうぜ。(こんこんと彼女目当ての物が入っていると思しきケースを叩く。解錠し蓋を開けると収納物を毀損しないよう固定されたコンテナの中に例のアンプルが並んでおり。その内の一つを取り出せば明かりに透かしながら頭上に摘み上げ揺らす。そして己の目で確認を済ませると、今度は彼女に確認宜しく、と手にしていたそれを放り投げてやる。) (11/27-14:04:30)
御堂ひまり♀高等部3年 > (耳に当てていたスマートフォンの通話がすぐに切れることは織り込み済み。様々な部分が獣並みの相手だと認識しているからこそ、己が何処にいるかくらいすぐに気が付くだろうということが分かっていての行動は、構ってほしがりの戯れでしかない。なので、扉を開けて出迎えてくれた相手を見る顔は何となしに満足気であったに違いない。) そこは、センパイに出迎えてほしいっていう可愛い女子高生ゴコロへの理解が足りないんじゃん? (ふわりと紫煙の残りをくぐるようにして、広々とした空間へと足を踏み入れれば、ふわふわと揺れる水色の毛先にやわりと煙がまとわりついて。)ってことで、この前ぶりだっけ! いやァ、しごできなセンパイがいてひまりさんってば幸せなんだし。……に、しても、また新しい棲み処? 前のマンション、引き払っちゃったの?(広々とした部屋の中をぐるりと見回すように、首を回す。興味深そうにきらめく瞳を隠しもせずに、無遠慮にじろじろと部屋の中を見て回らんとして。) (11/24-23:09:29)
南雲海星♂大学部2年 > (建物の外部を一瞥すると見えるものは遠くで蠢く人の影。それが人とは分かっても流石にこの距離では個々の識別までは出来やしない。当然高層建築を見上げる少女の姿など認識もしていないが、何とはなしにそろそろ来る頃合いかという予感が頭を過ればやはり電波を閉ざしておこうと画面に指を伸ばした刹那。呼び出し音と画面の向こうの名が飛び込んでくる。一瞬の間の後、観念するように着信に指を掛けた。――危機意識に関しては学習し、事前に察知するのもまた獣たるものの性。通話を始めると同時、指を耳の穴に突っ込み、スピーカーから放たれる騒音を可能な限り遮断する。しかし、防音設備の整った構造とはいえ、扉の真ん前にて声を張れば多少なりとも漏れ聞こえてしまうもので部屋外と端末のスピーカー双方から、その我が儘な要求が静寂だった室内に木霊した。) ……あ?(聞き慣れた木霊の二重奏に男の視線は扉へと向かう。そこにいんのかよ、という眼差しのまま瞬きを挟み、よもや壁一枚越しにいるとは当然ながら予期せず、改めて目を凝らしてみると確かに桃色の揺れる気配が見える……ような気がした。溜め息一つ零し、通話を強制終了すれば手にしていたそれを置き。) ……そこまで来ておいて、あと一歩くらい大人しく入って来れねェのか、女子高生ってのは。(紫煙を帯同させ、要望通りに出迎えた男の第一声。そして、まァいい、と呟き背後の広々とした空間に親指を向け招き入れようと。) (11/18-18:26:07)
御堂ひまり♀高等部3年 > (迎えが無くても大丈夫な場所、と言われて一人で向かった先。その外観を外から見上げるようにして、ううん、と一つ唸り声をあげた。繁華街と歓楽街の狭間にあるようなその場所に、こんな幼気な女子高生を呼び出すとは何たることかと文句でも述べてやろうかなんて考えながらも、きっとそんな益体の無い考えは実現しないことだろう。指定された部屋へと向かうまでには、確認を挟まれもしたが、招かれたことを告げさえすれば、その後は何の不自由もなく向かうことが出来た。もう少しでたどり着くと見た少女は、ポケットに手を突っ込む。取り出したるスマートフォンを触る手つきは慣れたもので、そこから目的の相手を選び出す動作も手早い。スピーカーにしたそれを掌の上に置いて、目的地と思われる部屋の扉の前にて仁王立ちになり。)せーんぱぁーい!ついたんですけど!お出迎えしてほしいんですけど!!(それはきっと、男が着信を取らずとも部屋の中にも聞こえた――やもしれない。) (11/15-22:45:44)
ご案内:「HOTEL「神宿DEVA」」に御堂ひまり♀高等部3年が現れました。 (11/15-22:37:41)
