遊び方

参加手順

架空学園系PBCサイトGar Eden(以下、当サイト)に参加して遊ぶ方法は、とても簡単です。

・規約と世界観をよく読み、理解する
規約を御覧になって理解できない、同意できないという場合は残念ながら当サイトとは御縁がありません。
世界観も、一通り目を通していただけるとキャラクターを創りやすくなると思われます。
規約に御納得いただけましたら次のステップに進みます。

・私書箱を開設する
当サイトでは、全ての参加者はキャラクターを名簿に登録していただきます。
その際、私書箱の記載が必須事項となりますので上部にあるメニューより私書箱を開設してください。
運営者に御意見御要望などがある場合も基本的に私書箱を用います。

・名簿にキャラクターを登録する
上部メニューより名簿に移動し、貴方のキャラクターを登録してください。
性別も年齢も異能も自由に設定していただいて結構ですが、PBCというのは御相手あってこその遊びです。
また、当サイトでは戦闘をダイスにより判定しますから
システム的には全てのキャラクターの戦闘力に差違がありません。
御相手と絡みやすい設定、持て余さない能力を設定する事を推奨いたします。

・チャットルームに入室する
準備完了です!
上部メニューよりCHATに移動して、ガルエデンの世界に飛び込んでください。
誰もいない部屋に入室して誰かを待ちながらソロで物語を綴っても良いですし、
他の誰かが既にいる部屋に入室して共に物語を紡いでも良いですし、
楽しみ方は貴方次第です。

当サイトにおける時間経過

当サイトにおける時間経過は俗に言うサザエ式で、具体的には以下のようになります。

・季節は巡る
日々の時間はカレンダー通りに進みます。
春夏秋冬と季節も移り変わります。
ただし厳密にリアルタイムに合わせる必要はなく、例えば真夜中にチャットルームに入室しても
昼間であるようにロールを行う事は自由です。

・新しい年も迎える
2019年12月31日の次は2020年1月1日になります。

・しかしキャラクターは歳をとらない
16歳のキャラクターならば、毎年◯度目の16歳を繰り返します。
進級する事も基本的にありません。
ただし何らかの理由を付けてキャラクターの学年を変更する事は
個々の参加者様の自由です。

・キャラクターの時間認識
高等部1年生のA太くんとB子さんが11月に恋人同士になったとします。
次の4月を迎えるとにA太くんとB子さんは共に進級する事なく、高校1年生のままです。
そしてA太くんとB子さんは当人達の意志により破局していない限り、恋人同士のままです。
「俺達、高1の11月から付き合ってるから今月でもう5ヶ月目だね」
というような会話を行うと時事系列に矛盾が生じますけれど、これはサザエ方式に共通する問題で
そのような話題は避けていただくか、或いはメタ的に楽しみ流していただくという形になります。


サザエ式と非サザエ式にはどちらもメリットとデメリットがありますが、
当サイトがサザエ式を採用している理由は、以下の通りです。

・参加頻度の低い方でもじっくりお楽しみいただきたい
リアルの御都合などであまり参加できない場合に
時間経過で進級してしまいキャラメイク時の構想が実現できない事態を防ぐ意図があります。
愛着のあるキャラクターを使い続けられます。

・加齢による容姿の変化への考慮
メーカー系にしてもイラストレータ様に依頼するにしても、
例えば中等部1年生として作ったキャラクターが大学部まで進学する場合に
容姿の成長は避けられず、肖像の適切な更新が困難ではないかという懸念によるものです。

・新陳代謝の必要性の薄さ
学園系PBCの多くは進級により卒業を迎え、自然にPCが新陳代謝されます。
しかしガルエデンは中等部から大学院まであるので、卒業による新陳代謝の効能が相対的に薄いと言えます。
キャラクターの休止については「任務で遠方に赴いた」などとする事で可能です。
このような理由ならば「紆余曲折あって帰還」など任意で復帰する事も容易です。

キャラクターの作り方

当サイトでは、人類から悪の秘密結社呼ばわりされているアウターエデンの学園である
ガルエデンの関係者として御参加いただきます。
代表的な分類を以下に記載しておきます。

