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仮想戦闘演算室
【部屋説明】放課後の仮想演算室(PL:他PC様とのお約束のあるロールではございませんので、何方でも後入り大歓迎です。また、ロール内容も雑談、戦闘、その他何でもOKです!)

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外見   ID  ">"にリンク
発言色(#無し) ColorList
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参加者(2): ROM(1) 稲守彩音♀高等部1年 白賀 蘇芳♀高等部1年 

稲守彩音♀高等部1年 > 【思考誘導と異能発動の判定】 [Dice<100> 55=55] (05/17-23:46:38)
白賀 蘇芳♀高等部1年 > ……其の様に呼ばれると少々、面映ゆいですが。(口とは裏腹に目を細め乍に笑う顔は照れも恥ずかしがりもせず。只、静かに肩を揺らし。聞き手として良い反応を見せる少女も亦、必要な予備知識は充分に有している事を窺わせ、女からは謙遜していると見える乍も、褒め過ぎても恐縮させてしまうかと敢えて口にせず。)……ええ。集中にとって、最も躓き易い小石となる要素は“目移り”と“迷い”です。後回しにした用事、遣り掛けていた趣味、片付けようと思っていたお部屋、怪我をした子犬、好きな事……其れらが視界や思考の端を過ぎる時、人間の脳は活動を低下させていた部位を叩き起こすかのように活性化させ、其処に不必要なリソースを割く事となります。(其れは宛ら、止まっているエンジンを掛け直す為にアイドリング以上の燃料が消費される様子と似ている、とイメージの肩代わりとしてもう一方の手に丸くデフォルメされた車を象った粘液を浮かべ。少女が要約した抑制と負荷を態々説くのは、此の先の話の根底となるから。)……ですので“此れをする”と先ず心に強く刻む事、而して手を止めない事が脳の疲労を抑え、集中を持続させる秘訣となります……が。(其れは落とし穴が潜んでいる、と女の手の上で車はフロントから池に落ちたように融解させ。ちゃぷ、と水溜りを踏んだような水音と共に掌から飛び散る粘液は霧散し、再び少女の思考力の一部のみを低下させる香りを広げ。思考に波風が生じ難くクリアに、能力の維持に集中し易いよう脳の活動範囲を限定させる効能は、春の陽気がまどろみうたた寝を誘うように再び少女の意識を包み込み始め。)……例えば……“今日は道路の白線の上を真っ直ぐ歩いて帰る”と心に誓うとします。一見簡単なルールですが……お友達から寄り道へ誘われる不確定要素が潜んでいます。此れは“又の機会に”とお返事すれば良いですが……では、道の反対側で怪我をしている子犬を見付けてしまったら、如何しましょうか。(“誓ったルール”を外れる、即ち集中を解くか、“子犬”と称した倫理観を揺さぶって来る対象を無視する事となるか。意地の悪い例えは、普段ならお人好しな少女が少しでも其の光景を想像すれば、淡々と話を聞くなど難しいだろう。敢えて其れを口にするのは、少女の思考を過度に刺激されない状態へ誘導出来ると先ほど実証している為。)……集中している、と表現すれば聞こえは良いですが……興味の取捨択一を無機質に行う事は、時に平時の倫理観との衝突を生むのです。(此れを避ける為に、人の脳は兎角ブレーキを掛け易い。理性とはそう云う物であり、其れが正常なのだ、と。rTMSなどを用いて人工的に作られる、脳がブレーキを掛けられない程の集中には、正気に戻ってから後悔するような選択を生むリスクを孕む事、等を淡々と説いた上で、少女が作り上げた異質な光を一度見上げ。)……此の落とし穴の原因は“想定の甘さ”による物で、解決方法は大別して二つ。一つは……躓き易い小石の存在を無視する、とも固く決意する事。如何様な情に訴える事象であろうと、事前に来ると身構えていれば存外と遣り過ごせるもの……限られたリソースを必要最低限にしか割かない辛い選択を“覚悟”しておく、と云う事ですね。もう一つは……つまり、こう云う事、ですね。(見上げた光を控えめに指差し乍、女は感心したように笑う。少女が何をしているか、能力の系統が大きく異なる己が本来知る術の無い筈の光景の意味を理解している……否、理解出来る者の思考を共有している。己一人では成し得ない膨大な思考が流れ込んで来るようで、然し乍、思考を受け渡しているようで、処理を並列的に肩代わりしてくれる外付けの演算装置とでも例えるのが分かり易いだろうか。)……事前に例外的な対応を網羅しておく事。起こり得る事態を可能な限り予測し、後悔を残さない選択を先んじて決めておけば、其の時になって慌てて思考を切り換える必要は無くなります。但し、此れは起こるかも分からない愉快ではない状況を態々意識内で疑似体験する行為でもあり、必要が無かったかも知れない負荷の前倒しとも言い換えられますし、一人の頭であらゆるアクシデントを予測しきる事は困難……と、言いたい所でしたが。(出来てしまいそうですね、と困ったように笑い乍、目を閉ざし不慣れな思考共有の性質を理解しようと意識を集中し始め。女の能力は四肢の運動機能よりも臓器の制御と近く、即ち脳の深層や無意識による制御が大部分であり、繋がったのが表層意識までなら『悪戯』が共有される可能性は低い。裏を返せば肉体の損傷や体調に左右され易い性質でもあり、女が普段から感情を表に出さず曖昧な笑みを絶やさないのも、育った環境の影響は少なからずあれど、昂ぶった拍子に異能を発露してしまわない為。……其の己の前で無防備な、しかも頬に淡く朱を差した魅力的な姿を晒しているとなれば、其処に含まれる信頼の意味を理解出来ない頭では無くとも、女は理性以上に欲望の方に忠実で。表層に浮かぶ感情自体は信頼を寄せてくれる親友の充足と幸福を欲する無邪気な物に過ぎない乍も、深層意識で選ぶ手段は大よそ少女の倫理観とは掛け離れているだろう。充足とはつまり、平たく云えばスッキリすると謂う事で、幸福とは言わずもがな多好感を得ると謂う事。であれば、少女の体調変化に影響を与えている一端、大人の身体へと成長し、開拓が進んでいる性癖を満たしてあげる事が該当する――常人には到底理解の及ばない狂った倫理観から導き出された結論に従い、先ず実行するのは少し汗ばんでいる事を気にする思考、及び其の起点となる嗅覚刺激。二人の繋げられた其れは表層心理で再生される声の色を明確に見分けるような仕組みを、果たして何処まで備えているか。どちらが浮かべた物か区別の付かない声、其の上女が思い浮かべるのは、限りなく少女の側の主観に近い視点から、当人しか知り得ない感覚まで再現したもの、となれば益々どちらの思考かなど曖昧となるに違いなく。如何にして其れが可能かと謂えば、以前にも中庭で思考力を奪った際、少女の『神楽』により思念を通して共有……否、浴びせられた昂奮と発情、快楽共有の異能によって伝達された色情の念から、彼女の一人称の光景を、汗と牝の蜜と涎に塗れて泥濘の如き粘液音が奏でられる胸元を、誰かの鼻筋を模したモノに嗅がれる羞恥と背徳を味わう度に絶頂する程に昂ぶる最中の思考を、女は詳細に記憶していたから。当然乍、其の中で倒錯的な行為に興奮しているのは少女であり、嗅がれている視点主もまた少女……其れらを基にして作り出した心の声を用い、まるで今唐突に想像してしまったように飽く迄一瞬だけ、女が共有思考で思い描くのは嗅がれる事を想像させる呼び水となる、汗ばんでいる事を僅かに気にする部分のみ。其の先を想像した瞬間には、少女の子宮へ寄生させた己の能力が再び、発情を促す成分を分泌させる。事前に僅か乍も密やかな熱を宿らせていただけに、其の熱を更に高めさせる変化も決して唐突とは感じ難い範疇に過ぎず。)【思考誘導と異能発動の判定 100面ダイスで二人の合計値が120以上であれば成功(確定回避でも構いません)】 [Dice<100> 97=97] (05/17-22:25:43)
稲守彩音♀高等部1年 > ──(目の前に映し出された水珠が掌を象る光景、そして彼女の説明に耳を傾けて。腹を撫でていた指先を唇に当てて少女は暫し思案する仕草を見せ始める。──胎の奥で蠢き始める粘液の存在には未だ気づかない侭。其の光珠が真球を象る頃には少女の瞳には理解の彩が浮かんでいて。)…なる…ほど…?(幼い風貌、其の双眸は淡い夜空色の輝きを帯び、彼女の生み出した真球を観察する。少女の胎が密やかに熱を帯び始めていることを示すよう、その頬は淡い朱を帯びるけれど、少女が自覚する程の違和感を与えておらず、少女の思考を揺るがせることもなく。)──特異性能力の制御はわからない部分も多いですから、そういうこともあるかも、ですけど…──う、うーん…?(彼女の言葉を聞いて、少女は半信半疑という表情で首を傾げていた。特異性能力、異能が理の埒外であれば、その制御法もまた同様──とは言うものの、)…は、はい…おっしゃるとおり、ですけど…、…白賀 さんはほんとすごいなぁ……(生返事で答える少女の顔には感嘆の彩が浮かぶ。少女の思考と疑問を正確に汲み取り、代弁するかのように少女の想いを口にする理知的で頼もしい親友を暫し眺め、自然と唇から柔らかな笑みが漏れていた。異能の制御法が理に非ざるとはいえ、その異能と生まれたときから向き合い、地道な鍛錬と様々な経験を積み重ね最適化を施し、異能を自らの手足としてきた少女。そんな少女の異能で扱えるエネルギーが強まり、より攻撃的で威力の高い異能が使えるどころか、威力は変わらず制御に不安定さを見せ始めれば、懸念を抱かずには居られない──けれど、その答えが与えられることは未だ無く。)…はいっ、おねがいします…せんせい…!(集中を持続させるコツを見せてくれる親友の手許を、少女の夜空色の瞳がじぃと見詰めていて。その色彩を変化させると共に少女の鼻孔を擽り始める仄かな香り。その香りが次第に少女の意識を包み込み始めると脳機能の一部が抑制され少女の瞳がとろんとしたものへと変わっていき…)……きょうみの、…意識の…ひき…ざん…(親しい同級生を前にして特に警戒の念も抱いていなければ、彼女の異能の効は十二分に発揮し、少女の意識は色彩の変化を捉えるように先鋭化していく。水珠の彩は変化を帯びて次第に定常状態に至り…)───んっ、…っ、…あ、あれ…(香の効が薄れていけば少女は元の意識へと覚醒していき。目の前には嫋やかな微笑を浮かべる友人の姿、目の前に完全な一色となり完璧な真球と化した水珠が在る。其れを前にして、暫し瞳を閉じ、指は唇に当て、少女は静かに思案する。)…な、なる、ほど、そう考えるんですね…、──そっか。長く続かないのは、それが本来の姿ではないから…抑制すれば、其処に負荷が生じて反作用が起こる…(思案する少女の唇が詩を吟じるかのような言葉を紡ぎながら再び瞳を開ければ、其処に在るのは異能の発動を示す瞳彩。)…負荷を分散するには…植物群落…意識と意識を繋ぐグリッドコンピューティング…もしも繋ぐ『道』が其処にあれば…(自身とは似て非なる彼女の異能、その異能から着想を得たよう、少女は唇に当てていた指先を水珠へと伸ばす。少女に与えられたのは、人を害するにも至らない程にか弱い電磁の彩を視ては御する異能に過ぎない、けれど。──本来、特異性能力とは理外の理であれば、才が芽吹き始めた少女の操る電磁の彩が理を僅かに越え始めるまた道理で──)──心なき草木も…花実の折は…わすれめや…(草木国土の仏性を説く一節を吟じる少女の指先が彼女の水珠に触れた瞬間、周囲の空間を満たすのは超常の光彩陸離。巫の囁きと共に、この世に非ざる物理特性を帯びた電磁が空間を満たし、異界の光で編まれた伝送路が意識と意識を繋ぐ。二人を囲む草木、舞い散る花弁、春風に揺れる一葉、そして少女二人自身。森羅万象に宿る意識を束ねては紡ぐ、意識の足し算の異能、稲守の少女が『神楽』と呼ぶ意識変容の異能の更に先。意識の総量を増やし集中で抑制される意識の負荷を分散する──意識という水珠は大きければ大きいほどに内圧を薄めては柔らかく形を変え、集中という引き算をより可能にさせるように。同時に其れは自己の表層意識を周囲に晒しては他者の意識と繋ぐ無防備極まる行為であるけれど、あくまで仮初の空間での所業だからか──傍に居るのが頼もしい親友だからか。異能を発する少女の所作に躊躇はなく──。) (05/16-00:57:50)
白賀 蘇芳♀高等部1年 > (少女の言葉に頷き、流石と賞賛した。揶揄――己には"じゃれ付き"の範疇でも、右往左往する様な狼狽振りにクスクスと和やかな笑みを漏らせば、向けられる視線も決して不当では無かろう。然うして続く疑問も尤もだと頷き。)条件次第……で済ませては、少々大雑把ですね。(薄く緩む唇に触れ乍、思案げに視線を流し。其の手を広げ、掌の上に薄緑の小さな水滴を浮かべ。徐々に膨らみ、やがて細い五本の突起を生じさせた其れはそっくり同じ掌の構造を形作る。己が握り拳を作れば、仮初の掌も同様に。)……手足を動かす感覚を元に、と云った操作であれば感覚的にも分かり易いですが……。例えば"包み込むようなイメージ"と聞いて、指を握り込み隙間から漏らさず圧縮する様な動き、等と詳細に云われる迄もなく、掌で包み暖めたり、両腕で抱きしめる様な感覚をご想像為さるのではないでしょうか?(此の様に、と女は仮初の掌を両手で包む様に覆う。触れず、手から生じるテレキネシスや反発力の様な能力を用いて圧縮する、と云う能力者の真似事。視線を誘導し易い大きな動きを見せる間、女の視線は少女の手を捉えていた。腹の……臍から指数本分、下った辺りを示唆する仕種は、倫理観の狂った女には『悪戯』への誘惑でしかなく。少女の子宮に巣食わせた己の能力の一部が反応し、ただ粘膜を保護していた粘液は成分を変成させる。脈拍、血流の上昇、充血、其れらを促進する神経物質に偽装した媚毒が粘膜へ浸透すれば、少女の子宮を興奮状態へと導く……其れをはっきりと自覚出来る程に効果が現れる前に、女の能力は沈静化する。何故なら、今は親友と学生らしく弁論に興じる方へ興味を釣られているのだから。粘液を包んでいた両手を開く頃には、感情の均衡を表すような正円の球形が出来上がり。)……而して、記憶している身体と実際の体格にズレが生じている間も、脳は其の違和を解消しようと神経回路を再編し、絶えず更新する――幻肢痛、或いはファントムペイン、と呼ばれる症例の仮説ですね。(無くした筈の腕の感覚が残っている、シャワーを浴びれば水滴が伝う感触すらある、と患者が訴える症例。其の詳細を確かめる実験に於いて、患者は全身を刺激した際に腕とは全く関係ない背中等への刺激にも腕に触れられたと証言した、とする報告がある。此れに対し、無くした腕の制御が不要となり、神経回路が再編成された際、別の部位の皮膚感覚を制御する領域に統合された為、とする仮説であり。)……身体機能と紐付けて能力制御に使用されていた領域も同様に、再整理の巻き添えとなるとも考えられます、が……稲守さんが其の例に当て嵌まるかも、絶えず鍛錬し最適化されている領域が"現状にそぐわなくなった"と処理される事も、疑問が残る……と云った所でしょうか?(少女の心中を代弁するかの如く予測を口にし、答え合わせの如く首を傾げて見せ。 …但し、脳は未解明の部分が多い上に異能も加われば到底、現行科学の及ぶ分野ではない。故に其の疑問へは答えられない、と悪びれず、其れどころか楽しげに申告するだろう。)……そんな若輩者ですが、集中を持続させるコツには心得があります。何処からご説明しましょうか……。……先ずはそう、此の香り、ですとか。(掌の上に水球を浮かせ乍、少女が観察し易いよう近付け。薄い緑の色彩が徐々に淡く青みを帯び、試薬の反応の如く色相を変化させる。其れは色合いのみならず、薄っすら漂う香りも亦、柑橘類のような甘酸っぱいものからシトラスのようなミント系のものへと。普段から少女の思考力、倫理観、長期記憶力を低下させる『悪戯』に活躍する其の成分の本来の効果は、脳機能の抑制。決して損傷を与える訳でも退化させる訳でもなく、一時的に不活性化、休眠させると表現するのが正しい。)……集中、と聞くと多くの方は脳が興奮し活性している状態を想像しがちですが、実際には一つの作業や対象に対しての処理を優先し、其の他に割くリソースを抑制した状態、である事の方が多いのです。視野が狭くなっている……興味の引き算、とも言い換えられるでしょうか。(其の成分が脳全体に行き渡って仕舞えば昏睡と言わず機能障害とも為りかねないが、己の分泌した粘液を遠隔操作する能力を用いれば脳の何処へ成分を集めるかもコントロール出来る。例えば、水球の色相変化、と云う視覚刺激への興奮を其の侭に、嗅覚や聴覚、言語刺激への神経回路の興奮、活性を抑制すれば、少女が其の作用を理解し、警戒した上で事前に思考ルーティンを構築する等の対策を講じていなければ、色の変化にのみ集中する行為に疑問を持たなくなるだろう。さっとページを捲るような水球の色相変化が、拡大すれば掌の近くから始まり無数の滞留が渦巻き、二色が入り混じりやがて一つの色と為り乍、全体に馴染み完全な一色と為る。其の仔細一部始終をスローモーションのように捉える事も可能な程に――若し、そう為れば。折角の親友と知的好奇心を深め合う会話も右から左と為って仕舞うので、直ぐに抑制を解き何食わぬ顔で、香りの気分転換は効いたでしょうか、と微笑むのだが。)……尤も、集中とは本来長く続かないように出来ているものですから、持続させるには更にコツが必要ですが。(其れも、態とらしく勿体付けた口振りを添え乍に。) (04/27-04:18:57)