南雲海星♂大学部2年 > (雑踏行き交い人で賑わう繁華街。相対する側には寂れた建造物も居並ぶ暗く淀んだ歓楽街の間口。その双方を見下ろすように峙つ高層の一室。相反する二種の町並みを窓越しに眺望する人影が揺れる。陰と陽の町々の丁度狭間に、門番が如く位置するこの場所が此度の目的には矢張り適当であると頷けば、凭れ掛かった窓に紫煙を吹かす紺瑠璃色が写った。眼下の景色とは裏腹に周辺は人通りも少なくなく、至って平常の賑わいを見せる。尤も敷地内に近付くにつれ、自ずと配置された警備の数は相応に増えていくが、物々しい雰囲気という程の気配は感じられないだろう。少なくとも表面的には他のシティホテルと大差無き外観を纏った神宿の一棟に変わりない。――内部へと入る事も難しくはない。無論、徒に進入しようものならば即時つまみ出されること請け合いではあるが、招かれた客人ともなれば話は別。相手方……即ち己の名前でも出せば円滑に案内されるように手配を済ませてある。元より招いた者は限られた人間のみ。部屋の鍵も相手の来訪に備えて開放したままである。あとは迷いでもしていなければ容易に辿り着ける筈なのだが、こと彼女においてはまた迷っただとか絡まれただとか、姦しいコールが鳴らないとも限らない。何時かのように喚声が届く前にひとまず電源でも切っておこうかと、今度は翡翠色を写し出す黒い画面と睨み合った。) (11/07-03:14:14)
ご案内:「HOTEL「神宿DEVA」」に南雲海星♂大学部2年が現れました。 (11/07-03:12:19)
ご案内:「神宿某所」から御堂ひまり♀高等部3年が去りました。 (10/21-15:41:45)
ご案内:「神宿某所」から南雲海星♂大学部2年が去りました。 (10/20-15:56:58)
御堂ひまり♀高等部3年 > (頭を掻く仕草と共に吐き出される言葉に、おや、とばかりに二色が瞬く。己の唇に人差し指の腹を当てて相手を見上げ、口の端をほんの少し持ち上げる。瞬いたそれが緩やかに細くなっては、彼の表情の変化を確かめるように眺めた。)へえ。センパイって、自分のモノにはちゃんと優しいんだ。そもそも、野良が首輪を欲しがってもつけてあげるタイプじゃないと思ってたけど、そうならちょっと攻め方変えてみよっかなァ。(牙をちらつかされても怯えて見せないのは、それを突き立てる気はないと高をくくっているからだ。その牙は恐ろしいものであろうと、彼の性格上はむやみやたらに突き立てるものではない――というのが少女の見立て。されど、そんな風に高をくくって余裕ぶっていると、そもそも牙をちらつかされるどころか構ってもらえなくなる、ということも同じく認識しており、娘にとっては、下手をすれば牙をつきたてられることよりもそちらの方がよほど痛いものである、ものだから。)ま、アタシはセンパイにならピンチにされてもいいって思ってるとこあるよ。――とか、言っててマジでされたら洒落にならないけど! やんないとは思ってるけど、心臓には悪いからそういう遊びはよくないんだし!お姉さんにいいつけてやろっかな。(髪を撫でて離れ行く指先に頬を寄せてじゃれつきながら、回収の時期について触れないのは、素直に言えない肯定の代わり。彼の認識は正しく、最初から陥れる気でもなければ、決め事を簡単に反故にする気はないのだ。)はいはい、アタシはお願いする側ですんで、仕事をきっちりしてきてくれた後のしごできセンパイの申し出はひとつも断りませんよ。え、ごはんいくの?――つか、それだったら送り届けるとかじゃなくて、一緒にご飯つれてってくれてもいいんだよ!?(少し乱れた髪をそのままにソファから起き上がり、ぱっと顔を明るくさせての厚かましい一言。振り向きざまに残されたひとことには勢いよく首を振り、置いて行かれまいと踏み出す足取りは間違いなく軽やかであったことだろう――) (10/18-11:57:24)