・学生
それぞれ様々な事情からアウターエデンに身を寄せ、ガルエデンに通います。彼等こそは、ガルエデンの主役です。
アウトサイド達には様々な事情があり、学力も能力も千差万別ですから年齢と学年は関係ありません。
年齢一桁で大学院生などというのも不可能ではないという事です。
アウターエデンはアウトサイドの家族や理念に賛同する者も受け入れていますが、
ガルエデンの学生は原則として特異性能力保持者だけです。
将来的にエクストラとの戦闘も想定される事、複雑な環境にある者が多い事、
そしてアウトサイドの自律自尊を掲げるアウターエデンの理念の影響もあって、
学生同士での手合わせ――それは尋常な仕合だったり血みどろの喧嘩だったりしますが――も日常茶飯事です。

・教職員
ガルエデンで教鞭を執る者達の他、学食や購買部で働く者、保険医や司書などもこれに含まれます。
アウトサイドとしての様々な知識や技能を教える特異性能力保持者の教職員と、
一般教養や人類との接し方などを教える一般人の教職員が存在します。
どちらにしても教職員は、学生との戦闘も教職員同士での戦闘も禁じられているのが大きな特徴です。

・スパイ
人類のヒーローである“エクストラ”も、その本質はアウトサイドと同じ特異性能力保持者です。
アウターエデンと敵対する各国の様々な組織が、エクストラを潜入捜査員として派遣してくる場合があります。
ただし、これまで重大な情報を持って無事に帰還できたエクストラは存在しません。
その正体が露見した場合は、あまり明るくない未来が待っているかも……。

・技術交流生
特異性能力保持者を研究したいという企業や組織は数多く存在しています。
しかしエクストラは国家の財産として管理されていますから、そのような組織はアウターエデンと協定を結び
ガルエデンに人員を派遣する場合があります。
それは人造異能者であったり、異能者に匹敵する強力なサイボーグであったりするかも知れません。

・異世界からの来訪者
この世界と並列して存在している多種多様な世界。
それらとの境界が何らかの原因で揺らいだ時、異なる世界が繋がって住人の往き来が発生する事があります。
そのような異世界からの来訪者が一目でこの世界の生物と異なる容姿であれば、ただちに露見し捕縛命令が出る事でしょう。
人間そっくり、あるいは異世界の人間そのものだとしても、特異性能力保持者と認定されてしまえば
国家権力に従うか追われるかの選択を迫られます。
そのような異世界からの来訪者も、同じまつろわぬ民としてアウターエデンは受け入れています。
もちろん希望するならガルエデンに通うことも可能です。

作成時に配慮していただきたい特異性能力

当サイトのキャラクターの大半は、特異性能力あるいはそれに準じる何かを保有している筈です。
それぞれのキャラクターがどのような能力を秘めているのか、それは大きな個性と言えます。
どのような能力でも想像力のままに御自由に……と申し上げたいところではあるのですけれど、
ロールというのは御相手があってこその遊びです。
取り扱いに注意しなければならない能力というのもありますから、それについて述べます。

・常時絶対無敵
論外です。当サイトは主人公がチートで無双する場ではありません。
公正なダイスによって成否判定が行われますから、常時絶対無敵というのはシステム的にあり得ません。
ただし、“一瞬だけ無敵に近いレベルまで防御力を高め、相手の攻撃にタイミングを合わせる事で無効化する”というような
常時でもなければ絶対でもない防御能力につきましては、これを制限するものではありません。

・回避不能絶対命中一撃必殺
論外です。当サイトは主人公がチートで無双する場ではありません。
公正なダイスによって成否判定が行われますから、回避不能絶対命中一撃必殺というのはシステム的にあり得ません。
ただし“極めて高い火力を持つが鈍重”というようなキャラクターを表現する為に
“1ポイント目は敢えてダメージを与えるような描写を行わず、2ポイント目にまとめてダメージ”というような
表現につきましては、これを制限するものではありません。

・完全コピー能力
相手の異能や体術をコピーする能力者というのは創作物でも結構良く出て来ますが、PBCにおきましては注意が必要です。
それというも、誰の能力も完全にコピーできるという事はその全てに対して上位互換と宣言するも同然であって、
他の参加者の皆様を相対的に軽んじる行為と映るからです。