稲守彩音♀高等部1年 > ──、(成長に伴う変調を吐露して小さく頷く少女は、親友の内心を知る由は無く、困惑の表情を滲ませる。成長に伴う異能の変化は、少女達が身に纏う制服のデザインが如く、千差万別に移ろうもの。個人の心身の変化に根差した問題であり、少女自身もその原因を図りかねている。既知の症例で知られているものがあるとするなら、彼女が指摘したとおり、)──クラムジー、思春期不器用…でしたっけ。でも、それ、運動機能の話ですよね、特異性能力にも当てはまるんでしょうか…───…?(医学知識にも通じていればその症例こそ知ってはいるけれど、半信半疑の表情。特異性能力の存在自体が理知の範疇に無ければ関連を疑うことしか出来ないけれど、彼女が例示した内容を思考するよう唇に指を当てて考えこもう──とした矢先、耳元に近付く彼女の息遣いに首を傾げる。桜の木の下、少女二人の身体が近づき、何かを耳元で囁かれた瞬間、)……、……──!、~~~~←→←→っっ!!…も、もぅ、そうやってすぐ白賀さんは揶揄ってっ…、これでも私はもうオトナですし色恋にうつつを抜かしてずっと修行してきた「魔法」がそう簡単に弱まったりさせない、……ハズ、だと、思います…けど…(相手の言葉を咀嚼するに数瞬、意図を呑み込むに更に数瞬、場を和ませる揶揄いの言と知りながら、相手の言葉をすぐに真に受けてしまう少女は朱の上った頬を僅かに膨らませ、俯いてしまう──弁解にも似た言を呼吸も置き去りにして早口で紡ぎながら、内心の狼狽を抑える。多忙な想い人であれば逢瀬の機会も限られていれば、過ぎた恋慕の情が異能の集中を削ぐというのは突飛な発想ではないかもという考えがふと脳裏に浮かび。加えて…)───…(ふと、腹の辺りを掌で撫でる。想い人との逢瀬の度、生半可ではない肉体の変調を悦びと共にその身に刻まれる光景が一瞬フラッシュバックし、…身体の感覚に変化が残留しない方が寧ろ不思議なのでは──という考えが脳裏に浮かんだりする。…それに加えて、親友の『悪戯』が感覚の変化に拍車を掛けていることまでは流石に察することは出来ないけれど。悪戯な声音で揶揄う相手を幾分恨みがましそうに上目遣いで睨んでいると、)……そんなこと、できるんです…?(その瞳が驚きで丸く見開く。相手の意外な、けれど有難い申し出に顔を綻ばせて。)それは是非教えてほしいですっ…──けど、…でも、あれ…どうやって?(少女は不思議そうな表情を浮かべる。彼女の特異性能力は粘液状の液体を操作するものと理解していれば、集中力の持続云々には結びつかず。自信ありげに笑みを浮かべていれば揶揄っているようにも見えず、特異性能力を使わない彼女独自のノウハウがあるのだろーかと首を傾げていて。) (04/26-03:02:38)
白賀 蘇芳♀高等部1年 > (急かさず言葉を待つ間、少女に倣って輝く粒子の軌跡を蘇芳の色をした瞳で追い。肩を並べて座る制服が其々異なる趣なのは、自由闊達を謳う校風の一端と言えよう。尤も、教員が"制服と言えば此のデザイン"と己の受け持つ学級へ強固に押し付けようとも、其れも亦、特異性能力者の自由を保障するアウターエデン傘下の教育機関であればこそ赦される所業。教育の質さえ満たせば方向性は問われない。多種多様な特異性能力を持つ生徒に対し万能の教育方法等ある筈もなければ亦、ガルエデンは画一化された歯車の生産工場等でも無いのだから。)――まぁ、お身体の調子が……?(其れは大変、と返す態度を、少女の変調の一端なりとも此の女が担っている事を知る者がいれば、白々しくも聞こえようか。然れど、女は別に"己に心当たりはない"とは一言も応えてはおらず。そもそも心当たりの在るような人物と思っていれば相談する筈がない、と云う指摘は至極当然ではあるけれど――。)若いアスリートでも度々、成長期を迎えた身体の感覚の変化に順応出来ず、成績を落とす例は小耳に挟みますね……或いは…。(聡明な少女であれば直ぐ様思い至るであろう可能性と実例を挙げはしても、其れが原因ではないかと積極的に誘導はしない。其の様に受け取ったのは相手の自由、と云う消極的な詭弁。而して別の可能性を示唆するよう前置きした後、ゆっくりと身体を傾け、少女へと身を寄せる。飽く迄、親しい間柄として不自然ではない程度、耳打ちの距離で。)……恋は女を輝かせるとも、魔女は恋に落ちると魔法が弱まる、等とも言いますけれどね……?(生真面目な相手には聊か刺激の強い内容を殊更に、態と悪戯っぽい声色を使っていると悟らせるよう眼を細めた表情と口調で囁き、煙に巻こうとする。其れは不安を煽る悪い方へ話が膨らむ前にリセットを掛ける、通常の会話としても可笑しくはない気遣いの類。聡明であり乍も、直ぐに相手を信じて仕舞うお人好しと云う少女の弱みに付入る、性質の悪い手管。悪びれもせず、フフと小さく笑えば傾けていた居住まいを正し、己を指すように胸に手を当て。)ただ、集中を今よりも持続させたい……と云った事であれば、私にもお手伝い出来るかも知れません。(にっこりと音がするような笑みを浮かべ、少女の返答を窺おうか。何より性質が悪いのは少女に施す"悪戯"の、己を親友として扱ってくれる少女への厚意の御返し、と云う目的其の物は本心だと云う事。) (04/19-04:32:34)
稲守彩音♀高等部1年 > ──ひゃっ!?(突然の囁き声に背中がびくぅと小さく弾む。思いのほか身近で聞こえた声、首筋に感じる息遣い。)…白賀さん…、もぅ、いつのまに…?(異能に集中していたとは言え、相手の気配に全く気付くことが出来ず、驚きを隠しきれない表情で目を丸くしていて。幹から身を起こし挨拶をしよう──としたところで先んじて制止させられ、少女は唇に笑みを浮かべながら再びを幹に身を預け、少女は小さく頷けば、桜舞い散る木の下、制服姿の少女二人が横に並びながら佇む画となるだろうか。)…いえ、不満とかあるわけじゃないんですけどね…?…ただ…んー…(幹に身を預け背を僅かに反らし、空を仰ぎ見る。虚空に残るのは少女が起こした小さな奇跡の残滓、桜の一片と光り輝く稲穂の粒が混ざり合うように風に流れ、溶けていく。そんな幻想的な光景を眺めながら、少女は言葉を探るように数瞬思案した後、)──最近、身体の感覚が変なんですよね。…調子が悪いとかじゃなくて寧ろその逆なんですけど…、今まで使えなかった異能が急に使えるようになったり、突然不安定になったりで…(心身ともに成長期であるが故か、様々な人との出会いの故か、感情と感覚に変化が訪れれば、それは異能の発動、威力、制御に変化を与え、少女の感情に戸惑いを与え、若干幼くも若い肉体にも影響を与える。桜の蕾が春の日を浴び、淡くも美しい花へと変貌するが如く、幼さを滲ませていた少女の躰もまた淡い艶を帯び始めていた。──そんな自身の肉体の健やかな成長に目の前の友人の密やかな『悪戯』が関与していることなど、少女は知る由も無いのだけれど。) (04/19-02:21:38)
白賀 蘇芳♀高等部1年 > ――何か、ご不満が御在りのようですね?(ぬっと、とでも云った表現に似つかわしい唐突さにて、木陰で一息吐く少女の背後より声が響き。クスクスと軽やかな息遣いを混ぜ乍、女の笑みが幹の陰から傾げる様に覗いた。丸で気配が無かったのは当然の事、其処に現れたのはつい先程で、少女が異能の制御に集中し、而して疲労の溜息を混じらせる一連の周囲への注意が散漫となる頃合だったのだから。此の仮想の景色に合わせて表現するなら、つい今し方入室した所、とでも云うべきか。)……嗚呼、どうぞ其の侭で。(奈良の大仏を思わせる手付きで、少女が佇まいを正すなり挨拶するなり、と休憩を中断して気を遣われて仕舞う前に制止する。代わりに、と少女の隣を指差した。其処に良いかと問うジェスチャーでもあり。)……お構いなければ少し相談に乗らせて頂いても……?(然して同席への許可を求める仕種でもあり。) (04/17-21:21:29)
ご案内:「仮想戦闘演算室」に白賀 蘇芳♀高等部1年が現れました。 (04/17-21:04:52)
稲守彩音♀高等部1年 > (特異性能力により無から有が生まれ、虚が実へと変わり、彼方が此方を侵食し始める。電磁を介して日の光と命に干渉少女の異能は大地の草木の氣を賦活し、豊穣を祈る巫が天より降ろす神威が小さな奇跡を起こす。)──上手くいった…!(少女の掌の上に乗る桜の一片が光に包まれ、風に流れる稲穂の粒が如く、霧散して空に溶けていく。春風に舞い散る桜吹雪と秋風に揺れる稲穂の景色は混ざり合い、地に広がる豊穣の景色、漲る生命の氣が草木を一瞬黄金に輝かせる。けれど──)……っ……んー…(少女の瞳から藍色の光輝が不意に薄れ、草木の光輝は霧散していく。少女は背を桜の幹に預け、疲れを滲ませた吐息を吐く。神術の発動にこそ成功したけれど、維持するには未だ修行が足りず、──完成度は九割くらい、かなぁとボヤいていて。) (04/17-02:28:40)
稲守彩音♀高等部1年 > (桜雲より掌へ舞い落ちる一片をふと眺め、)──(少女は悪戯な笑みを唇の端に残し、両掌で舞い降りた花弁を包み。異能を示す深藍を帯び始めた双眸が周囲の風景を一瞥する──空には桜の一片が舞い、地には菜の花の黄が彩る。)──今なら『花見』、できる…かな?(花見は催事であり神事、舞い散る桜を稲穂に見立て五穀豊穣を予祝う古呪術儀式。武事は不得手ではあれど神事こそ巫の真骨頂であれば、日と光を操る少女の異能は周囲の風景を織り成す草木を祝福して賦活を施し、その風景に見立てられた五穀豊穣という未来を仮初の大地に引き寄せようと試みる。草木は瑞々しい光を帯びていく共に一瞬ぐらりと揺らいで──)【異能の発動と効果の判定】 [Dice<100> 92=92] (04/16-02:17:54)
稲守彩音♀高等部1年 > (とある放課後の仮想演算室に描かれるのは、草が芽吹き桜舞い散る木々の風景。菜の花の緑と黄、桜の桃と白が舞い踊る雅な風景の中、制服姿の少女が一人佇んでいた。微動だにせず舞い散る桜の花弁を静かに眺め──)──!!(刹那、予備動作も無く少女の右手が振るわれて。生来華奢な少女の身体能力を異能により一時的に強化され、全身が同時駆動して閃く手刀刺突が空を裂き、その指先に込められた貫通性レーザーは的確に舞い散る桜の花弁の中心に小さな孔を穿つ。暫しの間を置き、少女は小さく息を吐いては全身を弛緩させて元の姿勢へと戻り。)──んー…身体に問題はないんですよね。…とゆーか…(…最近、何故かすこぶる体調が良く、異能も冴えている……肉体的な成長を遂げる年頃だからか、若干身体の感覚に変化は見られるけれど。首を傾げ乍ら、桜の如く彩の移ろう自身の身体、小さな掌に視線を落としつつ、小首を傾げる──そんな所作で揺れる黒髪は瑞々しい艶を帯びていたりする。そんな放課後の戦闘訓練、小休止の一幕。少女はその小さな背中を大きな桜の木に預ければ、頭上には桜雲が広がっていた。) (04/15-02:48:59)
ご案内:「ギラギラ亭2号店」から香椎詩歌♀高等部2年が去りました。 (12/24-17:41:51)
ご案内:「ギラギラ亭2号店」から浅桜清良♀高等部2年が去りました。 (12/24-14:14:31)
香椎詩歌♀高等部2年 > 初代の……生まれ変わり…?(二つ上というのもだけど、新たな情報を思わず言葉で返す。見事な剣術をして見せた少女。その技術の事なのか、自分のように特異性能力に由来したものか、までは分からなかったけれど、その辺りは今は深く触れないでおく。大切なのは、きっと、同じだという事。誰かの生まれ変わり、と言われるのは生まれた時から多くの期待を寄せられていると同時に、そうであれ、と踏み外す事の許されない縛りのようなもの。彼女がそれを良しとしているまでは、分からなかったけれど、肯定してくれている事は知れたから。真っすぐにみられるその眼に、憶する事無く、無い胸を張っていた。真っすぐ見つめる紫水晶の瞳が、ぱちぱち、と瞬きを繰り返すのは、笑み浮かべる彼女の声色の所為。)……えぇ、良いわよ。……というか、貴女仕事中だったわね。すっかり忘れてたわ。(ここは彼女のバイト先で、接客中だったことなんてすっかり飛ぶくらい、ハチャメチャな設備が有り過ぎた、と鈴のように喉を鳴らした。つまりは、今ですら普通に遊んでいるくらいのつもりでいたということ。だから、問いかけに返すのは勿論、肯定。頷いて見せるのだけど、水面すら揺らさずに自然に視界から消えたから。まるで、妖術か何かで距離を縮められたのような錯覚で眼を見開いた。この少女はこういう、凄い技術を自然と、しれりとやってくるから困る。そういう時は大体――)ふぁ…ンッ……ッ!?ちょ、なに、やめ……―――ッ!?(完全に油断していたから。背後に這いよられた娘が、その手を阻む暇は無く。後ろから伸びて来た指が娘の胸元に収まって、指先の感触に大きく肩を跳ね上げさせ、水面を揺らした。思わず薄く開いた口元を、直後必死に噛みしめて。跳ねた肩を縮こまらせて逃れようとするけれど、完全に背後を取られ、しかも堪能な体捌きをスキンシップにも用いてくる彼女を相手にどこまで逃れられるか。必死に逃れようとして、振り向くことができるなら。口元を△に尖らせ、逃れて反撃せんと身を揺らして、水面を揺らし、浴室内に賑やかな声色を響かせることになった筈で―――。) (12/23-21:13:03)
浅桜清良♀高等部2年 > (彼女の故郷の者達にとっては目に入れても痛くない娘であり、さぞかし大切に育てられ、いずれ成長した暁には多くの男達を跪かせるのだろう。─── そう思い込んでいたので、「当然でしょう?」とか返ってくるのかと思っていた訳で。) ……えっ、違うのッ!? (威嚇の構えで全力で否定されると、少女は目を見開いて驚愕するのだった。流れをぶった切られた感覚に、肩まで湯の中に沈めて申し訳なさげに見遣って様子を伺っていたが、先に彼女が口を開くとちゃんと顔を上げて聞きの姿勢になる。手合わせした時に目にした特異性能力や、垣間見えた背景だけでは漠然としていたが、絡新婦と聞いて頭の中でピースがはまっていった。そして彼女がどんな人物なのかも、またわかったように思えて。) ─── そうだね。どんな姿になっても、貴女は貴女。─── わたしも初代の生まれ変わりって言われてるから、似た者同士だねっ。 (きっと幼い頃から言われていたのだろう。そのまま受け入れるのは、言うなれば親の敷いたレールの上を歩くようなものだ。けど、彼女はそうではない言い切った。相槌を打つ少女も口元を綻ばせて、胸を張る彼女を見つめていた。凹凸の薄い身体でも、しっかりと自分を持つ姿は眩しく見える。残念ながら凹凸が薄いけども。) ……ねね、今度は仕事抜きで……プライベートで遊ぼうよ。 (今も半分プライベートのようなものだが、一応お仕事中なので、ヘルプで呼ばれたら駆けつけられるように構えていなければならない。綻ばせた口元が弧を描き、「ね?」と笑顔を向けた───まま、一切水面を揺らさず、スススっと少女の方へ向いている彼女の背後へと回り込んで。) ───………それとね……、ヒトの身体は、血とか遺伝とか不思議な力があるからといって、ただ胡坐を掻いてるだけだと多分育たないカモよ? イイオンナになるには努力も大事。こうやって血行を良くしたりしてみるとかっ……。 (少女は気を許した相手には割とボディタッチをする性質だが、背後を取って隙だらけならば、背後から抱くように両手を回して、慎ましい膨らみに触れようとする。ドクターフィッシュが啄ばむように突こうともするが、軽く抵抗されれば胸元には触れずに、肌を寄せ合って戯れるのみ。十分に身体が温まったら上がる予定だったが、残り時間いっぱいまでスキンシップを取ろうと、水面を大きく揺らしながら、笑い声を上げていただろう────。) (12/20-19:54:17)
香椎詩歌♀高等部2年 > (胸だけ見てたわけじゃない、と拳を握りしめて、犬歯露わに否定する様は、実際は見ていた自覚もあることを隠すため。だって、羨ましいなんて思っていることを見透かされることもすら恥ずかしい、なんて思うくらいには明瞭に知れる程の態度だったろうけれど。)(そんな後の彼女の吐露に、調子に乗る様もまた、同様。嬉し気な様相が見える分だけ、ついつい鼻を高くしてしまうのが娘の気質だけど、緩んだ口元を元に戻されてぶつけられた疑問に、当の娘の方は、釣り上げていた口元をあんぐりと開いて、覗き込まれた紫水晶の瞳は、思い切り見開かれる。いわゆる、絶句の姿勢。)…ンなッ、な……そんなわけ無いでしょ!!(ばしゃり、と大きく水を跳ね上げさせる勢いで肩を釣り上げる姿は、獣が見せる威嚇や警戒の姿勢。獰猛な獅子……ではなく、必死に身体を大きく見せて肉食獣だと示さんとする、荒ぶる猫の構え程度が関の山だったけれど。)(牙を露わにするように開いて見せた口元と、真っ赤になった朱の頬をひきつらせていたけれど、実際言い出したのは娘の方。肩を落とし、大きく嘆息しながら眼を閉じるのは、これじゃただの理不尽だ、とは少し遅れて気づいたから。)……そういわれてるんだから仕方ないじゃない。わたしは絡新婦。人を誑かして財を成した、女当主の生まれ変わりだ、って。(言い終えた後に口元を湯へと沈め、ぶくぶくと気泡を浮かべてみせ。実際にそれに準じる特異性能力を持っていることは、直接手合わせした彼女にはきっと連想できる話だろう。……とは言え、沈んだ顔をしているというほどでもない。沈んだ口元はすぐに浮上して。)――まぁ、知ったことではないし、そうなるつもりもないわ。でも、持って生まれたものはわたしのものだもの。好きに使うし、イイオンナになるのなら、別に拒むものでもないでしょう?(わたしはわたし、と。望まれようとも定められてようとも、娘は娘の自我を誇示するから、結局は口元を綻ばせてみせた。いずれ彼女以上になるんだという胸元を得意げに張って。今は、残念ながら凹凸の薄い身体だったけれど。今は。) (12/19-22:43:59)