南雲海星♂大学部2年 > いやいや、俺は番犬なんぞを買って出る質じゃねェけどよ、他の連中はどうだか知らねェぜ? 特に野郎なんて、その二重にも三重にも被った猫で擦り寄っとけば、それこそ喜んですっ飛んでくるだろうよ。得意だろ、十八番じゃねェか、お前の。まァもしもお前が俺に首輪預けた飼い猫だとしたら、保護でも何でもやってやらん事ァないがな。(己には通じぬ媚びも他人であればどうであろうか。言論の盾もあざとい動作を交えてかわてくる彼女を、そんな理論で食い止めようとするも最後は此方が頭を掻くに終わるだろう。) ……気前はともかく、貰うもんは貰って、あとはそれに見合うだけの仕事をするだけ、ってな。まァ、プロフェッショナルを気取るわけじゃねェが……腕尽くの勝負と来ればこっちの土俵。逃げ腰になる理由なんざ、何処にも無ェさ。――当然、依頼人相手でも、な。(芝居がかった威圧的な挙動は、されど彼我の意思が噛み合っていなければ成立もしないプロレスじみた一幕。故に丸くなった双眸と翡翠色の眼がかち合った時点で伺い立てた結果は知れている。尤もこの程度で狼狽するような肝っ玉でない事は承知の上。しかし易々と芝居に乗られれば、其処は既に蛇すら出ぬ藪。やや不服そうにしながらも覗いた牙がギラついて光り。) さて――そいつはどうかな。……仮に、止める人間がいないどころか、逃がさねェように外を固めでもしてりゃあ……とっくに大ピンチだぜ、ひまりさん?(と、これまた脅しにも似た立ち振る舞いを、傍から見れば事犯としか思えぬ構図で演ずる。が、それも余裕ありげに相対する彼女には容易に躱されてしまう事だろう。) ふ、やり過ぎるとまたどやされちまうし……ひまりちゃんで遊ぶのもこれくらいにしておいてやるかァ。どうやら回収すんのは今じゃなくても出来るようだからな。(僅かな力でもって乗せられていた掌が、ソファーの上に散らばり指先に絡んだ髪を滑らせながら離れゆく。貰う物は貰うという言葉の通り、その一点に関しては丁寧にこなしてしまう性質故、「回収」の言葉の意図は冗談めいてはいない。しかし、彼女が簡単に決め事を反故にする性格でない事も既知であり、今この場でのそれ以上の追求は無いまま。) ま、不足分がありゃ、その分後にでも対価を頂くっつーことで。構わねェだろ。(少女の見下ろす態勢から退き、踵を返して肩越しに見遣り口を開けば、そのまま部屋の扉に手を掛けながら着火音を一つ挟んで続ける。) さァて、飯でも食いに行くかァ。と、そのついでに表まで送り届けてやってもいいが……どうする? また捕まりたくァねェだろう。(煙を燻らせて、さっさと応接室を後にしながら告げる。然して歩みを止めぬまま、「無法者の彷徨く巣窟を散歩でもしたいっつーなら、止めはしねェがなァ」――振り向きざまにそう残し、煙草を噛む白い牙を覗かせよう――) (10/11-16:38:35)
御堂ひまり♀高等部3年 > センパイとしては、ちわきにくおどる?みたいな生々しい戦いがお好みってことでオッケー? あ、何か悪いコト考えてるときのセンパイの気配を察知した!(ぼやきに含まれた僅かな喜楽を感じ取ったのか、なになに?と問うような視線が向く。彼が面白いと思うことは、きっと自分にとっても面白いことに違いない。そんな浅い思考を分かりやすく滲ませながら、もし犬の尻尾でも生えていたら左右に揺れただろうし、獣の耳でもあったらぴんと立ち上がっていそうな反応をみせた。) センパイにお願いしたいときは、さっさと契約するに限るってひまりさんは覚えた。ふふん、センパイのそゆのに律義なのトコ、わりと好きだぞ! ――って、ナイト様ってなんだし! まったく、わかってないなァ、センパイがそう考えてるってことはみんなもそう考えてるってコトなんだぜ? 自分が助けなくても、誰か助けてくれるだろう、顔が広いからって。よくないよくない、ひまりさんが困ったときはいつでも颯爽と現れて、すぐに保護してくれる心持ちでいてくれないと!(人差し指を立てて、横に揺らし、首を振る。迷い猫扱いに異議を唱えるつもりはないらしく、むしろ保護という言葉でその扱いを肯定してみせた。保険と釘差しなどなんのその、力業で突破してやろうという魂胆がその堂々たる仕草に滲んでいる。) わお、後払いとか気前がいいんだ? まァ、正直なところセンパイがミスってもこっちに損はないわけで、とんでもない怪我とかしない程度にやってくれたらそれで十分ってところ。