・不老不死
当サイトの規約で、キャラクターは死亡・殺害・自殺行為を禁じています。
そのような意味でシステム的には全員が不死とも言えますが、設定として不老不死であるというのは話が異なります。
当サイトで死が禁止事項なのは、安易に死を扱うロールを行うことで死が陳腐化する事を忌避するからです。
不死能力は、まさにこの死の陳腐化そのものですので、大変申し訳ありませんが御遠慮ください。
老化は遅いが進行している・特異な再生能力を持つなど、“死ににくいが死なないわけではない”というような
設定につきましては、これを制限するものではありません。

・催眠や洗脳
相手の精神に干渉し、意のままに操る系統の能力も取り扱いが非常に難しいものです。
熟練者が互いの合意のもとに行う場合は背徳的で淫靡なロールにもなりますが、
戦闘用にダイスを用いて行使する事は高確率でプレイヤー同士のトラブルに発展しますから御遠慮ください。
ただし“意に沿わない行動、意に沿わない描写を強要される事に興奮する嗜好を持つ者が合意の上”で
催眠や洗脳ロールを行う場合に限り、これを制限するものではありません。

――色々と述べましたが、要するに。
当サイトにおきましては、どんなに大仰な設定であってもシステム的な優遇は存在しません。
時間を止めようとダイスで負ければ気合いで破られてしまいますし、
空間を遮断してもダイスで負ければ投げられた小石にさえ貫通されます。
よほどの熟練者でない限りは、勝つ事も負ける事も不自然ではない能力にしておく事が
円滑なロールの為に有益と言えるのではないでしょうか。

御遠慮いただきたい行為

当サイトは皆様の自由な発想でのびのびと遊んでいただきたいと願っています。
ただ、以下のような行為は御遠慮ください。

・他の参加者への影響が甚大なロール
アウターエデンの上層部の命令という形で何かを強要する等がこれに該当します。
組織の力をちらつかせるロールそのものは問題ありませんが、それに従う義務は誰にもありません。

・アウターエデンの敗北や神宿の陥落

神宿は当サイトのメイン舞台です。
他の参加者のキャラクターも数多く暮らす街ですから、ここを独断で滅ぼされると非常に困ります。
“他の参加者への影響が甚大なロール”に該当する為、御遠慮ください。

・神宿の存在が完全に露見する
世界観にも記載してあります通り、アウターエデンはアウトサイドのコミュニティの一つに過ぎず
世界を敵に回してまともに戦える戦力は保有していません。
存在が明るみになる事は“アウターエデンの敗北や神宿の陥落”と同義なので、正規軍が侵攻してくるなどのロールは御遠慮ください。
攻めてくるという懸念を抱くロールを行う事はもちろん自由ですが、それが現実になる事はありません。

・NPCを用いて特定の立場の参加者を貶める行為
NPCは適切に用いればロールのアクセントになり表現の幅が広がります。
しかし自分や自陣営を持ち上げる為に用いる事は、相対的に他の参加者を貶める事になりがちです。
アウトサイドがエクストラを、エクストラがアウトサイドをNPCとして用いる場合は特に御注意ください。
キャラクターが個人としてであれば、誰にどのような感情を抱くのも自由です。

・他の参加者の設定に無断で干渉する行為
他のPCの肉親や生き別れの友人、上司や部下などを無断で作成する事は設定に大きく関わります。
そのような場合は必ず事前に私書などで許可を得るようにお願いいたします。


バトルシステム(公式ルール)の基本

当サイトでは、行動の成否判定にダイスを使用します。
一般的なロールにおいてトラブルの原因となりやすい成否判定に、公平なダイスを用いる事で
これを未然に防ぐと共にスムーズなロールを実現する為です。

・戦闘に使うのは6面ダイス
戦う両者が6面ダイスを1つずつ振って、出目を比べて大きい方が相手のライフを1ポイント削ります。
同数の場合は相討ちで、両者共にライフを1ポイント失います。

・ライフは2ポイント
キャラクターは2ポイントのライフを持ちます。
先に相手のライフをゼロにした方が勝者となります。
同数による相討ちで両者同時にライフがゼロになった場合、その仕合は引き分けです。