浅桜清良♀高等部2年 >  ………ぇー、だってそんなに胸をじろじろ見てくるものだから。 (指先同士を合わせるように突つき、自ら胸元を突きながらおどけるように笑う。実際は胸だけ見られていた訳ではないと気付いてるいるし、えっちだなんて微塵も思っちゃいないのだけど、見られている側にもわかるぐらい羨望の眼差しを向けられると、小恥ずかしいものがある。並べば確かにこの少女の方が色々と育っているように見えるだろうが、それも歳の差であろうと少女自身も思っていた。秘匿するべき情報はあるが、実年齢ぐらいなら、こうして良くしてくれる相手ぐらいには教えても良いだろうと、そう判断したので告げたものの、根は素直で真面目っぽい彼女が変に気を遣うようになったらどうしようと思っていた。だが、それは杞憂だった。実に彼女らしい返答に目を丸くし、にんまりと唇が弧を描いて。) ……うん、そう言ってくれると嬉しいな。 (対等に扱ってくれる事が嬉しくて、身を寄り添わせたくなるが、最後の一言が余計だったか。とても寄り添えるような空気じゃなくなって断念。水面が激しく揺らめいた瞬間に湯が飛び散り、少女が握っていた拳に当たり。) ………ま、まぁまぁっ……保証されてるならきっと……うん、ダイジョブだよ! (握り拳を開いて前に出して、苦笑しながら宥める。“みんな”というのは、恐らく彼女の故郷に居る者達の事であろう。凡その事は聞いているので、信憑性もある話。身体の成長は努力だけではどうにもならないが、まだ成長が望める年頃でもあるのだし、少女と同じ歳──あと2年もすれば追い付かれる事だったありえる。何より前向きな姿勢の彼女を見つめて、嬉しそうに微笑む。……のだけど。はた、と小首を傾げて。) ……身体で男を誑かしたいの? (そう言われてるらしいけど、実のところ本人はどう思っているのだろう? 弧を描いていた唇が真っ直ぐになると、紫水晶の瞳を見つめて素朴な疑問をぶつけてみた。) (12/18-20:14:09)
香椎詩歌♀高等部2年 > 洗ってくれても一緒に入るとは限らないわよ。……でも今思えば誘えば良かったかしらね。結構持て余してたし…流石に此処ほどじゃないけど。(無駄遣いだった、と散々様々な事があった身体を解される感触に眼を細めた。娘が連想するのは、先刻彼女にも告げた、昔は洗われていた娘付きの給仕のこと。ここ程では無い、とは言うけれど、比較対象になるくらいには広かった場所。そんな場で過ごしていたとしても、今は女子寮に住まう分だけ一般のお風呂がどのようなものかは既に知っている。「かつては世間知らずだったわ…」なんて言わんばかりに意味も無くかつての浅慮さを懐かしめるくらいには、大人の女性だと娘は主張したいのだけど、じっと凝視していたり、凡そ寛ぐとは言えぬくらいには、忙しなく。)ンな……にを言うのよッ!(えっち、とか言われる事など初めてだと、驚きと羞恥綯交ぜに、犬歯露わに口元を三角系のように尖らせ抗議の声色。とは言え、凝視していたのは事実な分だけ否定のしようもないのだし、スタイルに羨望が向いていたのも事実。丸みを帯びていて、尚かつ細い腰は女性らしさを強調して見える。背丈もまたそこまで高いとは言えないだろうけど、娘からすれば欲しいものをすべて兼ね備えているようにも見えるから。隣の芝は、というのもあったとしても。)2つ……ぁ、そうなんだ。(聞いてはみたけれど、実際年上と聞けばまず驚きに眼を丸くした。聞いてはみたものの、あてずっぽうだったというのが半分で、聞いても良かったことだったか、と今更思うのが半分から来る反応。それこそ、事情というものは場合によってはデリケート。珍しく無いとか、そういうのは関係無く娘自身が思うからこそだったけれど、揺らがず真っすぐに向けられる瞳には、反らすこともなく眼を合わせ。)……当然よ。何にせよ、今は同じ立場、対等ってやつよ。容赦はしないから覚悟しておきなさい。……お姉さん面は出来るものならしてみればいいわ。(小生意気に口元を釣り上げて、少しだけ目線が上な彼女へと斜め上に見上げつつも紫水晶の瞳を細めて、不敵な笑みを浮かべて見せる。同級生なら、立場は一緒なのだから遠慮はしないし、むしろ面倒すら見てやらんと胸を張って見せる。それは娘もまた、年齢差があっても今までと何も変えるつもりはないという意思表示でもあったけれど、拳を握る言葉にわなわなと身体が震えた。)あ、ったり前よ!わたしの身体は、後数年でどんな男も身体で誑かせるくらいになるって、みんな言ってたんだから!貴女なんて見下ろしてやるわよっ(不敵な笑みを2秒も持たせられない儘、ばしゃり、と水面が激しく揺らめくくらいには、身を振る勢いで力説している娘の姿がそこにある。人を誑かす妖であると言われてるだけ、容姿はそうなっていくと言われていたのは事実だけども、当の娘が2年で彼女よりも胸も、ついでに背丈も越えて見せると豪語する様に信憑性があると取るか無いと取るかは、それこそその人次第。) (12/17-22:16:42)
浅桜清良♀高等部2年 > ……そうだねぇ。誰かと同棲してたり、体を洗ってくれる人でもいなければ、誰かとお風呂に入る事も無いだろうし、毎日温泉に通える環境でも無いもんね。 (湯舟に入る時だけ肩まで沈んだが、体勢を変えた時に湯舟から出した両肩を僅かに震わせて微笑む。二人して湯に浸かってからは、忙しなかった時とは異なって静まり、ただ喋るだけでも室内に声が反響する。掛け流しなので耳を澄ませば部屋の隅から水が流れる音も聴こえるだろう。勤務中に温泉で寛ぐのに背徳感を感じるような性分でもないので、彼女の隣で完全に寛ぎ、表情を綻ばせて店長曰く天然らしい温泉の湯を堪能していた。生傷の絶えない環境ではあるが、傷跡一つ無い白い肌越しに温かさを感じ、血液の循環が良くなっていくと伸びを終えてだらけようと腕を下げようしたが。) ………うん? (不意に問いかけられると、斜め上に両腕を伸ばした状態で止まって声を漏らす。今宵、歳の差を疑われる事があっただろうか? 瞼を開いて横目で彼女を見遣ると、その疑問の答えは彼女の目線ですぐにわかり。) ───…… ドコ見ながら訊いてるの? えっち♡ (ジトリと瞼を少し閉じて笑みを浮かべた。覆い隠すものもなく、両手で隠す事もしなければ、全身丸見えだ。湯の中で浮かぶ事も、揺れる事もない双丘も、彼女から見れば立派なものだと感じても不思議ではない。止めていた両手を下ろして湯舟に沈めると、淵から背中を離して彼女の方へ向いて。) ───その聞き方だと、留年とかせず順当に高等部2年になったって事よね。そうだとしたら、わたしは2つ年上よ。 本来は大学部に編入するトコだったんだけど、華の女子高生を経験してみたくて、香椎さん達と同級生になったの。 (別段隠す事でもないので、あっさりと実は年上でしたとカミングアウト。一部冗談めいた内容に聞こえるかもしれないが、少女の本心でもあるので眸が揺らぐ事もなく。) センパイ面するつもりは一切無いし、……あ、お姉さん面はたまにしたいカモ。だけど、これからも同級生として仲良くしてくれると嬉しいな? (首を僅かに傾げて微笑みかける。彼女とは年上年下関係なく仲良くしたい。しっかりと紫色の眸を見ながら告げていた。……のだが、ほんの一瞬、目線が彼女の胸元へと下りて。) ……ダイジョブだよっ、もう少ししたら…きっとボインボインになるよっ。 (拳をグっと握った。) (12/15-20:27:49)
香椎詩歌♀高等部2年 > ……ヘンタイね。(肩まで遣って態々、何て眉を寄せて、嘆息を零して冷めた反応を示した。……冷めた反応を示しているのだけど、自分が実際に啄まれた経験がついさっきまであったから、肩までつかって全身を啄まれる感触を想像してしまい、肩を跳ね上げさせて、両手で必死に胸元をひた隠して幻感に身震いしながらだから、言葉と反応が統制取れないままの姿を、生々しく伝えてきた彼女に見せてしまい……コホン、と咳払いして誤魔化した。つもり。)(自分に続けて入ってくる彼女の姿を横目に捉える。水面が揺れて鎖骨の辺りを濡らす感触を受けつつ。間近に寄られても、別段身体を強張らせる様子も見せないのは、湯が彼女の言う通り、心地いいから。警戒心なんて緩んでしまうというものだし、元より、今更警戒する必要性もないのだから。)……そうね。わたしもあんまり無いし、お風呂って基本1人で入るものだけど……誰かと一緒にってのも、良いわね。(緩んだ笑みの彼女につられて、口元を緩める。身体が水面を揺らして、ちゃぷりと鳴るのもまた耳元に心地よく。本来は日々の汚れを落として、疲れを癒すところだけど、それを共有するというのも悪く無い。……悪く無いんだけど。)………。(じ、と真顔になるのは伸びをする彼女の身体が目に入るから。すらりと伸びた両手足。ふくよかな胸元と女性らしいシルエットは、他にもっと良い人が、というのとは関係無く、同性の娘からしても魅力的に映る。彼女同様に、覆い隠すものもない白い肌、起伏の少ない身体に眼を向け直して、真顔になるくらいには。)……ねぇ、貴女って本当にわたしと同い年?(実は年上とか言わない?とか問うのは、単純に本当に年上ならば年齢差の所為だと言い聞かせられるから、という理由以外何にもないし、彼女の眼を見てじゃなく身体の方を見て言っているからその辺りも知れるだろう、きっと。) (12/14-20:08:44)
浅桜清良♀高等部2年 > (湯舟に浸からなかった上半身も、泡塗れになり温かい湯で流したのもあり、人肌以上の温もりと感触を彼女の身に伝えていただろう。不慮の事故とは言え、素肌で絡み合ったままで居るのは、もし他の店員が駆けつけてきたら何の言い訳も出来ない故に、我に返ってから身を起こすまでの動作は早かった。一角とはいえ、散々暴れた為か水面は大きく揺れており、魚影が見えそうで見えない水面を見遣りながら苦笑する。) ……ところがね? さっきの感想を残した人達は、皆肩まで浸かってたみたいなのよ。お尻だけじゃなくて、…おっぱいも啄ばまれまくっただろうに……わたしだったらノックアウトだわ。 (つられて溜め息を零した少女は、水面から目線を上げると先に湯へと向かう彼女の方を見上げて、感嘆したような呆れたような溜め息をもう一度零した。同性相手だし、二人きりなのもあって言葉遣いも砕けたものとなり、返って生々しく伝わってしまうかもしれない。後に続いて立ち上がり、湯へと向かえば足先から湯舟に浸かり。) ───…… ふふ、すごく気持ちよさそう。 (ドクターフィッシュが居ない安心感。警戒心が解かれた体を湯に沈めると、体の芯まで温まる湯に包まれて一層リラックスする。湯舟に浸かりながら、淵に背を預ける彼女に横から近寄っていき、へたり込むように座ると、やや前のめりの姿勢でにんまわりと微笑んで。) ─── 誰かと温泉に入るのって、すっごく久しぶり。こういう、裸のお付き合いってのも悪くないね? (微笑んで細められる黒眸。徐々に目尻が下がっていくのは、少女もリラックスしている証拠。「よいしょ」と小さな掛け声と共に彼女の隣、淵に背中を預けると、両目を瞑りながら両手両脚を伸ばす。にごり湯ではないので、タオルで隠さなければ色々と見えてしまうけど、此処には彼女しか居ないので気にも留めず、店員である事も忘れて完全に寛いで。) (12/13-20:10:29)
香椎詩歌♀高等部2年 > (背中に濡れた床の感触と、自分の身体に覆いかぶさる自分よりイロイロ大きな少女の感触。湯よりも直接的に肌から伝わる体温と柔らかな肌の感触は、魚群達よりもより艶めかしく娘の肌を擦り。上半身に縋られる姿が、先程とは異なりまるで押し倒されているような態勢となり、小さく身じろぎした。見上げられる瞳は濡れて潤み、口元から絶えず吐息を零す姿に、魅入りそうになるけれど。)かんしょ……へ、変なこと言わないで!(激しいとか、感触とか。その姿から、どんな風に肌を這いまわり下肢を刺激されたのかを、想像してしまう。紫水晶の瞳が同種の熱を帯びかけたけども、ハタと気付くのは今の状況。……素肌で絡み合いながら、息を乱してそんな科白を言われたら、誰かに見られたら何だか物凄く、イカガワシイ事をしている姿に見えてしまうと気付いたから。幸い、誰も入ってこず、彼女の方も同じことに気づいたらしい。身体を開放されれば、彼女の感触が残る鎖骨の辺りを指先で拭いつつ、身を起こして。)……店員が居眠りなんて問題だものね。そうしましょう。……全く、あんな所、入るものじゃないわよ……。(真顔な彼女に頷いて、どの口が言うといわれそうな娘はため息を零した。彼女の指先から横目に逸らした先の魚影は、彼女が暴れた分だけ水面が揺れていたから見えなかったけれど、あまり思い返したら感触がぶり返してきそうなのは、娘もまた同様だから、彼女の提案を素直に受け止めて。先に立ち上がって見せたら、今度こそ、手前のちゃんとした湯へと向かって。……足先を湯に付けようとしてぎりぎりで一瞬止まるのは、本当に何もいないかを警戒したから。)――――……は、ふ……ぅ…。いいお湯……。(湯船につかって、淵に背を預けて。紫水晶の瞳を閉じて、程よい湯の感触を隅々まで堪能したら、自然の声が零れた。人肌よりも暖かな湯に全身が包まれて、表情が緩んで、目じりが下がる。口元も薄らと緩めば、ようやく心地が付いたと、続けて湯に漬かっている筈の彼女の方へと眼を向けて見せ。) (12/12-22:35:03)
浅桜清良♀高等部2年 > (二度も醜態を晒すまいと意気込み、余計な策を講じたのがいけなかった。後から冷静に考えれば、どうして精神を研ぎ澄ましてしまったのだろうと頭を抱えるところだ。腰部辺りまで湯に入った状態で身悶えする姿を見れば、余裕だったのは上辺だけだったのが明白だろう。両脚に隈なく群がるのは勿論のこと、余程飢えていたのか臍から下の部分にも群がる小さな魚影。時折敏感な部分も啄ばんでくるから堪ったものじゃない。) いやっ! 離さない……! 変なトコにも入ってくるからぁっ!! (湯から飛び上がって彼女の脚に縋る頃には、すっかり出来上がったように瞳を潤ませ、目尻から涙を落としながら首を激しく横に振る。無意識に彼女を道連れにしかけているのにも気づかず、惚けて半開きの口から嬌声を漏らしながら、無我夢中で彼女の下半身に縋り付いて身を震わしていた。─── やがて引っ張り上げられると、引っ張り上げられた拍子に両腕は彼女の背中に回されて、上半身に縋り付きながら肩で息をしながら嗚咽を零していたが、落ち着いてくると顔を上げて、蕩け切って緩んだままの表情で見上げて。) ……はぁ……はぁ…ありがと……は、…激しかった………。───……あっ……まだ感覚…残って……っ♡ (助けて貰えたので、うっとりと眸を細めて微笑みかけたが、足の裏や両脚の付け根の辺りとかを啄ばまれた感覚が残っていた為、身体を密着させたまま小さく身を震わせた。少女二人が悲鳴を上げても一切外部に漏れず、他の店員が駆けつけてこなかったのは幸いだったかもしれない。半狂乱してしまったが、古い角質を食べられている時の感覚は気持ち良かったので、満更でもなさそうに唇が弧を描くと、ゆるりとした動きで彼女の慎ましい胸元を枕にして眠りに落ちかけたが。) ───……ハッ。 (閉じかけていた瞼を開いて顔を上げると、身を寄せ合ったまま目線を向けて状況を把握。両手の指で涙を拭い、右手の甲で口元を拭うと体を起こして彼女の上から石床へと降りて座り込み。) ……危ない危ない。こんなトコで寝落ちてしまったら風邪引いちゃう。 ──── まだ時間あるし、湯冷めさせちゃ悪いから、ちゃんと入り直そ? ………出来ればドクターフィッシュがいない方で。 (モニター客に新サービスを提供するという役割は果たしたし、これ以上刺激を受けると同級生相手に変な気分になりそうなので、営業スマイルを忘れて真顔になり、入り口側の方の湯を指差した。流石にもうドクターフィッシュの方に飛び込もうとはしないだろうと思うが、先程垣間見た嗜虐的な面を考えると、飛び込む可能性も考えられたので、眸を揺らがせて返答を待ち。) (12/09-09:30:46)