でも、そんなに格好いいこと言われると、やっぱり期待しちゃうなァ。はー、その自信たっぷりなところに惚れ惚れするんだが? (根拠の有無だとかそういったものに頼る性質ではないのはこの娘も一緒。彼が自信たっぷりに語ってくれるというそのこと自体に好感を得て、そのこと自体で安心し、嬉しそうに笑ってみせるのだ。だが、そんな顔もソファに押し倒されるまでの話。ソファ生地の上に散らばった派手な色合いの髪に負けないくらい鮮やかな二色の瞳が丸くなる。だがしかし、こちらを見下ろす男の顔に滲んでいるものが何かを読み取れば、受けて立ってやろうじゃないかとばかりに、口端が持ち上がり。) ひまりさんも契約はきちんとするタイプだから、もちろん、センパイがいるっつーんならいくらでもあげるよ? でも、こんなところで渡したら、さっきの綺麗なお姉様に怒られちゃうんじゃないの?(相手が揶揄っているだけだと予測しているからこそ、自分はいいのですよ、なんて強気なスタンスを取ってみせ。) (10/05-19:03:12)
南雲海星♂大学部2年 > 木偶人形じゃ今一盛り上がれねェよ。昔っから兵器の類にゃいい記憶が無くてな……ぶっ壊すかぶっ壊されるか、ただその応酬になっちまって、面白くねェだろ?(額に乗せた指先を引っ込め、ひとまず用の終えたPCを閉じながら、力を持たざる連中が良く使ってやがった――、と半ば愚痴のように吐き捨てる。しかし続けて、それはそうと実際に見てみれば利用価値も見出だせるやもしれぬ――、とぼやいたのは微かに喜楽を含む声色で。) あァ……そんなのもあるにはあったな。実態はどうあれ、結局は連中の術中ってのが気に入らんが、まァ契約は履行する主義だ。ぶっ潰すのは後回しにしておくとして――だからそりゃ仮定の話だ。俺の遣いでそうなっちまったら、ってなァ。つっても、わざわざ出向く必要も無いかもしれんがな。ひまりちゃんくらい顔の広い奴ァ、一人や二人いざって時のナイト様が居そうなもんだしよォ。ん、言っておくが単なるやらかしで迷子になっても行ってやらねェぞ、迷い猫探しは専門外なんで。(好奇心で災いの元に首を突っ込みそうな彼女に、要らぬ事を口走って一々当てにされては面倒を見切れまいと保険と釘を刺しておきつつ、言葉尻を捉えられないように逸した視線は御守は御免だと物語っていた。) ……報酬の件なら後払いにしておいてやる。今回は事が事だ、ブツを完全な状態で持って帰れるかどうかは絶対じゃねェ。契約に不都合は残したくない。――っても、確度自体は低くはねェし、お前はただ良い報告を待っておけ。情報は……とりあえず大方貰ったし、さっきも言ったが蓋を開けてみりゃ中身は単純。あとはこっちで何とかなるだろ。(弱音や保険ではなく、現実としての成功率の如何を律儀にも伝え、しかし同時に自尊という実像の無い根拠で嘯いてもみせた。そしてブラインドの隙間から遠景を眺めていた隻眼を、そのにやつく顔へと向き合わせ。) あァ、お前がくれるってんなら貰っといてやってもいいけどなァ、その手付金とやら……(おもむろにソファーから立ち上がれば、少女の肩に掌を添えそのまま押し倒す形で力を込め。見下ろすようにその様を眺める男の顔は一見して分かるくらいに揶揄う際のそれが多分に現れていて。困惑か、察した上での芝居か、彼女の反応を伺っては見世物でも見るかのような眼差しで二色の双眸を見据えた。) (09/20-00:33:26)
御堂ひまり♀高等部3年 > (パソコンの画面に表示されるそれがやはり何かなんて、やはり娘には分かりやしない。読み取るにはあまりに不親切な設計である、というそのことすらも。けれど、その画面に映るものを好奇心たっぷりの瞳で"記録"し終えれば、もう興味はない様子。今後の"狩場"が荒らされているかもしれないと考察する男の顔を眺めながらも、膨らませた頬を更に萎めさせようとする男の所業を咎めるように恨めしそうな視線を向けた。ふしゅう、とため込んでいた空気が抜けて、柔らかそうな頬が元の大きさに戻される。また僅かに空気を込めて反発しようとしてみるけれど、きっと容易くまたへこまされてしまうに違いないくらいのか弱い抵抗でしかなくて。) ありがたいなァ、優しいセンパイすぎて涙が出そうなんですけど。