具体的な流れとしては以下のようなものになります。なおロールは極限まで簡略化してあります。

対戦者A:先制攻撃だー!(真正面から顔面に殴りかかる)
対戦者Aのダイス目 5
対戦者Bのダイス目 5
対戦者B:なんだとカウンター入れてやる!(Aのパンチに対してクロスカウンターを狙うが両者の拳は同時にヒット)よくもやってくれたな、お返しだ!(殴られながら間合いを詰めて踵落としを叩き込もうと)
対戦者Bのダイス目 3
対戦者Aのダイス目 2
対戦者A:痛み分けかよ……って、うわー!(体勢が崩れたところに踵落としを肩に受け、鎖骨が折れる)痛い痛い降参!
対戦者B:危ないところだったぜ……。

最初の攻防は5と5で引き分けなので両者ライフ-1。次の攻防はBが3でAが2なのでAのライフが-1。
これによりAのライフがゼロになりましたから、仕合はBの勝利です。
ただし上記の流れは戦闘の基本ルールの解説でしかありません。
次の項目で、より奥深い戦闘を可能にする「切り札システム」について説明いたします。

切り札システム(公式ルール)

ダイスバトルは成否判定を乱数という公平なシステムに委ねる事でトラブルを防ぎます。
しかしダイスバトルにも欠点があります。それは、キャラクターの意志とダイスの出目が一致しないという事です。
たとえば全力をこめた必殺の一撃のつもりだったのに、出目が1だと悲しいですよね。
他にも、自分のキャラは回復系の異能があるのに戦闘で表現するのが難しい。あるあるです。
そんなやるせなさを、全体としての公正さを維持したまま、ちょっぴり解決するかも知れない画期的な仕組みが“切り札システム”です。

・切り札は1仕合につき2枚
全てのキャラクターは、1仕合につき合計2枚までの切り札を使用する事が可能です。
切り札は1枚ずつ使う事も、まとめて2枚使う事もできます。
使用する際は自分のダイスを振る直前に、それを宣言しなければなりません。
効果は以下の通りです。

・1枚使用でダイスの出目に+1
切り札1枚で補正効果を使用すると宣言してからダイスを振る事で、その出目の数に+1の補正を加えられます。
出目が1なら2として、5なら6として扱われるという事です。

・2枚同時使用でダイスの出目に+2
切り札を2枚まとめて補正効果を使用すると宣言してからダイスを振る事で、その出目の数に+2の補正を加えられます。
出目が2なら4として、6なら8として扱われる事になります。

・2枚同時使用でライフを+1
切り札を2枚まとめてライフ増加効果を使用すると宣言してからダイスを振る事で、ライフを+1できます。
これを使用した相手に勝利する為には、ライフを合計3ポイント削る必要があるという事です。
(ライフはゼロになった瞬間にバトル終了なので、ゼロになってからライフ+1を使用する事はできません。)

(切り札は使用を宣言したタイミングで「直後の出目への補正」や「ライフ増加」処理が発生し、その後にダイス勝負の処理が行われます)

このように+1補正・+2補正・ライフ+1を任意のタイミングで使用する事で
必殺技や回復、並外れた耐久力などキャラクターの個性や戦術を活かした戦闘が可能になります。

公式ルール以外での戦闘

当サイトにおける公式の戦闘ルールは上記の通りです。
しかし
・御相手と事前に合意の上でのシチュエーションである事
・その合意を他の参加者にも判るように明確な形で示す事
を満たすなら、当事者同士で独自のバトルルールを用いても結構です。
ダイスを用いる事なく、ロールバトルを行っても構いません。

ただし、名簿における勝敗表記は公式なものですから、公式ルールでの戦績のみを御記載ください。
各種イベント等で勝敗をカウントする場合も、特段の記載がない限り、公式ルールでの戦闘結果のみがカウントされます。

神宿区外でのロール

当サイトの基本的な舞台はアウターエデンの本拠地である神宿区内です。
しかしキャラクターによっては様々な理由で、神宿区の外で活動を行いたい事があるかも知れません。
その場合、次の注意点を御考慮頂ければ可能です。

・サイトの規約は神宿区の外であろうと変わりません
つまり明確な殺人や死亡描写などは禁止です。

・世界状勢に大きく影響するような事も御配慮ください
大がかりな行動や対立により神宿区の露見などという事態になりますと、
他の参加者様のロールにも影響を及ぼし、これを縛る事になってしまいます。

上記の注意点を遵守していただけるなら、
神宿区の外において諜報活動その他を行っていただいて問題ありません。