香椎詩歌♀高等部2年 > (ぽかん、とした顔。その後に浮かべたいつも通りのような笑みに冷や汗を見つけたら、娘は彼女のように不敵に笑い返す。弱点を見つけたら、甚振りたくなるのが人の性。…冷や汗を浮かべてしまっているのすら一緒なのが難点だけど。)(結果、素っ頓狂、或いは嬌声染みた何かを上げてしまい。ぺたり、と座り込んでしまったままに、潤んだ眼を必死に引き締めにかかり、彼女の方を睨みつけるけども効果など望むべくもなく。何も包み隠すことの出来ない生まれた儘の姿で、ただ眉を寄せるばかり。)うぅ……ゥ。(耐えて見せる、なんて得意げに言う姿をそのままの恰好で見送る。醜態を先に晒した身ともなれば、どう転んでも負けは必定のようなもの。慣れた、と言われれば彼女ならばそれくらいできそうでもあったし、足先だけで悲鳴を上げた娘と違い、腰にまで入り込んだ姿に、ジト目に引き締められていた紫水晶の瞳を丸くした。まさか、本当に?――なんて思った次の瞬間。)ふぁっ!?(室内に響き渡る悲鳴に、喉奥から変な声をあげて身の毛を逆立てた。ひきつった肩を硬直させたまま、身悶えする彼女に群がる幾多の魚影を視界に収める。腰部辺りにまで至る魚達は、彼女も柔肌を這いまわり、湯につかる箇所の角質を咥え啜る。群がる幾重の刺激に悶える様の、感触を連想してしまって身震いして身を縮こまらせて。いつもと異なり精いっぱいに身を小さくさせて、布地が何もないけどせめて身を守ろうと、反射的にしていたら、湯から飛び上がってくる彼女の姿を見た。必死に助けを求める姿に、思わず手を伸ばしそうになるけれど。脚を持たれて縋られれば、話は変わる。)ちょ!?この、はなっ、離して!落ちちゃうっ!落ちちゃうってばァァァっ!?!?(未だ膝まで湯に漬かった状態で縋られたら、体格差でそのまま引きずり込まれてしまいそう。実際淵までひっぱられかけた身体は、必死に床を手で押さえて堪えようとするけれど、濡れた床は容易に滑る。結果、娘の身を引いて助けを乞うその指を止められなくて。半狂乱な少女二人分の悲鳴が防音の室内中に響き渡り。)――――は……ハァ、ハアッ……っ(ひと悶着もふた悶着もあった後に。結局は縋り付く身体を力を込めて引っ張り上げて、そのまま娘自体は背中から床に倒れ込む姿勢。乱れ暴れる彼女の手首を持って、思い切り引っ張ってしまったら、彼女の足先ごと湯舟の上にあげる事は叶うだろう。必死過ぎたから、自分が下敷きになるような姿勢になって。――誰かが入って来でもしたら、息を乱して、眼に涙を浮かべた儘、身を寄せ合う二人の姿と見えなくもない。……実際はドクターフィッシュにやられて、息も絶え絶えになっているというのが事実だったけれど。) (12/07-22:28:30)
浅桜清良♀高等部2年 > (脇腹に触れた悪戯も、ほんの戯れ程度のものだったが、目に見えて警戒されている様子。少女は肩を竦める事も落とす事もせず、寧ろ貞操観念はしっかりとしているのだと知り、安堵したように口元を緩めた。少々おふざけが過ぎたかもしれない。退店する際に一言謝っておこうと思いつつ、警戒心剥き出しの彼女に種明かししたまでは良かった。良かったのだが、店員の立場としてモニター客にサービスを受けさせないのは如何なものかと思い、形式だけでも──という理由で煽ってみたのだが。) ……うんうん、止めておこうk───かぇ? (てっきりお断りされると思い込んでいた為、目を閉じてうんうんと相槌を打ったが、煽り耐性が低いのか、受けて立つみたいな雰囲気を醸し出してきたので拍子抜け。間の抜けた声を漏らしながら見上げて、温泉と彼女を交互に見遣りながら目を見開いて驚愕した。どもってるし明らかに余裕には見えないのだけど、挑発してきた彼女だけを入らせる訳にもいかないので、冷や汗を流しながら不敵に笑みを浮かべて。) ……も、もちろんよ。モニター様だけ入らせる訳にはいきませんからね。 (あくまでもこれは業務だと強調し、タオルで隠していない胸を張ってみせた。二人揃って後に退けなくなってしまい、湯気が立ち昇る温泉へと向かう。ちょうど中心に仕切りがあるのは、近づけば視認出来る筈。境目に立って湯を覗き込めば、無数の魚影が見える半面と、平穏な半面が見えるのでなかなかシュールかもしれない。 ─── ドクターフィッシュを温泉に放って大丈夫なのか。その疑問はこの神宿だからこその回答を聞いた。元々水温が高くても生きられるようだが、かの極楽島の火口付近に生息している種を捕獲し、養殖したものだとか。店の雰囲気もあり、ノリと勢いでイケイケー!と賛成していたが、実体験すると後悔しかなかった。) 本当に、実体験してみないとわからないわね……。 (先程の足湯席での醜態を思い返して遠い目。目線を先行する彼女へと向けて見守っていたが。) ……──ッ!? (響き渡る悲鳴に肩が大きく跳ねるものの、石床に尻もちをついて脚をよじらせる彼女を見下ろすと、唇が弧を描く。) ふふーん、まだまだだね。わたしはもうさっきの足湯で感覚をこの身に刻んたから、ばっちり耐えられるわ。 (同級生だけど年上としては二度も醜態を晒す訳にもいかない。にやにやと横目で見つつ、縁に立つと瞼を伏して精神を集中───するのだが、感覚を研ぎ澄ましちゃ駄目だという事にまで考えが及ばず。ちゃぷ、と右足を突っ込み、続いて左足も湯へと突っ込んだ。) ──── 心頭滅却すれば火もまた涼しー。涼しー。涼、……し…。 (場にそぐわない掛け声を上げて腰の辺りまで浸かった、までは順調だった。忽ち小さな魚影が少女の体の周りに群がると、古い角質を食べようと啄ばみ始めて、其処で感覚が鋭くなっていた事に気づいて青ざめるも、最早手遅れで。) ────……んひゃぁぁぁぁッ!!!?? やめてっ!!ああんっ!!♡ いやぁぁぁぁぁッ!!! (両脚どころか腰回りの位置まで、断続的に啄ばまれたり吸い付かれたり、彼女に負けないぐらい大きな悲鳴を響き渡らせると、其の場で硬直しながら上半身を悶えさせて、必死の形相で湯から飛び上がると、彼女の傍で四つん這いになるも、未だに膝の下が湯に入ったままで、足の裏を中心にドクターフィッシュに啄ばまれ続けて。) ─── やめてぇぇぇっ!!!? あっ…! やっ…ぁ…っ! ……かっ、かし、…さんッ! た、助……けッ……!! (目尻に浮かんでいた涙が頬を滴り、ついさっきまで余裕の笑みを浮かべていた顔を蕩けさせて、全身を小刻みに震わせながら片手を伸ばし、縋るように彼女が湯に突っ込んだ脚を掴んで助けを請うていた。) ……あっ!いやっ! ……もう、だめッ!!~~~~~ッ!! (逃げるように這って漸く両脚を湯から出すと、彼女の脚どころか下半身に縋ろうと身を寄せる。邪な気持ちなど無く、本気で助けを求めるように。呼吸を乱して時折体を震わせる始末故に、落ち着くまで暫くかかるだろう。) (12/04-20:05:23)
香椎詩歌♀高等部2年 > …その人は一度、実体験してみればいいと思うわ……。(至って真面目に作ったものがどのような効果を及ぼすのかを一度本気で味わってみれば良い。企画立案者が誰なのかは知らないけれど、もし申し出るならば絶対に追及してやろう、と娘は心に決めた。)何調子に乗っ、てェ……ッ!(囁く声色に、さっきの態度を忘れたのと言わんばかりに振り向いたけれど、脇腹に触れられる感触と重なるものだから、言葉の途中に上ずった声色が重なり。跳ねた身体を押しとどめ、零れた口元を必死に抑えるくらいしか出来なくもなる。肩に触れられた最中は強張っている感触が伝わっただろうけれど、泡が流され、温かい湯が硬直した身体に流れゆく心地よさに、次第に弛緩していく。シャワーヘッドが置かれる頃には、安堵して彼女に続いて立ち上がる。タオルを取って、前を隠しつつなのは警戒心の現れでもあるし、彼女のことをただの同性の同級生ではなく、悪戯してくる油断ならない相手という認識に改めたから、でもあり。)……何言ってるの。そんなの当然………(どうして自分から死地に飛び込まなくてはいけないのか、と眉を潜めて、唇を引き締め。だからしない、と言う前に重ねられた胡乱な言葉の数々。声のトーンが変わる分だけ余計にジト眼具合が増すけれど、最後にまた異なる表情で見つめられれば―――困る。)……か、考えてあげても良いケド。勿論、わたしが入ったら貴女も入りなさい?(警戒心露わに引き締められていた口元を不敵に歪め、胸を張り挑発を返して見せる。――自分が不利に陥っている時、相手がまた醜態を晒して逆転の機会をぶら下げられたら、プライドだけは大きい娘は引き下がれないから、困りもの。そんな内心の混乱が透けるくらいには、挑発返すくせに言いはじめがドモるし、紫水晶の瞳をぐるぐる回しながら言うものだから、煽りにも何もなっていないのが一番の難点。)(脚を向けた先は、温泉の奥の方。仕切りがあるらしい奥の湯には、小さな魚影らしきものが複数。……というかお湯の中で生きてるこの魚はナニモノ?と思わなくはなかったけれど、特殊な操作や訓練を受けていると言われても可笑しくないくらいには、他の品ぞろえにとんでもない拘りが見え隠れするのだから、言っても仕方のないことかもしれない。)………。……??(どうして自分は、たこ焼きを食べにきて、裸でドクターフィッシュの海に飛び込もうとしているのか。我に返れたら頭を抱えそうだけど、売り言葉に買い言葉。しかも売ったのがまず自分な以上、最早引き下がれない。片足を伸ばして、水面につけようとした直前でまた引っ込める。足の指先をぷるぷると震わせて、顰めた瞳がそろそろ別の意味で潤み始めそうな頃合い―――ちゃぷり、と片足を突っ込んだ。)           ――――ひィぁぁぁっッ!?!?    (――膝の辺りまで突っ込んだ直後。異物を認めた小さな生物が一斉に娘の肌を這い。口付け、啄み、吸い上げられる感触に、堪らずに悲鳴が響き渡った。勢いよく脚を引っ込めすぎて、タオルも放り投げて、裸身のまま尻もちをついてしまった状態で、まだ何か吸い付いてるような感覚がして、脚をしきりによじらせて。)うぅ………もぅ、なんなのよぉ……っ!?(何かついている、と思ったが実際は何もついておらず。零す悪態は果たして誰に対してか。ただ眼に涙を浮かべ、入ると言いながら片足すら満足に入れられずに無防備に醜態を晒してしまう娘の姿が映るだろう。) (12/03-17:53:22)
浅桜清良♀高等部2年 >  ………割と本気で人気が出る、と思ってるみたいよ。(作った人は至って真面目でした、と真顔のまま答えて、二人揃って湯の中で悶絶する光景を思い浮かべた。うん、それは明らかに罰ゲームだ。ちゃんと伝えたので、これで間違って入る事も無いだろう。──出ているのは湯だが、背中を流すのと同時に文字通り水に流──そうと思っていたのだが、湯で泡を洗い流している際、背後から見てもリラックスしている雰囲気を感じると、無防備な脇腹とかをついつい突っつきたくなってしまった。声を上擦らせて必死に堪えている姿を目の当たりにすると、再び完全に優位に立てたと確信。先程は不覚にも醜態を晒してしまい、ぐうの音も出なくて恨めしそうにジト目を向ける事しか出来なかったが、形勢逆転するとにまにま笑いながら胸元を湯で流して。) ─── ……イイ声ね。此処が本当の温泉だったら、もっとイジめたくなっちゃうかも。 (肩越しに囁いて脇の下辺りを指先でなぞり、ツンと突つくと悪戯は其処までにしておく。「もうしないよ」と肩を優しく叩いて全身の泡を洗い流すと、自分の体も湯で流してから湯を止めて、シャワーヘッドを元の位置に戻す。) ── これでおしまいっと。ささ、冷えない内に入っちゃお? どっちに入るかは任せるケド。 (寄せていた肌を離すと立膝のまま笑顔を向ける。店員はモニター客に付き添う決まりになっているので、彼女が選んだ方に付き添う心算。防水用のチャック付きポリ袋に入れている従業員端末を手にすると、立ち上がる前に操作して。) …ちなみに、ドクターフィッシュゾーンは意外と好評価な感想もあるのよ。「斬新でとても良いと思います」「温泉の中にたこ焼き落としそうになったけど、美容の為ならアリ!」「とても気持ち良くて何度も……。彼氏より上手かもぉ♡」などなど……。参考までに。 (これまで体験した人達が残した感想を、声が低い成人男性っぽくしたり、んまっと言いそうなマダムっぽくしたり、語尾をギャルっぽくしたり、リアリティを出そうとしたのか、声真似しながら伝えてから従業員端末を持つ手を下げて、営業スマイルが消えて涼しい表情で向かい合い。) ─── さぁ、どうする? 香椎さん。 (改めてどっちにするか問う。) (11/29-19:33:23)
香椎詩歌♀高等部2年 > (頬をつねり、聴こえた声色は、可愛らしい子猫のような声色。店員然としている顔、それとは異なる蕩けた貌と様々な様子を見せる彼女の姿から打って変って見せられて、最後に変わるジト目に無い胸を張って含み笑いを浮かべて見せた。)さぁ、何の事かしら?(知らないわ、と優艶に受け流して見せる。今や自分の方が完全優位なのだから、ちょっとの事くらいは流してあげるとワザとらしくも示して見せるくらいには、生意気な顔で煽ろうともしよう。――あの蕩けた眼でずっと見られていたら、同性でも何だか妙な気分になってしまいそう、なんて安堵も内心あったけれど。)(シャワーヘッドを受け取られれば再び背中を彼女に向けて、暖かな湯が肩辺りに触れて泡が流れる感触に僅かに顎を持ち上げて、安堵の息を零した。暖かいという事は心を緩め、血流を促進して疲労回復やリラクゼーションに効果的、なのだけど……いま、なんと、言ったか。)……バカなの?(ねぇ、作った人バカなの?とまるで罰ゲームみたいな有様を想像し、僅かに身震いしながらも、眉を吊り上げて。勢いよく振り返ろうとしたら、また背後によって来る肌の感触。)ひぁン!?――ッ、ちょ、なに、やめ……っっ!!(室内に響き渡る、上擦った声。大きく体を跳ねさせての反応は、彼女の指がわき腹に触れたから。くすぐったがりが、くすぐったい箇所に触れられたら、ただ指を宛がわれただけでも身を振るえ上げさせられてしまうのは至極当然のこと。身をよじらせて必死に逃れようとしても、椅子に腰かけたままだから、下手に動いたらそのまま滑り落ちてしまいそう。結果、ギリギリ押し留まろうとして、唇を噛みしめて必死に堪えようとするのに、堪えきれず体をひくつかせてしまい。――ブーメラン、なんて言葉を微塵も否定できない、先程と完全に優劣が逆転してしまう有様を背後の彼女に露わにしてしまい。) (11/28-22:16:45)
浅桜清良♀高等部2年 > (胸元を執拗に捏ね繰り回されると、必死に声を押し殺しながら身悶えしていた。足湯席のドクターフィッシュの時と違い、余裕が無さそうな様子を見せてしまったので、あの甘ったるい声は演技も織り交ざっていた事が丸解りかもしれない。くすぐったいのに弱いというより、胸を触られる事に慣れていないのもあって、彼女と目線を合わせながらも、惚けた顔で見つめながら荒くなっていた息を整えていたが。) ─── …ふにゃ!? (両頬を摘ままれて引っ張られると、間の抜けた声を漏らして目を見開く。痛みと不意打ちに驚いた事で正気に戻ったように表情が戻ると、座り込んだまま両掌を石床につき、両目を細めてジト眼で見返してから、目線を横へと逸らして。) ─── ……それはまた、大きいブーメランね。 (ぼそっと耳を澄ましていれば聞こえる程度の声量で呟いた。反論するよりすぐに先程の光景を思い返すと、胸元に湯をかけられながら「受け身に回ると弱いタイプって、貴女もでは?」と言わんばかりにジト眼を向けるのだった。文字通り水に流す前に言いたい事を言ってから、腰を上げて彼女からシャワーヘッドを受け取り、背中を向ける彼女の背後で立膝の体勢になり、シャワーヘッドを持っていない左手でスイッチを押して湯を出すと、背中の泡を綺麗に流していき。) ……二人揃ってこのザマじゃ、温泉の向こう側半分には入らない方が良さそうね。種明かししてしまうと、足湯席みたくドクターフィッシュが大量に放たれてるの。 (程良い温度と強さに調整しつつ、背中を流しながら真顔で温泉席でのサービスについて説明する。足だけでなく、全身の古い角質を食べられる。美容と健康にはもってこいかもしれないが、その分刺激もあるかもしれない。少女自身も試していないので、どうなってしまうかはわからず。背中を流し終えると先程のように背後から肌を寄せて、胸元の泡も洗い流してしまおうとするのだが。) こんな風に、ツンツンってされまくって、パクパクっと食べられちゃうんだよ。 (平静を取り戻して余裕が出てきたので、悪戯っこのように口元を上げて、左手の指先で脇腹の辺りをつっついてみるのは、ささやかな仕返し。) (11/27-19:43:21)
香椎詩歌♀高等部2年 > (娘もまた身体能力には自信がある方だから、徒手空拳での、至近距離での攻防は紙一重の結果…だったかもしれない。彼女が反応を返してしまったが為に、指が入りこんだのは脇腹。跳ねて動作を止められたことも拍車をかけて、後は娘の意図通り。)イ…っ!?(彼女が言い出した言葉に、振り向いた彼女に、今度は娘の方が思い切り驚く様を見せつけた。紫水晶の瞳を大きく丸くさせた後に、すぐにジト眼を向けてみせ。不埒なことを言う輩に最早遠慮はいらない、と真顔の娘はより力を込めてその胸元を強めに圧して。とは言え、先程の彼女くらいから少し力が籠もった程度なので、痛みを与える程ではない。――数多の種族が集う場だから、当然彼女よりも上のスタイルは大量にいるわけだけど。娘からすれば、彼女が気にしていなさそうなだけで、十分に良いスタイル。憧れるくらいには、だからこそどうやったらこんな風にとか、色々雑念が混じりながらも、結果執拗に胸元を捏ね繰り回す結果ともない。はた、と気付くのは石床に座り込んだ彼女の姿を見た頃。反響していた甘めの声色とか、指を食んで声を堪える仕草とか。今度は娘が見下ろす番になれば、口元を釣り上げてみせ。)ふふ。良い貌……。(娘の方から屈んで見せ、座り込んだ彼女に目線を合わす。胸元へと伸びていた手を離して、その眼を間近で覗き込んだ。瞳を細め、くすくすと鈴鳴らす笑い声を響かせて。そんな姿は、以前彼女には垣間見せた赤い瞳を露わとした様に少し重なるかもしれない。あれも娘の二面性。嗜虐めいた部分がより強くなれば、垣間見せる性質はよく似ている。蕩けた眼をした彼女へと目線を合わせ、手で逃れられぬよう、両頬を手で包む。其の儘、顔を寄せて―――)  えい。  (ぐに、と柔らかい頬を撮んで、左右に引っ張って捏ね繰り回してやれば。)……フフン。貴女、わりと受け身に回ると弱いタイプね?そんなザマじゃ、簡単に手の早い奴に手籠めにされるわよ。気を付けなさいな。(――なんて、全て自分自身にも跳ね返ってきそうな科白を吐いて、間近で見つめる娘の瞳は可笑し気に揺れる。頬を抓んで弄んでみせた様を堪能した後に、指を離して。そうして、彼女が本来手に持つ筈だったシャワーヘッドへと手を伸ばして。温泉によくある、上から押すタイプの大きなスイッチを押せば、流れる湯は彼女の胸元辺りの泡をまずは流してしまおう。文字通り、それで水に流してしまおうなんて状況。――自分も似たような反応を彼女に露わにしてしまっているし、何だか物凄い追及をされかけたような、何て事も一緒に。そのまま自分の泡も、とは思ったけれど、彼女の泡が落ちたのを確認すれば、はい、とシャワーを彼女へと渡して、自分は再び、背中を向けた。泡を流すまでが洗うでしょう?と、ちらと目線だけ彼女へと向けて。) (11/26-19:38:44)