まァ、正直言って、アタシには何があるかとかもサッパリだからさ。さっき言ったように、センパイはセンパイで何か面白いものがあれば好きにしてもらえたらいいよってくらい? ホントならお願いする立場なんだから、センパイにとってももっと旨味がないと駄目だとは思うんだけどさァ――ま、強そうな機械仕掛けのバケモノと戦うの、センパイにとっては若干の旨味かな?ってひまりさんは思うのであった!(涙が出そうのあたりは分かりやすいくらいの棒読みであったけれど、後半についてはいつも通りの声音。頬からようやく手が離れれば、片手で柔い肉を労わるように撫でさすったりしながらも、小突かれた額を今度はさするはめになる。)んん、センパイが言う通り、やっかいな仕掛けがあるだけだし、放置されてるってことはアウターエデンのお偉いさんにとっては危ない要素はひとつもないって判断されてるってことだと思う。神宿でも何だかんだ能力を無効化する結界だとかなんだとか色々あるじゃん? ってことで、言う通りにアタシを探しに行く方が手間――ん、つか、そういうときって、センパイちゃんと探しに来てくれんの? やばあ、ひまりさんってば愛情を感じちゃうんだが? まァ、ともかくセンパイが受けてくれるっていうなら、それは何よりって感じ。他になんか聞いておきたいこととかある? あとは報酬の話とか、"手付金"のお話でもします?(そして、言葉をとりあげて、わざとらしいニヤニヤ顔をつくるのであった。) (09/16-21:05:23)
南雲海星♂大学部2年 > (無責任というのか奔放というのか、いずれにしても彼女の性質は経験上ある程度理解は及んでいる上、元より己だって1から10まで理詰めで考える質ではない。その自己概念がある故か、呑気な呟き以上に得られるものがないと分かれば余計な追求もなく。一方、目線の向かう画面はと言えば、モニターそのものに映っている部分は殆どが表示された映像や画像。構文が羅列されたコンソール以外にこれといって際立ったものはない。むしろ無機的なまでにシンプルなレイアウトをしているほどである。インターフェイスは最小限、ソフト名に至ってはアンノウン、まともに設定すらされていない。さながら他人が使う事を想定せず、デベロッパーのみが使用するかのような設計であり、即ち何かを読み取るにはあまりにも不親切な様相をしていた。) ……ふむ、まァそりゃ打ち捨てられたとはいえ、元が研究機関だったんなら「何か」は残ってっかァ。情報の提供者がいるとなりゃ多少は所在も割れてそうだが……そうなると今度はとっくに荒らされてる可能性もないわけじゃねェな。(研究施設として稼働していた以上は何らかの痕跡は残るはずだと見当をつけてはみたものの、結局は推測に過ぎないと興味が失せたように思案する素振りをやめる。そして歪めた彼女の表情に視線が戻り、それを眺める顔は抗議の剣幕をどこ吹く風とでも思っているかのごとく淡々としたもので。膨らむ頬に押し返された指先を、風船を萎ませるそれと同じくまたその柔肌に沈めようとして、微塵も悪戯への反省を見せず。) ま、俺もそっち方面にゃ興味があるわけでもねェし、ひとまずは目的のもんを最優先にしておいてやるよ。――安心しろォ、さっきのは単なる脅しだ。……元研究所のセキュリティに、絡操りのわからんジャミング……厄介な仕掛けは多いが、所詮はアウターエデンのその内部で使われてるだけのギミックでしかねェ。対外的な警備に比べりゃ、そこまでヤベェって事もねェだろうよ。ひまりちゃんを使うまでも無いくらいにはな。もしそれでトラブった誰かさんを探しに行く事にでもなりゃ、その方が手間ァ掛かっちまう。(「誰かさんはよく厄介事に巻き込まれるからなァ」とは揶揄いの籠もった眼差しを伴う一言。相変わらず遠慮も躊躇いもない手付きで弄んでいた頬から指先が離れ、代わりに額を小突き指さした。) (08/30-14:56:47)
御堂ひまり♀高等部3年 > (視線を上向け、少し眉根を寄せ、記憶を辿るようしながら「どこまで能力使えたっけなァ」と呟く娘の呑気なこと。無責任にも相手に完全委託した気でいるらしい。)もち!センパイカッコいいって言ってんだから、褒めてるに決まってんじゃん? しごできなセンパイを持って後輩は幸せ者だなァってこと。 ――…まァ、今はとりあえず、見られる範囲で見てみましたってコトか。(睫毛に縁どられた瞼が瞬きを増やす。そうしながらも相変わらずに視線は画面に固定したまま、娘の興味の在り処はとても分かりやすく。どういう仕組みでこれを見ることが出来ているのかも気になるのか、映像だけではなくて垣間見えるブラウザの名称だとかその他のものだとか、そんなものにまで視線を滑らせている。とはいえ、この娘にシステム関連や通信関連の知識はなく、所詮は“記録”としての行為にしか成り得ないのだけれど。しかし、そんな風に好奇心丸出しにてせわしなく動いていた瞳が、ついに画面から逸れる。相手の顔を見つめては、きょとんとした表情を作った。)はァ!? いや、ちょっとそれは! ……いや、まァ、確かにまわりを見てくるだけだったら確かに危険がないかもしれないけど、それでもか弱い女子高生を一人でこんな場所に送り込むのはどうかと思いま、――んむっ。(不服を訴える表情が、大きな手指に潰される。むにゅりと歪められた顔がなんとも言えない表情となってしまい、その分の不服も上乗せした視線が男に向けられることになろう。)んん、価値がありそうなもんとか何かあるかは全然しらないけど、なんかわりと色んなものは散らばってた気がするかも。正直、アタシもひとから聞いた情報で動いてるからよくわかんないんだよなァ。センパイがみれば価値があると思えるものも、あったりす……、んもう、可愛いJKのほっぺを無料でむにむにしてゆるされると思ってるわけ!?(頬の中に空気をため込んで、潰されるそれを無理に膨らませたりしながら抗議をして。)                      (08/23-17:49:57)
南雲海星♂大学部2年 > (興味本位からの提案に飲まねェよと一蹴しつつ、伺っていた反応に内々で頷き返し、説明に準じて改めて経路を追うように視線を動かす。) 成程なァ、ってーとそこまで広範囲って事じゃねェわけだな。入り口はモロに範囲内か……この立地じゃ掻い潜るのも無理そうだ。(ライブ映像への質問に肯定の返事を投げ、画面を見つめたまま話から推察できる効力範囲をマップと照らし合わせて組み上げる。尤もロジカルに出来てはいない頭はすぐに仮想の思考を手放したが。) ……褒めてんのか、そりゃ? ――そいつァこれから上手い事やってやんのさ。つっても、大した事はしねェが。程度なんかの具体的なデータがありゃ文句なしだが、全部を探るにゃ時間が掛かり過ぎる。更に言えば今回はブツの回収がメイン、わざわざ手間を掛けても仕方ねェしな。(確認、と聞かれ一瞬考える素振りを見せて、そして元の調子であっさりと、しかし確信めいた物言いで答える。けれども大掛かりな構想がある訳ではなく、結局はいつもの粗雑な思いつきでしかないようであり。) なんなら、お前自身をこき使う事も出来るんだぜ、バイトちゃんとして。近くを歩くくらいだったら危険性も無いって話だったしよォ。か弱い女子高生様でも、そんくらいはわけねェだろう。(悪戯っぽい眼差しで少女に視線を送り、これまた戯れにそんな提案を挙げてみる。本来ならこれも依頼者の情報提供の範疇のはずだ、なんて思いは彼女の反応を見遣る片目に薄らと滲み。言外にそれを訴えるように持ち上がっていた口の端と頬を、親指でぶにっと摘もうとしながら。) 因みにそこにゃ他に価値の付きそうなもんがあったりすんのか? 無いとしたらどの道戻ることもないだろうし――邪魔の入らん経路だけでも確保できりゃ、十分とも言えるがな……(ふとそんな事も訊こうとしながら、指先で娘の頬……表情を弄ばんと。) (08/14-10:28:55)