浅桜清良♀高等部2年 > (一に刀、二に刀、という具合に生粋の剣客なので、何事も思考が戦闘寄り故に、体格──特に胸の大きさや腰のラインとかに関しては無頓着な節がある。アウターエデン内で言えば少女も大きい方ではないので、彼女と同じぐらいという感覚でいたので、見ようが触ろうが意識する様子は微塵もなかった。鏡が曇ってきて彼女の表情が見えなくなり、必死にこらえて声も漏らさずにいたものだから、繊細なボディタッチ宜しくとばかりに指先を器用に動かし続け、胸を洗っている最中に邪な気持ちがちょっとだけ芽生えてしまい、仕上げとばかりに突いたのは故意によるものだった。) うんうん、気持ちよさそうで何よりだよ。一度流すから、お股は自分で洗ってね? (彼女が上げた高い声が室内に反響すると、一瞬停止して、すぐに営業スマイルを浮かべて動き出す。シャワーで泡ごと流すまでがお仕事だが、あとは湯で流すだけともなれば気が緩み、シャワーヘッドに右腕を伸ばした瞬間は完全に無防備だった。) ───ッ! (だが、無駄に垂れ流している剣気で、彼女の腕が接近するのを感知して気づいたのだが、目線を横へ向ける前に間合いに入り込まれる。) ひ、っ……! (咄嗟に身をずらした所為で、右腕の付け根辺りに伸びていた彼女の手が腋に触れてしまい、大きく跳ねながら停止。身構える間もなく胸元が泡塗れになり、びっくりした仕草のように両手を頭の横まで上げたまま彼女と向かい合う事に。) ……───。 もしかして、さっきつっついた時にイっちゃっ──ぁぁっ……!? (曇りガラス越しではなく直に彼女の顔を見て、水気を帯びた眸や呼吸を乱していた様子の口元に目線を向けてから、恐る恐る尋ねている最中に鷲掴みにされたので、声を押し殺せずに高い声を上げてしまう。まだ洗い終えてないから、自分が洗われる番じゃないよね?って目で訴えるも、指先から流れてくる並々ならない思いが伝わってくるので、抗議出来ずに身悶えして。) んっ…ぁっ……ちょ、ちょっとっ……! ~~~───っ!! (へたりと石床に座り込み、折り曲げられた右手の人差し指の関節の辺りを甘噛みしながら、身を捩らせる。大き過ぎず小さ過ぎでもない膨らみの感触を彼女の指先に伝えて、営業スマイルを崩して快感に耐えるように両目を瞑ったまま全身を震わせると、微かに開けた目が蕩けており、時折口端から熱い息を漏らしていた。) (11/23-22:43:01)
香椎詩歌♀高等部2年 > ちが…っ、ていうか、そういう問題じゃな――ッ!(誰がそんな事するか、と唇を三角形に尖らせて吠える。けれど、その分だけ腕の方からは意識も奪われてしまい、結果彼女の腕の侵入を許してしまう。まるで手合わせの時のような素早さを発揮する彼女の腕に肌を泡立たせ、咄嗟にその手を二の腕で締め付けて止めようとするけれど、ただでさえ速度で勝てるかも知れぬ相手に、初動で遅れて娘が適う道理も無く。双丘、とかろうじて言えなくもないふくらみに泡が這えば、別の意味合いで身体が強張り。)ぁ…っ…。……ッ!(泡とタオル、そして指が這えば堪らずに、上ずった声が零れる。唇が僅かに開いてしまった直後、自分であげた声色に居たたまれなくなり必死に唇を噛みしめた。紫水晶の瞳も閉じて、必死にこらえる姿勢を見せるけれど、眼を閉じてしまった分だけより如実に感触を味わってしまう。彼女の指が丹念であり、優しくあればある程に、過敏になるのは、知っているくせに――と恨めしめに訴えようとしても、その直後に変な声が上がりそう。だから、洗われる度に、彼女の指が動く度に、必死に声を押し殺して。それでも堪えきれない声色と、指が動く度に跳ねる小さな身体の感触を送り届けてしまう。娘の手も、太腿の辺りで握りしめた手が時折じたばたと動く程度。彼女に洗われ、伝い落ちて来た泡が腿にまで至っているから、結果、手にも泡がつき、腿を滑り、泡を広げて仕舞う結果ともなり。)ひっ、ぁッ!……――~~~~~ッ!(抵抗しきれないくらいに、耐える事に全力を注いでいた娘の身体が、特に鋭敏な箇所を触れられて一番高い声が上がってしまう。手が離れていくのを感じて、僅かに緩めた口元からは荒く乱れた、小さな吐息が零れ。―――涙でも浮かんでいるのかのように水気を帯びた瞳が開かれた頃にみえたのは、シャワーヘッドに手を伸ばす彼女の指先。)…この……っ!(絶対今の「洗う」じゃなかったわよね!?と言うよりも早くシャワーヘッドへと手を伸ばす彼女の腕、の付け根辺りに手を伸ばす。伸びきった腕は一番の隙。戻る前に間合いに入り込む、なんて手合わせ染みているけれど、娘からすれば半ばそれくらいの心意気。身を捻り、伸ばした手の行き先は彼女の胸元。先程必死にこらえていた時についた手の泡を、彼女の胸へと押し広げてやる、というよりは、泡ごと両手で鷲掴むように。……自分よりも遥かに大きく柔らかな感触に一瞬真顔になり、その直後少しだけ青筋を立てるようにすれば、指先に少々怨嗟とか何かが乗ってしまっていたかもしれないけれど。) (11/23-18:22:08)
浅桜清良♀高等部2年 > (これが完全にプライベートだったら、洗っている最中に背中の中心や項に指先をつけて、縦になぞったりしていたかもしれない。ある程度仲良くなった人に肌を晒されると、そういう悪戯心が芽生えるのがこの少女の性分。次は自分の番なので倍返しだってされるかもしれないのに、店員という立場を利用して容赦なくサービスする心算でいる為に、誰しも人に洗われるのが恥ずかしい体の前面にだって手を出す。案の定、隙をついて背後から羽交い絞めにしたが、拒まれて抵抗されると鎖骨の下辺りを洗っていた手が止まって。) 大丈夫だよっ。そんな寄せて上げなくても、他に誰も見ていないし、音も聴こえないからっ。 (背後に居るので胸を強調させているように見えたので、肌を密着させたまま横顔を覗き込み、にっこり笑みを浮かべる。結果的に火に油を注いでいる発言になったかもしれないが、このままでは埒があかないので力を入れて払いのけようとしたら、何とか腕を払いのける事が出来たので。) ─── ……隙ありっ! (光速の手刀の如く泡立つタオルを持つ手で突き、柔らかな膨らみに至れば形が崩れない程度の力加減で洗い、泡が乗った胸をタオルで撫でてしまい。) ふふー、今宵は自分で洗うのは我慢してねー。 そーれっ、ごしごし……ふにふに……♪ (音ではなく少女が口ずさみながら、両のふくらみを入念に洗っていく。壊れ物を扱うように優しく、されど綺麗になるように、全身全霊を込めて。) きれい、きれいしました…っと♡ (天辺の突起を指先で突いて洗い終えると、体を離して解放する。やりきった感で満ち溢れている表情で、備え付けられているシャワーヘッドに手を伸ばす。彼女の脇から腕を伸ばすので、隙だらけにも見えるやもしれず。) (11/22-20:27:35)
香椎詩歌♀高等部2年 > ―――そう。そう言えば貴女、そういう人だったわね。(鏡越しに見える彼女の笑顔。む、と唇を尖らせた後、ためいき交じりに呟いた。斬れないものこそを愉しむような口ぶりは、物騒この上ない、という意味合い。「そういう人」と書いて「真剣勝負大好き」と読む。真剣勝負とは本気、という意味合いではなく本当の意味での、真剣を使った、本気勝負の意味合い。とは言え、翻せば性質を知るくらいには、数度の邂逅でも彼女の性格を多少なりとも知れてきた、ともいえるかもしれないし、戦いそのものは嫌いじゃないから人の事は言えない、ともいう。…さらに、もっと言えば、くすぐったがりのくせに丹念に指先をなぞり上げる仕草に、そんな呆れ顔は堪えるようにひきつって、いつも以上にジト目を保つのに四苦八苦していたのだけど。)(背中もまたくすぐったい部分。白い肌に泡が乗っていき、その泡越しに指が滑り落ちる感触に堪えるように肩が上がり、刺激に備えて身体が強張る。それでも、手慣れたように思える手つきは、次第に緊張も幾分か緩んで、物理的に弛緩していくのが、力み具合や表情から知れる筈。緊張がほどけてくるのは、そろそろ終わりが見えているから。背中を洗えば、後は自分の番。どう仕返しをしてやろうかしら、と悪い貌になりそうなくらいにしてるから。)―――へぁ?(だから、前の方と言われても虚をつかれて妙な声が零れた。もうオシマイと思っていたら、突如背中に寄せられる豊かな感触。後ろから羽交い絞めにされる勢いでタオルと手が前方へと伸びてくれば、鎖骨から下っていく感触に、紫水晶の瞳を大きく、見開いて。)ちょ、前、前はいい、からぁっ!?(思ってもいなかった姿で、思ってもいなかった場所にまで手が伸びる。元々感じていた他者の感触がより間近になり、背中の感触とは比べるべくもない胸元に手が延び行けば、ひくり、と先程とはまた違う跳ね方をしてしまい。二の腕に力を籠めるのは、せめてもと胸を寄せてふくらみを大きく見せよう、としているわけでは断じてなく、何とか二の腕で防ごうとしている仕草。とは言え、払いのけられる程の抵抗にもならなかったけれど。) (11/21-23:56:50)
浅桜清良♀高等部2年 >  “再生力が並外れてる”か。羨ましい半面、安心して斬れるから喜び半面ってところかしら。 (イントネーションがおかしいが、意味は理解しているのだろう。そういう事にしておく。確かに思い返せば、仮想空間だったとはいえ、斬った後の行動は常人のそれを越えていた。まるで直に戦闘不能になる事もないといったような動きだったのだ。手持無沙汰な客の為に他愛もない世間話を振るのは、サービス業において当たり前の事だったが、思わぬ収穫ににんまりと浮かぶ笑みを隠せなかった。見えない背後から指先に触れられれば、反射的に反応を示すものだろう。くすぐったいのも凄くわかる。故に指の付け根から爪の先まで、じっくりねっとりと洗い、断続的にくすぐったさが伝わる事だろう。) ……だよねー。わたし達ぐらいの歳になれば、流石に体は自分で洗うよね。 (驚いたりガッカリせず、うんうんと相槌を打つ。幼少の頃は洗って貰っていたような口振りだったけど、あまり深堀りはせずに背中を洗っていく。柔肌を傷つけないように、されど垢が残らぬように、繊細さが求められるが、手先の器用さでは負けないと自負している故に、まるで洗い慣れている手つきで背中を泡で包んでいく。視線も上から下へと落ちていき、お風呂イスで隠れているお尻に至る寸前の絶妙な所まで洗い終えると、体を起こしてタオルにボディソープを垂らし、彼女の背後から体を寄せて。) ─── それでは、前の方も洗っていきますねー。 (にっこりと笑ってから、何かを堪えて縮こまっているように見える背中に肌を寄せていき、彼女が鏡越しに見ていた膨らみを押し付けて、拒まれなければ両腕を前へと回して、左右の鎖骨の辺り──そして慎ましい胸を泡立つタオルで優しく撫でようとして。) (11/20-21:19:30)
香椎詩歌♀高等部2年 > (虚をつかれたとは言え、抵抗する間もなく、されるがままに椅子へと座らされたまま、睨みつけても効果は薄そう。それ以上は何も言え無さそう、と要求だけ通したのならば紫水晶の瞳を、鏡越しに自分へと向けた。彼女とは異なり、慎ましくとしか膨らまない胸元と、後ろに映る彼女のそれとを比べれば、眉間に皺も寄りそうになるけれど。その手が肘を持てば、ぴくり、とだけ跳ねつつも抵抗する事無く。)医療技術……あぁ。あんまり利用したことないわ。わたし、昔から傷痕残らない方なのよね。「さいせーりょくがなみはずれてる」とか?(イントネーションがおかしいのは、此方に移り住んでから、自分の特異性能力に対する評価。興味を持ってあまり聞いていなかったのが丸わかりの様相を見せて。身体能力にものを言わせる性質なのは以前に見せたけれど、身体能力の一つに治りが早いというものもあるという事。肌艶好く、は糸を張り巡らせた巣に獲物を引き寄せる誘蛾灯が、娘の身体その物であるという妖の性質。惹きつける為の再生力だけど、当の本人の認識は、適当そのもの。)……ひぅ…っ……!?(世間話にかこつけて、そのまま乗り切ろうとしたけれど。神経の集中した指先い滑り込まれると肩が跳ねて上ずった声が零れた。腕の辺りに泡が乗せられている時も少し声が零れそうになったけど、自分と異なる手によって肌を現れる感触は、くすぐったさが勝る。――くすぐったがり、という意味では娘もあまり人の事は言えない。あれだけ煽っていたくせに、そんな体たらく。)……洗いなさいとか、そんなの言う訳ない、でしょ。(若干声色を強張らせるのは、変な声が出ないように力みが入るから。それ以外は努めて平静を装いつつ、彼女の冗談にふるりと首を左右に。)――むしろ、洗わないでって断ったわよ。いつまでも子ども扱いするんだから。(本当に困ったものよね、と嘆息を零して告げる。言い換えれば娘から断らなければ洗いに来る給仕がいた、という事でもあるけれど。娘からすれば極々ありふれた、それくらい普通でしょうというレベルの事柄。とは言え、洗い慣れた給仕に任せるのと、同級生に背を晒して洗われるので、少なくても娘からしたら意味合いはまるで異なり。背中が泡に包まれていく感触に、声を零すまいとくすぐったいのを我慢して唇に力を籠めるような娘の有様が、鏡ごしに映っていたかもしれず。) (11/19-23:06:39)
浅桜清良♀高等部2年 > (抵抗されると戸惑っていたが、上手く虚をつけたようで容易にバスタオルを引き剥がす事が出来た。裸にしてしまえばこっちのもの、あとは半ば強引に事を進めれば良いと思う少女は、あらゆるサービス技術を駆使してお風呂椅子に座らせるに至った。慌てふためき、振り返って睨みつけてくるが、拒絶の意思は見えなかったので微笑み返すのみで。) もっちろん、丁寧に洗わせて頂きます。ふふー、そんなの当たり前でしょー。ささっ、前を向いててねー。 (営業スマイルを浮かべて両手を前に出して宥めつつ、先ず肩に手を置いて前を向かせる。目の前に鏡があるので、どんな事をされているか見える分安心感はあるかもしれない。背後で立膝の体勢になると、「失礼しまーす」と一言声を掛けてから、泡立つタオルで左肩を撫でるように擦り、彼女の左肘の辺りを掴んで持ち上げさせてから、髪を梳くような動作で左腕を洗いながら。) しかし、ホントにお肌すべすべだねぇ。お姉さん羨ましいわ。これもココの医療技術のおかげかしら。あの保健室が無かったら、今頃傷跡だらけのお肌になっているもの。 (二の腕から肘、手首までタオルで優しく擦りながら進み、泡の跡を残していく。普段は隠れている項もだが、同性から見ても羨ましいぐらい綺麗な柔肌に自然に目がいく。手の甲は軽く撫でるように、指は一本一本丁寧に洗っていき、タオルを左手に持ち替えると、次は右腕を同じ流れで洗っていく。既に肌が朱に染まりつつあるのは、恥ずかしいという理由だと思ったが、そこで思い出したのは足を拭こうとした時の話。) ご実家では、こうやって体も洗って貰っていたの? 「洗いなさい」と両手を広げたりして。(身の回りの世話をしてもらっていたような言い方だったので、右手の五指を洗い終える頃合いで尋ねてみる。尋ねてから、いやいや流石にそこまではしてないよねって思い、冗談交じりで訊きながらタオルで背中を優しく洗い始めて。) (11/19-22:03:22)
香椎詩歌♀高等部2年 > (肯定された後、付け加えられた言葉を追いかけるように、湯船の奥へと眼を向けた。特に何も見えなかったけど、仕切があるという事は奥には何か別のものがあるのだろう。好奇心は感じたけれど、好奇心は猫をも殺すという。今までと異なり、彼女自身が引き止めるのだから、それこそ危うい所に自ら踏み込みはすまいと心に決めて頷いた。自分から罠にかかるとか、策に溺れるとか、墓穴を掘るなんてマネは決してすまいと。)―――――ぇ。(――決してしないと誓ったのに。誓った直後、調子に乗った娘の表情は一瞬で硬直した。驚いた顔とか、恥ずかしがった顔とか、慌てる顔とかを期待したのに、当の彼女は微笑を浮かべている。イッタイドウイウコト、と頭にハテナマークが浮かんだ直後に、後ろへと回り込まれて。虚をつかれて意識がフリーズしていたものだから、引っ張られるタオルを掴む指先の力は籠っておらず、あっさりと引き抜かれてしまい。)~~~!?ちょ、ぇ、待――ッ!(肌を隠すものを無くされて、唇を困惑で曲げ、眉を寄せてもいたが、彼女の勢いを止める事は出来ない。押されるままにお風呂イスへと座らされて。秘して隠されていた、透き通るような柔肌を晒す。とは言え、湯に浸かる前から既に朱に染まりつつ。)………ッ……ちゃんと、丁重にしないと、許さないんだから……っ!(藍色の髪をまとめ上げた分、普段は見えぬ項を晒し振り向きながら。今更否とは言えず、目論見が完全に裏目に出た娘は、必死に彼女を睨みつけた。主に、左手が妙な動きしてる方向に向けて。そして睨むとはいえ、目元に涙が若干浮かびかけてるくらいには、迫力なんて微塵もありはしないのだけど。) (11/18-20:22:06)