御堂ひまり♀高等部3年 > (「あせすめんとぉ?」などと英語のスペルが浮かんでいるのか怪しい声を発しながらも、視線はきちんと「Assessment」の欄を眺めている。其処に記されているのはCどころかDの表記であり、以前出回っていたイシュタルという名前のそれであればもう少し上位に来るであろうことからも、それらを真似た粗悪品であることは見て取れた。)此処に載ってる「イシュタル」ってのが前に神宿で出回ってて、学校でもちょっと流行って問題になったんだけど、それより大分粗悪品――っぽい。センパイ、飲んでみる? つか、センパイこういうの効くの?(なんて興味本位の問いかけをひとつ投げると同時に貰った分析結果には興味が無くなったようで、身体の側面をくっつけ、上腕のあたりにぴとりと頬をつける、という窮屈さを感じられて逃げられても仕方ないくっつき方をしながら覗き込んだパソコン。視線の先に映る航空写真を見つけては、ぱちぱちと瞬きを増やした。それから、んー?なんて声を上げながら目を細めて、じっと眺め。)あー!此処ここ! これの地下、入り口がねえ、えっと、……そうそう、この建物から入れんだよね。一応、この建物のあたりまでは、何にも問題なく能力つかえるんだけど――って、後ろのってライブ?(リアルタイムの日時が表示されたカメラ映像のウィンドウを目敏く見つけると、きらりと輝く二色の瞳。ぴたりと甘えるようにくっついていた身を離しては、少々前のめりにパソコンの画面を覗き込んだりしながら。) わお。センパイって肉体派だけど脳筋じゃないっていうか、力でゴリ押ししそうに見えて意外と抜け目ないっていうか、つまりは、そーゆーとこカッコいいよね!ってひまりさんは褒めてみせるのであった。……で、どうやって影響を確認すんの?(褒めているのか褒めていないのか怪しい言葉を、褒めているという定義づけで丸め込んでしまいながら、にんまりと口の端を持ち上げて猫の口みたいにしながら楽し気に尋ねかける。) (08/09-23:16:33)
南雲海星♂大学部2年 > あァ……基本的に純度の高さが物を言うもんだ、ドラッグの質なんてなァ。逆に混ぜ物が多いやら、精製度の低いもんってのは大半が量産目的の粗悪品。値は安いが、副作用も少なくねェっつー類のな。(出し抜けの子供扱いに食いかかってこないのをやや意外そうに、笑みで返しながら、揺れる書類の下部に目線だけをやる。ぞんざいな返答ついでに「Assessment……査定の欄を見てみろ」と一言。続けざまに記入された文字がB以上ならば月並、C以下ならば低質、との説明が加わえられる。) 厳密に言えばまァ得意ではねェな。……が、単に弄るくらいはやれる。ちょいと必要なデータを纏めてもらってな。俺はそれを書き出してるだけ。(身を寄せる少女に窮屈さを覚えつつも、腹の満たされた獅子が如く狼狽せず画面と向き合い続ける。一方の画面に浮かぶものはといえば、何処かの景色が映された映像類。よく見れば先に彼女から提示された件の廃研究所周りの景色だと分かるだろう。) ま、いわば下準備ってやつさ。依頼をこなすための。――んで、ひまりちゃんよ。さっきの研究所は、ここで合ってんな?(一通りの展開を済ませ、最後に前面に呼び出したウインドウを指して真横の娘を見下ろすようにしながら問う。モニターには先程貰った位置情報から照合した座標の、より鮮明な航空写真が映し出されている。――とは言っても地下にあるという廃研究所そのものではなく、入り口となる建物と周辺の建造物を映すばかり。初めに頂戴したそれと同じ廃墟の一角を中央に持ってきて、一応といった風に今一度確認を促す。)(彼女の覗き込む画面中でバックで動く別のウインドウには座標の一帯を細々と映す無機質な映像が見切れた状態で流れており……リアルタイムの日時が表示された監視カメラ映像と思しきそれらは決して合法に手にしたものではないだろう。) 何をすんのか、ってのを言っておくと、さっきのアレ。能力無力化ってやつが気になってよォ。絡繰は掴めねェまでもそいつの影響やらを知っておこうか、とな。……流石に厄介事があると分かってて無策で突っ込むほど俺も馬鹿じゃねェってこと。(己にくっつく少女の背後に回すように腕を背もたれに引っ掛け、モニターと向き合っていた首を軽く捻り。紺瑠璃を掻き上げながら今度はその顔を少女に向き合わせて。) 特攻決めんのも有りと言えば有りなんだがな、それもいつもの事だし。だがそれで無駄骨を折ってりゃ世話がねェだろ? (08/05-18:56:47)
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