浅桜清良♀高等部2年 >  そうなの。 (依然として真顔で答えると、温泉の真ん中の辺りを指差して「あの辺に仕切りがあるから、入り口側の半分がいいかも」とだけ告げるのだった。もうここまで説明すれば、確実に何かしらある事は伝わるだろう。 ─── この温泉席が本格的に採用されたとしても、流石に店員が客の身体を洗うサービスまでは設定されておらず、これは少女が個人としてやりたいと思った事。故に営業スマイルに潜む狙いを見透かされないように笑顔は絶やさず。抵抗されると思いきや、まさかの反応に驚きを隠せず。) ……え、いいの? (思わず聞き返してしまった。何か考えがあるのかと思っていた矢先、案の定交換条件を提示されるが、どうよ?と言いたげな含み笑いを浮かべる彼女を見て、ふっと微笑み返して。) うん、全然構わないよ? ─── ささっ、そこに腰掛けてねー。バスタオルはー……ポイっと! (彼女の背後に回ると背中を押して洗い場でまで連れていき、流れる動作で引っ手繰るようにバスタオルを奪い、椅子に腰を下ろさせる。少女自身も体の前面を隠していたバスタオルを取り、従業員用端末と一緒に石床に置いているので、二人揃って肌を曝け出す事になる。本人の許可が下りたのであれば加減は無用。全身全霊で洗おうと意気込み、タオルにボディソープを垂らして泡立てると、今すぐにでも背中を洗おうと背後で構えて。) こんな綺麗なお肌してうらやまし───じゃなくて、綺麗なお肌を洗う事が出来て光栄に思うでありますっ。 (すっかりテンションが上がって口調もおかしくなっていたり。振り向けば満面の笑みを浮かべて洗う体勢に入り、空いている左手の指を微かに動かしている少女の姿が見えるだろう。) (11/17-22:26:29)
香椎詩歌♀高等部2年 > ――ッ!?(ブラウスを落とした下着姿の状態で声をかけられて、ビクリ、と身体が跳ねた。丸く見開いた瞳が硬直した後に、犬歯剥き出しの顔を見せようとしたら、丁度彼女の方も衣服を脱ぐ頃合い。)(眼を逸らし、脱衣所に備えられていたヘアゴムで髪の毛をお団子状にまとめた後。制服を脱いで露わになった姿には、一瞬見取れる。武道をしているからか、引き締まったスタイルとか、自分よりもはるかに大人びた――とか。振り返ってくる頃には、一瞬だけ眼が合いそう。慌てて側面に逸らしたのは、見入っていたなんて気づかせぬように。それも、陽気な鼻歌が聞こえてくれば、娘もまたいつもの調子。「子どもじゃないんだから」なんて、背丈は負けて年も同い年な筈の相手に、態度だけは大人ぶって見せて。)……わ、ぁ。(中央に湯が張られ、テーブルまである座席は独特な雰囲気。けれど、温泉も食事も愉しめるのは極楽の一つと言えそう。感心するように思わず声色を零したけれど、次には首を傾げることになり。)……そうなの?(入口がいい。温泉とはそういうものなのか、あるいはこの店だからか。真顔をされると怪訝そうにするけれど、店員としては嘘をつかないだろうという信頼と、またドクターフィッシュとかのギミックでもあるの……とか、胸元で持つバスタオルを掴む力を強くして。肩を低く、身を縮ませて、唸るように見上げて見せる警戒態勢を示す。)(そして、満面の営業スマイルと、タオルを握る姿に、また瞳を丸く。開きかけた唇が「ちょっと」の「ちょ」の形に開きかけた直後――ふと、唇の力は緩められ。)そう?じゃあ、お願いしようかしら。(精一杯店員としてもてなしてくれるならば、甘んじてうけましょうかと、一転してその申し出を肯定して見せよう。見せたあと、洗い場へ向けて足を向け、彼女へと背中を晒した後に。)……でもその場合、わたしも貴女の背中を流すけど。(顔だけ振り向いて見せる娘の顔は悪だくみを思いつきましたと顔に書いてあるくらいに、口元を歪め、紫水晶の瞳は楽し気に細められる。剣士は敏感だとか言っていたならば、そんな申し出は受けられまい、なんて告げるように。娘は、調子に乗った含み笑いを浮かべて見せた。) (11/16-21:32:50)
浅桜清良♀高等部2年 >  ………──っ!? な、なっ、ナニを考えてるの……!? そんな感じやすい身体とかじゃないからね!? (意識せずとも優位に立っている事が多かったので、先日の戦闘でも見せた顔を向けられると、肩を震わせて身を護ろうと両手で胸元辺りを隠す仕草。くすぐられるだけなのに、それ以上の事をされると思い込んでしまい、僅かに頬を赤らめてジト眼で見返した。結局締まらなかったけど、唇の端に明太子ソースがついていなければ、少女の眸には嗜虐的に映ったかもしれない。───二人のタイツが乗せられたトレイを運びながら案内する姿は、他人に見られていたら笑われていたところだが、モニターの事を考慮した造りになっているので、途中で誰とも擦れ違う事は無く。温泉席に居るのがこの二人というのは、店長と何人かの店員のみ把握している。外の喧騒は遮断されており、二人の声が無ければ、ガラス戸の向こう側から湯が流れる音だけでが聴こえる空間。営業スマイルで案内を終えると、先に彼女が着替えている間に店員としての仕事に取り掛かる。衣服を入れる籠は余っているので、一つどけると折り畳んであるタイツを置き、トレイは部屋の脇へ置いておく。ガラス戸を開けて中の気温を確認し、ガラス戸を閉めて振り返ると、ちょうど彼女が着ていたブラウスが床へ落ちようとしていた時だったので。) わぁ、可愛い下着だねっ。 (そそくさと脱いでしまわれたが、見ていたので思った事を漏らした。目が合えば未だに制服を着たままの姿を見せる事になるが、彼女の隣に立つと腰の紐を解き、甚兵衛の前面を開くと右腰の紐も解いてミニスカートを落とす。目線は籠の中へと向けたまま、甚兵衛を脱いで籠の中へ入れて、下着姿で屈んでミニスカートを拾い、これも籠の中へ。何も喋らなければ少女の鼻歌と衣擦れの音だけが耳に届くだろう。下着も脱いで一糸纏わぬ姿となれば、従業員用端末をチャック付きポリ袋を入れて、バスタオルで前面を隠して振り返り。) それじゃあ、レッツゴー♪ (チャック付きポリ袋に入れた従業員用端末も手に持つと、元気な掛け声と共にガラス戸へと歩み寄る。「いざ進めや温泉♪」とか口ずさんでおり、女子高生二人で温泉に来ましたみたいなノリでガラス戸を開けて、彼女と共に中へと入ろう。室内は長方形の間取りで、真ん中に温泉があり、周囲は歩いて周れるスペースや洗い場となっており、温泉のど真ん中に長いテーブルが設置されている。湯気が立ち昇っているが、しっかりと換気されているので視界は悪くなく、石床を歩いて温泉まで歩み寄る。屈んで湯の中に手を入れて湯加減を確認した後、彼女の方へ向いて。) 独占状態だから好きな場所に入っていいケド、わたしとしては入り口側に入る事をオススメします。 (温泉自体はにごり湯でもなくごく普通の湯。店員として、個人として、説明というより助言みたいな事を真顔で伝えると、にこりと笑って。) 掛け湯して早速入っちゃう? それとも───お背中お流ししましょうか? (招待したからには、精一杯おもてなししたい。故に純粋な気持ちで背中を流したいという気持ちを前面に出して、とびきりの営業スマイルを浮かべた。その手には、いつの間にか体を洗うためのタオルが握られている。) (11/14-20:14:38)
香椎詩歌♀高等部2年 > ふぅん……?(敏感。納得いくような、いかないようなと曖昧に首を傾げた。確かに細部に反応しそうなくらいの感覚が研ぎ澄まされていた覚えはあるけれど、転じてそんなに過敏になるものなのか。横に逸れゆく目線に首を傾げつつ、不審げに身を乗り出しかけて、目力で疑念をそれこそ物理的に作用しそうな程向けて。それも一度止めて、明太子の味に舌鼓を打っていた際、ふいに、こくり、と頷き。唇が吊り上がって。何だかピンときた顔。)……さっきの話。もし本当なら、つまりくすぐりとか凄く弱いということね、貴女?(人差し指同士を合わせる仕草に向けるのは、悪戯気に細められた紫水晶の瞳。唇は薄く開かれた含み笑い。指先を口元へと充てて、悪い顔。…最も、唇の端に明太子ソースがついていたのだから、締まりはないけれど。途中で自分でも気づいたからこそ、目線反らしてハンカチで拭きながら追及することは避けた。藪蛇になりそうだから。そんなやりとりを経て、脚も拭いてから別の部屋へと案内される。責任もってトレイを持たれると不服気な、それでいて店員として間違っていないから何も言えないような、眉を寄せて複雑な顔。何も言わず後ろを付いていくけれど。)(紺色の暖簾を潜った席は奥にガラスで続くドアがある部屋。温泉、ではなく脱衣所となっているのであろう場所。どうみても脱衣所で、裸に、と言われれば唇に力を込めて、むぐ、と唸る。けれど、自分の口でつげて、自分の足で付いてきたのだからそれを覆しはしない。ただ何となく、気恥ずかしいだけ。――先程の部屋のように防音素材があるからか、喧噪は聴こえないから。だからここは本当の温泉、お風呂、と言い聞かすように内心繰り返してから、プリーツスカートの留めを外して、スカートをぱさり、と落す。そうすれば白い腿は殆ど露わにした、ブラウスの裾でかろうじてその奥は見えない恰好へと。……誰もいない個室なのに、妙に気恥ずかしいのは何故だろう。見られているのか、それとも彼女も脱いでいるのかは目線を落しているから分からぬまま、意を決して、ブラウスのボタンも外して、肩から落としていけば、身を包むものを無くしてしまう。その後にそそくさと下着も脱いで、受け取ったバスタオルで前面を隠しつつ、ちら、と彼女の方を伺う。彼女もまた、その頃には同じような恰好になっているのかは分からないけど。――ブラウスを取り払った後、どのような恰好だったのかは、よく見れば垣間見える、かも知れない。) (11/13-22:46:22)
浅桜清良♀高等部2年 >  (不服気な彼女に対して余裕もあり、「なぁんにもー」とにまにましながら呑気な声音で返した。目的が無ければガールズトークにも持ち込んでいたかもしれない。新サービスのあれやこれをと意見を出してはいたが、体験するのはこれが初。ネタはわかっていたし、何ならイメージトレーニングだってしていたのだが、予想を超える刺激に変な声を出してしまった。この部屋がかなり高性能な防音仕様で良かった。そうでないと、他の店員が駆けつけていたところだった。生まれながらの剣客なので、五感を研ぎ澄ました状態であれば過敏に反応してしまう。足湯の心地よさで気が緩んでいたので、諸に敏感な足の指を突かれて身悶えしてしまったのだが、本日最高のジト眼を向けられると弁解の余地もなく、澄ました顔のまま目線が横へと逸れていき。) ……や、やだなぁ。わたしみたいに刀剣を遣う人は、みんな敏感過ぎるだけだよ……? だから今の反応はマジ。マジなのよっ。 (苦しい言い訳になってしまったが、営業スマイルは完全に崩さずにいた。残りのたこ焼きを食べている間、誤魔化せたかな…と両手の人差し指をツンツンと合わせながら、微笑みを絶やさず。やがて食べ切った事を伝えられると、自らの両脚をタオルで拭いてから部屋の入り口へと向かい。) ─── では、移動しましょう。タイツは責任を持って運ばせて頂きます。 (畳の上に置いていた鞘を拾い、木製のトレイを両手で持つと、部屋の扉を開けて前を歩き、温泉席へと案内しよう。)( ───店の更に奥。団体用の座敷席だった部屋の前で止まると、手前に紺色の暖簾が掛けられている木戸を開けて彼女に入るよう促す。室内は20人ほど入れる、宴会等で用いられる広めの部屋だが、入ってすぐの所は、4人並んで着替えが出来る程度の広さの脱衣スペースとなっている。ガラス戸のすぐ向こうが温泉になっており、覗き込めば湯気が立ち昇る屋内温泉が見えるだろう。先に入った彼女を脱衣スペースに案内すると、木戸を閉めて施錠し、棚から真新しい白いバスタオルを手に取ると、彼女の方へ振り向いて。) ─── ささ、服を脱いで裸になって下さい。 (にこりと、デジャブだと思わせるぐらいの営業スマイルを向けながらバスタオルを手渡して。) (11/13-21:27:00)
香椎詩歌♀高等部2年 > (にまにま顔には、紫水晶の瞳を細め、眉をハの字に寄せて不服気に。「なにか文句ある?」と零れて来そうな唇をへの字にして、徹底抗戦のテイを見せた。それも、何かに驚いた顔に怪訝そうに眉を潜められるに変わる。娘からすれば、何か変なこといった?わたし、と首を傾げる始末でもあったけど。)そういう事を聞いて――!?(聞いていないと噛みしめていた唇を三角形にしかけた後に、声は零れず、唖然と唇と瞳が広げられて。)変な声出さないでくれる!?(目尻に雫を浮かべ、堪えるような声色は同性から聞いてもとても悩ましい。それこそ、周囲に聴こえていたら誤解を招きかねない声色に目尻が朱に染まる。実際は、足元に数多の生物が群がって、神経過敏なその指や肌を這って刺激しているだけ、とも言えるし、それ自体が何だか蠱惑的にも思えてくるのは、きっと彼女の反応の所為。)え、ちょ、だいじょう――(「ぶ」の唇のまま固定されたのは、姿勢を正して、何事も無かったかのように営業スマイルを浮かべる姿が見えたから。心配で思わず伸びかけた手も行き場を無くして。瞳を伏せ、また大きく咳払い。そうしたら、とびきりのジト眼を彼女へと向けて。)……ワザとやってない?貴女。(彼女の行動、言動に振り回されるのは、さながら感情をジェットコースターに乗せられているようで。上げては下がり、ぐるぐると遠心力つけて振り回された感情が、最終的に不服気なもので落ち着きかけたら、また大きく急降下しそうなフレーズが聴こえて。)――ん、ぅ。(温泉、と先程話していた内容を思い返されて、また顔が羞恥に染まる。けれど、自分も合意した事柄。今更訂正何てことは、娘自身もするつもりもない。…結果、明太子のたこ焼きをつまんで、一口で口の中に放り込み――熱くて悶えて、小さな口いっぱいになってしまいもごもごと頬を膨らませて四苦八苦格闘する有様を眼前の彼女へと見せてしまいつつも。でも結局、明太子味もとてもよく合うから。「美味しいわ……」と率直な感想だけしか出てこないままに、食べきった事を伝える。後は、彼女に促される儘に脚を上げて、上座から別の座席へと、彼女の背を追いかけて向かうことになるだろうか。) (11/12-22:38:07)
浅桜清良♀高等部2年 > ─── ……えーっ、本当に? (大袈裟なぐらいムキになって反論されると逆に図星なように思えて、素でにまにま笑いながら疑いの眼差しを向ける。具体的なイメージを伝えた本人は恥ずかしげもなく、放っておいたら実演するところであった。つい揶揄いたくなるような反応ばかりなので、追い打ちの様に言葉を続けようとしたが、後半早口気味になった彼女を見ると気が失せて、寧ろ彼女の貞操観念を知って驚きの表情を隠せず。) ……香椎さんと付き合うオトコノコは、大変だろうなぁ。 (あまりにも純情だったのて抱き締めたくなったが、一応モニター様なので出かけていた手は引っ込められた。ギラギラ亭自慢のたこ焼きも気に入って貰えたようで、自分の事のように喜んで、どんどん食べてね!と促す。新サービスを体験して貰うのが目的だけど、やはり主力であるたこ焼きの魅力を知って貰えるのが一番嬉しい。この調子で足湯席の第二のサービスも喜んで貰えると思い込んでいたので、大声をあげる彼女を目の当たりにすると、きょとんと目を丸くしてしまう。尚、何度大声をあげようと、雑音は全てシャットアウトされる素材で作られた壁なので、外まで聴こえる事はない。) 何をって、ドクターフィッシュです。 (澄ました顔でもう一度告げながら、少女も両脚を湯へと入れると、途端に角質を食べようと大量の魚が群がってきて、怒涛に襲い掛かってくるくすぐったさに耐え切れず、湯の中に両脚を入れたまま身悶えして。) ……んっ!?♡ …ど、どくぅ♡ …た、ぁっ♡  ふぃっ……んぁっ…♡ しゅっ♡ で、す……っ♡ (声を抑えようと手を上げるも途中から動かせなくなり、紅潮して蕩けそうな顔を晒しながら、大事な事なので二度言おうとしていた。営業スマイルなど欠片も残っておらず、くすぐったさというより快感に負けて醜態を晒してしまい、目尻に涙を浮かべながら漸く両脚を湯から出すと、テーブルに突っ伏して何度も深呼吸。呼吸が整うと顔を上げて姿勢を正して。) ─── 如何でしょうか。美味しいたこ焼きを食べてにっこり、ドクターフィッシュに古い角質を食べてもらってほっこり、一度で二度美味しい足湯席でございます。 (にっこり営業スマイルを向けて、即興で考えた台詞を告げたところで、従業員用端末がメッセージが届いた事を伝えるべく震えるので、失礼しますと一言言ってから確認する。) 温泉席の準備が出来たみたい。残りのも食べきっちゃお。 (余り気味の明太子のたこ焼きを割り箸で取って頬張る。たこ焼きを食べ終えたところで移動するのが良いだろうと、コップを手に取って烏龍茶を飲んだりして待機の姿勢。) (11/10-20:12:50)
香椎詩歌♀高等部2年 > ――――んな…っ……!?(凄い想像、というものの具体例を示されれば、また大きく眼を見開いて。犬歯剥き出しにして思い切り睨みつけ、ようとしたけれど一瞬フリーズするのは、娘の想像を大きく超えていたから。眼を開いた儘、顔を羞恥全開で染め上げた後に、何度も声がせり上がっては止まる、を繰り返した後。)……んな、そんな想像するわけないでしょっ!?(何を考えてるの!?と、大きめの声を張り上げた後に、顔を赤くしたままに眼を反らし。)……そうじゃなくて、あんまり、異性の肌って触るものじゃないじゃない。……って事をいってるの、わたしはっ。(後半はややしどろもどろの早口に。つまるところは娘の貞操観念は手が触れるだけでもレベルでもあり、それくらいの環境下で過ごしていた娘からすれば、脚に指が触れる、足元に傅くだけで大問題というオハナシ。それも、甘味を摂取すれば、少しは落ち着いてくるけれど。)……出汁とチョコが合うとか、変な感じもするけど。…たこ焼きってやろうと思えば何でも合うのね…。(元が美味しいからこそ、かもしれないけれど。本来菓子ではなく夕餉等で使われるような素材が甘味と一緒に提供されるのは未知の味。不協和音は響かせていないのだから、素材そのものがとても美味しいのだろうと、感心したように息を吐く、けれど。)……まって、せいぶ――(つ??と湯の中に再び足を踏み入れた所。温かい湯はそのままだけど、「大量の」「生物」という点で硬直する、直後。)―――ひぁぁぁっ!?!?(群がってくる感触。吸い付かれるのは魚からすれば角質を食べているだけで、美容にもいいとはいえ。娘が感じるのは予測していないところからの急激なくすぐったさ。思わず悲鳴をあげるくらいには、本日二度目の大声。脚を上げるのも思いつかぬまま硬直していれば、その分群がる魚の感触にたえきれずに足をばたばたさせたり、身体をしきりに揺らして、こみ上げてくる声を必死に押し隠すように唇を噛みしめて、眼に涙を浮かべてしまったり。……そんな状況下を暫く晒してしまった後に、ようやくと脚を水面より持ち上げて。)……な、何を入れてるのよ!?(紫水晶の瞳に涙を浮かべて、半べそ状態となりながら。実際、彼女からすればちゃんと営業スマイルと共に名称を告げている、と言われればそれまでだけど。) (11/08-22:47:03)
浅桜清良♀高等部2年 > ………お、おおっ…。もちろんよっ。死なば諸共というやつだねっ……! (この際バスタオル2枚重ねでもOKだと、恐る恐る妥協案を提示してみたが、そっぽ向きながらも承諾して貰えるとあからさまに表情が明るくなり、顔を上げると両手をぐっと握って見せた。元よりモニターと一緒にサービスを受けるのが決まりだから、彼女だけという心算は無かった。見た目お嬢様だと思っていたが、話を聞くと本当にお嬢様だった事に驚きつつも、モニターの意見は真面目に聞く姿勢。だけど、男性の足を拭くのは良くないと言われると、瞬きしてから首を傾げて。) ……良く、ないの? ─── …ああ。大丈夫だよ。ギラギラ亭は風営法の許可申請していないし、そういうコトしたら摘発されちゃうし。 ……てゆか、足を拭く行為からスゴイ想像してる? 足の指を一本一本丁寧に拭きとってから、ふくらはぎ……ふともも……と上目遣いで見上げながら優しく拭いていくとか。(察した少女も少女だが、彼女が思い浮かべたイメージのような事はしないよと真顔で伝えた。勝手に思い浮かべたイメージを決めつけ、にんまりと笑って言い終えてから、上座に移動すると彼女の向かい側の席に腰を下ろす。) 中身は全部タコだけど、うちは生地にも力を入れてるからねー。美味しいに決まってるっ。 (チョコソースのたこ焼きは甘い物好きでないと受け入れられないかもしれないが、彼女のように好みであればアタリな部類だ。店長のチョイスは正しかったとご機嫌そうに笑いながら、己の役目を忘れそうだったのでハっとしてから仕切り直して。) 実はこの足湯席、座席の中心が仕切られてて、上座と下座の位置では異なるサービス内容になっています。下座はゆったり足湯をご堪能して頂く席ですが、上座では筋肉を解すだけでなく、リラクゼーション効果も期待出来る席にしようと、ある生物が大量に放たれています。 (少女が姿勢を正して、改めて腰を下ろした席についての説明を始めるが、その間にも湯の中に放たれている大量の影が二人の両足に群がってきており。) ──── ドクターフィッシュです。 (にっこり営業スマイルを浮かべた頃には、湯の中でドクターフィッシュが角質を食べようと食いついてきている筈。) (11/06-19:51:14)
香椎詩歌♀高等部2年 > ……。………。……~~。(上目遣いに、逡巡するように揺れる瞳。確かに温泉は魅力的、けれど肌を晒す事と、衛生面気にしなくても、とは言えという思考がぐるぐる回る。ついでに瞳もぐるぐると回る。…やがて、上目遣い見せる彼女に、顔を俯かせつつ、そっぽ向き。)……良いわよ、掃除とか大変そうだし。元々モニターで来てるんだし。……その代り、貴女も一緒よ!わたし1人だけとかさせたら許さないんだから。(ツンとした科白を零すけれど、目線は逸れたまま、顔だけ妙に熱くした侭。1人だけなら羞恥に取り潰されそうだけど、彼女ごとならば。赤信号、みんなで渡れば、じゃないけれど。同じ状況になる者が一人じゃないなら多少、気は紛れそうという思考回路。)……元々、着替えとかそういうのは全部してくれる人がいたから、癖が出ただけよ。 ていうか、拭くのは多分お客にやってもらった方が良いわよ。……ほら、足ってくすぐったいし。……無いと思うけど、男性の足とか貴女みたいな子が拭くとかになったら、良く無さそうじゃない。(彼女の様子からサービスの一環だったのかとも思えたけど、同性相手ならともかく異性相手にも脚を拭いているイメージを頭に浮かべると、何となくイカガワシイーーなんて、妄想逞しいのかもしれないけれど。先程から何だか羞恥が止まらないのは、娘が勝手に思っているだけなのではないか、なんても思えるけれど。――上座に移動した後に、「ん”ッんッ!」と咳払いして、無理やり取り繕っても見せつつ、またお箸を持って。)……あ。わりと美味しい……?(お箸を取った先はチョコソースのたこ焼き。甘い、なんてイメージはなかったけれど、温かい生地にチョコレートは、まるで最初からスイーツだったのではなんて錯覚しそう。元々甘いものは嫌いではない娘な分、甘味に補正がかかっているかもしれないけれど。) (11/05-16:46:24)
浅桜清良♀高等部2年 > (勧誘を断られるとポカーンと口を開けたり、しょんぼりと肩を落としたり、営業スマイルを向けたり、少女の表情も彼女に負けず劣らず忙しなかった。女将(店長の妻)を中心に女性陣もぶっ飛んでたり、豪快だったり大雑把だったりする店員が多い所為か、親睦会の温泉でも素肌曝け出し合ってたので、湯あみ着という発想は無かった。故に縋るような眼を向けられても、湯あみ着がポンと湧いて出てくる訳でもないので、気まずそうに俯いてしまったが。) ……まぁ、バスタオルは多めに置かれているから、行き用、浸かる用、帰り用で3枚使うとか、工夫して貰えると……。あと一度使用したらお湯取り換えたりするから、衛生面も気にしなくていいよ。 (余程、素肌のままで居たくないのだろう。必死な気持ちが伝わってきたので、いたたまれない気持ちになり、チラと上目遣いで伝えた。それでも取り消さないのは、店の皆で考えた新サービスを彼女にも堪能してもらいたいという気持ちが強いからで、この足湯席に用意しているもう一つのサービスを提供しようと、上座に座るよう促す。足を拭くのも顧客サービス故に、揶揄う心算は全く無かったので、足先を向けられても喜んでタオルを持つ手を伸ばしたのだが。) ……ええっ!? (触れる寸前で引っ込められると、ガーンと音が出る程ショックを受けた。挙句にタオルを、仕事を奪われるとしょんぼりと肩を落として。) ─── ……今の、すごく自然な動作で様になってたね。うっかり傅きたくなったんだケド。 (向ける視線は憧れの色が混ざっていた。これが給仕するという事なのだろうか。接客とは異なり、何かに目覚めそうな不思議な気持ちだった。) ささっ、拭き終わったらこちらへどうぞ。 (彼女が自分で足を拭いている間に、たこ焼きのお皿とかコップを上座の方へ移しておき、拭き終えたタオルを受け取る為に歩み寄って、上座の席に腰を下ろさせよう。足を下ろせば先程の同じ温度の湯に浸かれる筈だ。) (11/02-22:30:27)
香椎詩歌♀高等部2年 > バイト先には間に合ってるわよ、お生憎様。(真顔を向けられれば、一瞬だけきょとんとした後に、ほんの少し顎先を持ち上げて、不遜気に瞳を細めて見せる。本来見上げる相手を、態度だけは見下ろして得意げにして、ここぞとばかりに調子には乗る娘だけど、営業スマイルを浮かべる姿を見せつけられた途端に、そんな有様は消し飛んで。)……ぇ??(冗談でしょう?…よね?と取り繕う笑みの少女に、縋るような眼を向けた。素肌のままとか、そんな。まさか、と一縷の望みを探る。それも、食欲刺激されると一旦は思考から追いやられた。いっそもはやバスタオルも致し方なしか、なんても思うから。流石に、そこまでは無い。…筈。……よね?)……その言いっぷりは何だか親戚のお爺さんたちが言ってた台詞みたいね……。(宴会してた人々を思い起こす言いまわしにジト目向けつつも、彼女が手にしていたポン酢の方も口に運ぶ。たこ焼きはソースの匂いが食指をそそるけれど、和風の味付けのそれは、口にすれば生地の風味がよく感じ取れる。出汁の味わいはどこか落ち着くのは、和食に慣れているからか、なんて、一口サイズごとに齧りつきながら感想浮かべつつ、ウーロン茶を一口。いろんな味わいがある分だけ、口の中をリセット出来る飲み物は有難い。さて次は、なんて思っていたら、四つん這いの彼女が視界に入り込んだ。)……ああ、それじゃぁ……(上座と言われて、一旦箸をおいて。ちゃぷり、と足先を湯から上げれば、白い脚に透明な雫が伝い、湯に落ちて波紋を広げた。――実家に給仕がいるような家にいたものだから、彼女の言い分にあっさりと脚を上げる。足先を彼女がタオルを持つ手の方へと向ければ、丁度真正面から片足を持ち上げて。その濡れた指先を向ける様は、拭きなさい、と足先を見せつけるように。プリーツスカートの裾も幾分か持ち上がる様をその目線に露わとしながら、持ち上げて――)―――~~~って、違う!いい!拭くから!自分で!!(ハ、と自分の動作に少々遅れて気づいた娘は、大きく眼を見開いて、足先を一気に引っ込めて。彼女からタオルを半ば奪うように手を伸ばせば、体ごと彼女に側面を向けるような形で、自ら拭き始めるだろう。湯だつタコのように顔を赤くするのは、染みついた動作を給仕じゃない彼女の前に出してしまった羞恥心故に。湯と個室の魔力に、やられてしまったとわなわな肩を震わせるのは、恥ずかしさから。) (11/01-22:31:52)
浅桜清良♀高等部2年 >  ───! なるほどっ! まだスペースに余裕はあるから、台を作るぐらいなら可能よね。………うちで働きませんか? (奇抜なアイディアは出るが、細かい部分はトライアンドエラーの精神なので、モニターの意見は重宝されている。従業員用端末でメモを残しながら、真顔で勧誘していた。足湯だけでなく温泉にも入るなら、色々な施設に訪れたりもしているのだろう。ならば温泉席も問題無かろうと即決断して予定を組み込んだが、ジト目がちの目線を向けられて言われた事には即答出来ず、数秒間瞬きしてから。) ─── 本サービスとして決まったら、置くように致しますね。 (にっこり営業スマイルで返した。言葉を濁したが、湯あみ着は用意されていないので、覚悟を決める必要があるというのは伝わるだろう。きちんと説明した方が良いが、注文したたこ焼きが運ばれてきたので保留にし、てきぱきと配膳を済ませて。) 店長は流行を取り入れたがる人だからねー。おかげで余裕が出来て、顧客満足度98%の接客が出来るからいいんだけども。 (個人的には自分の手で運びたい気持ちもあるけども、ピーク時は全て自動で運び切れなくなるので、その時に全力で運べるので不満は無かった。熱々のたこ焼きを前にする彼女を笑顔で眺めて、たこ焼きに口をつける瞬間もバッチリ見てており。) ふふっ、火傷しないように気をつけるんだよ。 (ご満悦な様子で割り箸を手にして開くと、レモンポン酢のたこ焼きを挟んで口へと運ぶ。噛む瞬間に染み込んでいたレモン風味が口の中に広がり、間髪入れずに熱い生地の風味が織り重なる。はふはふと噛んで飲み込むと、コップを手に取って冷たい烏龍茶を喉奥へ流し込み。) ぷはぁっ……喉にスッと届いて消える、爽快でクリアな味わい。この一杯の為に働いてるのよねっ。 (空いた手を頬に添えて、キンキンに冷えたビールを飲んだように息を漏らした。コップを置くと彼女がたこ焼きを食べるのを暫く眺めて、ある程度食べたところで腰を上げると、彼女の傍まで四つん這いで近寄りながら。) 香椎さん香椎さん、そろそろ上座の方に移動して欲しいの。キリがいいところで言ってくれる? 日々の疲れが溜まってるおみ足は、不肖私めが綺麗に拭いてさしあげますのでっ。 (隣で正座したまま、スっと素早くタオルを手にすると、にっこりと営業スマイルを向ける。何かを期待するように輝く黒眸も、間近であれば見逃す事はないだろう。彼女が自分で拭く事を望むなら渋々とタオルを手渡す心算。) (10/31-20:06:31)
香椎詩歌♀高等部2年 > そこは……足拭き用の台とか作れば良いんじゃないかしら……。(掘りごたつタイプなら、全員がぎっしり入らない限りは其れくらいのスペースは出来る筈、とは言えタオル等はもうすでに備え付けられているのだから、その辺りは検討された後だったかもしれない。アイディアと発想は、たこ焼きに負けじとあるみたい、と感心すらしてしまうから。)銭湯とかはそうだけど、温泉とかは嫌いじゃないわよ……って、ちょ、早……ッ!?(早業で予定を連絡されたら、体中を跳ね上げさせる勢いで、紫水晶の瞳を丸くして。吝かでは無い、とは言った物のまさかの速度に面食らう。ぐるぐる回る眼はさらに加速しつつも、上下にと眼が泳ぎ。)湯あみ着とかあるんでしょうね……?(バスタオルを巻いて、は衛生上よくもないし、いくら同性とは言え完全に素肌を晒しての営業は無い、筈、と若干ジト目がちに彼女へと目線を向け。とは言え、彼女もバイトなのだから決定権はないのだろうけれど。――改めて、ただのたこ焼き屋に留まらない破天荒さに眼を回すばかり。それでも、壁が開いて届けられるたこ焼きには、条件反射的にすん、とソースや良い匂いを吸いこもうと、鼻が僅かにはなってしまう。)……自動でくるんだ。最近多いわよね。(注文した商品を届けるロボットや、レースに乗ってやってくる料理は、回転するお寿司やファミリーなレストランだけじゃなくよく見かける。技術の進歩の一端なんだろうけれど、当然のように導入されているのは流石というべきか)……改めて見ると、凄いわよね。(並べられたたこ焼きたち。中でも一番眼を引くのはチョコソースだろう。そこだけとても甘い匂いだけどやっぱりたこ焼き。どんな味になるのか予測もつかないけれど、薦められるなら、やっぱり最初に気になるのは、定番から。本場では爪楊枝とか刺しているのかもだけど、テーブルに置かれていた割りばしを手にして、上下にと貴重面に開いて。右手で持った後、左手で控えめに鰹節と青のりをかけた後に、たこ焼きを挟み。一口で――とはいかず、三分の一くらいをはむりと咥えれば、熱さに身体をはねさせ。)は、っ、ふ…ッは…っ!(熱い、けど美味しい。生地の風味とソースの味わいに、最初はひくついていた顔も、喉元過ぎれば頬は緩み。) (10/30-19:58:32)
浅桜清良♀高等部2年 >  ……あ、いるんだ。 (平気で未成年飲酒している知り合いが居ると聞くと、心中お察ししますと合掌したり。正規の注文方法ではないものの、別段無理している訳でもないので「大丈夫! 従業員の賄い用のページだからっ。」と、笑顔で店の裏話的な事をさらっと口にしたり。コメント欄に『モニター様用です』と書いているので、店長の怒鳴り声が聞こえてくる事も無く、彼女と共に湯に両足を浸けてのんびりゆったりしていた。) ……わたしも体験するの今日が初めてなんだケド、結構イイね…これ…。畳が濡れるのではという課題もあるんだけど、ずぶ濡れにするお客様が居たら成敗すればイイもんね。 (待っている間に始めた裏話。ずるずると体勢が崩れていき、テーブルに突っ伏しそうなのを堪えて、右腕に側頭部を預ける体勢で、身も心も表情も緩み過ぎて、不穏な事をのたまっていたが。思わぬ食いつきっぷりに顔を上げて。) ……─── あれ? 意外と好感触? 銭湯とかの大衆浴場には入らないイメージだったよ。 (これはのんびりしている場合ではない!と体を起こすと、従業員用の端末で『モニター様、温泉席使用予定です』と連絡して。) 安心してっ。さっきも言ったけど、ギラギラ亭は優良店だから異性の店員に覗かれるような事は無いよ! 男女混合だったら、熟年のおばさまが接客しようって事になってるし。 ─── あっ、きたきた。 (営業スマイルで説明し、彼女の懸念を払拭すると、和室の隅っこから小気味よいメロディが鳴ったので、湯に浸けていた両足をタオルで拭いてから歩み寄る。よく見れば部屋の隅にはレールが設置されており、壁の一部が開くとUFO型の列車が走ってきて、停車すると湯気が上がっているたこ焼きの皿や、烏龍茶が注がれているコップをてきぱきとテーブルへと運んで並べていき。) ─── お待たせしましたー。お飲み物とたこ焼き詰め合わせになりまーす。 (笑顔でほかほか焼きたてのたこ焼きを両手で示してから、よいしょっと自分の席に腰を下ろす。お皿の上にはたこ焼きが10個。定番のソース、レモンポン酢、明太子(パスタ用のソース)、チョコソース、昆布のだし汁 でそれぞれ2個ずつ。紙製の仕切りがあるが、隣に滲み出ているのもまた醍醐味。鰹節と青のりは別の容器であり、好みで掛けるようになっている。) ─── さぁ、今は足湯に浸かりながら、ギラギラ亭自慢のたこ焼きをご堪能あれ! (お好きなのからどうぞと笑顔で薦めて。) (10/28-18:09:38)
香椎詩歌♀高等部2年 > (小突く仕草がどこか憎めなく見えるのは、きっと彼女の人柄なのだろう。それでも、彼女の性格とはまた別な所で眉を寄せてしまうのは、メニューのレパートリーを聞いたから。冷やし中華の勢いでたこ焼きを謡うのは最早嘘のようにも思える話だけど、実際にやっているのがこのお店なのだろうというのは今更疑うまでも無く。――それに美味しいし、と認めざるを得ないのも否めない、と若干複雑な表情になっていたのはさておいて。)……ええ。えぇ、そうね、頼む人いるわよね。というか知り合いにいたわ。(凄く知った顔も思い浮かんだ、というのもさておいて。)頼もしいわね――って、ぇなにそれ。(タブレットで表示されるメニュー、自体は別段珍しくもないけど、スライドされては消えていくページがバグのように真っ白になって、それでも何事か頼んでいく姿に、紫水晶の瞳を丸くして。所謂店員だけが知っている隠しページ、なのだろうけれど「……ぁ、でもムリにじゃないからね。次は普通でもいいから。」と、眉を寄せつつ付け足したりもしたけれど。正規のメニューじゃないのならば手間もかかりそう、と思案するくらいには小心ぷりも発揮しつつ。)………――。(注文を終える姿もまた勢いよく、小気味いい彼女が足を付けて吐息を零す様に、若干躊躇しながらも娘もまた足先を付けていく。――ちゃぷり、と水音を控えめに立てた後に、足先が包まれる温もりには、一瞬目を開いた後に、すぐに。)……ふ、はぁ……。(控えめに唇を開いて、顎先を少しだけ持ち上げて、鼻先から通り抜ける心地よさそうな吐息。努めて引き締めようとしている眉や眼も息と共に見る間に緩む。衣服を着たまま、あったかい湯に冷えがちな足先だけが包まれるという感触は、思いのほか気持ち良い。これだけでも満足しそうになりそうなくらいには、彼女が言う通り疲れも取れて、体中の血流が整えられそうな心地よさがあって。――だから、一瞬温泉席という言葉の意味を聞き違える。それはとても気持ちよさそう、なんて緩んだ頭で考えた直後に意味を知るから、傍からみれば緩んだ顔が不意打ち気味にいきなり驚いて、ぴくりと肩跳ね上げさせ。)――っ温泉!?え、って、男の店員も……っ!?(いた、わよね、と記憶を思い起こしながら。混乱する頭を示すように瞳が渦を巻き、頭に浮かぶのは、脚だけではなく肌を晒すなんて想像。顔を見る間に赤く染め上げつつも、ちゃぷり、と足先で湯を揺らす。――心地いい。)……~~…いないなら、それも、気持ちよさそうだけど…(或いは来なければ、とか、湯の暖かさ自体はまんざらでも無い様子。思考回路はあんまり回らずに返答しているけれど、とかしていれば、そろそろ注文も届く頃だろうか。) (10/27-21:43:29)
浅桜清良♀高等部2年 > (タイツを脱ぐだけで消耗したような気がするが、気持ちを改めて接客に専念。営業はスマイルは絶やさない。まだ本格的な寒さは到来していないが、朝晩は冷えるようになってこの時期の湯はとても心地良いものの筈。温まりたければ湯に浸からせ、必要なければ正座なり楽な姿勢で座れば良い。先ず寛いでもらう事が第一である新サービス故に、気が緩んでいる様子を垣間見れば心の中で拳を握って喜んで。) うちのお座敷で改造出来るのがこの部屋ぐらいだったから…というのもあるケド、本来は4人ぐらいに提供する事を想定していたからね。わたしとした事が『他のお友達も呼んでいいよ』と書き忘れていた事に、後から気付いたの。 (こいつはうっかり☆と右手を軽く握り、自分の額の辺りを小突いた。) ふふー、ギラギラ亭はたこ焼き専門店だからねっ。鍋にたこ焼きを放り込んだたこ焼き鍋とか、冷やし中華にたこ焼きを乗せて『冷やしたこ焼き始めました』とか、普通に宣伝しちゃうお店なのよ。 (彼女のツッコミもご尤である。めくるめくトッピングメニューの数々に負けず劣らず、サイドメニューっぽく記載されている個性的なメニューも存在感があり、メニュー表を眺めるだけでもお腹いっぱいになるかもしれない。未成年飲酒は禁止というルールは徹底しているようで、ほっと安堵してから神妙な顔つきで。) ──と、思うじゃん? 実はこの大通りは未成年飲酒が横行してて、あたかもオレ成人みたいな顔で平気で注文したり、高等部の制服姿でコーヒー頼むようなノリで注文してくるお客様が居るのよ。 (神宿の繁華街の大通りともなれば、治安が良いとは言い切れず。まさに眠らない街である故に、未成年飲酒や喫煙を普通に見かける。彼女はこういうところは真面目なので、心配する事もないだろうと微笑んだ。さて、注文する際に客の要望を聞くのも仕事なので、テーブル端に置かれていたタブレットを手に取ると、手早く操作しながら彼女へ視線を向けて。) ヘヘ── 詰め合わせとはお目が高い。メニュー表には無いけど、そこをどうにかするのがギラリスト! わたしにお任せあれ! 定番のソースとポン酢はマスト! あとはちょちょいと店長のオススメにしておくねっ。 ドリンクは烏龍茶で、2杯目からはお好きなの頼んでください!  (タブレットに表示されているページを飛ばしまくり、真っ白になっている部分をタップすると隠しページが開き、詰め合わせの内容をポチポチと選択していき、ドリンクはとりあえず冷たい烏龍茶にしてから、注文確定ボタンを押す。タブレットを置き、「ふぃー」と右腕で汗を拭う仕草をして注文完了。改めて彼女の向かい側の座席に座り込むと、素足を湯に入れて。) ……はぁぁ~……疲れが取れるぅ……。 (店員の立場を忘れて気を抜いた姿を曝け出し。ひと息吐くとテーブルに両手を乗せて、正面から視線を向けて。) ─── ちなみに新サービスはもう一つあってね。仮称として温泉席って言ってるんだけど、個室というかもう個室風呂で、言葉の通りテーブルを取り囲むような露天風呂になっている席なの。香椎さんは絶対断りそうだから、足湯席にしたケド。 (注文した品が運ばれてくるまでの間、寛ぎながら裏話を。) (10/23-22:27:10)
香椎詩歌♀高等部2年 > ………。(貴女がいるんですケド、とは言わせてくれなさそうな営業スマイル。若干眼が逆三角形になりそうになるけれど、今はそれ以外の感情でいっぱいいっぱい。脱ぎ終えた後も、畳の上に置かれる音と共に、眼を向ける。座り込んだ娘からすれば、丁度見上げるような状態で立ち上がる彼女の姿があり。ミニスカート状となっている制服の内側へと手が伸びれば、目線向けてしまうのは、動いているものを注視してしまうからこそ。そんな最中に捲り上がった布地が一瞬垣間見えたら、慌てて眼を反らして。――彼女の言う通り、普段ならばそれ程気にもしないけれど。)~~~~っわざわざ言わないでくれる……?(ドキドキするという彼女の言葉に紫水晶の瞳を見開いて、その後に反らし。妙に顔が熱いのは、彼女が変なことを言うからだと責任転嫁。それも調子が戻れば娘自身も同様に。六人がけともなる席の一角に座れば、個室とは言え広々としていて、閉鎖感はなく。)……何だか、随分と贅沢な気分になるわね。こんなに広い所、使わせてもらっていいのかしら。(座席に座り込んで足を入れたら、程よい暖かさの湯が足先を包み込む。末端神経が集中していて、とても冷えやすい足先が温もりに包まれる感触はとても心地良くて、ほわ、と吐息が一つ零れるくらい。タオルを言われてようやく彼女の方へと目線が向くけれど、彼女から気を抜いた様も見られていたかもしれず。)……それもう普通のプリンとパスタを出せると思うけど……うん。意地でもたこ焼きにするという意思は凄く感じるわ……。(世界のトッピングも、パスタもプリンも。その他たっぷりと書かれた数多の調味料や素材を、絶対にたこ焼きへとつなげる執念は最早天晴というべきものなのだろう。それが人気の秘密かもしれないけれど。そのページがドリンクコーナーへと向けば、はた、と首を傾げ。)飲まないわよ。当たり前でしょう?(未成年なのだから飲まない。とても普通のルールを、どうして言うの?と小首をかしげる娘の仕草は、性根をよく表したものなのかもしれず。他の友人も酒を頼もうとしていたような気もするから、むしろ娘の観念の方がひょっとしたらずれているのもあり得るけれど。ドリンクのコーナーから元へと戻れば、飛び込んでくるのは焼き立てたこ焼きのページ。)……何が良いかしらね。ソースと、ポン酢?これは普通に美味しそうだし、食べてみたいけど。(数多の組み合わせから眼を惹くのはやっぱり定番。元より其れが美味しかったのだから食べてもみたいのも事実、だけど。)これ、詰め合わせとかあるのかしら。それぞれの味を五個ずつ、だとお腹が持ちそうにない、し…(その場合は、選ぶものを厳選する必要があるだろうか。或いは座り込んだ彼女自身も食べるなら、分け合えば良い、というのもありそうだけど。) (10/22-20:58:46)
浅桜清良♀高等部2年 > (完全に場に吞まれている様子は目に見えていたので、活気づいている空間はそそくさと通過して、静かな座敷席へと案内する。和風の個室内まで来れば、少女も静かになり、彼女が落ち着くまで会話のテンポはゆっくりめに。サービス内容を説明しつつも、静かで自然な所作で道具を用意していく様は、手馴れているように見えるだろう。木製のトレイを差し出しつつも、一拍置いてハッとなり。) あっと、まさにその通りで御座います。 ─── 当店の新サービス、足湯席で御座います。何処かのお店で既にやっているのだと思われますが、うちの店でやってみてはどうかという意見が出まして。 (掘りごたつ式の席の下を覗き込めば、お湯が張っているのが見える筈。座布団に腰を下ろせば、膝下まで湯に浸かる事が出来る仕組み。人目を気にする様子を認めれば、にこやかな笑顔のまま軽く頭を下げてから、音を立てずに襖を閉め切り。) 失礼しました。これで誰にも見られないかと。 (澄ました顔で視線を向けたまま営業スマイル。つまり、あっち向く気はないですよと暗に告げながら促し、脱いだタイツがトレイの上に置かれると、正座のまま一礼して。) ─── それでは、私も失礼します。 (左腰に帯刀している灰色の鞘を掴んで畳の上に置くと、ごとりと重そうな音が鳴り。ゆっくりと立ち上がると甚兵衛風の制服の下──ミニスカートの内側に手を入れる。丈が短いのでタイツの裾を持って脱ぐ際に、黒のレースがチラっと見えるかもしれないが、同性の前なので気にせず脱いで素足になり、脱いだタイツを畳むとトレイの端の方に乗せるが。) ……何だろう。個室だとドキドキするね。オンナノコ同士なのに。 (ちょっとだけ気恥ずかしそうにミニスカート部分の裾を摘まむと、はにかむように笑う。如何わしい事なんてこれっぽっちもないんだけど、これが個室マジックかと戦慄。すぐに調子を取り戻すと、テーブルの傍に腰を下ろし、6人用席の一番下座の座布団に座るよう促して。) ささ、こちらでごゆっくりとお寛ぎ下さいませ。タオルはここに置いておきますね。 (彼女が座ってから足拭き用のタオルを差し出して、見届けてから少女はその向かい側の席へ移動し、座布団の横で立膝の体勢でメニュー表をテーブルの上に広げて。) メニューはこちらになります。改めてご説明しますと、当店のメニューは全てたこ焼きになります。世界中の調味料、トッピング材料を揃えており、お一人様3種類まで選択する事が可能です。 ─── 要するに、自分好みのたこ焼きを堪能しよう!って事ね。ちょっと飽きてきたら口直しに他のメニューを注文するお客様もいるよ。たこ焼きパスタとか、たこ焼きプリンとか。 (メニュー表の最初のページはデカデカと焼きたてのたこ焼きの絵があり、5個入りから20個入りまであり、その次のページからびっしりと調味料名とかが記載されれている。メニュー表は当然彼女の方へと向けられて、1ページずつ捲って説明。ドリンクのページを開いたところで顔を上げて。) あ、うちで置いてるお酒は美味しくてオススメなんだけど、香椎さんは未成年だから駄目だよ? ソフトドリンクも一通り揃ってるから、こっちで我慢してね。 (ギラギラ亭は優良店なんです、と営業スマイルでやんわりとご説明したり。) (10/21-14:44:55)
香椎詩歌♀高等部2年 > (暖簾をくぐり真っ先に見えた世界は、バイト先で見ていた慌ただしさとはまた異なるもの。人の熱気や賑わいは、喫茶店にはないものだから。――そして其れ以上に、美味しそうなソースの匂いが立ち込めて、思わずスン、と鼻を鳴らし。それを堪能するように吸い込む、よりも前に元気な声に思わず肩を跳ねさせて。)ふぁっ!?…ぁ、ちょ…っ(改造した甚平姿のような衣装に身を包んだ少女に両手をとられ、思わず身体ごと上下に揺らされた娘が素っ頓狂な声をあげる。完全に場に呑まれて、驚かされて、さらに勢いよく手を取られたのだから、紫水晶の瞳が混乱で渦を巻く。唱和される「らしゃー」の声色に何語!?ってなりながらも、そのまま案内される儘奥へと足を進めていき。)……座敷。……へぇ、そうなの。こういう所もあるんだ……。(あのままの熱気でいたらそれこそ倒れてしまいそうだったけれど、静かになってきて、和風の趣きのあるフロアとなれば幾分か平静を取り戻す。こっそりと深呼吸して落ち着き払う様を見せつけつつ、未だに無い胸の奥がざわついているのはひた隠す。少なくても、娘の主観では。実際は動揺して瞳が泳ぐ様はそのままだったけれど。)アンケートは全然良いけど……あ、おこたなんだ。(促されるままに靴を脱ぎ、座敷席へと足を進め。そんな作りそのものが初めてである娘からすれば、座敷席そのものが新鮮であり、掘り炬燵の仕組みも、暖かそうな湯気も初めて見る……けど。)タイツ!?……何で脱ぐ必要が、って、これ……足湯??(湯気立つとうならば、お湯があるという事。座して湯につけるというのは、それこそ足湯の仕組みだろうか、と首を傾げた、けれど。)……とりあえず、あっち向いてくれないかしら。(知らぬ顔じゃないけれど、タイツを脱ぐ様をにこやかな笑みの前でというのは妙に恥ずかしい。眼を右往左往とさせながらも、営業スマイルを浮かべられるならばそれまでだし、何より、同性。足湯の前で脱ぐのは別段自然、な筈。……等と流されるまま、促されるままにスカートの内側へと指を差し入れて。腰を浮かせて、タイツの裾を両手で持って、スルスルと脱いでいく。外気に素足を晒すのがどことなく心もと無いのは何故だろう。そうして、脚を内股にぴたりと閉じながらも、トレイの上に脱いだタイツを畳んで、差し出す。「~~~~~」と唇をもごつかせて若干眼を反らしつつ。羞恥する自分がおかしいのか流されているのか、「っしゃせー」の声色と勢いのまま運ばれてきた娘には判別がつかないようす。) (10/19-21:10:25)
浅桜清良♀高等部2年 > (暖簾を潜れば活気溢れる店内の様子も見える筈で、たこ焼き屋というより居酒屋のように人の声や音でいっぱいの空間を目の当たりにするだろう。列に並んでいる客達が順に店内に入っていき、接客慣れしている若い店員達が流れるように座席へと案内していく。そんな中に迷い込んだ少女も、店内を見回して間もなくして迎えられる訳で。) らっしゃっせー! (元気な声をあげながら小走りでやってきた少女は、招待していた友人を見つけると、営業用ではなく本気で嬉しそうなスマイルを見せて。) 香椎さんっ! いらっしゃいませ! ── ささっ、香椎さんの席はこちらでーす。(ぺこりと頭を下げると、彼女の両手を取って嬉しそうに縦に振り、手を離すと店の奥の方へ片手を向けてから歩き出して、カウンター席やテーブル席を通過し、奥にある個室へと案内しながら。) モニター様来ましたー。お一人様ごあんなーい! (いえーい!と右手を突き出しながら元気に声を上げると、店内の彼方此方から他の店員達の「らっしゃいませー!」という声が響く。 ─── いくつもの個室があるエリアは、喧騒に包まれるカウンターやテーブル席とは異なり、割と静かな空間。歓声が聴こえない訳ではないが、個室に入れば幾分マシとも言えよう。襖を開けると先に上がるよう促して、彼女に続いてブーツを脱いで畳が敷かれている部屋に上がり。) 新サービスを試しているのは、このお座敷席なの。寛いで貰いながら、うちのメニューを堪能して貰うっていう内容。もちろん、お代は要らないよ。最後にアンケートには答えて貰うけど。 (畳の上で正座し、内容について軽く説明する。和風の座敷席は、居酒屋によくある座敷席のようだが、テーブルの下が掘りごたつになっており、足を伸ばせる造りになっているのだが、よく見れば微かに湯気が上がっているのが見えるだろう。) ─── ささ、タイツを脱いで素足になって下さい。 (少女はにこりと笑うと木製のトレイを差し出して。) (10/16-20:11:04)
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